2012/06/18 - 2012/06/28
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mak-lionさん
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ヤクーツクとイルクーツク、2つのクーツクに行ってみた。
(1)ヤクーツク
ヤクーツクは、15年以上前にモスクワにいた時、市内の国際ビルの1階に日本レストラン「さくら」と言うのがあった。その当時、日本レストランは数件しかなく、このレストランは貴重であった。そこのウェイトレスは和服を着た日本人だと思ってたが、ちょと日本語がおかしい。聞いてみると、ヤクート人だそうだ。見た眼は、全く日本人で、えーー、そうなのか、と思った記憶がある。それ以来、ヤクートへいつか行ってみたいと思っていた。
余談だが、レストラン「さくら」の日本人経営者は、だれかに殺されてレストランは乗っ取られてしまい、カジノになってしまった。当時は、こんな荒っぽい方法で、会社の乗っ取りが頻繁にあったようだ。
その他、ヤクートでは、マンモスと永久凍土が目当てでもある。
旅程
6/18 ATX 13:25 JL1264 14:35 HND NRT 18:10 JL869 21:30 BJS
Beijing Century Hong Kong Hotel 208CNY/night
6/20 BJS 04:50 S70528 11:05 YKS 9710.85RUB
Hotel Ontario 11900JPY/night
6/22 YKS 04:30 S73264 06:35 IKT
Hotel Imperia 11500jpy/night
Nikita's 1800RUB/night
6/28 IKT 10:35 HG5919 11:55 MOS 16:30 HG8107 17:10 VIE 655.71EUR
- 旅行の満足度
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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永久凍土研究所
市内からタクシーで200RUB, 帰りは路線バスで16RUB。
入場料は800RUBで、ロシア語ガイド付き。北大の低温研究所ともつきあいがあるそうだ。 -
地下道への入り口で、毛皮のコートの様なものを貸してくれた。地下道は、-5度以下だそうだ。
1メートルくらいの地下から、もう凍っていた。何キロも深く凍っているそうだ。写真に見える地下道の氷は、空気中の水分が凍ったもので、永久凍土そのものは、水と言うよりシルトのような細かい土が凍ってカチカチになったものみたいだった。溶けた永久凍土は、サラサラしたホコリのような細かい土だった。 -
地下道の奥に行くと、天井に氷の結晶がたくさん出来ていた。雪の結晶はスキー場などで見たことがあったが、数センチもある氷の結晶を見たのは初めてだ。
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水は氷れば、単なる氷の塊になると思っていたが、考えてみれば雪の結晶も、成分は水。ただ、数センチのサイズの氷の結晶はなかなか出来ないのだとか。この地下道内の空気中の水分が長い時間をかけて少しずつ凍って、数センチの結晶に成長したのだそうだ。
いずれにしろ、こんなものは初めて見た。 -
マンモスと言うから、すごく大きいのかと思ったが、サイズは象とほとんど同じ。永久凍土研究所の入り口にマンモスの模型が置いてあった。鼻から水が噴き出る仕組みになっているそうだ、そこまで象と一緒なのだろうか。
地下道の一角に、マンモスの子供が石膏で復元されていた。39000年前のもので、1977年にほぼ完全な形で永久凍土から発見されたそうだ。金鉱脈から発見されたとか。ヤクーツク地方(サハ)では、金とダイヤが産出される。 -
大学の建物内にある博物館。
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考古学博物館と、マンモス博物館がある。
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ここは、歴史博物館の入口サイン。
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博物館入り口前広場にあるトーテンポールのようなもの。
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ちょと違う形のトーテンポール。
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市中心部のレーニン広場
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レーニン広場から近い、北極星ホテルの向かいにあるプーシキン劇場。北極星ホテルのロビーでは、WIFIが無料でつながるので何回か利用させてもらった。
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オペラ・バレー劇場
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オペラ・バレー劇場前の広場にあったモニュメント。
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やはりあった、クワス。夏至の日だったが、気温は15度位。でも、日差しは強い。
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国立美術館
6月21日は夜8時から「美術館で白夜」という催し物をやっていた。白い服であれば、入場無料となると書いてあった。そのため、美術館は昼間は閉鎖。食堂で昼食を取るだけで引き返した。次の日は、通常営業だった。 -
町中でメダツ古い建物。
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ヤクート市内には、モダンな建物がたくさんある。この10年で、たくさん増えたそうだ。これは、スポーツセンター。
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これも、モダンな建物である。冬の雪景色にマッチするのだろうか。
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ヤクーツク市の新しいシンボル。
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ニコラウス教会
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内部は金ぴかだった。金を産出するからでもないか。
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泊ったホテルオンタリオ。ちょうど年1度の夏至祭ためか、郊外のホテルを予約してくれた。市内のホテルは満員だったのかもしれない。
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15番のバスの終点から歩いて5分くらいの所にホテルがある。市内へは、このバスで30分くらいかかる。
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空港は近代的なビルだった。
ヤクートはシベリアの奥地にある人口20万の地方都市。それにしては、ちょと物価が高いように思う。金やダイヤを産出するので、裕福なためなのか、物資を運ぶのが大変なのかその理由はわからない。ここにはシベリア鉄道は通ってない。空路か陸路だけだろう。陸路は、永久凍土の影響で悪路であろう。
永久凍土の地に住むことは、かなり大変なことだろう。建物の基礎部分の永久凍土が少しずつ溶けていくので、建物はあまり長く持たないようだ。これは、日本と同じく自然災害に入るだろう。自然災害の多い国では、余計な所にコストがかかり、物価も高くなるのかもしれない。
空路でイルクーツクへ移動。
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