銀閣寺

2012/08/25 - 2012/08/25

銀閣寺に行ってきました。

日本文化に貢献した「室町幕府８代将軍足利義政」が造営。

写真は「銀閣」と「向月台」です。

地味ですが、趣（おもむき）の感じる場所でした。

エリア 下鴨・宝ヶ池・平安神宮(京都)

最寄駅の　「出町柳駅」　からバスで向かいます。

バス停から　「哲学の道」　を通って「１０分ぐらい」　でしょうか。

哲学の道は琵琶湖疏水支流沿いにあります。

朝一番の観光なので店も開いてません。

そんなに広くない境内です。

「総門」　。


「蟹真黒」　の石畳が続きます。

「銀閣寺垣」　です。


５０メートルの長さ。

大人　「５００円」　。


え！　金閣寺は４００円だったよ〜。

正式名を　「東山慈照寺（とうざん じしょうじ）」　。


金閣もそうですが、義政（義満）が亡くなると、「殿」　から　「寺」　になるみたいです。

入った所には、「庫裏（僧の住居）」　があります。

ちょっと歩いただけで　「銀閣」　が目の前に。


銀閣も正式名を　「観音殿」　と言います。

「東山文化」　の代表的建築物。


下層は　「心空殿」　といって　「書院造り」、「腰高障子」　。


上層は　「潮音閣」　といって　「唐風」、「花頭窓」　。

「正面８.２メートル」　。


「奥行７.０メートル」　。


外壁に　「黒漆」　は塗られています。

「向月台（こうげつだい）」　です。


高さ　「１８０センチ」　と意外と大きい。


「花崗岩」　が細かく砕けてできた「白川砂」　でできてます。

「庭職人」　のお遊び心で作ったと言われてます。


「月光」　を　「反射」　させその明かりで庭を愛でるように造られたなどといわれています

室町幕府８代将軍「足利義政」　が創立。


「応仁の乱」　を招いた無能な将軍と評価されてます。


「日野富子（３大悪女の１人）」　が妻です。


「日野富子」　は日本史上で最も悪女と言われてます。

足利義政は、応仁の乱で民が疲弊しているにも関わらず、臨時に重税を課し、銀閣を作りました。


民は苦しみましたが、文化は栄えました。

「方丈」　です。


現在の本堂となってます。


江戸時代のもの。

向月台は　「富士山」　を表してるとも言われてます。

白い砂を使っているのは、「太陽や月」　の　「光の反射」　を楽しむため。

「銀砂灘(ぎんしゃだん）」　です。


中国の　「西湖（世界遺産の庭園）」　を模しているそうです。


「波」　を表してるんですね。

「国宝」　の　「東求堂 （とうぐどう）」　です。


「東求堂」は現在の　「和室」　の原点とも言われてます。


「床の間」、「畳」　等々。

床の間は、「付書院」、「違い棚」　から派生。


畳は、この時代に部屋全体に敷かれるようになりました。　

「錦鏡池」　です。

金閣寺より銀閣寺は落ち着きます。


個人的にも銀閣寺がお気に入り（歳をとったかな）。

銀閣と東求堂は　「室町時代」　当時の建物です。


この２つのみが銀閣寺にある国宝。

裏側です。

「洗月泉」　です。

「数種のコケ」　も見どころです。

高台に登れます。

高台からの眺め。

「方丈」　と　「銀砂灘」　。

「大文字」　が見えます。


ちょっと感動。

出口にお土産も売ってます。