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7月9日(月)ロートホルン・ヒュッテ(3198m)を目指す。ツェルマットの村から直接歩いて登りはじめる、標高差は約1600mある。途中のトリフトまでは昨日、下見をしてあるがその上は未知の世界だ。元気一杯で出発しよう。

スイス・ハイキングの旅 2012夏(4) ロートホルン・ヒュッテ(その1)

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2012/07/09 - 2012/07/09

1333位(同エリア2139件中)

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ロク69

ロク69さん

7月9日(月)ロートホルン・ヒュッテ(3198m)を目指す。ツェルマットの村から直接歩いて登りはじめる、標高差は約1600mある。途中のトリフトまでは昨日、下見をしてあるがその上は未知の世界だ。元気一杯で出発しよう。

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 今日の天気は、雲が少しあるものの青空の部分が多い。8:03にアパートを出発、昨日と同じトリフトへの道を歩き始める。まもなく谷間に入るとオーバーガーベルホルンとヴェーレンクッペが見えてくる、手前のV字の陰の向こうに聳える素晴らしい眺めに、思わず歩みも弾んでくる。

    今日の天気は、雲が少しあるものの青空の部分が多い。8:03にアパートを出発、昨日と同じトリフトへの道を歩き始める。まもなく谷間に入るとオーバーガーベルホルンとヴェーレンクッペが見えてくる、手前のV字の陰の向こうに聳える素晴らしい眺めに、思わず歩みも弾んでくる。

  • エーデルワイス・ヒュッテを約45分で通過、しばらく平坦な道を進んでから大きく右へコースは曲がる。トリフト・バッハの流れを右岸から左岸へと変えるあたりから勾配もきつくなってくる。

    エーデルワイス・ヒュッテを約45分で通過、しばらく平坦な道を進んでから大きく右へコースは曲がる。トリフト・バッハの流れを右岸から左岸へと変えるあたりから勾配もきつくなってくる。

  • 振り返ると、谷の向こうにモンテ・ローザとリスカム(Liskamm、4527m)が美しく輝いている。またゴルナーグラートのホテル、鉄道の路線も明確に見えている。これらの山山に背中を押されながら進んでいく。

    振り返ると、谷の向こうにモンテ・ローザとリスカム(Liskamm、4527m)が美しく輝いている。またゴルナーグラートのホテル、鉄道の路線も明確に見えている。これらの山山に背中を押されながら進んでいく。

  • 1時間40分でトリフトに到着(9:42)、ヒュッテのご主人が姿を見せて我が家の行き先を告げると大きな望遠鏡を持ち出してきて、照準をあわせてくれる。はるか高い赤い岩壁にロートホルン・ヒュッテが見えた。ご主人は「天気も良いし、コースも問題ないよ」とアドバイスくれるので、これからの登行にエネルギーが沸いてくる。お礼の気持ちを込めてビールと赤ワインを頼んでみる。青空が大きく広がる中、気持ちもさわやかで意欲も強くなるように感じる。

    1時間40分でトリフトに到着(9:42)、ヒュッテのご主人が姿を見せて我が家の行き先を告げると大きな望遠鏡を持ち出してきて、照準をあわせてくれる。はるか高い赤い岩壁にロートホルン・ヒュッテが見えた。ご主人は「天気も良いし、コースも問題ないよ」とアドバイスくれるので、これからの登行にエネルギーが沸いてくる。お礼の気持ちを込めてビールと赤ワインを頼んでみる。青空が大きく広がる中、気持ちもさわやかで意欲も強くなるように感じる。

  • 昨日は気付かなかったが、オーバーガーベルホルンの前衛群も素晴らしい山容を見せている。ウンターガーベルホルン(Unter Gaberhorn、3392m)の岩稜、激しい迫力を感じさせる。

    昨日は気付かなかったが、オーバーガーベルホルンの前衛群も素晴らしい山容を見せている。ウンターガーベルホルン(Unter Gaberhorn、3392m)の岩稜、激しい迫力を感じさせる。

  • 約20分のトリフト・ヒュッテでの休憩のあと、出発する(10:05)。すぐに昨日歩いたヘーバルメンへのルートを左に分け、続いてミッテルホルンへの分岐を右に見てあとはロートホルンヒュッテへ向けて登り続ける。

    約20分のトリフト・ヒュッテでの休憩のあと、出発する(10:05)。すぐに昨日歩いたヘーバルメンへのルートを左に分け、続いてミッテルホルンへの分岐を右に見てあとはロートホルンヒュッテへ向けて登り続ける。

  • ほどなくシュタインボックと遭遇、角は短いので子どもかメスだろうか?柔らかな光を浴びてこちらを見ている姿がとても可愛い。

    ほどなくシュタインボックと遭遇、角は短いので子どもかメスだろうか?柔らかな光を浴びてこちらを見ている姿がとても可愛い。

  • 一息付いて振り返ると、遠くに双子のカストール(Castor、4223m)とポルックス(Pollux、4092m)が真っ白に輝いているのが見える。右端の黒い山は、ブライトホルンの一角を占めるロッキア・ネラ(Roccia Nera、4075m)だ。

    一息付いて振り返ると、遠くに双子のカストール(Castor、4223m)とポルックス(Pollux、4092m)が真っ白に輝いているのが見える。右端の黒い山は、ブライトホルンの一角を占めるロッキア・ネラ(Roccia Nera、4075m)だ。

  • 歩く左手には、ガーベルホルンの山々が美しく連なっている。右から、ヴェーレンクッペ、オーバーガーベルホルン、ミットラー、ウンターと並んでいる。うすい雲が少しだけあるが、濃い青色の空がうれしい限りだ。

    歩く左手には、ガーベルホルンの山々が美しく連なっている。右から、ヴェーレンクッペ、オーバーガーベルホルン、ミットラー、ウンターと並んでいる。うすい雲が少しだけあるが、濃い青色の空がうれしい限りだ。

  • トリフトからの登りが一段落すると、平らな平原状の地点に出て来る。細い流れが幾状にも流れて、休憩するのに最適な岩もたくさんある。適当な飛び石を見つけてこの流れを渡渉する。

    トリフトからの登りが一段落すると、平らな平原状の地点に出て来る。細い流れが幾状にも流れて、休憩するのに最適な岩もたくさんある。適当な飛び石を見つけてこの流れを渡渉する。

  • 小川を渡り終えると前方にモレーンの尾根が見えてくる、この尾根がヒュッテへと続くルートになっているようだ。平らな道もやがて終わり、本格的な登りが待っている。

    小川を渡り終えると前方にモレーンの尾根が見えてくる、この尾根がヒュッテへと続くルートになっているようだ。平らな道もやがて終わり、本格的な登りが待っている。

  • 尾根のコースは、進むにつれて勾配がきつくなると共に左右の斜面が切り立った状態になって来る。高度感を感じながらの登行がしばらく続く。振り返れば、先ほどの流れの平原の向こうに4000m級の山々が並んでいる。モンテローザから、リスカム、カストール、ポルックス、ブライトホルンと見事な山並みだ。

    尾根のコースは、進むにつれて勾配がきつくなると共に左右の斜面が切り立った状態になって来る。高度感を感じながらの登行がしばらく続く。振り返れば、先ほどの流れの平原の向こうに4000m級の山々が並んでいる。モンテローザから、リスカム、カストール、ポルックス、ブライトホルンと見事な山並みだ。

  • 痩せ尾根が終わると岩稜のコースをジグザグに登っていくが、かなり苦しい。ヒュッテがなかなか見えてこないので、この登りがいつまで続くのかと思う。立ち止まって見上げると、ヒュッテが見えている。ヴァリス州の旗も見える、現金なもので俄然元気が出て来る。重厚な佇まいがこれまでのルートの「タフさ」を物語っているようだ。

    痩せ尾根が終わると岩稜のコースをジグザグに登っていくが、かなり苦しい。ヒュッテがなかなか見えてこないので、この登りがいつまで続くのかと思う。立ち止まって見上げると、ヒュッテが見えている。ヴァリス州の旗も見える、現金なもので俄然元気が出て来る。重厚な佇まいがこれまでのルートの「タフさ」を物語っているようだ。

  • ふと右手方向を見ると特徴的なピークが2つ並んでいる。メッテルホルン(左、Mettelhorn、3406m)とプラットホルン(右、Platthorn、3345m)だ。ちょうど雲の下で黒く見えていて、プラットホルンの頂には十字架か何か細い棒状のものがある。

    ふと右手方向を見ると特徴的なピークが2つ並んでいる。メッテルホルン(左、Mettelhorn、3406m)とプラットホルン(右、Platthorn、3345m)だ。ちょうど雲の下で黒く見えていて、プラットホルンの頂には十字架か何か細い棒状のものがある。

  • 左右の眺めに気を取られていたら、背後にはマッターホルンが見えた。ウンターガーベルホルンの稜線の向こう側に、「ここに居ますよ」という感じで頭を突き出している。

    左右の眺めに気を取られていたら、背後にはマッターホルンが見えた。ウンターガーベルホルンの稜線の向こう側に、「ここに居ますよ」という感じで頭を突き出している。

  • 12時45分、やっとヒュッテに到着する。最後の登りはかなりハードだが、到着して周りの眺望を眺めているとその疲れも一気に吹き飛ぶようだ。昼食は持参のおにぎりとミニ牛丼をヒュッテのスープと赤ワインとともに楽しむ。全所要時間4時間42分、休憩25分、実動4時間17分だった。トリフトからは2時間40分を要している。

    12時45分、やっとヒュッテに到着する。最後の登りはかなりハードだが、到着して周りの眺望を眺めているとその疲れも一気に吹き飛ぶようだ。昼食は持参のおにぎりとミニ牛丼をヒュッテのスープと赤ワインとともに楽しむ。全所要時間4時間42分、休憩25分、実動4時間17分だった。トリフトからは2時間40分を要している。

  • ヒュッテ前からツェルマット方面、トリフトヒュッテもはるか下方に見えている。谷の向こうは、雲が湧き出しているがモンテローザからクラインマッターホルンまでずらりと並んでいるのが眺められる。

    ヒュッテ前からツェルマット方面、トリフトヒュッテもはるか下方に見えている。谷の向こうは、雲が湧き出しているがモンテローザからクラインマッターホルンまでずらりと並んでいるのが眺められる。

  • クラインマッターホルンから右側の眺望、手前のウンターガーベルホルンとその後ろのマッターホルン、手前にはトリフト氷河が横たわっている。

    クラインマッターホルンから右側の眺望、手前のウンターガーベルホルンとその後ろのマッターホルン、手前にはトリフト氷河が横たわっている。

  • さらに右側は、大きなヴェーレンクッペ、真ん中右のトリフトホルン(Trifthorn、3728m)と続く。

    さらに右側は、大きなヴェーレンクッペ、真ん中右のトリフトホルン(Trifthorn、3728m)と続く。

  • ヒュッテのテラスに並べられた山道具のいろいろ、ザイル、ヘルメット、登攀金具、アイゼン、靴などここから上を目指す人たちが多いことがわかる。

    ヒュッテのテラスに並べられた山道具のいろいろ、ザイル、ヘルメット、登攀金具、アイゼン、靴などここから上を目指す人たちが多いことがわかる。

  • ミシャベル方面も雲が多いが、山々ははっきりと認識できる。オーバーロートホルンを手前に、ギザギザのリンプフィッシュホルン(Rimpfischhorn、4199m)、中央のシュトラールホルン(Strahlhorn、4190m)、右の尖がりピークのアドラーホルン(Adlerhorn、3988m)がまとまって見える。

    ミシャベル方面も雲が多いが、山々ははっきりと認識できる。オーバーロートホルンを手前に、ギザギザのリンプフィッシュホルン(Rimpfischhorn、4199m)、中央のシュトラールホルン(Strahlhorn、4190m)、右の尖がりピークのアドラーホルン(Adlerhorn、3988m)がまとまって見える。

  • ヒュッテ内部、食堂の様子。チェックインは到着時に行った、支払いは出発時でよいとのことですぐに泊まる部屋に案内してくれた。

    ヒュッテ内部、食堂の様子。チェックインは到着時に行った、支払いは出発時でよいとのことですぐに泊まる部屋に案内してくれた。

  • 部屋は一般的な山小屋と同じだが、2段ではない。このブルーのマット1枚に2人が寝るようになっている。今日は、宿泊が25名程度らしいのでゆったりと休めそうだ。

    部屋は一般的な山小屋と同じだが、2段ではない。このブルーのマット1枚に2人が寝るようになっている。今日は、宿泊が25名程度らしいのでゆったりと休めそうだ。

  • 夕食まで時間はたっぷりあるので、外へ出て眺めをもう一度楽しむことにする。陽があるので寒くは感じない、赤ワインを片手にベンチでゆっくりとする。台形の形をしたアルプフーベル(Alphubel、4206m)、手前には茶色い三角のミッテルホルン、その右のプラットホルンが見えている。

    夕食まで時間はたっぷりあるので、外へ出て眺めをもう一度楽しむことにする。陽があるので寒くは感じない、赤ワインを片手にベンチでゆっくりとする。台形の形をしたアルプフーベル(Alphubel、4206m)、手前には茶色い三角のミッテルホルン、その右のプラットホルンが見えている。

  • 同じ方向をヴァリスの旗を入れてみる、風が少し強くなってきて雲も速く流れているようだ。

    同じ方向をヴァリスの旗を入れてみる、風が少し強くなってきて雲も速く流れているようだ。

  • その右には、ひっそりとアラリンホルン(Allalinhorn、4027m)が遠く望まれる。

    その右には、ひっそりとアラリンホルン(Allalinhorn、4027m)が遠く望まれる。

  • 食堂の窓からもマッターホルンが見える。そろそろ夕食の時間が近いので人が集まりだして来た。

    食堂の窓からもマッターホルンが見える。そろそろ夕食の時間が近いので人が集まりだして来た。

  • 夕食は6:30から、それぞれのテーブルにグループの名前が貼ってありそれに従って着席する。スープに続いてメイン料理は牛肉の煮込みとジャガイモ・ニンジン添え、レタスサラダでこれらが大皿に盛られて提供される。それを各自が好きな分量を取り分ける仕組みだ。ただし肉は人数分しかなく、ほぼ同じ大きさであった。

    夕食は6:30から、それぞれのテーブルにグループの名前が貼ってありそれに従って着席する。スープに続いてメイン料理は牛肉の煮込みとジャガイモ・ニンジン添え、レタスサラダでこれらが大皿に盛られて提供される。それを各自が好きな分量を取り分ける仕組みだ。ただし肉は人数分しかなく、ほぼ同じ大きさであった。

  • 夕食後8:30ごろの様子、空はまだ明るいが山々の影が長くなってきている。かすかに山の雪面も紅く色づきだしたようだ。

    夕食後8:30ごろの様子、空はまだ明るいが山々の影が長くなってきている。かすかに山の雪面も紅く色づきだしたようだ。

  • 左から、アラリンホルン、リンプフィッシュホルン、シュトラールホルン、アドラーホルンの様子。こちらも色づき始めたようだ。

    左から、アラリンホルン、リンプフィッシュホルン、シュトラールホルン、アドラーホルンの様子。こちらも色づき始めたようだ。

  • マッターホルンのズームアップ、手前の稜線で山の全貌を見ることができなが、北壁側から眺める形は造形美を感じるものだ。

    マッターホルンのズームアップ、手前の稜線で山の全貌を見ることができなが、北壁側から眺める形は造形美を感じるものだ。

  • 同じく最大ズームで狙ってみた。山肌のきめ細かい詳細と稜線の様子までも観察することができる。

    同じく最大ズームで狙ってみた。山肌のきめ細かい詳細と稜線の様子までも観察することができる。

  • モンテローザが紅く染まっていく。雲が多いせいか部分的な夕焼けとなっているが、帯状に陽があたっている箇所は特に美しい。

    モンテローザが紅く染まっていく。雲が多いせいか部分的な夕焼けとなっているが、帯状に陽があたっている箇所は特に美しい。

  • 本日最後の写真、午後9時になって最後の光が部分的に残っているが、山々は静かに眠りに就こうとしている。明朝、登攀の人々はもう寝ている様子だ。我が家もこのあたりで切り上げてそっと部屋に戻ろうと思う。

    本日最後の写真、午後9時になって最後の光が部分的に残っているが、山々は静かに眠りに就こうとしている。明朝、登攀の人々はもう寝ている様子だ。我が家もこのあたりで切り上げてそっと部屋に戻ろうと思う。

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