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百名山登山と秘湯温泉を愛するサークル「貧弱登山会」の第3回例会。<br />2010年6月の剣山、2011年3月の開聞岳に続いては、2012年9月、信州・涸沢。<br /><br /><br />・本谷橋から涸沢ヒュッテへ!<br />・朝のモルゲンロート!<br /><br /><br /><2011年9月・貧弱登山会第3回例会・涸沢登山><br />①「上高地~涸沢」<br />http://4travel.jp/traveler/mureneko/album/10667309/<br /><br />②「涸沢ヒュッテ」<br />http://4travel.jp/traveler/mureneko/album/10680119/

2011年9月・貧弱登山会第3回例会・涸沢登山②「涸沢ヒュッテ」

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2011/09/18 - 2011/09/19

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mureneko

murenekoさん

百名山登山と秘湯温泉を愛するサークル「貧弱登山会」の第3回例会。
2010年6月の剣山、2011年3月の開聞岳に続いては、2012年9月、信州・涸沢。


・本谷橋から涸沢ヒュッテへ!
・朝のモルゲンロート!


<2011年9月・貧弱登山会第3回例会・涸沢登山>
①「上高地~涸沢」
http://4travel.jp/traveler/mureneko/album/10667309/

②「涸沢ヒュッテ」
http://4travel.jp/traveler/mureneko/album/10680119/

  •  休憩後、涸沢に向けて最後の登り。本谷橋から涸沢まで2.4kmだけれど、傾斜は一気にきつくなり、ここから2時間かかる。<br /> でかい屏風岩を横目に、「落石注意」の岩場を足早に通り過ぎる。『岳』第15巻で阿久津隊員が雪の中をラッセルしたのはこの辺だろう。<br /> 向こうに、涸沢らしき場所が見えてきて、黄色いテントっぽいものも目についてきた。

     休憩後、涸沢に向けて最後の登り。本谷橋から涸沢まで2.4kmだけれど、傾斜は一気にきつくなり、ここから2時間かかる。
     でかい屏風岩を横目に、「落石注意」の岩場を足早に通り過ぎる。『岳』第15巻で阿久津隊員が雪の中をラッセルしたのはこの辺だろう。
     向こうに、涸沢らしき場所が見えてきて、黄色いテントっぽいものも目についてきた。

  •  上高地から横尾までは、ほぼ平べったい道で、これは余裕かと思ったものの、これで疲れた足に、本谷橋からのきっつい登りがズッシリ肩と脚にのしかかる。<br /> テント込みの重い荷物で半泣きになりながら、2時間歩き、16時前にようやく涸沢に到着。休憩込みで8時間かかった。

     上高地から横尾までは、ほぼ平べったい道で、これは余裕かと思ったものの、これで疲れた足に、本谷橋からのきっつい登りがズッシリ肩と脚にのしかかる。
     テント込みの重い荷物で半泣きになりながら、2時間歩き、16時前にようやく涸沢に到着。休憩込みで8時間かかった。

  •  涸沢カールの標高は2310m。上高地が1505mだから、そんなに高さも上がってないんだなぁ。<br /> ここから登る奥穂高は3190m・・。いつか登ってみたいけど、またの機会に・・。

     涸沢カールの標高は2310m。上高地が1505mだから、そんなに高さも上がってないんだなぁ。
     ここから登る奥穂高は3190m・・。いつか登ってみたいけど、またの機会に・・。

  •  涸沢ヒュッテ。

     涸沢ヒュッテ。

  •  パノラマコースからザイテングラートが見える。<br /> 『岳』第15巻で、ある登場人物が落石にあったのはあのあたりかな。

     パノラマコースからザイテングラートが見える。
     『岳』第15巻で、ある登場人物が落石にあったのはあのあたりかな。

  •  テント設営料(一人500円)を支払い、テント場へ。

     テント設営料(一人500円)を支払い、テント場へ。

  •  もう結構テントが設営されているけど、空きスペースを見つけて設営。<br /> 屋久島の山奥以来のテント。

     もう結構テントが設営されているけど、空きスペースを見つけて設営。
     屋久島の山奥以来のテント。

  •  涸沢ヒュッテに夕食を食べに行く。涸沢ヒュッテでは、泊まりでなくても、オープンデッキで食事が出来る。一人だけトイレ(100円)に行って帰ってくると、会長と奥さんは既に生ビール(800円)を飲んで出来あがっていた(笑)<br /> 夜中にトイレが近くなると困るので、ビールはやめておいたけど、飲んどけばよかった・・。

     涸沢ヒュッテに夕食を食べに行く。涸沢ヒュッテでは、泊まりでなくても、オープンデッキで食事が出来る。一人だけトイレ(100円)に行って帰ってくると、会長と奥さんは既に生ビール(800円)を飲んで出来あがっていた(笑)
     夜中にトイレが近くなると困るので、ビールはやめておいたけど、飲んどけばよかった・・。

  •  涸沢ヒュッテの名物はおでん!<br /> 一個100〜150円で、卵や大根、こんにゃく、ちくわなどが食べられる!・・はずが、ほとんど売り切れ(涙)。ガビーン!テントを設営する前に買っておくべきだった・・。かろうじて、最後の厚揚げ3個と大根だけ買う事が出来た。<br /><br /> メインの夕食は、カレーライス(800円)。<br /> 山の上のカレーライスは富士山の山小屋の例もあり、そんなに期待していなかったのだけれど、ここのは、メチャ美味!!<br /> 普通のレトルトカレーとも違う感じで、山の上で、こんなに美味しいカレーが食べられるとは思わなかった。

     涸沢ヒュッテの名物はおでん!
     一個100〜150円で、卵や大根、こんにゃく、ちくわなどが食べられる!・・はずが、ほとんど売り切れ(涙)。ガビーン!テントを設営する前に買っておくべきだった・・。かろうじて、最後の厚揚げ3個と大根だけ買う事が出来た。

     メインの夕食は、カレーライス(800円)。
     山の上のカレーライスは富士山の山小屋の例もあり、そんなに期待していなかったのだけれど、ここのは、メチャ美味!!
     普通のレトルトカレーとも違う感じで、山の上で、こんなに美味しいカレーが食べられるとは思わなかった。

  •  涸沢カールの景色もビューテイホー。<br /> だんだん日が落ちてくる。ずっと向うの奥穂高の方では、夕陽を見ているのか、たくさんの人影が見えた。

     涸沢カールの景色もビューテイホー。
     だんだん日が落ちてくる。ずっと向うの奥穂高の方では、夕陽を見ているのか、たくさんの人影が見えた。

  •  食後「涸沢ヒュッテ」を見物。<br /> 個人的には、昔読んだ、山岳レスキューの故・篠原秋彦さんを描いた『空飛ぶ山岳救助隊』で、この「涸沢ヒュッテ」の名前は知っており、また、この本に名前が出てくるオーナーの山口孝さんは、マンガ『岳』に本人役(?)で登場するなど、なじみがあったので、この場所に自分がいることが感慨深かった。<br /> マンガ『岳』の石塚真一さんの直筆Tシャツなんかも飾られていた。

     食後「涸沢ヒュッテ」を見物。
     個人的には、昔読んだ、山岳レスキューの故・篠原秋彦さんを描いた『空飛ぶ山岳救助隊』で、この「涸沢ヒュッテ」の名前は知っており、また、この本に名前が出てくるオーナーの山口孝さんは、マンガ『岳』に本人役(?)で登場するなど、なじみがあったので、この場所に自分がいることが感慨深かった。
     マンガ『岳』の石塚真一さんの直筆Tシャツなんかも飾られていた。

  •  通路沿いのテントに、一人旅山ボーイと一人旅山ガールが、たまたま隣同士にテントを張って話をしていて、「僕のテントこんなんなんですよ。入ってみます?」「わー、すごいですね!」みたいな会話をしているのを耳にして、「人が恋に落ちる瞬間を見てしまった」(by.『ハチミツとクローバー』)みたいな感じ。<br /> 涸沢で芽生えた恋かー(!?)。素敵だなぁ。

     通路沿いのテントに、一人旅山ボーイと一人旅山ガールが、たまたま隣同士にテントを張って話をしていて、「僕のテントこんなんなんですよ。入ってみます?」「わー、すごいですね!」みたいな会話をしているのを耳にして、「人が恋に落ちる瞬間を見てしまった」(by.『ハチミツとクローバー』)みたいな感じ。
     涸沢で芽生えた恋かー(!?)。素敵だなぁ。

  •  日が落ちてくると、あとは早めに休むのみ。少し曇りがちで、星空はあまり見えなかった。<br /> 会長夫妻は、テントの外で、お酒を飲んでおつまみをつまんでいた。あまり眠れなかったのもあって、御一緒させてもらう。<br /> 会長が持参した「三岳」をあけていただき、あー、トイレが近くなるなぁ、と思いながら飲む。というか、飲むなら、さっき、ビール飲んどけばよかった(笑)

     日が落ちてくると、あとは早めに休むのみ。少し曇りがちで、星空はあまり見えなかった。
     会長夫妻は、テントの外で、お酒を飲んでおつまみをつまんでいた。あまり眠れなかったのもあって、御一緒させてもらう。
     会長が持参した「三岳」をあけていただき、あー、トイレが近くなるなぁ、と思いながら飲む。というか、飲むなら、さっき、ビール飲んどけばよかった(笑)

  •  北穂高の方で、ランプがついたり消えたりして、なんだか移動している風で、あれはなんだろうね、なんて言いながら、チビチビやっていたところ、涸沢ヒュッテから、スタッフの拡声器の声。<br /><br />「今、北穂高を登っている方、聞こえていたらライトを消してくださーい!」<br /><br />ランプが消える。<br /><br />「聞こえていたら、もう一度、ライトを付けてくださーい!」<br /><br />ランプが付く。<br /><br /> え、遭難者!?三歩の出動か?<br /><br /> スタッフの方が丁寧に、拡声器で確認していく。<br /><br />「ケガをしていますか?ケガをしていたら、ライトを消してください」ライトはそのまま。<br />「動けますかー?動けるならライトを消してください」ランプが消える。<br />「降りて来れますかー?」ランプが消える。<br />「・・・気を付けて降りてきてくださーい」<br /><br /> あたりは漆黒の闇。遭難したわけでもなく、ビバークするでもなく、山道を降りてこられるのか、と思ったが、その後、ライトは、ものすごいスピードで下に降りてきて、何十分かあとには、涸沢小屋に到着。その後、普通に涸沢ヒュッテの方まで歩いてきた。暗くて顔は見えなかったけど、すごい人もいるもんだ。

     北穂高の方で、ランプがついたり消えたりして、なんだか移動している風で、あれはなんだろうね、なんて言いながら、チビチビやっていたところ、涸沢ヒュッテから、スタッフの拡声器の声。

    「今、北穂高を登っている方、聞こえていたらライトを消してくださーい!」

    ランプが消える。

    「聞こえていたら、もう一度、ライトを付けてくださーい!」

    ランプが付く。

     え、遭難者!?三歩の出動か?

     スタッフの方が丁寧に、拡声器で確認していく。

    「ケガをしていますか?ケガをしていたら、ライトを消してください」ライトはそのまま。
    「動けますかー?動けるならライトを消してください」ランプが消える。
    「降りて来れますかー?」ランプが消える。
    「・・・気を付けて降りてきてくださーい」

     あたりは漆黒の闇。遭難したわけでもなく、ビバークするでもなく、山道を降りてこられるのか、と思ったが、その後、ライトは、ものすごいスピードで下に降りてきて、何十分かあとには、涸沢小屋に到着。その後、普通に涸沢ヒュッテの方まで歩いてきた。暗くて顔は見えなかったけど、すごい人もいるもんだ。

  •  三岳を美味しくいただいて就寝。<br /> 案の定、朝3時過ぎに目が覚めてトイレに行きたくなり、ヘッドライトを付けて、涸沢ヒュッテのトイレまで歩いて行く。道があるとはいえ、石がゴツゴツ。ヒヤヒヤしながら、トイレに行ったあと、テントに戻ろうとするが、どれが自分のテントか分からなくなった(笑)<br /> 暗い中、テントは同じようなものばかりで、方向感覚もつかめない。<br /> 大ピンチになるも、迷いながら、勘でテントにたどり着く・・。

     三岳を美味しくいただいて就寝。
     案の定、朝3時過ぎに目が覚めてトイレに行きたくなり、ヘッドライトを付けて、涸沢ヒュッテのトイレまで歩いて行く。道があるとはいえ、石がゴツゴツ。ヒヤヒヤしながら、トイレに行ったあと、テントに戻ろうとするが、どれが自分のテントか分からなくなった(笑)
     暗い中、テントは同じようなものばかりで、方向感覚もつかめない。
     大ピンチになるも、迷いながら、勘でテントにたどり着く・・。

  •  しばらくすると、周りではテントをたたむ音なんかも聞こえ出す。夜のうちに、前穂高、北穂高に登る人たちだろう。

     しばらくすると、周りではテントをたたむ音なんかも聞こえ出す。夜のうちに、前穂高、北穂高に登る人たちだろう。

  •  日の出は6時頃?<br /> 5時過ぎに目が覚め、白んでくる外の様子を眺める。

     日の出は6時頃?
     5時過ぎに目が覚め、白んでくる外の様子を眺める。

  •  少し雲がかかっており、「モルゲンロート(高山でみる朝焼け)」が綺麗に見られるかどうか心配だったものの、日が差してくると、涸沢カールが赤く染まっていく!

     少し雲がかかっており、「モルゲンロート(高山でみる朝焼け)」が綺麗に見られるかどうか心配だったものの、日が差してくると、涸沢カールが赤く染まっていく!

  •  ジーン・・。<br /> 感動して動けなかった。

     ジーン・・。
     感動して動けなかった。

  •  奥穂高の方では、上の方でモルゲンロートを見ている人たちがいる。<br /> 奥穂高、『岳』第13巻『頂百景』を読んで以来、登ってみたいんだよなぁ。

     奥穂高の方では、上の方でモルゲンロートを見ている人たちがいる。
     奥穂高、『岳』第13巻『頂百景』を読んで以来、登ってみたいんだよなぁ。

  •  朝日を浴びながら、ニャンコと「グーテン・モルゲン!」と言い合って、この景色を楽しんだ。

     朝日を浴びながら、ニャンコと「グーテン・モルゲン!」と言い合って、この景色を楽しんだ。

  •  ガスカートリッジで火を沸かし、レトルトパックのご飯で朝食。

     ガスカートリッジで火を沸かし、レトルトパックのご飯で朝食。

  •  ネコも飛ぶ。

     ネコも飛ぶ。

  •  スライムも飛ぶ。

     スライムも飛ぶ。

  •  テントの跡。<br /> ゆるゆるとテントを畳んだりしていると、7時を回った。周りはもうほとんど出発している。

     テントの跡。
     ゆるゆるとテントを畳んだりしていると、7時を回った。周りはもうほとんど出発している。

  •  ニャンコは、昨日、もともとあまり調子のよくなかった足首を痛めたようで、涸沢ヒュッテで登山ポールを借りていた。

     ニャンコは、昨日、もともとあまり調子のよくなかった足首を痛めたようで、涸沢ヒュッテで登山ポールを借りていた。

  •  涸沢から本谷橋は、下りもキッツイ。落石注意の所もあり、ドキドキしながら渡る。<br /> ようやく横尾に到着した頃には、ニャンコはヘロヘロで足をひきずっている。クロックスに履き替えて、なんとか歩けるほど。ここで、ニャンコのリュックをゲットし、一人2リュック(65リットル+35リットルの100リットル)で出発。平たい道なので、なんとか頑張って歩く。<br /> 登山者のおじさんから、「いっぱい荷物持ってるねー♪」と励まされる。<br /> <br /> 徳沢で、14時前になっていたため、遅めの昼食。あいも変わらずカレーライスを食べる。

     涸沢から本谷橋は、下りもキッツイ。落石注意の所もあり、ドキドキしながら渡る。
     ようやく横尾に到着した頃には、ニャンコはヘロヘロで足をひきずっている。クロックスに履き替えて、なんとか歩けるほど。ここで、ニャンコのリュックをゲットし、一人2リュック(65リットル+35リットルの100リットル)で出発。平たい道なので、なんとか頑張って歩く。
     登山者のおじさんから、「いっぱい荷物持ってるねー♪」と励まされる。
     
     徳沢で、14時前になっていたため、遅めの昼食。あいも変わらずカレーライスを食べる。

  • 馬!?<br /><br /> カレーを食べ終わったら、ガッツリ雨が降ってきて、ゴアのレインコートを着用。ニャンコも自分の荷物を持ち、脚を引きずりながら、最後の直線。

    馬!?

     カレーを食べ終わったら、ガッツリ雨が降ってきて、ゴアのレインコートを着用。ニャンコも自分の荷物を持ち、脚を引きずりながら、最後の直線。

  •  森の中からニホンザルが出現し、登山道を横切ってきて、僕のテンションも上がり、16時過ぎにようやく河童橋にゴール。御褒美にソフトクリームを食べる。<br /> 涸沢往復でこれでは、奥穂高や槍ヶ岳はまだまだ遠いな・・。<br /> 帰りは奥飛騨の「ひらゆの森」で温泉に入り、この時点で20時。<br /> 会長運転の車で京都まで帰る。雨もきついし、時間がかかるだろうなあ・・と思いながら、うとうと眠ってしまったが、23時30分になぜか京都に着いていた。奥飛騨から3時間30分!<br /> ワープでもつかってくれたんでしょう。<br /> 京都に帰り着き、ここからマイカーに乗り換えて、家に帰ったのでした。<br />(おしまい)

     森の中からニホンザルが出現し、登山道を横切ってきて、僕のテンションも上がり、16時過ぎにようやく河童橋にゴール。御褒美にソフトクリームを食べる。
     涸沢往復でこれでは、奥穂高や槍ヶ岳はまだまだ遠いな・・。
     帰りは奥飛騨の「ひらゆの森」で温泉に入り、この時点で20時。
     会長運転の車で京都まで帰る。雨もきついし、時間がかかるだろうなあ・・と思いながら、うとうと眠ってしまったが、23時30分になぜか京都に着いていた。奥飛騨から3時間30分!
     ワープでもつかってくれたんでしょう。
     京都に帰り着き、ここからマイカーに乗り換えて、家に帰ったのでした。
    (おしまい)

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