2012/06/24 - 2012/06/24
56位(同エリア71件中)
mak-lionさん
- mak-lionさんTOP
- 旅行記89冊
- クチコミ22件
- Q&A回答26件
- 89,806アクセス
- フォロワー6人
イルクーツク市内観光からホテルへ戻り、LONLY PLANETに載ってるKrugobaikalsky Ekspress (www.krugobaikalka.ru)に電話してみた。残念ながら今日は土曜日、だれも電話に出てこない。なので、Webページを見ていたら、バスとか、船とかの時刻表と循環鉄道の時刻表が載っていた。しかし、いくら時刻表を見てもイルクーツクから出発して、循環鉄道に乗り、再びイルクーツクに戻るには、公共交通機関だと、どうしても接続がうまくない。1泊どこかでしないと、もどってこれない。ちょっと大変だ、もう諦めるしかない。
Webページには、循環鉄道のツアープログラムも載っていた。朝8時か9時に市内のオペラ座から出発して、夜の9時ころイルクーツク駅に戻るプログラムである。日曜日だけのプログラムで、明日は日曜日、ちょうどいいのだが、旅行社のオフィスには誰もおらず、予約不可能。
日曜日の朝、運を天にまかせてオペラ座に8時に行ってみた。貸切バスが止まっていたので、バイカル循環鉄道ツアーかと聞いたら、そうだった。一人乗っけてくれと、お願いしたら、なんと乗れてしまった!!!
その日は、一日中雨で、車内で1日過ごすプログラムは最適だった。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 船
PR
-
オペラ座。8時まで時間がなくタクシーで行ったが、運よくツアーに潜り込むことができた。
-
上演中の出し物。
-
オペラ座パーク。
-
この貸切バスに乗れた。満員だったから、1席だけ空いていたということだろうか。とにかく、やってみるものだ、運よくツアーに潜り込めたのだから。
-
イルクーツクから貸切バスでListvyankaへ。そこから、やはりチャーター船で、Port Baikalへ。ここの部分が、公共交通機関の本数、接続とも悪く、個人旅行では難しいところ。列車は、Port Baikalから10:30発。
-
対岸に列車が見えてきた。
バイカル循環鉄道がバイカル湖の岸辺を1周(2000Km)すれば、素晴らしいのだが、そうではない。
これは、イルクーツクからのシベリア鉄道の旧線の一部であり、湖岸を走るのは100Km程だ。 -
船が、バイカル港についた。
イルクーツクからバイカル港までのシベリア鉄道旧線は、アンガラダムが建設されたため、水没してしまったとのこと。そのため、わざわざバイカル港までこないとこの鉄道に乗れない。
逆回りのイルクーツク発バイカル港行きもあるが、これもロジが難しかった。 -
列車は、客車7両編成で、ディーゼルがSlyudyankaまで牽引する。そこからイルクーツクまでは、客車が電車に変身して走る。
-
列車は、ツアー客がほとんど。車内は、バイカルのビデオが流れる観光列車。乗ってるロシア人は、ピクニック気分でテーブルの上はいろんな食べ物とウォッカで満杯。
-
観光列車なので、いたるところで25分くらい停車する。毎回、ガイドが出てきてマイクで、説明をする。
-
列車は湖岸を走るので、車中からバイカル湖はいつでも見える。さらに車内では、ビデオでバイカル湖の動植物について説明している。
観光列車の停車場所は、橋とトンネルと駅。 -
100年以上前に建設されており、当時の最高技術を投入。日本人労働者も200人ほどいたそうだ。
-
トンネル内部までガイドはマイクを持って説明する。
-
列車は、トンネル前で停車。
-
1904年に、シベリア鉄道本線とここで接続、とある。
-
バイカル循環鉄道の路線は、単線でこの列車しか走ってないので、乗客は観光スポットまで、線路上を徒歩で。。
-
観光が終わるまで、列車は駅でなくても待っている。
-
今度は、橋が見どころ。
-
残念ながら、私は鉄道マニアでもなく、土木建築家でもないので、ちょっとトンネルや橋の見学には飽きてきた。
隣に座っていた、ロシア人のおばちゃん、窓からバイカル湖を見るのも飽きたようで、せっせと編み物をやり始めた。 -
当時としては、画期的な技術を投入して建設したのだろう。
湖と反対側を列車の窓から見ると、ときどき、ものすごい急な岩の斜面が切り立っているのが見える。これは確かに、今でも大変な工事だと思う。というより、こんな急な岩斜面のまじかに鉄道は、走らせないだろう。一度崩れれば、復旧不能で、もうこの観光路線も廃止になるような気がする。乗りたい人は、お早めに。 -
もちろん、ちゃんとした駅でも、列車は止まる。
乗ってくるのは、地元の人より、観光客の方が多い。ハイキングルートにもなっているのだろう。 -
駅と言っても、数件の家があるだけ。
-
バイカル湖は、雨。寒い。
-
先頭の、ディーゼル。
-
この駅で列車は停止。午後1時から3時半位まで、お昼の停車。
今度行く人は、食料とコップを忘れずに。お湯があるので、みなお茶を飲んでいる。 -
駅に止まると、必ず現れる臨時の売店。
ピロシキ、ジュース、ウォッカ、バイカル湖特製、オムリという魚の燻製などを売っている。 -
別の団体が、ここで昼食。
-
バイカル湖の水は5度程度。夏でも泳げる温度ではない。
-
10軒ほどの集落。どうやって暮らしてるのか、不思議なくらいの寒村だ。
-
これが、当時のシベリア鉄道の牽引車だったのだろう。
今は、展示されてるだけで、使われてない。
バイカル線は、もともと蒸気機関車しかない時代に建設されたため、蒸気機関車のパワーでも走れるよう、割と平坦なバイカル湖岸のルートが選ばれたと言う。現在の、シベリア鉄道は、イルクーツクからかなりの丘陵地帯を登らねばならない。電化されたため、そちらのルートが可能になったそうだ。 -
もう一つの駅で停車。
-
何もない、寒村だ。
-
住宅が数件。
-
Slyudyanka駅に到着。ここで、シベリア鉄道の新線と接続する。バイカル循環鉄道路線は終了。10時半にバイカル港を出発して、午後6時半到着。100KM弱を、8時間かけて走ったことになる。
-
気温は11度。
-
この駅は、ちゃんとした駅舎がある。
-
午後7時に、今までの客車が電車となってイルクーツクに向け出発。電車になったら、暖房が入った。イルクーツクには午後10時ころ到着。
イルクーツクまで3時間ほどだが、シベリア鉄道本線を走ったことになる。シベリア大陸縦貫鉄道を一気にやるのは、希望としては前からやりたいと思っていたが、どうも私には、合わないかもしれない。退屈そうだ。
車内で配られた、旅行社のパンフを見ていたら、バイカル湖の「オルホン島」ツアーと言うのが1泊2日であるようだ。そこには、オルホン島は世界最大のパワースポットであると書かれている。よし、明日はこれだ!
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
37