2012/04/19 - 2012/05/14
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keithforestさん
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先日ここも一度行っていますが、Den Haagに行って、修復のために閉鎖されたマウリッツハイス美術館の絵画を一時的に移して公開されているデン・ハーグ市美術館をじっくり見ようという訳です。
修学旅行とか、遠足ってのがオランダにもあって、それが今のシーズンは流行なんですかね?この種の施設に子どもが溢れていて、面倒くさいっちゃありゃしないという不謹慎な発言です。
Den Haagの中央駅というのはかつての欧州都市の駅にありがちな盲腸線のようになっていて、アムステルダムから行こうとするとDen Haag HSという駅に行く方がなんぼか便利です。中央駅に行く電車は1時間に2本程度しかありません。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- スカンジナビア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
しつこいようですが、このときはまだ気がついていない、28ユーロもする超高価な朝食を、この日も平然と喰らっております。
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西教会のトラム停留所に至る運河沿いの道には高級車が止まっているかと思うと・・・。
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こんな自転車も放り出してあったりして、アムステルダムは油断がなりませぬ。
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今日も朝から「アンネの家」に並ぶ列が長々と伸びております。後から後から人々がやってきます。私たちはとうとう入りませんでした。
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「One day return to Den Haag」でICに乗ります。
本当にアムステルダムの中央駅はめったやたらと広い上にいつ行っても人混みでワンワンしていて、その点でも東京駅と共通項があるかもしれませんねぇ。 -
小一時間の乗車時間です。ダブル・デッカーの上の階に乗りました。
近くのボックスにはアメリカ英語の若者と私と同年齢とおぼしき男女の合計4人組ですが、その若者がやたら詳しくて、多分彼の留学先かなんかに親が遊びに来た雰囲気でしたなぁ。
ブリュッセルで出逢った米国人といい、結構米国から欧州に来て暮らしている人っているんでしょうねぇ。 -
そうそう、こんな駅も通りましたよ。
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全くオランダはあくまでも真っ平らでございますねぇ。空がひろいや!
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Den Haag HSの駅に到着しました。何せいつも出かけるのが遅いから、もうお昼前じゃないっすか。
駅前から17番のトラムに乗ります。
実は最初からここに来るつもりだったからGoogle mapでトラムを調べてあって、ツアー中にやってきたときに現地のガイドさんに確かめてありました。
あたかも、ここに暮らしている人間のような顔して乗ります。
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行き先はこちら、「デン・ハーグ市美術館 Gemeente Museum Den Haag」でございますよ。
荷物を預けます。もうそこからして、ワンワンしております。
ここは元々はどちらかというと現代アートです。
本来だったら私は決してこようと思わないのです。
が、しかし。今回はなんといっても改修中のMauritshuisの作品群が来ていますからやってきました。
このあとMauritshuisの作品群は東京・神戸への遠征に出ます。 -
のっけからで恐縮ですが、デルフトです。
この美術館もカメラはフラッシュさえ焚かなければ許されます。
しかし、これが撮りにくい。こんな具合に反射するんです。
その上暗いですから、オート設定で時間を掛けずに撮っているとぶれます。ただ、単に私が下手なだけです。
何しろこの実景を見てきていますから感慨ひとしおです。 -
これも随分知られています。レンブラント「トゥルプ博士の解剖講義」という絵でしたか。
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Paulus Potter (1625-1654)の牛です。
おじさんが私がシャッターを押すのを待ってくれています。
なんでこの絵が気になったかというと、これだけの立派な牛を描いていながら、その足下にいるカエルを描いていることなんです。どうしてここにカエルなんだと。わからんと。 -
お、あった、あった。フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」でございますな。
ここへ持ってくる前に一時的に収納、公開されていた監獄博物館で見たわけですが、あの時は写真不可でございました。 -
何時まででも見ていられます。
まぁ、日本でテレビでわぁわぁご案内いただいたので、もう多分日本人は世界のどこの国民よりもこの絵に詳しくなったんじゃないですかね。
オランダの男性の平均身長は180cmだなんていいますから日本人のおばさんは不利ですなぁ。 -
そこへ日本人のツアーがどやどやという感じで入ってこられました。
あっという間に人だかりになってしまいました。
「お、ほんとうに本物かよ!」というおじさんのふざけた声が響きます。 -
次から次からにグループがやってきてしまって、なかなかゆっくりと見られなくなります。
人間ってのは不思議なもので、さっきまでガラガラだったときには真ん中の椅子に座ってのんびり見ていたのに、こうなると焦る気持ちになってきます。
皆さんが風のように通り過ぎて行かれるのをじっと待ちます。 -
う〜んと、これもかなり有名です・・・思い出せません。
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例の「デルフトの眺望」ですが、こんな具合にここでは展示されています。集中できるわけです。
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Adriaen Brouwer(1605-1638)の「酔っぱらった農民で一杯の宿」この人の絵はこんな絵ばかり。ベルギー人。
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Carel Fabritius(1624-1654)オランダ人、レンブラントの弟子。
1650年にデルフトに移り、1652年に絵描きギルドに入ったというのに、そのわずか2年後に早逝。昔の人は若死にですよねぇ。
The Goldfinchというタイトルですが、地味で好きですね。紐付けられちゃっている鳥です。 -
Willem van Haecht (1593-1637) はルーベンスの弟子ですかね?
この種の絵というのは他の人も確か描いていますよね。中に描かれている絵は実在する画家の実在する絵だったかと思いましたけれど。 -
近寄って細かく見ると、なかなか詳しく描いてあって面白いです。
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Peter Paul Rubens(1577-1640) の佳作なんじゃないですかね。
1616年頃の作品と注釈がついています。「Old woman and a boy with candles」となっていますが、日本語でなんというタイトルがついているのか知りません。
美術館の説明だと、この絵はルーベンスが死んだときに手元にあったので、彼は自分の楽しみのために描いたんじゃないかといいます。
はなはだ不謹慎かもしれませんけれど、ノーマン・ロックウェルを思いました。 -
Jan Brueghel the Elder(1568-1625)とPeter Paul Rubens(1577-1640)の共同制作の「The garden of Eden with the fall of man」です。
解説によるとこの二人、共同制作が他にもあるらしいです。
ブリューゲルが動物と風景を担当して、ルーベンスが人間を描いたんだそうで、この絵の中には猿が林檎をかじっているらしい・・・う〜む、気がつかなかった・・・! -
あれ!ロダンじゃないの?!像の下にあるサインですぐにわかりますね・・・(そこかよ)・・大原美術館で見ましたから、あのサインは。
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お、エゴン・シーレじゃないか!彼女はEdithです。このあと、二人ともスペイン風邪で他界。
シーレにしては明るい色かもしれないけれど、やっぱりこんな指だ。 -
な、なんだよ、これって一体、これでアートなの?!岡本太郎か誰か呼んできてよ。
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確かに、手が込んでいますよ。ひとつひとつ造形しては釉薬を掛けて焼くわけでしょ?わかりますよ、それは。でもねぇ・・・。
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そういいながらいつまで経ってもシャッター切っている私って一体・・・。
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気を取り直してHans Memling(1430から1440年頃の生まれで、1494)の「レスピネット家の男の肖像」です。ここでお逢いできるんだとはつゆ知らず。
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英国の悪名高き王、ヘンリー八世の三人目の奥さん(何しろヘンリー君は7回結婚したとハーマンズ・ハーミッツだって唄っています)のJane Seymourの肖像です。
この枠には「H. Holbein」としか書いてないですが(1497-1543)とかいてありますからこれはHans Holbein the Youngerのことなんですね。
しかし、ネット上で見つかるHolbeinのJane Seymourの肖像はもっと下の方も描かれていますよ。一体どういうことでしょうか。 -
レンブラントの「アンドロメダ」でございます。
ギリシャ神話の一場面。エチオピアの王が娘を生け贄に差し出せといわれ、アンドロメダを差し出す。ペルセウスに助け出されるんです。 -
Hendrick Avercamp(1585-1634)「氷上」とでもいうんでしょうか。
そういえば昔はオランダの運河は凍り付いて、アムステルダムなんぞでは運河を巡るレースなんてのがニュース映画で映し出されたものを映画館で見た記憶がありますが、今じゃめっきり凍り付かないといいますねぇ。 -
で、この絵なんですが、左の下の方をよぉ〜く見るというと、氷が割れちゃってそこにおっこっちゃっている人たちが何人も描かれているんですよ。そんなことがあったってことですよね。
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Jan Steen大先生の「男の一生」でございますよ。この人の絵は細かいところを丹念に見ないと何が隠されているのか油断がなりませぬ。
この絵、景色の前に幕があってこれが上げられていて「さぁ、ご覧なさい」といっているように描かれていると解説されています。
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左の下の端で生牡蠣が準備されておりましょう?これにも意味するところがあるんだと解説されております。
猫を踊らせているのはどうとかこうとか、うんちくがあるんだそうですよ。 -
これまたJan Steen先生の力作でありまして「doctor's visit」というんですが、このタイトルの絵っていくつもあります。
解説を見るとこれは偽医者で、何でもワインを飲ませればいいといってワインを持ってこさせた場面らしいですが、なんで、そんな設定の絵? -
なにしろMauritshuisが来ているからなのか、そうでないのか、わからないのですが、結構混む美術館で、カフェもあるのですが、一杯の人で、とにかくあとにしました。
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トラムで街中に帰ってきます。
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街中に帰ってきたらとてもおなかが空いて、賑やかそうなところで降りて、路地を歩いていたらインドネシア系とおぼしき人と白人の二人でやっているとても小さなカフェがあった。キッシュが美味しそうだったので、これをランチにしたんです。
どうもここのお二人、ゲイのようでしたね。丁寧に作っているんだけれど、どうもお味はかなりアバウト。 -
さっきトラムから見ていたらとっても大きな楽器屋が目に入ったので、ちょっととって返して入ってみます。
いやいや、これは大きい。管楽器系はないけれど、ギター、キーボード、打楽器の類は世界の一流どころが全部ある。
帰ってきて調べてみたら「Rock Place」という店で「オランダで一番の楽器屋」と自ら名乗っている。これ、本当に充実です。 -
通りの反対側にウェディング・ドレスの店があって、ショー・ウィンドウに飾ってあるとてもゴージャスなウェディング・ドレスの裾がごそごそと動く。
なんだろうと思ったらいたずら坊主。
笑って写真を撮っていたら、中からこの店のお母さんが見ていた。 -
東に向かってどんどん歩いて行きます。
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前回もやってきたビネンホフの池の横を木漏れ日を楽しみながら丁度良い散歩です。この時期、これくらいの散歩がぴったりです。
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アメリカ大使館の手前を左に入るとトラムの終点があります。その先をどんどん行くと、Dennewegの通りになるんですが、この小径が骨董品やとか、洒落た店が並んでるんだぜと連れあいが自慢げにいいますから来てみました。
なんだか、ちょっとさみしいけれど、洒落ています。でも、アンティークの店はみんな高くて、掘り出し物が見つかる隙間なんて一切ないぜという感じです。
ちびっちゃい東洋人の爺と婆じゃ相手にならねぇやという感じといったら良いんですかね。 -
お、それでも日本食屋なんてあるじゃねぇか。
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このお茶屋さんはいけそうでしたね。尤も旅先で紅茶や珈琲を買う気がないのですが。
(といいながら実はミュールのカルフールだったかで買った珈琲のとても細かく挽いたペーパードリップ用のマメは旨かったなぁ)。 -
やれやれ、ようやくまたDen Haag HSの駅に戻ってきました。結構歩きましたよ、今日も。
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帰りのICもダブルデッカーの上に上がったら男二人連れが立ったので、ラッキーとばかりに座りました。
すると気がついたのがこのサインですよ。携帯電話使うなの左、口元に指を充てています。なんだ、このピクトグラムは? -
で、ふと窓ガラスを見たら(ピンぼけで見えないかもしれないですが)SILENCEと書いてあるじゃないですか。あ、そういうことかと、連れ合いに黙ってこのサインを指さします。すると横に座っていた女性がニコッとします。
そう、この車両は「喋るな車両」なんですよ。素晴らしいっ!それでさっきの男二人は席を立ったんだなと合点がいきました。 -
やれやれ(とにかく歳をとるとすぐにこの言葉ですな)アムステルダム中央駅に帰ってきましたよ。
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こんな日はビールが旨いですよ。De Poortというホテルのブラッセリーで夕飯にしました。
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オランダ料理だという例の肉です。
ここはかなりカジュアルな店で翌日来てみると満員だと断られました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- Minty Pinkさん 2015/08/12 08:10:11
- こんにちは。
- はじめまして。(で、しょうか?)
4traをふらふらしていたら、keithforestさんの楽しい旅行記に行き当たりました。
マウリッツハイスが修復中…、というと。おお、我々はこの数ヶ月後に行きましたよ、同じ目的で市立美術館に。
その時は、マウリッツ展は写真撮っちゃダメ!でした。keithforestさんが行かれたときはOKだったのですねえ。おかげでいろいろ思い出せました。
この時期は《真珠の耳飾りの少女》はここにいたのですね。私たちが行ったときは彼女はなんと上野にいらしてまして、帰国してから見に行ったという…。いつか本宅マウリッツで、《デルフトの眺望》と同じ部屋にある姿を見てみたいものです。
他の旅行記も楽しみに見せていただきます。ありがとうございました。
- keithforestさん からの返信 2015/08/12 11:15:59
- ありがとうございます
- Minty Pinkさん
こんにちは。
たくさん、たくさん、良いね!を押して戴いてありがとうございます。
恐縮でございます。
多分初めてだと思います。
ご同好の方のようで嬉しい限りでございます。
ことし、とうとう、修復の完了したマウリッツハイスを充分堪能することができました。
アムステルダムの国立も修復が終わっていましたし、結構今年は楽しむことができました。
まだまだ旅行記を完遂できていませんで、焦っております。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
> その時は、マウリッツ展は写真撮っちゃダメ!でした。
あ、そうだったんですか?それは驚いちゃいました。
> この時期は《真珠の耳飾りの少女》はここにいたのですね。私たちが行ったときは彼女はなんと上野にいらしてまして、帰国してから見に行ったという…。
あ、そんなことがありましたねぇ。あの時は上野の美術館の前を通って「見ちゃったもんねぇ・・・」とイヤらしく思っておったのです。
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