【2012年夏】トルコの旅～その２：セルチュクからプリエネ・ミレト・ディディム遺跡へ～

2012/08/04 - 2012/08/12

旅のメイン・エフィス遺跡に行く前に、ゲストハウスで申し込んだプリエネ・ミレト・ディディム遺跡の１DAY　TOURに参加。古代ヘレニズムの時代の薫りを全身で感じてきました。

エリア セルチュク(トルコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.0

早朝、宿の側のモスク

宿でターキシュブレックファーストを頂きます。
この時期、果物が特に美味しい。

私たち夫婦とフランス人の若いカップル、中国人のおじさんの5人のメンバーで本日のツアーがスタート。若いトルコ人女性ガイドさんの案内で、最初の訪問地プリエネ遺跡へ。

この遺跡は集落からも離れた、かなり辺境感ある立地。

イオニア人（ギリシアからエーゲ海沿岸の小アジアへ移住した人々）の遺跡の中でも良く残っている遺跡の一つです。

美しい柱が見えて来ました。

プリエネ遺跡最大の見所「アテナ神殿」

美しい大理石の柱

見晴らしの良い高台に築かれた遺跡

いつまでも見飽きません。

続いて円形劇場へ

小振りな規模ですが、保存状態良好。

今すぐ使えそうです。

VIP席

続いて多くの哲学者・自然学者ゆかりの遺跡ミレトへ。

しかし、大分暑くなってきました。
この時期、気温は40度近くあるんでしょう。
日本と違って乾燥しているので動けるのですが、水は常時携帯必要です。

エロスのレリーフ

ミレト遺跡の円形劇場

25000人収容可能な大規模な劇場

劇場の奥の通路へ入ります。

ひんやり涼しいです。

静粛な空間

劇場の頂上から遺跡を見渡します。

色々な遺跡が点在しています。

人々が集まったアゴラの跡

ミレト遺跡の跡、皆でランチ。

中国人おじさん、フレンチカップルと一緒に。

ここでアクシデント発生。
トルコ人ガイドさんが体調不良となり、要休息の状態となった為、最後のディディム遺跡は我々だけで行く事になりました。
暑さのせいかな？

ディディム遺跡の全体像。
ここは他の二つの遺跡と異なり、街中にあり、ツーリストの数も多いです。

入り口にある有名なメデゥーサのレリーフ

古代世界でギリシア・デルフォイに次ぐ宣託所であったディディムのアポロン神殿。あのアレクサンダー大王も遠征の途中、神託を受けたそうです。

かっての華やかなりし時代がしのばれます。

スカイブルーの空と大理石の白さのコントラストが美しい。

迫力あります。

アポロン神殿の中庭

しばし見とれるだけ。

様々な美しいレリーフが

中庭でもう一枚

私自身の記念に

どうやって積み上げたのでしょう？

崩壊した柱。

ツアーを終え、セルチュクで生オレンジジュースを頂く。
乾いた体に極甘のオレンジ、最高に美味しいです。

晩御飯を食べに宿近くのレストランへ

セルチュク名物のチョップシシを頂きます。
ビーフの串焼きと言ったところ。
ビールに良く合います。

ゲストハウスの正面から。
乾燥して、爽やかなセルチュクの夜です。