616　江華支石墓～江華歴史博物館～江華山城　パート３　韓国一人旅　

2012/06/17 - 2012/06/23

普門寺見学を終了して江華島（カンファド）の外浦里船着場まで戻ります。江華島の島の中を時計周りにバスに乗り「江華支石墓」（カンファ・コインドル）、「江華歴史博物館」を見学。またバスに乗り「江華山城跡」まで行きます。外浦里船着場に戻ったのは良いが、乗るバスが判らない！大学生の団体がいたので、得意の写真攻撃、貰ったパンフレットの江華支石墓（カンファ・コインドル）を見せて「Please help me. I want to go to here. Which bus …」とかなんとか必死に質問しました！

エリア カンファド(韓国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

韓国の方は優しいですね。大学生が江華支石墓（カンファ・コインドル）へ行くバスの時刻表を探して持って来てくれました。しかも紙にハングル語で「運転手にこれを見せなさい」と渡してくれました。左側の女性が指揮を取ってくれた！男性陣タジタジ。ソウルの大学から遊びにきてこれから帰るそうです。

「１時２０分発、Ｎｏ３０番のバスだよ！」時刻表に赤く記しを付けてくれました。

紙に書いてくれた「江華支石墓（カンファ・コインドル）へ行きたい！」かどうかは判りません。バスの運転手にこれを見せれば、「これが目にはいらぬか！」印籠同然だった！

乗る事２５分。運転手に紙を見せておいたらバス停留所で「ここだ！」という合図をしてくれました。「江華支石墓（カンファ・コインドル）」へ到着しました。

標識等がなんとなく名所旧跡。

北側の道路入り口の標識

公園のような囲いがありました。塀のデザインで一発、ここは「江華支石墓（カンファ・コインドル）」印籠のおかげです。遠く公園内に岩が見えた。

数分歩くと事務所らしき建物が…窓口にはだ〜れもいない。

無料で入場できました。

ソウルナビからです。【江華支石墓（コインドル）　　（支石墓）とは世界的に分布した古代の石墓の一種で、地域によって時代や形態が違う巨石記念物の一つ。ほとんどは富や権力のある人の墓ですが、共同の墓の場合もあり、これを象徴する墓標石や祭壇としても使用されました。韓国と日本では支石墓、中国では石棚、その他の地域ではドルメン(Dolmen)巨石(Megalith)と呼ばれています。このコインドルは巨石文化の遺産で、アフリカ、アジアなど全世界で確認された数は約55000にものぼります。】ソウルナビは「http://www.seoulnavi.com/」

「江華支石墓」（カンファ・コインドル）　　●本邦初、四方からご紹介します。まずは「正面」

右側から

後ろから。慶州旅行情報からです。【支石墓(コインドル)は先史時代の石墓の一種として英語ではドルメン(Dolmen)といわれます。支石墓(コインドル)は巨石記念物のひとつとしてピラミッド(Pyramid)、オベリスク(Obelisk)等、エジプトやアフリカ大陸の各種石造物とイギリスのストーンヘンジ、フランスのカルナクの列石などが巨石文化の産物であります。】「http://www.tabijin.com/」

左側からです。（流石、行った気になるしんちゃんさんの旅行記でしょ！）パンフレットからです。【青銅器時代の代表的な墓祭の一つで、テーブル型の北方式支石墓です。江華支石墓は２０００年にユネスコ世界文化遺産に登録され、江華郡の代表的遺跡地です。この支石墓は朝鮮半島最大規模で全体の高さは約２．６ｍ、覆石の長さは６．４ｍ、幅５．２ｍです。】

江華島最高峰「高麗山」標高４３６ｍｎ頂上に何かありそう・・・軍事施設レーダーとかカメラとか色々あるんだろうな。

公園内をぐるり一周しました。所々に世界遺産のモニュメントが…レプリカです

竪穴式住居

同じ公園内にある「富近里支石墓」

博物館にどのように巨石を動かしたかミニジオラマがありました。

その、「江華歴史博物館」を見学します。「江華支石墓」公園の西側にあります。歩いて数分。大人１５００ウォン（約１２０円）

入場券領収証、いただいたパンフレット（右端）、真中はバスターミナルでいただいたパンフレット。

館内

韓国の支石墓（コインドル）説明版

アジアの貿易の流れ等の説明

江華島での外国との戦いのジオラマ…残念ながら日本語説明が無かった。パンフでは「１８７１年、広城堡戦闘」とありました。ネットで検索すると。【此処は辛未洋擾の時最も激しかった激戦地の跡で、1871年4月アメリカのロジャスが通商を標榜してアジア艦隊を引き連れ1230名の兵力で侵入した時、上陸部隊は草芝鎭と徳津鎭を占領した後広城堡に到り白兵戦を展開しました。朝鮮軍指揮官の魚在淵将軍以下の全勇士が勇敢に戦い、砲弾が尽きると剣と槍で、刀と槍が折れると徒手空拳で、最後の一人まで退かず捕虜にもならず壮烈な最後を遂げたのであります。　当時アメリカの兵器は、9インチ砲、8インチ砲85門の大砲等最新兵器で武装しており,南北戦争とスペイン戦争を経験した百戦練磨の将兵1230名の精鋭軍であるのに比べて,我が朝鮮軍は,火縄に火をつける火縄砲3門、旧式長銃数丁、火薬4000斤、軍糧米100石に300名に満たぬ戦闘経験の浅い脆弱な兵力でありました。】GANGHWA　COUNTYより

フランス軍が掠奪しようとしたが、重すぎて途中であきらめた「江華銅鐘」

博物館からバス停留所途中の記念碑

「江華山城跡」へ向かうためバス停留所で同じバスを待つおばさん方を記念撮影

バスの窓からこの城門が見えたので、次のバス停で下りて戻ってきました。「江華山城跡」「西門」です。

「江華山城跡」「西門」

「江華山城跡」「西門」北側へ続く城壁

外側から

扁額

「江華山城跡」「西門」から南側へ続く城壁

南側山頂に見える建物

「江華バスターミナル」へ歩いてゆく途中。見学地一杯あります。次回にします。

八百屋さん。きゅうり、８本２０００ウォンは安いかな？１ｋｍくらい歩きました。

「江華山城跡」「南門」到着

扁額（城内側）

さすが韓国、照明ライトはＬＥＤランプだ！

城外側より

扁額（城外側）

城壁の一部

地図は読めるが、ハングル語には参った。

江華島は朝鮮人参の産地です。

唐辛子もたくさん植えられています。《江華島は日本が韓国を占領下に置くきっかけが作られた場所でもあります。「江華島事件」を検索して下さい。日本が軍国化して行く過程が見えるようです。昨日（8/10）、韓国大統領の李明博（イミョンパク）大統領が島根県の竹島へ上陸しました。難しい問題が山積みしています。》独り言です。

暑い中、やっとバスターミナル到着。ソウルまで帰り、最後の夜はドンちゃん騒ぎだ！　･･･韓国一人旅最終版へ続く･･･