人生という修行の始まりだ　オシムさんも愛するグラーツ編（3/23PM）

2012/03/20 - 2012/03/26

意味もなく寄り道したマリボルから、約１時間ほどで今日最後の目的地であるオーストリアのグラーツに到着しました。
グラーツでは知る人ぞ知るエッゲンベルグ城が一番の目的ですが、グラーツの市街も非常に雰囲気が良くて、ぶらぶら散歩も楽しい♪♪

ここグラーツは旧市街と郊外のエッゲンベルグ城が世界遺産登録されておりまして、見所満載なのです。

ではでは元日本代表監督であったオシムさんも愛する街グラーツを巡ります。（オシムさんはサラエボ出身ですが現在はここグラーツにお住まいだそうです）


まずはエッゲンベルグ城から行きましょう。
ここは街から離れまして、西へ車で１５分〜２０分くらいでしょうか？
ちょっと郊外の静かな住宅街にありまして、高い塀に囲まれておりました。
エッゲンベルグ城の何が見たかったのかというと、ここにはなぜか・・・？
日本の間という部屋がありまして、戦国時代豊臣の世の大阪城屏風絵があるのです！！
なぜでしょうね・・・？
まぁ、おそらく城主であったエッゲンベルグが収集家だったのでしょうが、当時の豊臣時代の大阪城屏風絵がはるか遠くオーストリアにあるなんて、ちょっとロマンチックではありませんか！？
ではでは、参りましょう（＾。＾）

と思いきや。
なぃー、痛いぞこれは痛い（×_×）
入り口の係員さんが申す。
なんと日本の間公開は４〜１０月だけなんですと（チーン）
大阪城屏風絵を見たいがためにグラーツへ来たのに・・・。
あぁ事前の段取りの大切さ思い知る。
やってはいけない事をしてしまった、意気消沈で沈没。


しょうがないのでもう一つの世界遺産グラーツの旧市街で我慢しよう（:_:）
人口２５万くらいの中規模の都市なので、街の大きさもほどほどです。
待ち歩きにはちょうど良かったですね。

カジノの前の駐車場に停めて、繁華街のハウプト広場とヘレン通りをぶらぶら。
ハウプト広場からはシュロスベルグ（城山）を遠望でき、写真撮影にもってこいです。
ホントはシュロスベルグ内（今は時計塔が残る公園になってる）にも、王宮にも行きたかったが、意気消沈のため割愛することに。


でもさすがですね。
オーストリアは音楽の都と言いますか。
日本みたく下手な「ゆず」かぶれではなくて、バイオリンやサックスを路上で披露する方々多数！！
いたるところで音楽が聞こえて来るのです（@。@）ほえー
これは雰囲気良いはずですね♪♪
ヨーロッパの街並み＋演奏で、街歩きが楽しくなります。
どこかでオシムさんも聞いているのですかね？



つづく

エリア グラーツ(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: レンタカー 徒歩 飛行機
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空

グラーツの郊外にあるエッゲンベルグ城。
地元のお母さん達の憩いの場なのかしら・・・？
ベビーカー押してる率高しっ！！

うちもそうなんだけど（笑）

ここではこの大阪城屏風絵が見たかったんです！！
どうしても見たかったんです！！

この盛り上がったテンションはどうしたら良いのか！？
屏風絵のある日本の間は４月〜１０月しか公開してないんですって。ガーン

下調べって大切ですね。
段取り９割、当日１割って、昔上司に言われたのを思い出す（涙）

グラーツの旧市街まで来ました。
カジノの前の駐車場へ。

世界遺産の旧市街ですから、もちろん街並みは美しいのです。
ですが、エッゲンベルグ城のショックでかい・・・。

ハウプト広場からのぞむ、シュロスベルグ（城山）。
あっちからも街を見てみたかったわー。

博物館だったかな？

美しい音色が町中に響き渡ります♪
金曜日の午後ということもあり、町中がウキウキしてるような。

トラムもクロアチアやスロベニアよりやっぱり新しい。
しかも速い。

市教区教会方面

建物の壁がアート！！
すごい！！

異常な肩幅の人発見！！

もう夕方。
街には一週間が終わり休みが待ち遠しい人たちの、心が伝わってくる。

こういうのが絵になる街グラーツ

オシムさんはどこに住んでらっしゃるのでしょう。
バッタリ会ったりしたら嬉しい。

最後に心残りのシュロスベルグ。パチリ

ムーア川。
オーストリアアルプス東端シュタイアアルプスからのお水です。