2011/09/18 - 2011/09/19
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murenekoさん
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百名山登山と秘湯温泉を愛するサークル「貧弱登山会」の第3回例会。
2010年6月の剣山、2011年3月の開聞岳に続いては、2012年9月、信州・涸沢。
・本谷橋から涸沢ヒュッテへ!
・朝のモルゲンロート!
<2011年9月・貧弱登山会第3回例会・涸沢登山>
①「上高地~涸沢」
http://4travel.jp/traveler/mureneko/album/10667309/
②「涸沢ヒュッテ」
http://4travel.jp/traveler/mureneko/album/10680119/
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休憩後、涸沢に向けて最後の登り。本谷橋から涸沢まで2.4kmだけれど、傾斜は一気にきつくなり、ここから2時間かかる。
でかい屏風岩を横目に、「落石注意」の岩場を足早に通り過ぎる。『岳』第15巻で阿久津隊員が雪の中をラッセルしたのはこの辺だろう。
向こうに、涸沢らしき場所が見えてきて、黄色いテントっぽいものも目についてきた。 -
上高地から横尾までは、ほぼ平べったい道で、これは余裕かと思ったものの、これで疲れた足に、本谷橋からのきっつい登りがズッシリ肩と脚にのしかかる。
テント込みの重い荷物で半泣きになりながら、2時間歩き、16時前にようやく涸沢に到着。休憩込みで8時間かかった。 -
涸沢カールの標高は2310m。上高地が1505mだから、そんなに高さも上がってないんだなぁ。
ここから登る奥穂高は3190m・・。いつか登ってみたいけど、またの機会に・・。 -
涸沢ヒュッテ。
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パノラマコースからザイテングラートが見える。
『岳』第15巻で、ある登場人物が落石にあったのはあのあたりかな。 -
テント設営料(一人500円)を支払い、テント場へ。
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もう結構テントが設営されているけど、空きスペースを見つけて設営。
屋久島の山奥以来のテント。 -
涸沢ヒュッテに夕食を食べに行く。涸沢ヒュッテでは、泊まりでなくても、オープンデッキで食事が出来る。一人だけトイレ(100円)に行って帰ってくると、会長と奥さんは既に生ビール(800円)を飲んで出来あがっていた(笑)
夜中にトイレが近くなると困るので、ビールはやめておいたけど、飲んどけばよかった・・。 -
涸沢ヒュッテの名物はおでん!
一個100〜150円で、卵や大根、こんにゃく、ちくわなどが食べられる!・・はずが、ほとんど売り切れ(涙)。ガビーン!テントを設営する前に買っておくべきだった・・。かろうじて、最後の厚揚げ3個と大根だけ買う事が出来た。
メインの夕食は、カレーライス(800円)。
山の上のカレーライスは富士山の山小屋の例もあり、そんなに期待していなかったのだけれど、ここのは、メチャ美味!!
普通のレトルトカレーとも違う感じで、山の上で、こんなに美味しいカレーが食べられるとは思わなかった。 -
涸沢カールの景色もビューテイホー。
だんだん日が落ちてくる。ずっと向うの奥穂高の方では、夕陽を見ているのか、たくさんの人影が見えた。 -
食後「涸沢ヒュッテ」を見物。
個人的には、昔読んだ、山岳レスキューの故・篠原秋彦さんを描いた『空飛ぶ山岳救助隊』で、この「涸沢ヒュッテ」の名前は知っており、また、この本に名前が出てくるオーナーの山口孝さんは、マンガ『岳』に本人役(?)で登場するなど、なじみがあったので、この場所に自分がいることが感慨深かった。
マンガ『岳』の石塚真一さんの直筆Tシャツなんかも飾られていた。 -
通路沿いのテントに、一人旅山ボーイと一人旅山ガールが、たまたま隣同士にテントを張って話をしていて、「僕のテントこんなんなんですよ。入ってみます?」「わー、すごいですね!」みたいな会話をしているのを耳にして、「人が恋に落ちる瞬間を見てしまった」(by.『ハチミツとクローバー』)みたいな感じ。
涸沢で芽生えた恋かー(!?)。素敵だなぁ。 -
日が落ちてくると、あとは早めに休むのみ。少し曇りがちで、星空はあまり見えなかった。
会長夫妻は、テントの外で、お酒を飲んでおつまみをつまんでいた。あまり眠れなかったのもあって、御一緒させてもらう。
会長が持参した「三岳」をあけていただき、あー、トイレが近くなるなぁ、と思いながら飲む。というか、飲むなら、さっき、ビール飲んどけばよかった(笑) -
北穂高の方で、ランプがついたり消えたりして、なんだか移動している風で、あれはなんだろうね、なんて言いながら、チビチビやっていたところ、涸沢ヒュッテから、スタッフの拡声器の声。
「今、北穂高を登っている方、聞こえていたらライトを消してくださーい!」
ランプが消える。
「聞こえていたら、もう一度、ライトを付けてくださーい!」
ランプが付く。
え、遭難者!?三歩の出動か?
スタッフの方が丁寧に、拡声器で確認していく。
「ケガをしていますか?ケガをしていたら、ライトを消してください」ライトはそのまま。
「動けますかー?動けるならライトを消してください」ランプが消える。
「降りて来れますかー?」ランプが消える。
「・・・気を付けて降りてきてくださーい」
あたりは漆黒の闇。遭難したわけでもなく、ビバークするでもなく、山道を降りてこられるのか、と思ったが、その後、ライトは、ものすごいスピードで下に降りてきて、何十分かあとには、涸沢小屋に到着。その後、普通に涸沢ヒュッテの方まで歩いてきた。暗くて顔は見えなかったけど、すごい人もいるもんだ。 -
三岳を美味しくいただいて就寝。
案の定、朝3時過ぎに目が覚めてトイレに行きたくなり、ヘッドライトを付けて、涸沢ヒュッテのトイレまで歩いて行く。道があるとはいえ、石がゴツゴツ。ヒヤヒヤしながら、トイレに行ったあと、テントに戻ろうとするが、どれが自分のテントか分からなくなった(笑)
暗い中、テントは同じようなものばかりで、方向感覚もつかめない。
大ピンチになるも、迷いながら、勘でテントにたどり着く・・。 -
しばらくすると、周りではテントをたたむ音なんかも聞こえ出す。夜のうちに、前穂高、北穂高に登る人たちだろう。
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日の出は6時頃?
5時過ぎに目が覚め、白んでくる外の様子を眺める。 -
少し雲がかかっており、「モルゲンロート(高山でみる朝焼け)」が綺麗に見られるかどうか心配だったものの、日が差してくると、涸沢カールが赤く染まっていく!
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ジーン・・。
感動して動けなかった。 -
奥穂高の方では、上の方でモルゲンロートを見ている人たちがいる。
奥穂高、『岳』第13巻『頂百景』を読んで以来、登ってみたいんだよなぁ。 -
朝日を浴びながら、ニャンコと「グーテン・モルゲン!」と言い合って、この景色を楽しんだ。
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ガスカートリッジで火を沸かし、レトルトパックのご飯で朝食。
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ネコも飛ぶ。
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スライムも飛ぶ。
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テントの跡。
ゆるゆるとテントを畳んだりしていると、7時を回った。周りはもうほとんど出発している。 -
ニャンコは、昨日、もともとあまり調子のよくなかった足首を痛めたようで、涸沢ヒュッテで登山ポールを借りていた。
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涸沢から本谷橋は、下りもキッツイ。落石注意の所もあり、ドキドキしながら渡る。
ようやく横尾に到着した頃には、ニャンコはヘロヘロで足をひきずっている。クロックスに履き替えて、なんとか歩けるほど。ここで、ニャンコのリュックをゲットし、一人2リュック(65リットル+35リットルの100リットル)で出発。平たい道なので、なんとか頑張って歩く。
登山者のおじさんから、「いっぱい荷物持ってるねー♪」と励まされる。
徳沢で、14時前になっていたため、遅めの昼食。あいも変わらずカレーライスを食べる。 -
馬!?
カレーを食べ終わったら、ガッツリ雨が降ってきて、ゴアのレインコートを着用。ニャンコも自分の荷物を持ち、脚を引きずりながら、最後の直線。 -
森の中からニホンザルが出現し、登山道を横切ってきて、僕のテンションも上がり、16時過ぎにようやく河童橋にゴール。御褒美にソフトクリームを食べる。
涸沢往復でこれでは、奥穂高や槍ヶ岳はまだまだ遠いな・・。
帰りは奥飛騨の「ひらゆの森」で温泉に入り、この時点で20時。
会長運転の車で京都まで帰る。雨もきついし、時間がかかるだろうなあ・・と思いながら、うとうと眠ってしまったが、23時30分になぜか京都に着いていた。奥飛騨から3時間30分!
ワープでもつかってくれたんでしょう。
京都に帰り着き、ここからマイカーに乗り換えて、家に帰ったのでした。
(おしまい)
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