厦門の泉州・三名古寺・開元寺・２/２

2012/06/14 - 2012/06/14

アモイから高速バスで２時間、泉州は海運で栄えた都市として有名です。南宋、元朝の時代おいてマルコポーロの「東方見聞録」に出てくるように海のシルクロードと言われインドからアラビア半島まで貿易の道筋が出来ていました。中世のイスラム世界にも有名で多くの人々が泉州に集まりました。泉州の街並みを見るとイスラムの影響が色濃く反映されています。沢山のモスク、建物に描かれたデザイン、アーケードのある建物など他の中国の都市とは違う雰囲気を持っています。明代に入り海岸線が後退し港湾機能が無くなり、貿易が廃り、都市の繁栄も無くなりました。その頃東南アジアへ出稼ぎ労働者になって成功した人を華僑と呼ぶようになり、故郷に錦を飾る如く学校、寺などへの寄進、豪華な別荘など多く見受けられます。

エリア 厦門(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

山門、天王殿。糸雲の篇額が掛かる。福建省の中でも大きな仏教寺院です。

686年に創建、開元6年（738年）に「開元寺」と改名されました。

広々とした境内です。

福建省最大の寺院で面積約7,800?。

全国重点文物保護単位の石碑。

開元寺の石碑。

甘露戒壇には樹齢1300年以上の桑の木があります。

塔全体が白い御影石を使い構築されている。

宋代二塔は東側が高さ約48ｍの鎮国塔（865年）と西側に高さ約45ｍの仁寿塔（916年）です。

最初は八角五層の木造仏塔でしたが、後にレンガ作りとなり、13世紀の再建で花崗岩造りの仏塔となりました。

壁には１６０体の人物の浮き彫りがあります。

宋代二塔のひさしの木組み。ひさしの間には８０体の守望神将が彫られている。

上に反った軒先には金属の鈴が８０個ある。

大雄宝殿。石柱が百本あったことから百柱殿と呼ばれた。

現存するのは明朝の重檐歇山式建築であす。高さ２０ｍ、横の幅は９部屋、奥行きは６部屋です。

大殿の後ろには甘露式壇があり、北京の戒壇寺、杭州の昭慶寺は三大戒壇です。

１８羅漢

菩提樹。

蔵経閣。

天井の木彫。

功徳堂。

五観堂。

開元寺の配置図。目隠し用の塀「紫雲塀」、山門の天王殿、大雄宝殿（又の名を百柱殿）、甘露戒壇、蔵経閣、東西塔。

イスラム文化が染みこんだ街並み。

イスラム文化が染みこんだ街並み。

イスラム文化が染みこんだ街並み。

普通バスの待合室。

高速バスの待合室は別部屋。冷房の効いてる部屋、改札口も別。

大型高速バス。

大型バス　横三列、ゆったりらくらく。

拝観料　１０元。