2012/06/12 - 2012/06/20
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【6月14日】
5:55のモーニングコールで起きる。
昨夜、英語でモーニングコールを頼んだからなのかモーニングコール第一声から Good morning. だった。
このホテルは自動音声ではない。
6:05~6:35まで朝食。
メモにそれ以上の記述がなく記憶もないので大した朝食ではなかったと思う。
一般的なバイキング形式だったはず。
昨日のタクシー運転手との待ち合わせ時刻7時に合わせチェックアウトする。
すでに運転手はフロントにいた。
支払いはJCBカード。
外に歩きながら支払明細書を確認していたら、おもむろに運転手の手が伸びる。
日本人感覚だと決して高い金額ではないのだが、この運転手の感情表出はクソ高いと言っていた。
瀋陽北駅へは地図で見る限りホテルから直線で5㎞程。
そんなに遠くないはずなのだが、どうにも運転経路がおかしい。
あえて遠回りというかジグザグ経路で運転しているように思ったが黙認した。(そういった疑問を問う方法を私が持ち合わせていないというのも大だが…(笑))
車中では、今後の私の旅程等の話をした。
話というより筆談だが・・昨日と同じく運転手は運転しながらメモ
後日また瀋陽に私が戻ってくる事が伝わると、運転手の携帯番号を記され、空港に着いたら電話しろと訴えてくる。
帰国の為の単なる乗り継ぎの為に瀋陽に来るだけと説明している間に駅に着いた。
メーターは30~40を指していた(はず…メモしてないから定かではないが)
やっぱりおかしい。
いいカモにされてるなと認識はしたが、駅まで案内してくれるという会話も車中で既にしていた事もあり100元支払った。
瀋陽北駅前は瀋陽駅より雑然とした感じで、日本の感覚のように駅目の前でタクシー降車できる環境ではなかったように感じた。
時間帯の影響もあるのか付近は車もギッシリ。
人の数もものすごい。
タクシーは駅から100m位離れた所に路駐。
運転手の案内で駅入り口に向かう。
煙草を差し出され、自らも火をつける。
この運転手、昨日の車中では私が喫煙しているにも関わらず吸わなかったので非喫煙者だと思っていた。
相手の煙草を貰い、お礼がてら10本程残っていた私の胸ポケットのセブンスターをあげると喜んでた。
駅に到着・・
事前に本で中国の鉄道事情は調べてはいたが、想像をはるかに超えていた。
駅自体はでかい建屋なのに、駅への入り口は扉1枚分。
運転手の案内がなければ、中国鉄道初心者の私にはスムーズにこの入り口を見つける事はできなかったと思う。
後の想像になるが、駅舎内に切符売り場はなかったので駅入口の外の屋根付の所にたくさんの人がいたのは切符を購入していたものと思われる。(自信は無い)
扉1枚分の狭い入口に、我先にと押し寄せる。
綺麗に並ぶ習慣やマナーはないから遠慮してたらいつまでたっても入れない程。
入口には係員がいて切符を見せる。
本の情報によると、駅構内には切符を持った人でないと入れないとの事であったが、この時がドサクサで入れる状況を作っていたからかもしれないが、実際はタクシーの運転手も入ってきた。
(その後の哈爾賓駅での乗車時には切符を手にしているだけで切符自体の係員によるチェックはなかったことから有効な切符を持っていなければ入れないというような厳密なチェックはしてないと思われる)
入ってすぐに荷物検査。
想定外に厳しい。
ディパックと手提げバッグだけをベルトコンベアに乗せて通過しようとしたらウェストポーチも通せと指摘される。
人間自体は、飛行場のようなゲートは無く、係員の手による検査(輪っか状の検査器)を受ける。
飛行場のようにこれらは整然とではなく、あくまでも我先にとごった返す雑然とした中で行われる。
抜けると、頭上に電光掲示板が並んでおり、乗る列車の改札口が記されている。
改札口は10以上あったと思う。
瀋陽北駅は複数の待合室がない。
駅舎全体が大きな待合室になっている感じ。
椅子の数は少なく、大空間の中に列車を待っている人がわんさか。
タクシーの運転手が私の列車の改札口まで誘導してくれる。
そして、ただでさえ少ない椅子なのに荷物だけが置かれていた椅子を見つけ、付近に座っている人達と何やら話したのち荷物をどけ「座れ」と指示される。
改札目の前の特等席。
指示されるままに着座したが、周囲の人の目は全員が私を見ている状況で気の小さい私にとっては地獄だった。
運転手とは、これでお別れ。
電話をするようジェスチャーされながら握手して別れる。
(乗り換えで瀋陽にくるだけという意味やっぱりわかってないのかな・・電話したって言葉通じないし)
出発時刻まで1時間チョイある。
改札は本によると15分程前からだから、それまでこの視線を浴びた状況は脱したい。
今後の鉄道利用の為にも駅舎内(ここの場合は大きな待合室)を散策する事にして席を立った。
手荷物検査を受けてから自分の乗車する列車の改札を探すことはこの時点でマスターした。
売店もいっぱい。
果物・飲物・菓子類・・・本屋っぽいところもあったので哈爾賓からの列車選択に必要になる時刻表があるか聞いた。(書いて見せた)
ないとの事。
考えてみるに、昨日、街ブラした際に本屋は無かった。
路上で週刊誌みたいのを売っている光景は何度も見た。
いったい時刻表(ガイドブックによると『全国鉄路旅客列車時刻表』)はどこにあるのだろう。
売店が並んだ通路の奥に、喫煙所があった。
30畳位の空間。
壁際に椅子、水の張られた洗面器状の灰皿が4つ。
どれもこれも吸殻はテンコ盛り。
吸い終わったら、テンコ盛りのところに刺して消す。
椅子に座り切れないほどの人で一杯なのだが会話が一切ない。
みんな死人のようにうつろな目で吸っている。
なんか異様な空間。
私も皆に合わせ死人のように吸った。
その向かいにトイレがあった。
男性用と女性用に分かれ、ドアのない入り口前に机が置かれ係員が座っている(愛想はない役人風)
私は利用しなかったが、皆の様子を見ていると多分有料トイレ。
ポケットティッシュのでかいバージョンも売っている。
改札が始まった。
改札開始時刻はメモしてなかったので不明だが、各改札上にある電光掲示板で改札が始まった事は中国語が理解できない私にも容易に分かった。
仮に電光掲示板が分からなくても人の流れが始まるから絶対分かるけどね。
私の乗る列車は16両編成。(8両編成の和諧号が東北新幹線のように連結されてた)
ものすごい人数が一気に乗る為か(多分ここが始発?)改札口はこの列車だけ2つ。
改札は鋏を入れるスタイル。
1つの改札両脇に係員で、計4人での改札。
そこからがすごい。
大行列が延々とホームに向かって歩く。
ホームは何番線なのか理解してなかったが、皆が同じ列車に乗る訳だから流れに乗っていけば迷うことはない・・というより初詣時の大行列のように進む訳だから流れに逆らう事は出来ない。
ホームに出るまで500mは歩いたと思う。
まだかまだかと思いながら通路(地下道みたいな通路)を歩いた末、最後にホームに出るための階段がある。
参考までに、バリアフリーではない。
コンクリ製の階段が、かなりの段数ある。
手すりなどついていないから、足腰の弱い人にはかなりきついと思われる。
また、大きな荷物を持った人には究極の難関だと思う。
ゴロゴロの付いた大きめの荷物を女性が必死にひっぱりあげているのを何人か見た。
角処理のされていないコンクリ製の階段をズリズリとひっぱり上げていく訳だから荷物は傷だらけになるのは必至・・布製なら確実に破れるね。
そういった人達は、暗黙のルールなのか階段通路の端っこに列をなして引っ張り上げている。
その他の人は、それまでと同じようにベルトコンベアよろしく上がっていく。
誰も荷物を引っ張り上げている人を助けようとはしない。
この駅に限ってはポーターらしき人はいなかった。(和諧号だからかも)
ホームに出た。
和諧号の写真を撮りたかったが、この瀋陽北駅で待っている間も含め、カメラを構えている人など皆無であり、多少なりとも中国鉄道初乗車にビビっていた小心者の私にとっては無理だった。
各車両入り口に係員の姿は確認する事が出来なかった。
ホームを歩いている間に各車両内を見る限り、ほぼ満席だと思う。
私は一等座車両、日本でいうグリーン車なのだから空いていると思いきや、振り返って確認した訳ではないが99%の乗車率だったと思う。
まして驚きは、途中駅で降車する客がいると、ほぼ必ずと言っていい程その席にはその駅から乗車してきた人が座るという事だ。
すごい効率。
さて、私の乗車した和諧号について・・
中国北部路線を走る和諧号はフランスの技術を導入した車両だという知識はあった。
日本の新幹線(秋田こまちは知らないが)に比べると外観も車内も微妙にコンパクトに感じる。
二当座は2列・3列、一等座は2列・2列の座列。
実際に一等座に着座してみても、日本の新幹線グリーン車には程遠い座席の広さ。
それでも、北海道の特急列車よりは広いかな。
ただ、足元は航空機並みの狭さ。
とてもじゃないが、日本の鉄道に慣れたものにとっては快適とは言い難い。
駅を発車すると(日本の新幹線のようにスーと発車する)間もなく車内検札に来る。
私の乗った車両に関しては、気の強そうな女性だった。
ボールペンで無造作にレ点をしていくだけ。
この検札の前後が定かでないが、ペットボトル入りの水を投げるように配る。
座席の前ポケットには雑誌が入っている。
ただ、この雑誌、日本のように各座席とも同一のものが入っている訳ではない。
私は、ペラペラと見て、当然内容は分からないから(ビジネス雑誌のように思えた)元に戻しておいたら、隣の乗客が見てもいいか?と尋ねてきたので(←多分だが(笑))、どうぞと手振りで答えた。
その時に、よく見ると各座席違うものが入っているんだなと理解した。
スピードはというと・・
中国が誇る和諧号、300km超えは当たり前?と期待していたが、何と遅い事。
私の体感速度では140km・・どんなに判断を緩めても180kmは超えていない。
事故の影響なのか?
座席の窮屈さと相まって、私的にかなりの不満。
そうだ、車内販売も日本のように来た。
スタイルは一緒、弁当やコーヒー類。
隣の人はコーヒー(カップに注ぐタイプ)を買っていたが、いくらかは確認できず。
とにかく、つまらない車中であった。
車内放送(次の駅案内)は中国語のみで英語はなかったはず。
乗った列車が哈爾賓止まりかどうかはその時点では分からなかった為、放送のあるたびに「ハrビン」の発音を聞き漏らすまいと耳を傾けていた記憶がある。
(ハルビンの正確な発音については、今日のこういった車内放送を想定して、前日にタクシー運転手からレクチャーを受けていた)
実際の車内放送は、車内がそんなに騒がしい訳ではないのに聞き取るのには不十分な音量であった。
ただし、結果的に終着だった哈爾賓駅の直前の案内だけは英語放送があったと記憶している。
日本のように、車内に電光掲示板はなかった。(と記憶している)
哈爾賓駅には13:30に到着。
本日と明日の宿泊先「HEILONGJIANG KUNLUN HOTEL(昆崘大酒店)」を探すことにする。
事前の宿泊先地図は大雑把すぎて良く分からず。
駅周辺だというのが分かるのだが、想定外に哈爾賓駅前は活気があり、どこにあるのかわからず掃除をしていたオッチャン(哈爾賓駅前には掃除をしている職員らしき人がわりとたくさんいる)に紙を見せてここはどこ?と聞く。
紙をチラッと見て無視される。
文字が読めない人なのか?と思った。
困って、道の反対側に渡ったら、さっきオッチャンに尋ねた場所が宿泊先の真ん前だった事が分かった。
きっとオッチャンは馬鹿にされたんだろうと思ったに違いない。
チェックインは14:00からになっているので、ホテル前にたむろしている人に交じって地べたに座り雰囲気を観察する事にした。
瀋陽でもそうであったが、ここ哈爾賓はそれ以上にクラクションが半端ではない。
瀋陽駅前の雰囲気とは明らかに違う。
瀋陽は都会的な賑わいだが、ここ哈爾賓駅前は田舎的賑わい。
活気さは、私はこちらのほうが感じる。
とにかく列車待ちをしている人の数は半端ではない。
駅舎内に入らず、そこらじゅうに座っている人々、何を喋っているのかわからないが大音声の宣伝、安宿案内をしているこれまた多数の人、タクシーや車、ほったて小屋の店から路上売りまでおびただしい数、瀋陽では見かけなかった乗り物(後に「三輪車」と呼ぶことを覚える)も多数路上に停まっている。
片足のない人が物乞いもしてた。
私の所にも来たが無視していたらあっさりと別の人のとこへ(その人は1元札を渡してたけど・・この物乞いが声掛けしてお金を渡す人は約半分で割とみんなあげるんだなと感じた。札を渡す人は私の観察時間中では1元札の人しか確認できなかったが)
マナーについても発見。
食ったゴミ、吸殻は路上に捨てるのがどうやら当たり前。
掃除職人が、それらゴミをこまめに掃除してる。
だからこんなに掃除職人がいるのか・・
瀋陽では携帯灰皿を使っていた私も、この時は座っている前に吸殻を捨てた。
わりとすぐに掃きに来る。
こんなんでいいのだろうか・・ (後日ダメとわかる)
14時になったのでチェックイン。
フロントの英語は堪能。
高度な英語を使われて逆にこちらが分からず。
それでも、やる事は瀋陽のホテルで経験しているからなんとなく分かった。
デポジット・支払い共にJCBが使えた。
フロントに愛想は全くなく、超事務的な対応。(これが普通なのかも)
部屋はダブル。
どこかのサイトのクチコミには、日本語表記の館内案内所があると書かれていたが、部屋には館内案内書そのものが無かった。
チェックインが早かったから、ルームメイクの忘れかも、と思い、フロント行って確認するも「無い」と言われた。
ただし、これは私のきき方が悪かったというきらいがある。
英語でなんて言っていいのか思いつかなかったから、この時はフロントにメモ書きで「施設案内書」はないか?と中国語で尋ねた。
さっきエキサイト翻訳で、施設案内書は「設施參考手冊」と言う事を知った。
このホテル、部屋は半々の確率で駅側になる。
私の部屋は駅側で、それもかなりの高層階であった為、駅構内がよく見渡せた。
私は鉄道オタクではないが、超ラッキー。
しばらく列車の運行等を眺めてから、中央大街に行ってみる事にした。
ガイドブックの地図を見て、歩いて行けない事はないだろうがホテルの部屋から見える哈爾賓駅西側の陸橋を歩いている人はいないように見えた。(歩道がないように見えた)
東側の陸橋を渡っていくには、その時点では自信がなかったため、歩いて行く事は諦め、チェックイン前時の観察時から気になっていた三輪車に乗っていこうと決めた。
ホテル前の道には20台は停まっている。
人のよさそうなオジサンに中央大街の北外れの防洪記念塔までいくらか尋ねる。(筆談)
30元と書いてよこしたので、高いのか安いのかは不明だが乗車する。
人のよさそうなオジサン、おもむろにサングラスをし、発進する。
側から見てるより、はるかにスリルのある乗り物。
瀋陽でのタクシーも、何度か足を踏ん張ったが、この三輪車はその非ではない。
足を踏ん張るどころか、しっかり掴まっていないとヤバい。
しかし、途中からはそのスリルも笑いに変わった。
私が今までに乗った乗り物の中で、最高に位置する程楽しい乗り物だ。
スリル度は、富士急のコースターに匹敵するレベルに感じる。
こちら(三輪車)のほうが命を落とすという意味合いでははるかに上回る。
タクシーも車の間を縫うように先へ先へと進むが、三輪車もそれ以上。
運転手除き、4人乗車できるような構造をしているが、1人乗っても坂道ではパワー不足を痛感したから、4人フル乗車したら哈爾賓の坂道では時速5㎞程に落ちるかもね。
哈爾賓訪れたら是非とも乗る事をお勧めしたいが、後日の情報によると・・
三輪車は非合法な乗り物なんだそう(営業許可を受けておらず、もしもの時の補償が無い)
運賃はタクシーより高い(中央大街までタクシーならワンメーター8元~10元)
本来は、駅から自宅までの足として利用されているらしく、その際も通常は乗り合わせで行くらしい
まぁ、自己責任で是非の乗車を。
防洪記念塔のあるスターリン公園はそれなりの人。
地元の人、観光客共に多数。
カップルも目につく。
対岸の太陽島公園に渡る船会社が2社あって、呼び込みのオバチャンの競争が激しい。
太陽島にはロープウェイでも渡れる。
高級なマンションやホテルも立ち並び、松花江を望む眺望はとってもいい。(特にこれといって何もないのだが私は好き)
中央大街は、帝政ロシア時代の名残を留める街並みとなっているが、私はロシア自体をよく知らないし、実際見てもだから何なの的な感覚しか持ち合わせなかった。
歴史的な建物に疎い私には、ヨーロッパの街並みと大して差は感じなかった。
ロシアの土産物屋らしきところは繁盛していた。
私には、決して安いとは思えず、購入意欲を持つものも見当たらなかったが、見ている分には十分楽しめた。
ビアガーデン風な空間が2か所あって、串屋が軒を連ねていたが、季節がらなのか時間的なのか客は皆無に等しかった。
通りから、脇道を見た時に『日本式ラーメン』と書かれた店があったので入店した。
醤油拉麺(21元)を注文したが、どこが醤油ラーメンなんだと思われる代物だった。
マズくはない。
繁盛していた。
出口にレジもあるのだが、注文時に現金を要求された。
これは後日分かった事だが、店が混んでいる時には食い逃げ防止の為に殆どの店がそうするらしい。
混んでいなければ通常はレジで支払うとの事。
この中央大街関連は、後日も訪れ、その際に新たにチョットした事も分かったので、それは「初めての中国一人旅 4.」に記載する。
帰りは、街ブラ兼ねて歩いて帰る事にした。
迷子になったらタクシー乗ればいいや的な感じで歩いたのだが、中央大街から道なりにまっすぐ南進し、経緯街の通りをまっすぐ歩いて来れば駅南に自然に出る。
経緯街の通りは標識も出ているのですぐに分かる。
(こんなに分かりやすいという事は、駅から中央大街まで歩いて行くにも分かりやすいという事になる)
「一人旅 2.」で触れたように、道路の横断は必需。
線路にかかる陸橋からは何線もあるホームがよく見える。
ちょうど発車時と重なったので、足を止めて見入ってしまった。
中国の列車は長い。20両は楽にある。
重い長い車両を、ディーゼルがのそのそと引っ張っていく姿は日本では見られない。
一旦ホテルに戻る。
明日中に哈爾賓から鶏西までの切符を購入しなければならない。
鶏西の友人に、哈爾賓まで来た事と列車の時刻表はどこにあるのかを聞くために電話した。
駅に行けばあるとの事。
とりあえず駅に行ってみる事にした。
とにかくデカい。
瀋陽駅、瀋陽北駅より確実にデカい。
駅舎入口は左右に2ヵ所あり、表のデカい電光掲示板に乗車する列車毎にどちらの入り口から入ればいいのかが表示されている。
中央は切符売り場への入り口。
ここはオープンスペースなので、自由に出入りできる。
中に入ってみた。
ものすごい人。
しばらく観察する事にした。
中に椅子はない。
切符売り場の窓口が30位は並んでいるだろうか。
まず圧巻される。
各窓口の前は、どこも行列。
各窓口の上には流れる電光掲示板がある。
ガイドブックに、切符売り場の窓口は、軍人用、外国人用等の区別が(目安として)あるような事が書かれていたので目を凝らしてジックリ何度も何度も各窓口の電光掲示板を見たけれど、結局4種類の電光表示がある事が分かった以外は解読するには至らなかった。
どの窓口の行列も30人以上は並んでいるが、見る限りでは客層はどこも一緒に見えた。
唯一、妊婦含む女性と若者のみが並んでいる窓口があったが(そこの電光掲示板は他と違う)だからといって行列が短い訳ではない。
階段で2階に上がると、そこにも5つ位の切符売場窓口があった。
そこの行列は5~10名で比較的すいていた。
階段昇り口の電光掲示板を私なりに解読すると、そこは当日券売場に思う。(自信はない)
別の場所には、各列車の空席状況がわかる電光掲示板がある。(写真参照…説明もそこで)
表示切替が10秒に満たない速さで変わるので、自分の乗りたい列車を探すのも含め解読するのに私はこの掲示板を30分は見続けていたと思う。
結局この掲示板では自分の乗りたい列車を見つけられず、時刻表など置いてある気配も更々なく、このスペースには売店の類は皆無だから時刻表は勿論売っていない。(駅前に乱立している売店にも時刻表はない)
困ったなと思っていたら、電光掲示板とは正反対の位置に超デカい時刻表が掲示されているのを見つけた。
どうやら哈爾賓駅に停車するすべての列車が書いてある。
鶏西行きは夜行しかなく、というか24時間まんべんなく列車がある感じで、しかもどれもこれも寝台車両がある長距離列車ばかりに思う。
鶏西止まりの列車は、たまたま哈爾賓停車が夜という感じ。
日本のように、隣町まで気軽に乗車できる各駅列車のシステムは無いように思う。
そういった比較的近場に行きたい人は、バスを利用するんだと私は理解した。
夜発だと、鶏西に正味1日しかいられなくなる。
この時刻表は、その列車の始発駅と終着駅の表示しかないため、ひょっとしたら鶏西を経由する列車があるのでは、と鶏西より遠いと思われる行き先の列車を探した。
掲示されている時刻表には、その列車の停車駅など当然書かれていないため、手元にある中国地図の各都市を結ぶ線路表示から列車が通るであろう路線を推測していくしかない。
時刻表に、上り下りの区別はない。
あくまで哈爾賓に停車する時刻の時系列。
私の分析では、鶏西を通過するであろう列車はなかった。
逆に、哈爾賓~鶏西間の3分の2の位置にある牡丹江(ムーダンジャンと発音する事を駅前にたむろしていた男性からレクチャー受けた)行きが午前発にある事が分かった。
これに乗って、まず牡丹江へ行き、そこから鶏西行きの列車があるに違いないから、またそこ(牡丹江)で切符買って乗り換えて鶏西まで行けばいいやと結論付けた。
乗る列車を決めたところで、またさっきの空席状況を表示する電光掲示板へ戻った。
しばらく見ていたが、一向に目的とする列車が表示されない。
立って首をあげてず~っと見てるわけで、疲れちゃって途中でやめた。
片隅に、自動券売機なるもの2台がある事に気づく。
タッチパネル式で、日付や行先を入れると候補となる列車と買える座席の等級が表示されるようになっている。
行先入力はどうやるんだろと観察してると、ピンインのアルファベット文字列を1文字ずつ入力するたびに候補となる駅名が絞り込まれていく感じ。
私も、人のやっているのを見ているうちにやり方を覚えた。
が、2台しかなく常に人がいる。
中国式並び方で、操作している人の後ろには3人が並列にいる。
その後ろにはまたランダムに並んで?いる人。
とにかく前の人が終わった瞬間、次に操作パネルに早く触れた人が利用できるのだ。
逆に、並んでいるようで並んでいないこの現象を逆手にとり、私は操作している人のすぐ横で何人かの操作を間近で観察する事が出来た。
実際は、この券売機で切符を購入する人は5人に1人いるかどうか。
殆どの人は、空席状況の確認に使っているように見えた。
操作の仕方はほぼ理解できたが、1つだけ疑問が残った。
購入する人は現金とは別に必ずカードを差し込むのだ。
多分IDカードと思われるのだが、当然私は持っていない。
空港の自動チェックイン機のようにパスポートを読み込ませるような仕組みにはなっていない。
外国人は無理なのかも…
窓口並んで購入するより、この機械で購入するほうがはるかに精神的疲労から解放されるので、もう少し夜に来れば、ひょっとしたらこの自動券売機前には人がいないかも、と期待を抱きつつホテルにまた一旦戻る。
これら駅のシステムを学習するのに、私は1時間半~2時間駅をウロウロした。
とにかく超疲れた。
部屋でウトウト。
起きると21時近い。
また駅に行ってみた。
駅前にたむろしている人の数は多少なりとも減ったが、切符売場は相変わらずの混雑…というか、オープンしている窓口が少し減っている。
自動券売機前も相変わらずの人なので、外国人が券売機で切符購入できるのかどうかの検証は諦め、筆談で窓口購入する事に決めた。
どの窓口も20名程なので、温厚そうな係員のいる窓口に並ぶ。
並んでいる間に、別の係員らしき人がその行列間に入ってきた。
何をしているのかと思いきや、皆その人にIDカードらしきものを見せている。
総当たりでやっているので、私のとこにも来て何か言われたが、当然のごとく何言っているのか全く分からず、無言でウエストポーチからパスポートを取り出したら次の人に行った。(開いて見せたわけではない)
周囲の人に、私が日本人だとこの瞬間にバレた。
それまで私は、現地人に同化してた(自信がある)のだが、その後は明らかに視線を浴びて待つことになった。
並んでから30分程で私の番になった。
窓口前には遊園地入場の際あるような回転式のバーがあって一人しか進めないようになっている。
あらかじめ書いておいたメモを見せる。(同時にパスポートも差し出す)
理解してくれたらしく係員は操作し始め、横の画面に購入しようとする内容が表示された。
列車番号と行先が合っていたのでOKと告げ『多少銭』とメモ見せた。
片手で5・2(パー・チョキ)とやってくれたのだが、最初の5を見落とし200元差し出したのだが、なんだか様子がおかしい。
2(チョキ)を連発してくる。
意味わからず、慌てた。
助けを求めるがごとく振り返ってみるも、そこにはこちらをじっと見つめる女性の眼のみ。
購入内容が表示された画面をチラとまた見たら『52』という数字が見えた。
運賃に違いない。
Oh!
2元差し出す。
係員、にこやかに切符とパスポート、そして釣銭の「150元」を返してくれる。
買えた♪
ちなみに、ここの切符売場はガラス(アクリル板かも)で仕切られていて、係員とは双方マイクを通してやり取りする。
昨日の瀋陽の街中切符売場は、仕切りに丸いポツポツの穴がいくつかあいているタイプ。
駅の外は、切符を買いに来た時より人が増えていた。
きっとまた列車が到着したのだろう。
簡易宿泊所と思われる看板を持った人達がまた多数声をあげていた。
きっと哈爾賓駅は、切符売場も駅前も24時間ずっとこんな感じなのだろう。
新宿・渋谷の駅前だって夜中は静まり返るのに…すごいところだ、中国は。
ホテルに戻り、風呂にはいった。
昨日に続き、またもや不具合が・・
今度はシャワーのコック(向き)が変えられないのだ。
錆びついた感じで動かない。
今回は、無駄な抵抗はやめてシャワーの向きに自分の体を合わせる事にした。
22時半、電話が鳴る。
何事かと思いきや、マッサージのセールス。
(最初は中国語、Ha~? と言ったら英語に変わった)
No と言ったら Good night. と言って切れた。
テレビをチョット見て寝た。
テレビは東芝製。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
東北地方を走っている新幹線
瀋陽北駅のホームや車内を撮影したかったが、
私は小心者なのでできなかった。
(この写真は、哈爾賓駅ホームに停車中の新幹線)
8両1編成…
私の乗ってきた列車は16両なので東北新幹線のように頭車両同士で連結されてた。 -
新幹線内のトイレ
どっち向いて座るかわかりますか?
左ですよ。 -
新幹線内で配られた水
一等席のみか?
窓側の人には投げて渡す。 -
駅出たところ
その荷物の中には何が入ってるよ?
と問いたくなるような大荷物抱えた人々。 -
前の写真からさらに進んだところ
安宿のプラカード持った人が何人いるかわかりますか?
少なくとも5人はいます。 -
車がひしめき合う道路を中国式に渡る
クラクションが常に響き渡る。 -
前写真からチョット右向けるとこんな感じ
-
そこから左90度はこんな感じ
小さな店・露天商・三輪車やらタクシーでグチャグチャしてるとこ -
前の写真の道の反対側から撮るとこんな感じ
写真に写っていない左側が
宿泊ホテルの【HEILONGJIANG KUNLUN HOTEL(昆崘大酒店)】 -
ホテルのエレベーターホール
-
部屋への通路
-
私の部屋…2220号室
瀋陽のホテル共に高層階で恵まれた。
ここもカードキー式。 -
ホテル室内
-
ホテル室内
奥(窓)側から…
瀋陽のホテルより若干狭い
ベット幅も若干狭いが十分なダブル -
ホテル室内
薄暗くビジネスには向かない。
テレビチャンネルは瀋陽とほぼ同じだった気がする。 -
ホテル室内天井
照明はすべて白熱灯。
写真中央に見えるのなんだかわかりますか? -
拡大するとコレ
そう、スプリンクラー -
部屋に備え付けの火事用マスク
昨日宿泊の瀋陽のホテルにも同じものがあった。 -
そのフタ
-
ホテル室内の水
2本は無料。 -
室内にあったマッサージの案内
英語表記で「third floor」
日本語表記で「ホテルのょかい」
一体、何階にあるのかしらん? -
ホテル室内から駅方面
-
同、夜景
-
その左側
-
同、夜景
-
さらにその左
車線などお構いなしの三輪車軍団。 -
哈爾賓駅西側にかかる陸橋
地図で見ると、この橋渡ってけば中央大街がすぐに感じるが
歩いている人影が見えない。
歩いて渡れる道なのかは不明。
写真を拡大してみても、
歩道があるような ないような… -
同、夜景
-
部屋の目の前
後日、列車に乗ってから改めて写真を見ると
これ(四角い建物)は候車室だとわかる。
左右に伸びている細い赤屋根部分が駅から通じる通路にあたる。
通路は傾斜がついていて階段はない。
中央に通路があり両サイドにそれぞれ5室の候車室(と思った)
ホームには階段で降りる。 -
同、夜景
-
中央大街方面
ツインタワー何だろう? -
下のパノラマの上部
-
上のパノラマの下部
-
候車室の屋根の上で働く人々
-
ここから12枚はテッチャン用の写真
飛ばして頂いて結構です。
私は
テッチャンではありません(笑) -
8両編成の、それぞれ先頭車両が一等車…
一等車は2×2
二等車は2×3
これだけだと日本と同じに思えるかもしれないが、
車両幅は微妙に狭い気がする。
ゆったり度はなく、とにかく足元が狭い。 -
これは乗った車両と一緒だからわかる…新空調硬座車両
テーブルの上に見えるのは銀の皿。
豆だとか果物だとか入れて皆フル活用している。
終着駅に着く前の掃除時に片付けられる。 -
駅構内
列車一編成は20両以上はあるので当然ホームも長い。
1枚の写真に収まりきらん。
次からの写真は、
駅構内(待機車両)を右から左に連続して撮影したもの -
一番右
機関車 -
右から2番目
貨車? -
3番目
これも貨車? -
4番目
これは寝台車…
等級まではわからず -
5番目
-
6番目
-
7番目
-
一番左
陸橋の下 -
ここから4枚はホーム編(笑)
積んでるものは寝具だな… -
ポーターに手荷物を預けた人は、これで車両前まで運ばれます。
左奥には、
車内で売っている弁当や飲料が荷台にセットされているのが見える。
これから積むのか売れ残りを降ろしたのかは不明。 -
さすがにこれは手荷物ではないような…
手荷物は黒いズタ袋が定番に感じた。
袋に (大) と表示されてるのも見たから、
きっと規格品があるのだと思う。 -
別送品なのかな?
-
駅前広場
救急車が来た。
左手に、オバチャンからセールス受けてる兄ちゃんがいる。 -
何を売ってるんだろ?
-
この大量に人がいるところは正規のタクシー乗り場
誰一人並んでなどいない。
皆、我先にと…
日本人は永遠に乗れないと思う。
でも大丈夫…
ちょっと脇には、駅構内には入場できないタクシーがちゃんと待っている。
三輪車もね。 -
救急車のサイレンは、
日本のサイレンに音色は似ていて1.5〜2倍位の速さ
写真にはないが、
郵便集配車は全緑の車体色。
ポストも緑。
ちなみに消火器も緑。 -
救急車がつけたところ(凹んでいるとこ)は駅の出口
私もここから出てきたのだ。 -
駅舎全景
-
上記写真の真逆方面
-
駅の切符売場
入って右手に列車毎の空席状況がわかる電光掲示板。
当日含めて6日分の空席状況が分かるが、見ての通り表示できる日数は2日分。
10秒に満たない速さで次々変わる。
3回目には他の列車に変わっていく。 -
切符売場の窓口
この状況で写真を撮るのは、かなり勇気がいった。
この写真の右手に、2階にあがる階段がある。 -
上の写真の左手…
窓口の量は半端じゃないのよ。
買っている人も輪をかけているけど。
妊婦含む女性と若者が並んでたのは、この写真の一番奥の列。
ここから左45度向いたあたりに、自動券売機と時刻表がある。 -
これが駅に掲示されている時刻表
哈爾賓駅に該当する全列車が記載。
この右手に自動券売機が2台。 -
時刻表拡大
夜中だろうが何だろうが、24時間走ってるのがわかるだろうか。
だから駅前は24時間賑やかい。
列車番号の頭の記号は事前知識として必要に思う…
・G、C…時速300km以上の新幹線(現在、東北地方にはない)
・D…時速250km以下の新幹線
・Z…時速160km程のノンストップ便
・T…時速140km程の特別快速
・K…時速120km程の快速(Nを使う時もあるらしい)
・ないものが普通(いわゆる各駅停車) -
私が切符売場窓口に実際に見せたもの
これで買えました。
軟席じゃなかったけどね。
この列車は北京始発だから、
多分、軟席は哈爾賓発にはないのだ。
哈爾賓で誰か降りない限りね。 -
手に入れた切符
付箋部分はパスポート?記載。
鶏西行きは時間が合わなかったので
とりあえず牡丹江行きで
上の切れ込みが改札、
右の小穴は検札によるもの。 -
ホテル前に停車している三輪車で中央大街に行く
これは囲いがついたタイプ。
私は、囲いのないタイプに乗った。 -
柱が松葉杖
バイクを改良したもの…125cc位のバイクに感じた -
対面座席も完備
最大搭載人員6名?
(運転手除く) -
速度は…
平地で40km・上りは10km
(あくまで私の推測速度)
体感速度は60km位はある。
しっかりどこかに掴まっていないと落ちます。 -
右に左に…
隙間があれば前へ前へと。 -
囲い付き三輪車に追いつく
車重が軽いせいか? -
道路を平気で渡る人
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店の前での路駐の仕方の基本
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中央大街の北外れで降車
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見送る
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振り向けば…
そこはスターリン公園
写っているのは『防洪記念塔』 -
前写真の左側
中央大街の北入口 -
さらに左側
三輪車から降りた所 -
右側の船乗り場
オバチャンによる乗船勧誘の激しい側がこっち -
拡大
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ここからパノラマ5枚
写真は左に続く連続写真 -
ただの対岸…太陽島
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対岸に渡るロープウェイ
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左側の乗船乗り場
翌日、
私が乗ったのはこっちの船 -
坊洪記念塔の立つ広場
-
中央大街の北端から
すぐ左手の建物1階にロシアからの輸入物と思われる店がある。
ロシアに興味がある私にとっては楽しいところ。 -
中央大街北側入口拡大(←ひらがな入れないと中国語と錯覚しそう)
-
中央大街の大通りから少し脇道に入った和風ラーメン店で食べた時のレシート
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