”クマリ”　に逢いたくて・・・・。（カトマンズまでバスで移動してみた！の巻）

2012/04/29 - 2012/04/29

　ポカラで３泊した後、カトマンズへ移動することにした。行きは時間の有効活用で飛行機を選んだが、カトマンズへはバスを利用する事にした。

　カトマンズまでの所要時間は、約７時間、バスの旅も悪くなかろう・・・・。

エリア カトマンズ(ネパール)

• 旅行の満足度: 3.5

　２泊した　ホテル「テンジン・ヒラリー」。

　朝、６時半過ぎにチェックアウト。宿泊費２泊分　1000Rs　と、カトマンズまでのバス料金を支払う。

　バスの出発時間は、バスターミナルから7時30分。ここを7時に出れば十分に間に合うだろう。

　ホテルのオーナーが気を利かせてくれてタクシーを呼んでおいてくれた。7時ちょっと前にタクシーに乗り込み、バスターミナルへと向かう。料金は、150Rs。

　ポカラのツーリスト・パスパーク。

ホテルから10分程度。奥に何台ものバスが停まっていた。

　バス・パークの入口付近には、バスに乗る観光客相手の露店や朝食を出すお店などがあった。

　バス・パークへ到着したのは、７時過ぎ。時間もまだあったので、ネパールで最初の「チャイ」を頂く。

大コップ　50Rs。

　ネパールっていったら、飲み物はやっぱり「チャイ」でしょう。

　カトマンズまでのバス。

　真ん中のバンパーが青いバス、他のバスよりちょっと小型のバスだった。

　カトマンズ行きには、エアコン、昼食付きのバスもあるようです（たぶんグリーンライン社）、料金は　$20　です。

そんな高級バスを選ばす、安いバスで移動。

オフシーズンなので、バスは空いているかと思ったら大間違い、満席だった。おまけにオーバーブッキングになるほど、そのおかげで出発が遅れ、バスパークを出たのは、一番最後だった。

荷物は、当然屋根の上に積まれた。途中で落ちないことを祈るだけです。

　バスは一番遅れて出発。僕の席は左側の後ろだった。

　バス・パークを出ると、左側に今朝見えたアンナプルなの山々がまだ見えていた。出発をもう1日遅らせ、今日サランコットの丘へ行けば、雄大な景色を見ることが出来たと思うのだが、出発当日に見えるなんて・・・・。

　でも見られただけでもラッキー！

　ポカラを出発して２時間くらい経った山あいの場所でバスは停まった。

　どうやら、朝食タイムらしい。

他にもたくさんのバスが停まっていた。そう言えば、僕の乗ったバスには、日本人は僕ひとりだった。

最近バスに乗ると、いつも日本人ひとり状態が多い。

　バスを降りると、周りはこんな景色。

　バスが停まった場所から下に降りると、売店やレストランがあり、バスの乗客は、食事をしたり、売店でお菓子や水を買ったりと・・・。

　僕は朝食は取っていなかったが、ここでは食事はしなかった。お菓子だけ購入し、バスへと戻る。

　先ほどの休憩所から山を登り、今度は下りの道になった。カトマンズまでの道路は、ちょうど川に沿って作られていた。景色はいいのだが、日本みたいにガードレールなどがちゃんと整備されているはずもなく、もしこの崖からバスが川に落ちるのではないかと気が気でなかった。ちなみにネパールは日本と同じ左側通行です。バスの左側に乗った僕は冷や冷やものでした。

　また、走っていれば遅いクルマなどもいます。おまけに片側１車線、当然遅いクルマを追い越します。追い越し車線に入ると前からは対向車が、映画などでよく見るカーアクションシーンそのまま、間一髪で対向車を避ける、こういったことは何度も何度も続きます。

めちゃ、怖いです。

　写真は、約２時間後の２回目の休憩場所近くの川の風景。ここで昼食タイムです。

　またまたここでは食事は摂らず、バナナを購入。

　カトマンズまであと20数キロ付近、この峠を越えればカトマンズです。
　
　こういった坂道が続きます。こんな所を昇ってきたんです。

左側は崖なので、めちゃ怖いです。

　この峠を越える間も、他のバスやトラックと抜きつ抜かれつのデットヒートが続きます。

　そして、ようやくカトマンズ到着。

　ところでここはどこ？　ガイドブックによれば、タメル地区の北側がポカラからのバスの到着場所と記載されていたが、ここがそこ？

　近寄ってきたタクシーの運転手に「タメルは？」と聞いたら、「向こう！」と指さした。どうやら、ガイドブックの記載と同じ付近らしい。

　預けた荷物（バスの屋根の上）を受取る（落ちなくて良かった）。

　ここから、安宿街のタメル地区は近い模様。このままちょっと戻るとＴ字路にぶつかり、そこを右へ行けばタメル地区らしい。

　”困った時は、白人についていけ！”　方法（自分であみ出した）で、たぶんタメル方面へと向かった白人旅行者グループにつかず離れずついて行ってみた。

　少し行くと、「Thakali Bhanchha」という看板が目にとまる。

「確か・・・・・」

地図で確認すると、間違いない！、載っているレストランだ！ここが間違いなくタメル地区だということを確認。

　「タカリ・バンチャ」のある交差点を左に曲がり、道なりに進む。目的は、宿泊予定候補のひとつ「HOLYLAND GH」。

日本語でも書かれていたので、すぐに分かった。

１階は店舗のようで、その脇から中へとはいる。どうやらフロントは２階のようだ。

　フロントへ行くと、目のくりっとした若い従業員（どうもオーナーらしい）がいて、「シングル」と伝えると、上の階の部屋を紹介された。

　シングル、トイレ、シャワー付。

これで、なっなんと１泊　350Rs。350円！？　安い。

ただ、隣の建物が近く、窓はあるのだが光がほとんど入って来ない。「光のはいる部屋は？」　と聞くと隣の部屋で、ツインで600Rsだという。ちょっと高いかぁ。

と言うことで、この部屋に決めた。

あとでよくよく考えたら、たった250円しか違わないじゃないか！

どうも貧乏性だなぁ・・・・。

　トイレと、シャワールーム。

　このＧＨに限った事ではないが、カトマンズは水があまりにも汚い。臭いし、色もこれ何色って感じ。

ここ最近、バンコクあたりのホテルばかり宿泊していたので、この水の汚さには最初ちょっとひいた。これでシャワーを浴びるのか・・・・。


日本人の女の子もたくさん宿泊しているようだが、この水でシャワー？　ＯＫなの？　さすが、女は強し。

　時計を見れば、既に３時は回っていた。そう言えば、朝から食べたのは、お菓子にバナナだけ。

途中の休憩所で食事を取らなかったのは、カトマンズの日本料理店「桃太郎」へ行って、メシ食うぞ！　と朝から思っていたためなのだ。

「桃太郎」は、ＧＨからすぐで、すぐに見つかった。

　がっちり食うぞ！

と思っていたのだが、メニューを見ているうちに「冷やしうどん」が美味しそうに見え、注文。


　　　　「旨いです！」


　ついでにビールも頼んじゃいました。

　食事後、このタメル地区近辺を歩いてみることにした。

なんか、ごじゃごじゃ感が、アジアっぽくていい。

　タメルあたりは、意外に綺麗だ。

ただ、やはり埃っぽい！　喉が痛くなる。

　タメル地区を外れると、この有様。

大量のゴミが捨てられ、牛がそのゴミを漁っていた。

　街のあちこちには、仏塔が・・・・。

さすが、ネパール。

　「カトマンズ　ゲストハウス」

カトマンズで超有名なホテル。

あのビートルズも宿泊したとか・・・。


最近では、テレビ番組の「旅猿」で、ナイナイの岡村と東野が宿泊した。

　ゲストハウスとは名ばかりで、超高級ホテルではないか！


　最初、「旅猿」を見たときに泊まってみたいと思ったのだが・・・・。

　あまりにも高級過ぎるではないか！

　夜は、チベット料理店「GILINGCHE（ギリンチェ）」へ。

お店は、通りに面してはおらず、この看板を奥に入っていくとある。

トゥクパ

日本でいうと「うどん」のような麺もの。

停電タイム中なので暗く、写真がイマイチですね。

これじゃ、美味しさが伝わりませんね。


このお店、お気に入りになり毎日通ってしまった。