2011/09/21 - 2011/09/24
155位(同エリア1577件中)
メイリンさん
日本→上海→西安→上海→日本
日本→上海の旅行記
http://4travel.jp/travelogue/10674494
寝台列車の旅行記
http://4travel.jp/travelogue/10675064
19時10分発、翌朝9時に西安に着くはずだった夜行列車、しかし翌日の昼を過ぎてもたどり着かない…。
山門境というところで停車したまま何時間が経っただろう?
寝てるか起きているしかない状態で時間だけが過ぎていく。
別室のご夫婦が山体滑坡(地すべり)で線路の上に土が被さり遅れているって言っていた。午前3時半、いきなり、動き出した。
いつ着くのか、聞きに行く。「バンガシャオシー」と帰ってきた。
30分!同室のイギリス人に伝え、慌てて用意。
隣室の西安人が、着いたらどうするんだい?もしよかったらこの夫婦と一緒に乗り物に乗るからあんたも行くかい…その提案に乗ることにした。
駅に着いた。午前4時!
切符を見せるんでしょう?と言うと、こんな時間だから見ないよ、と西安人は言う。4人で出ると、旅行会社の人やら迎えの人やら…とにかく人だかり。
人ごみを抜けて、西安人が三輪オートに交渉してくれ、ぎゅうぎゅうになりながら4人で乗り込んだ。私の宿まで案内してもらい、お別れした。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- 中国国際航空 中国南方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
宿であるユースホステルに入るけど、午前4時…大丈夫だろうか^^;
運よく入って、名前を告げるとなんと予約は取り消されてはいなかったらしく、
100元のデポジットを払ってベッドにもぐりこんだ。
ここの4人ベッドは海外のサイトで申し込んだが女性専用室、ロッカーつきで前金払い1日60元。
私は非会員なので普通に予約すると1日70元。それでも日本円にして840円。安い! -
起きたら9時だった。ユースホステルの内部をパチリ。ステキな感じ。
とりあえず近くの銀行でお金調達。心に余裕できたなぁ。
宿に戻って旅行部の人に電車の切符を頼んでおいたはずだけど、
と言ったけど、上手く伝わっていなかったらしく取れていなかった。
まぁ、あの状態じゃ上手く取れたとしてもいつ着くかわかったもんじゃないな…。
鎮江に行きたかったけど、折角の西安だし、諦めることにして潔く飛行機をお願いすることにする。
23日の飛行機をお願いし、コミコミ970元(=11,640円)の南方航空を選ぶことに。発行手数料なしという優しいお兄さんに感激。上海に帰れることにホッとし、あと2日ここに泊れますか?と聞くとOKをもらえ、140元を払う。
見たところ、客層は殆ど欧米人のようだ…。
部屋に帰るとアジア系の人が身支度していた。韓国の学生さんだと言う。
英語は少ししか話せないって言うと沈黙状態になったんだけど、中国語で質問すると中国語で話せるの?とこれまた中国語で返ってきた。なんとか会話が成立。彼女は夏休みを利用して中国1周の旅をするらしく、もう今日行くのだと言う。彼女にも「え?結婚してるの?旦那さんは一緒じゃないの?」と聞かれ、電子辞書で出不精の文字を見せると突然分かったと言って笑い出した。
お菓子を与え合って別れた。
そのあと飛行機のチケットを無事に戴き、さて、あと半日あるしどっか行こう!やっぱり…兵馬俑以外にないじゃないかここは!
と言うわけでバス停に向かう。 -
とりあえず西安駅行きのバスに乗り込んだ。中国のバスはとりあえず1元と思い、用意していたらなんと0.5元(=6円)だった@@(後で知ったけど603線の2階建てのバスだけがそうだったようだ)
先払い式。5角コインは財布の中で、後ろもいるしすぐ出てこないので仕方なく1元入れ駅へ向かった。
これは途中で撮った鐘楼のはず…(西安中心部です)鐘楼 建造物
-
西安駅に着くと、人はいっぱい、バスもいっぱい。自分の立ち位置も良くわからなくなって、ぐるぐる頭が回るよう。適当に歩いていくと、迷子っぽくなってしまった。
ユースホステルで韓国人に教えてもらった、いくつかの路線番号のバスを探す。
でも全く見つからない。コリャ違う方向に歩いているな…
公安がいたので聞いてみると、とにかくどっかを右というので、先に進むと、西安駅。
西安駅を右に曲がれってことか!おお、バスがあるぞ!
兵馬俑に行くの?という誘いの声は一切無視してバスに直行!
見つけた遊5バス!
「これ兵馬俑行きバスですか?」「乗って!」よっしゃ!西安駅 駅
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後ろに乗り込んで、少しするとバスは一杯になって出発した。お金はいつ払うんだろう?女の人が何か熱心にアナウンスしてる(言ってることはさっぱりわからない)
しかも話しかけてきたが答えられない><
でも後ろの人に「オーコノヒト中国語理解できないね!きっと韓国人ですね!」って言ってるのは分かった!
このおばちゃんに7元払って、1時間バスに揺られ、つきましたよ兵馬俑!
おおーでかい@@
果たして前情報にあった日本の大学の学割は本当に利くのか…
110元→55元になった☆
(中国って観光料金は高いのね^^;)
そのあと機械に2回ぐらい通され、学生証見せろって言われ、無事通過。
何か毛皮売ってるぞ…。ってあれは、犬の毛皮じゃないんだろうか…。
聞いてみる?コレ犬の毛皮ですかって聞いてみる?
…
勇気が出来ませんでしたorzカメラさえ壊れてなければ…。
これは携帯のカメラで取った入口の写真です。入場券購入場所からすごい歩かされた…ちなみに更に金を払うとミニバスみたいのに乗って入口まで行くことができたらしい。秦始皇帝陵博物院 (兵馬俑) 史跡・遺跡
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中はとにかく広いの一言。
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1人ひとり顔が違うんだよね確か…
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向こう側がすごい遠いなぁ
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チーバくんも大喜びです!(ホントについてきたww)
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かっこいい
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帰りは行きに乗ったバスが見当たらず、西安行きと叫んでいた小さいバスに乗ってみた。カンフーの番組を流していた。料金8元(=96円)。
西安駅について一応上海行き列車の空席を眺めていたが29日に至るまで「无」の文字が並ぶ。あるのは無座ぐらい…。無座というのは座席指定のない席のことである。でも中国の電車は全席指定。つまり満員でいる以上は降りる客がいるまで立つしかない席の事を指すんだけど、そんな席は辛すぎます。西安駅 駅
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これは汽車と書いているけど、汽車というのは日本語では自動車のことを指すので、
おそらくバスターミナルなんだろうなと思う(違うかもしんない) -
宿に戻る。さてどうしよう?
列車で同室の人が薦めていた回民街というところに行ってみることにした。
回民街は西安の中心地にある(さっきの鼓楼のところ)。
名物らしいカオヤンロウ(羊肉を串刺しにして焼いたもの。)というものを食べてみたかったが、外で焼いている人に食べたいというも、店に入れと言う。中国人民が睨んでいる気がして中に入れなかったorzなんてチキンなんだ…
ぶらぶらしていたら、いかにもイスラームな感じのお兄様がカオヤンロウを焼いているではないか!一本10元はどう考えても高いが大きさもそれなりだったので一本購入。おお;;これは美味い!!
その後も屋台食べ歩き!カステラっぽいおやつを食べたり、梅ジュースみたいなのを飲んだり、柿のお饅頭みたいなのを食べたり♪満足して帰宅。宿にあるパソコンを使ってネットを見たり夫に連絡して就寝。 -
次の朝は宿にあった自転車を借りることにした。
借り賃20元と200元のデポジットを払って自転車に乗った。宿の近くにあった建物をパチリ。
地図を適当に見ながら進むと住宅街に入り込んだりしたけど、小雁塔と博物館のある公園にたどり着いた。 -
ところが、門番に止められた。他の人入ってるのに何で?
「まだ早いよ、今8時だよ!小雁塔いくの?じゃ、開くのは9時から!」
そうか…また来ます!とりあえず門前の案内図をパチリ。 -
ガイドブックを見直すと、大雁塔なら8時からやってるようだ。
チャリは基本的に右側通行で、車道を走ることが徹底している。
当時は中国の車の信号は赤でも右なら曲がっていいことを知らず、初めは怖い思いもしたが、車だって轢きたくはないわけでスピードを緩めてくれるのでその隙にいけるトコまで行くのです。
途中道行くおじいさんに道を聞いたりして、たどり着く。
なんと、塔下では老いも若きも社交ダンスをしていました!
朝から社交ダンス、そしてこのいっぱいの人。皆楽しそうに踊っている。
中国の朝は太極拳…と思い込んでいましたw(定番ではあるんだろうけど)大雁塔 建造物
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ちなみに大雁塔は学割利かず(子どもの学割のみ有効と書かれていた)
記念にチーバくんのお写真。 -
塔の上まで登ると先の先まで景色が見えた。
でも、ビルが一杯建っていて、多分数年前に登るのとは全然違う風景なんだろうなと思ったり。 -
塔を降りて歩いていると、水を使って何か書いている人を発見
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す、すごい…達筆だなぁ。。。
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次に小雁塔のところに戻った。チケット売り場も空いていて(さっきは気づかなかった)、購入してから門番のところへ。
チケットを見せるとまさしくこれだwとばかりに点線を切り取って、貰おうとしたらきちんと立ってみたいなことを言われた。え??と思ったらおじさんがチケットをおめでとうとばかりに賞状授与のように渡してくれたww
正直なかの博物館も小雁塔も個人的には大雁塔より良かったぐらいだったが
なんといってもユニークなおじさんのことが良い思いでになった。小雁塔 建造物
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なんというか、古いのがすきなんだと思う、私。
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歴史展をやっていたようです。
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馬にチーバくんを乗せてみる
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続いて、西安を囲む城壁に行ってみた。
適当にチャリを置くと門番さんに注意されたけど、OKと言ってくれた(外国人としって諦めてくれた、が正しいです)ごめんなさいごめんなさい。
南門(正式名称は永寧門らしい)を上り(ここは学割がきいた。40元→20元)、
門上に上がり、周りを見るとチャリがいっぱい。100分40元で貸してくれるらしい…
どうせそんなに調べてないし、ここは城壁一周してしまいますかw明代城壁 史跡・遺跡
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走り始めたはいいけど、道がガタガタします!あきらかにしっぱーい!
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走っている途中でパチリ
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道案内の表示です
…なんとか、意地で一周を100分で走りましたw
多分15キロぐらいあったのではないかと…
城壁を降りて、門番の方にお礼言って飴をあげてきました
イヤホントごめんなさいごめんなさい。 -
気軽な雰囲気に惹かれて、またも回民街へ。
なんでもショウロンポウが美味しいところがあるということで、行ってきました!
賈三灌湯包子というところです。今度は目を気にせずにずいずいと入ってみたら
レジで注文して、席に着くというスタイルでした。
とりあえず注文、注文。16元です。
ジューシーなお味でした^^ ごちそーさまw賈三灌湯包子館 (回民街店) 中華
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どうせなら西安ならではのパオモーなるものを食べてみたい。
と、ぶらぶら歩くと、この店がいっぱい入っているみたいな感じ…
老孫家泡モーと書いてある。ずーっと見ていると、ここも入口のところのレジで食券を買うようだ。 -
普通の牛肉のパオモーを(プートォーンニウロウパオモー)頼んでみました。20元。
3桁の番号札を持たされ席に適当につくと、生ニンニク?3個ぐらい(どうも先付らしい)をもらいました。皆食べながら話をしていました。ちなみに相席は当たり前です。
20分待ってもこない。もしかして番号聞き損ねたんだろうか、と思ったら呼ばれました。「ライライ」と言うとドカッとおかれましたw
味は…美味いとは言わないけど、また行ったら食べてもいいかなという感じです。
ショウロンポウ先に食べたのがよくなかったかな? -
そんなこんなで、あっという間に2日経ってしまいました。
購入した航空券で上海まで。
違うターミナルで降りたり、久々に英語を聞いて戸惑うというアクシデントもありましたが、チェックインはスムーズにさせてもらいました。(外国人枠で特別に早かった)
ちなみに国内便でも普通にパスポートチェックはありました。 -
国内便とはいえ、1800キロの旅です。
昼食が出てきました^^w
上海浦東空港について、乗り損ねていたリニアモーターカーにも乗ることが出来ました。
事故があってすぐだったので、時速は300キロどまりでした…スンスン。 -
上海に到着です♪
この日の夜は知り合いのご夫婦と一緒に上海料理をいただきました。
かにみそ入りのお豆腐や豚肉の角煮などetc…
…一番この旅行でまともなものをいただきましたww
ビールを片手に、上海の夜は更けていきます。 -
最終日は春秋旅行主催の上海ミニトリップ30元という、バス1日乗り降りし放題の
券を購入し、観光地めぐりをしたあと、浦東空港には地下鉄で向かい(7元。でも1時間半かかりました…)日本への帰途となりました。
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この旅行記へのコメント (6)
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- ノスタルジアさん 2018/09/29 15:12:20
- いいねの投票
- 有難うございました。こちらも旅行記楽しませて貰いました。これからも宜しくお願いします。
- メイリンさん からの返信 2018/09/29 15:27:02
- Re: いいねの投票
- ご丁寧にありがとうございます^^
ノスタルジアさんは飛行機を使わない旅行されていてすごいですね!(^^)!
来年投票させていただいた方面へ旅行します。参考になりました。
ちょくちょく拝見させていただくかもしれませんが
よろしくお願いしますm(_ _)m
- ノスタルジアさん からの返信 2018/09/29 15:41:23
- Re: いいねの投票
- 来年投票させていただいた方面へ旅行します。
質問とかありましたらお気軽にお知らせ下さい。
- メイリンさん からの返信 2018/09/30 21:55:39
- RE: Re: いいねの投票
- ありがとうございます^^
-
- アルデバランさん 2016/08/16 14:22:35
- 湘子門前の…
- メイリンさん こんにちわ、アルデバランです
「北京で無料の乗継ホテルに泊まってみる」にポチありがとうございました。
西安大好きなのでメイリンさんの西安の旅行記を拝見したところ
なんか見覚えのある宿の内部の写真が…
早速、昔の旅行記を確認してみました。
「湘子門国際青年旅舎」ですよね
2回ほど泊まりました
10年ほど前、飛行機のトラブルで午後3時過ぎに着く予定が同じように夜中の3時に…
飛び込みでしたが無事泊まれました
疲れまくりでぐったり
4Traに記録できて、今となっては楽しい思い出です
- メイリンさん からの返信 2016/08/16 21:17:00
- RE: 湘子門前の…
- アルデバランさん、コメントありがとうございます。
旅行記は、手順が細やかに書かれており、ああ、こうすればいいんだ〜。とわかりやすい旅行記だったのでポチさせていただきました!
日数をまたいでのトランジット経験がまだないので、とても参考になりました。「一定の条件」がちょっと気になりますが…。
まさしく泊まったところは「湘子門国際青年旅舎」です!
飛び込みでオーケーがもらえると本当にホッとしますよね^^
ここは綺麗で本当に良いところでした。
上海―西安は、初めて全部個人手配をした旅行だったのと、トラブル続きの旅だったので、とても印象が強く残っています。
アルデバランさんの西安の旅も、見に行かせていただきます!
メイリン
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旅行記グループ 西安旅行と寝台列車で中国初一人旅^^(2011.09)
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