2012/07/07 - 2012/07/07
1085位(同エリア2139件中)
ロク69さん
7/6(金)は雨降りのためハイキングはあきらめて、食材、ワイン、ビールなどアパートの自炊生活に必要な物品の買出し日となった。
翌7月7日(土)はツェルマット滞在3日目にして最初のハイキング、ランダ(Randa)まで電車で行きそこからキンヒュッテ(KinHuette、2582m)まで登る予定。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝、目が覚めると前日とは打って変わっての好天気だ。準備もそこそこに張りきって出発する。駅に行く前にマッターホルンを見ておこうと思って、川沿いまで回り道をする。真っ青な空をバックに絵に描いたような姿が見える、今夏は気候の影響かいつもより山肌が白く見える。写真数枚を撮って、7:39の電車に乗るべく駅へ急ぐ。
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ツェルマットからランダまでは2駅で、15分程度で到着する。この日は短パン、運動靴の人々が多く乗車していて満員の状態だ。よく見るとマラソン大会があるようで、ゼッケンを付けた人も散見される。ランダで下車、案内の標識を確認して8時ちょうどに歩き始める。あたりは、薄いガスが架かっていて幻想的だ。
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しばらくは樹林帯の中を進む、前日の雨で木々は濡れていてしっとりとした情感が気持ちよい。
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分岐点の案内板、キンヒュッテまで2時間となっている。「白に青」のコースはアルペンルートでそれなりの力量が必要らしい。「白に赤」コースは一般ルート、ここにはないが「白のみ」のコースはファミリー向けらしい。
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樹林の枝の間から見える岩峰、ワイスホルンの方角だがブルネックホルン(Brunegghorn、3833m)の前衛峰かもしれない。下方からガスが湧き上がってきているので少し心配だ。
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次の分岐の案内板、ヒュッテまであと1時間45分とある、時刻は9:07でスタートから67分経過していることいになる。
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湧き上がる雲間にチナールロートホルン(Zinalrothorn、4221m)がちらっと顔を見せてくれる。手前下方はホーリヒト氷河(Hohlicht Gletscherだろうか。空は青空なのに谷間の雲が気になる。
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続いて現れた一瞬のワイスホルン(Weisshorn、4506m)、そのたおやかな姿はすぐに隠れてしまった。
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しばらくして左の岩稜コースと右の迂回コースの分岐に差し掛かる。昨年ここを歩かれた「ハイジ様」の情報(http://www2.plala.or.jp/haizisan/kinhutteabain.html)では、岩稜コースは通行止めだったらしい。よく見ると、それらしき貼り紙と進入禁止のテープがあるが地上に破棄されたような様子なので、思い切って「時間の短い左の岩稜コース」へ進む。高度を上げてくると前方にツェルマットの村とブライトホルン、クラインマッターホルンが見えてくる、あいにくマッターホルンは雲の向こう側だ。
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やがてヒュッテが見えだす、ここからルートは一旦下ってルンゼを超えて最後の登りになるようだ。ヒュッテ後方のピークは、キンホルン(Kinhorn、3750m)、右の山はライテルシュピッツェン(Leiterspitxen、3409m)だ。
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ルンゼに近づくと上方からの落石のあとが見えてくる。ルートが完全に塞がれていて通行は可能かどうか分からない。だめならもとの分岐まで戻る覚悟で落石跡まで行ってみることにする。すると落石群の合間にすでに歩かれたような跡があって前方のコースに続いている。思い切って進んで、約30mの落石跡を通過することができた。写真は、通過したあとから撮った現場の様子、陽のあたっているのが進入してきたコース、影の直前が落石群、手前の日陰部分のルートに繫がっている。
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落石のあった上部の様子、これだけでは詳細は不明だ。
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小屋直前の登りは苦しいが、振り返って見える眺望は素晴らしい。谷奥にチナールロートホルンが堂々と見える。ワイスホルンは雲の中で見えない。
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ヒュッテには10時45分に到着、ランダ出発から2時間45分の所要時間だった。小屋のご主人夫妻の大歓迎を受けて疲れも吹っ飛ぶようだ。ご主人が来客名簿を持って来られて日本語のページを開けてくださる。昨年こられた「ハイジ様」の記帳だったので、我が家も書き込みをした、『今日7月7日は日本では「七夕」といって、年に一度の恋人同士のデートの日だ。』
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ビール、赤ワイン、スープを頂いてゆっくりと休憩する。
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小屋テラスにある水場、後ろにはブライトホルンとクラインマッターホルンがひかえている。
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小屋のテラスから東側の眺め、左に白いテーシュホルン(Taeschhorn、4490m)、右はキンホルン、こちらは雲もなく晴れ上がっている。
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西側は絶え間なく雲が行き来していて、眺望は良くない。見えていたロートホルンにも雲が架かり出してきた。
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ワイスホルン方面は、このとおりでその姿を望むことはできない。
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11時15分に小屋を出発、もと来たコースではなく小屋を通り過ごして降りるコースを選ぶ。キンヒュッテを振り返って、右端にご主人(右端の赤い上着)がコースを整備されているのが遠くからも見ることができる。
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木製の急な階段を注意して下りる。帰りのこのコースはジグザグを繰り返しながら、やがてヨーロッパ・ウェグ(Europaweg)に合流する。
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下山途中に雲が切れて見えたロートホルンの雄姿、この日はあいにくワイスホルン、マッターホルンとの相性は良くなかったようだ。
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分岐があって、右の迂回コースへは行かずにこの橋を渡って、テーシュアルプ、ツェルマット方面へ進む。
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今まで見えていなかったドム(Dom、4545m)がテーシュホルンの左に現れてきた。このあとヨーロッパウェグとはスプリンゲルボルデン(Springelbolden、2219m)で分かれてランダへ向かった。ところがこのルートは距離が長く、延々と続く道のりとランダのキャンプサイトから駅までの平坦な道がとてもつらかった。ランダ駅には13時50分に到着、小屋から2時間35分(休憩5分含む)も掛かった。登り時間と大差ない下りコースには少々閉口した。13:56の電車でツェルマットへ帰着。
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アパートでの夕食は、馬肉のフライのトマトとグリーンサラダ添え、高野豆腐の卵とじ、ご飯、塩昆布、タクアンと赤ワイン、ビールの豪華献立だった。本日の行動時間(全5時間50分、休憩40分、実動5時間10分)、登り下りの標高差は1,175mだった。天気は良かったが、谷から湧き上がる雲で西側の展望は良くなかったのが少し残念だった。
このハイキングにあたり、ハイジ様の下記のブログを参考にさせて頂きました。
http://www2.plala.or.jp/haizisan/kinhutteabain.html
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