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大学時代の後輩に誘われて、イチローを見にシアトルまで行ってきました。<br />また、シアトルのついでにバンクーバーにも足を延ばし、アムトラックにも乗ってきました。<br /><br />2011年8月26日から8月30日の3泊5日。かなりの強行軍でしたが、観光にマリナーズ観戦と内容の濃い旅行でした。<br /><br />今回もブログ『マリンブルーの風』に掲載した旅行記を若干省略の上再編集して掲載しています。<br />ブログ版では試合の模様も詳細にレポートしていますので、ブログ版の旅行記もぜひご覧ください。<br /><br />『マリンブルーの風』<br />http://blog.livedoor.jp/buschiba/<br /><br />2011年シアトル・バンクーバー旅行記目次<br />http://blog.livedoor.jp/buschiba/archives/52200109.html<br /><br />■ 日程<br /><br />8/26 金 成田→シアトル→バンクーバー バンクーバー観光<br />8/27 土 アムトラックでバンクーバーからシアトルへ 観光後、ホワイトソックス戦を観戦<br />8/28 日 ホワイトソックス戦を観戦後、シアトル観光<br />8/29 月 シアトルタコマ空港へ<br />8/30 火 成田空港着<br /><br /><br />シアトル旅行記の第3回です。<br />アムトラックに乗ってバンクーバーからシアトルに向かいます。<br />

2011年シアトル旅行記 その3 アムトラックでバンクーバーからシアトルへ

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2011/08/26 - 2011/08/30

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kunyu

kunyuさん

大学時代の後輩に誘われて、イチローを見にシアトルまで行ってきました。
また、シアトルのついでにバンクーバーにも足を延ばし、アムトラックにも乗ってきました。

2011年8月26日から8月30日の3泊5日。かなりの強行軍でしたが、観光にマリナーズ観戦と内容の濃い旅行でした。

今回もブログ『マリンブルーの風』に掲載した旅行記を若干省略の上再編集して掲載しています。
ブログ版では試合の模様も詳細にレポートしていますので、ブログ版の旅行記もぜひご覧ください。

『マリンブルーの風』
http://blog.livedoor.jp/buschiba/

2011年シアトル・バンクーバー旅行記目次
http://blog.livedoor.jp/buschiba/archives/52200109.html

■ 日程

8/26 金 成田→シアトル→バンクーバー バンクーバー観光
8/27 土 アムトラックでバンクーバーからシアトルへ 観光後、ホワイトソックス戦を観戦
8/28 日 ホワイトソックス戦を観戦後、シアトル観光
8/29 月 シアトルタコマ空港へ
8/30 火 成田空港着


シアトル旅行記の第3回です。
アムトラックに乗ってバンクーバーからシアトルに向かいます。

旅行の満足度
4.5
観光
4.0
ホテル
3.5
交通
4.5
同行者
友人
交通手段
鉄道 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 2011年8月27日土曜日。朝5時20分起床。<br />今日はいよいよアムトラックに乗車する日です。<br /><br />アムトラックのカスケード号はカナダのバンクーバーからシアトル、ポートランドを経由してオレゴン州ユージンに至る国際列車で、列車そのものの運転開始は1993年。シアトル〜バンクーバー間が毎日運行となったのは2009年からです。全線を通しで運行する列車は無く、現在バンクーバー〜シアトル間が2往復、シアトル〜ポートランド間が4往復、ポートランド〜ユージン間が2往復となっています。風光明媚な路線として人気があり、車両はアムトラックでおなじみの2階建て車両ではなく、ヨーロッパのような1階建てのタルゴ車両となっています。カーブが多い路線でスピードを出すためなのだそうです。<br /><br />我々が乗車するアムトラックのカスケード号は6:40にバンクーバーを出発し、11:05にシアトルに到着する予定です。<br />遅くとも30分前にはバンクーバー・パシフィックセントラル駅に行かないといけませんので、早起きせざるを得ません。<br />ホテルのロビーにあるタクシー呼び出し電話でタクシーを呼び出すと10分ほどで到着し、バンクーバー中央駅までタクシーで向かいました。まだ暗いバンクーバーの街中を5分ほど走りバンクーバー中央駅前に到着。7.5ドルでした。<br />駅舎は工事中です。

    2011年8月27日土曜日。朝5時20分起床。
    今日はいよいよアムトラックに乗車する日です。

    アムトラックのカスケード号はカナダのバンクーバーからシアトル、ポートランドを経由してオレゴン州ユージンに至る国際列車で、列車そのものの運転開始は1993年。シアトル〜バンクーバー間が毎日運行となったのは2009年からです。全線を通しで運行する列車は無く、現在バンクーバー〜シアトル間が2往復、シアトル〜ポートランド間が4往復、ポートランド〜ユージン間が2往復となっています。風光明媚な路線として人気があり、車両はアムトラックでおなじみの2階建て車両ではなく、ヨーロッパのような1階建てのタルゴ車両となっています。カーブが多い路線でスピードを出すためなのだそうです。

    我々が乗車するアムトラックのカスケード号は6:40にバンクーバーを出発し、11:05にシアトルに到着する予定です。
    遅くとも30分前にはバンクーバー・パシフィックセントラル駅に行かないといけませんので、早起きせざるを得ません。
    ホテルのロビーにあるタクシー呼び出し電話でタクシーを呼び出すと10分ほどで到着し、バンクーバー中央駅までタクシーで向かいました。まだ暗いバンクーバーの街中を5分ほど走りバンクーバー中央駅前に到着。7.5ドルでした。
    駅舎は工事中です。

  • 時刻は5:45ですが、すでに行列ができていました。カスケード号はカナダから国境を越えてアメリカに向かいますが、カナダ国内は停車しません。なので始発駅であるバンクーバーでアメリカの入国審査が行われるのです。この行列は入国審査のためでした。

    時刻は5:45ですが、すでに行列ができていました。カスケード号はカナダから国境を越えてアメリカに向かいますが、カナダ国内は停車しません。なので始発駅であるバンクーバーでアメリカの入国審査が行われるのです。この行列は入国審査のためでした。

  • 我々はすでに開いていた売店でコーヒーなどを買い、アメリカの入国カードを記入して行列に並びました。1等に相当するビジネスクラスと、2等に相当するコーチクラスで並び口が分かれており、ビジネスクラスはほとんど並ぶことなく入国審査に進めますが、コーチクラスは100人以上の長蛇の列になっています。ビジネスクラスはコーチクラスの19ドル増しですから買えない値段ではありません。なので本当はそちらにしたかったのですが、残念ながら私が買おうとした時点で満席でした。

    我々はすでに開いていた売店でコーヒーなどを買い、アメリカの入国カードを記入して行列に並びました。1等に相当するビジネスクラスと、2等に相当するコーチクラスで並び口が分かれており、ビジネスクラスはほとんど並ぶことなく入国審査に進めますが、コーチクラスは100人以上の長蛇の列になっています。ビジネスクラスはコーチクラスの19ドル増しですから買えない値段ではありません。なので本当はそちらにしたかったのですが、残念ながら私が買おうとした時点で満席でした。

  • 並んではみたものの、なかなか行列が進みません。しばらくすると駅員がやってきて、チケットを持っているかどうか聞いてきました。インターネットで予約しましたので予約画面の写しを見せると、名前が書いてある封筒を渡されました。封筒の中には3人分のチケットが入っています。<br />

    並んではみたものの、なかなか行列が進みません。しばらくすると駅員がやってきて、チケットを持っているかどうか聞いてきました。インターネットで予約しましたので予約画面の写しを見せると、名前が書いてある封筒を渡されました。封筒の中には3人分のチケットが入っています。

  • これがアムトラックのチケットです。自分の名前が書いてあります。指定席と聞いていますが、座席番号は書いてありません。<br />チケットを手にひたすら並びます。発車30分前には来いと書かれていた理由が分かりました。30分前になってもまだ50人以上前に並んでいますし。我々の後ろにも数十人並んでいます。果たして出発時間までに入国審査が終わるのでしょうか。不安になってきました。<br /><br />結局40分ほど並び、発車10分前にようやく入国審査の窓口にたどり着きました。まず改札のおばさんに切符と入国カードとパスポートを見せると、入国カードに座席番号と号車が書かれたシールが貼られます。<br />それから入国審査なのですが、やっぱりアメリカは厳しいです。どこに行くのか、用件は、シアトルに何日いるのか、帰りの飛行機の便名などを聞かれましたので、Eチケットを見せました。両手の指の指紋と顔写真を取られてようやく終了。荷物検査では荷物を預けるかどうか聞かれましたが、車内に持ち込むことにしました。

    これがアムトラックのチケットです。自分の名前が書いてあります。指定席と聞いていますが、座席番号は書いてありません。
    チケットを手にひたすら並びます。発車30分前には来いと書かれていた理由が分かりました。30分前になってもまだ50人以上前に並んでいますし。我々の後ろにも数十人並んでいます。果たして出発時間までに入国審査が終わるのでしょうか。不安になってきました。

    結局40分ほど並び、発車10分前にようやく入国審査の窓口にたどり着きました。まず改札のおばさんに切符と入国カードとパスポートを見せると、入国カードに座席番号と号車が書かれたシールが貼られます。
    それから入国審査なのですが、やっぱりアメリカは厳しいです。どこに行くのか、用件は、シアトルに何日いるのか、帰りの飛行機の便名などを聞かれましたので、Eチケットを見せました。両手の指の指紋と顔写真を取られてようやく終了。荷物検査では荷物を預けるかどうか聞かれましたが、車内に持ち込むことにしました。

  • 様々な苦労を経て、ようやくアムトラックとご対面です。入国審査を済ませていますから、バンクーバーでありながらここはもうアメリカ。カスケード号のホームは金網で区切られ、外部から入れないようになっています。すでに発車時刻の6:40を回っていますが、まだ全員の入国審査が完了していません。

    様々な苦労を経て、ようやくアムトラックとご対面です。入国審査を済ませていますから、バンクーバーでありながらここはもうアメリカ。カスケード号のホームは金網で区切られ、外部から入れないようになっています。すでに発車時刻の6:40を回っていますが、まだ全員の入国審査が完了していません。

  • アムトラックというと2階建ての大きな車両を想像しますが、カスケード号は1階建てのヨーロッパの鉄道のような外観です。先頭と最後尾の機関車だけが2階建てサイズになっていました。

    アムトラックというと2階建ての大きな車両を想像しますが、カスケード号は1階建てのヨーロッパの鉄道のような外観です。先頭と最後尾の機関車だけが2階建てサイズになっていました。

  • 車内に乗り込みます。我々が乗ったのは最後尾の9号車でした。

    車内に乗り込みます。我々が乗ったのは最後尾の9号車でした。

  • これが入国カードに貼られた座席指定番号です。残念ながら海側ではありません。<br />

    これが入国カードに貼られた座席指定番号です。残念ながら海側ではありません。

  • 入国審査が長びいたのでしょうか。カスケード号は定刻から20分遅れの7時にゆっくりと動き出しました。遅れるのが当たり前のアムトラック。20分程度では遅れのうちに入らないのでしょう。<br />

    入国審査が長びいたのでしょうか。カスケード号は定刻から20分遅れの7時にゆっくりと動き出しました。遅れるのが当たり前のアムトラック。20分程度では遅れのうちに入らないのでしょう。

  • 車内のモニターでは停車駅と現在位置を表示しています。次の駅はアメリカ国内のBellingham。2時間も停車しません。<br />

    車内のモニターでは停車駅と現在位置を表示しています。次の駅はアメリカ国内のBellingham。2時間も停車しません。

  • まだ見ぬ土地へ出発。外国の鉄道に乗るとワクワクします。とくに発車の瞬間は心躍りますね。<br />列車はバンクーバーの町をゆっくりと走ります。落書きの多い工場が目立ちます。あまりきれいな景色ではありません。

    まだ見ぬ土地へ出発。外国の鉄道に乗るとワクワクします。とくに発車の瞬間は心躍りますね。
    列車はバンクーバーの町をゆっくりと走ります。落書きの多い工場が目立ちます。あまりきれいな景色ではありません。

  • 朝食を兼ねて車内の探検に行きました。我々の乗る9号車から7号車までは満席ですが、6号車、5号車は誰も乗っていません。途中駅で乗せるのでしょうか。4号車が軽食を提供するビストロカー、3号車が食堂のようなラウンジカー、写真は2号車で、2号車と1号車がビジネスクラスとなっています。ビジネスクラスは3列でゆったりとしてます。

    朝食を兼ねて車内の探検に行きました。我々の乗る9号車から7号車までは満席ですが、6号車、5号車は誰も乗っていません。途中駅で乗せるのでしょうか。4号車が軽食を提供するビストロカー、3号車が食堂のようなラウンジカー、写真は2号車で、2号車と1号車がビジネスクラスとなっています。ビジネスクラスは3列でゆったりとしてます。

  • こちらは3号車のラウンジカー。すでに席はいっぱいです。

    こちらは3号車のラウンジカー。すでに席はいっぱいです。

  • ビストロカーで朝食を買うことにしましょう。中国系のおっさんが一人で切り盛りしており、大変忙しそうです。すでに15人近い列ができていました。

    ビストロカーで朝食を買うことにしましょう。中国系のおっさんが一人で切り盛りしており、大変忙しそうです。すでに15人近い列ができていました。

  • こちらはメニューです。カナダドルもアメリカドルも同じ値段になるようです。

    こちらはメニューです。カナダドルもアメリカドルも同じ値段になるようです。

  • 写真つきメニューです。無難にサンドイッチにしました。クラムチャウダーも頼んだのですが売り切れていました。

    写真つきメニューです。無難にサンドイッチにしました。クラムチャウダーも頼んだのですが売り切れていました。

  • 列車は川沿いを走っていました。<br />

    列車は川沿いを走っていました。

  • ビストロカーでも食事できますが、座席が少なく満席になっていたため、誰も座っていない5号車の机のある座席に座りました。

    ビストロカーでも食事できますが、座席が少なく満席になっていたため、誰も座っていない5号車の机のある座席に座りました。

  • 私が買ったローストビーフとチーズのサンドイッチ。正直油っぽくてあまりおいしくありません。かなりの大きさだったので、食べるのに難渋しました。もっとあっさりしたものにすればよかったのか。アメリカの洗礼を浴びた気分です。

    私が買ったローストビーフとチーズのサンドイッチ。正直油っぽくてあまりおいしくありません。かなりの大きさだったので、食べるのに難渋しました。もっとあっさりしたものにすればよかったのか。アメリカの洗礼を浴びた気分です。

  • 列車は海沿いを走っています。もうじき国境です。しばらくすると「あと15分ほどで国境です。ご自分の席に戻り、パスポートを準備してください。ラウンジカーとビストロカーは一時閉鎖します」との放送がありました。同じような放送が何度もあり、しきりに席に戻るよう促されるので、朝食の残りを口に押し込み、席に戻りました。

    列車は海沿いを走っています。もうじき国境です。しばらくすると「あと15分ほどで国境です。ご自分の席に戻り、パスポートを準備してください。ラウンジカーとビストロカーは一時閉鎖します」との放送がありました。同じような放送が何度もあり、しきりに席に戻るよう促されるので、朝食の残りを口に押し込み、席に戻りました。

  • 列車は速度を落としつつ国境地帯を走ります。ピースアーチと呼ばれる国境の門が見えました。

    列車は速度を落としつつ国境地帯を走ります。ピースアーチと呼ばれる国境の門が見えました。

  • やがて列車は完全に停車。駅ではありません。駅員と警官らしき人が乗っています。後ろの車の大行列は入国審査を待っています。<br />

    やがて列車は完全に停車。駅ではありません。駅員と警官らしき人が乗っています。後ろの車の大行列は入国審査を待っています。

  • ここで入国審査が行われています。我々はバンクーバーの駅ですでに入国審査を受けたなので、特に何も無いはずですが。

    ここで入国審査が行われています。我々はバンクーバーの駅ですでに入国審査を受けたなので、特に何も無いはずですが。

  • と思ったら、警官が乗り込んできました。乗客のパスポートをチェックし、入国カードを回収していきました。ここまで駅に止まっていませんから、入国審査を受けていない人間が乗る機会は無いはずなのですが、かなり厳重なチェックです。<br /><br />すべての乗客のチェックを終え列車が動き出すまで10分ほどかかったでしょうか。8時36分。無事アメリカに入国。シアトルに向けて出発です。

    と思ったら、警官が乗り込んできました。乗客のパスポートをチェックし、入国カードを回収していきました。ここまで駅に止まっていませんから、入国審査を受けていない人間が乗る機会は無いはずなのですが、かなり厳重なチェックです。

    すべての乗客のチェックを終え列車が動き出すまで10分ほどかかったでしょうか。8時36分。無事アメリカに入国。シアトルに向けて出発です。

  • いよいよアメリカ国内に入りました。美しい海岸線沿いをゆっくりと走ります。ときどき貨物列車とすれ違いますが、貨物列車の長いこと。すれ違うのに数分かかりました。

    いよいよアメリカ国内に入りました。美しい海岸線沿いをゆっくりと走ります。ときどき貨物列車とすれ違いますが、貨物列車の長いこと。すれ違うのに数分かかりました。

  • 今日は晴天。やはりいい景色の路線ですから、雨よりは晴れているほうがいいです。車内では無線LANが使えると言うことなので、手持ちのノートPCで試してみました。ダイヤルアップ並みの遅さですが、確かにつながります。<br />

    今日は晴天。やはりいい景色の路線ですから、雨よりは晴れているほうがいいです。車内では無線LANが使えると言うことなので、手持ちのノートPCで試してみました。ダイヤルアップ並みの遅さですが、確かにつながります。

  • 街に入りました。最初の駅が近づいているようです。

    街に入りました。最初の駅が近づいているようです。

  • 港町でしょうか。カーブを曲がり、駅に進入します。

    港町でしょうか。カーブを曲がり、駅に進入します。

  • 9:05、最初の停車駅Bellingham駅に到着しました。30分ほど遅れています。駅舎から客が出てきて列車に乗り込んでいます。数十人いるようですね。ガラガラだった5両目付近で客扱いをしていますが、意外と降りる客も多いです。この駅からはアラスカ高速航路に乗り換えられるそうですので、アラスカに行く観光客もいるのでしょう。<br />

    9:05、最初の停車駅Bellingham駅に到着しました。30分ほど遅れています。駅舎から客が出てきて列車に乗り込んでいます。数十人いるようですね。ガラガラだった5両目付近で客扱いをしていますが、意外と降りる客も多いです。この駅からはアラスカ高速航路に乗り換えられるそうですので、アラスカに行く観光客もいるのでしょう。

  • 発車。これは湖でしょうか。

    発車。これは湖でしょうか。

  • 我々が座る山側の席からは海が見えません。やむを得ず景色がよさそうな区間は扉の前に立つことにしました。<br />思ったより入り組んだ海岸です。

    我々が座る山側の席からは海が見えません。やむを得ず景色がよさそうな区間は扉の前に立つことにしました。
    思ったより入り組んだ海岸です。

  • 反対側の車窓。見渡す限りの牧草地が広がっています。牛がのんびりと草を食んでいました。<br />

    反対側の車窓。見渡す限りの牧草地が広がっています。牛がのんびりと草を食んでいました。

  • 9:39。2つ目のMount Vermon駅に到着。真新しい駅舎です。定刻では9:05着なのでやっぱり30分遅れています。

    9:39。2つ目のMount Vermon駅に到着。真新しい駅舎です。定刻では9:05着なのでやっぱり30分遅れています。

  • Mount Vermonを発車。駅名のとおり、遠くには白い雪を頂いた山が見えています。

    Mount Vermonを発車。駅名のとおり、遠くには白い雪を頂いた山が見えています。

  • しばらく海を離れ、畑の中を走ります。アメリカらしい雄大な光景です。

    しばらく海を離れ、畑の中を走ります。アメリカらしい雄大な光景です。

  • 9:52。Stanwood駅に到着しました。2009年に開業した新しい駅です。それにしても、1日2往復しか停車しない割にはごみも落書きも無く、駅がきれいに保たれていますね。

    9:52。Stanwood駅に到着しました。2009年に開業した新しい駅です。それにしても、1日2往復しか停車しない割にはごみも落書きも無く、駅がきれいに保たれていますね。

  • 草原の向こうに教会がありました。お洒落な外観です。<br />

    草原の向こうに教会がありました。お洒落な外観です。

  • 列車は牧草地の中を走ります。しばらくすると駅でもないのに列車が止まってしまいました。車掌から早口の英語でアナウンスがあり、乗客に笑いが起こります。ブリッジという単語が聞き取れましたが、どういうことでしょう。<br />

    列車は牧草地の中を走ります。しばらくすると駅でもないのに列車が止まってしまいました。車掌から早口の英語でアナウンスがあり、乗客に笑いが起こります。ブリッジという単語が聞き取れましたが、どういうことでしょう。

  • 5分ほど停車した後、ゆっくりと動き出しました。橋を渡ります。

    5分ほど停車した後、ゆっくりと動き出しました。橋を渡ります。

  • 橋を渡りきったところで、どんな橋か確認することができました。旋回橋といい、橋が側と水平方向に回転するタイプの可動橋です。とすれば先程のアナウンスは「この先の橋が船を通すため開いてしまっているのでしばらく止まります。橋が元に戻るまでお待ちください」というものだったのかもしれません。

    橋を渡りきったところで、どんな橋か確認することができました。旋回橋といい、橋が側と水平方向に回転するタイプの可動橋です。とすれば先程のアナウンスは「この先の橋が船を通すため開いてしまっているのでしばらく止まります。橋が元に戻るまでお待ちください」というものだったのかもしれません。

  • 駅が近づいてきたようです。この2階建ての電車はシアトルの北にあるEverettとシアトルを結ぶ通勤列車です。いよいよシアトルの都市圏に入りました。エベレット市はシアトルから北に40キロ。ボーイング社の飛行機組立工場がある町です。

    駅が近づいてきたようです。この2階建ての電車はシアトルの北にあるEverettとシアトルを結ぶ通勤列車です。いよいよシアトルの都市圏に入りました。エベレット市はシアトルから北に40キロ。ボーイング社の飛行機組立工場がある町です。

  • 10:25。23分遅れでEverett駅に到着。若干遅れを取り戻しました。ガラス張りの近代的な駅舎です。鉄道だけでなくバス網の中心でもあるこの駅の構内にはカフェや公民館のようなものが入っています。

    10:25。23分遅れでEverett駅に到着。若干遅れを取り戻しました。ガラス張りの近代的な駅舎です。鉄道だけでなくバス網の中心でもあるこの駅の構内にはカフェや公民館のようなものが入っています。

  • 列車は再び海岸線を走ります。

    列車は再び海岸線を走ります。

  • 白い帆のヨットが見えます。<br />

    白い帆のヨットが見えます。

  • 10:53、25分遅れでEdmonds駅に到着。小さな町の小さな駅です。このあたりはシアトルの通勤圏に入っており、エベレット〜シアトル間の通勤列車もこの駅に停車します。<br />

    10:53、25分遅れでEdmonds駅に到着。小さな町の小さな駅です。このあたりはシアトルの通勤圏に入っており、エベレット〜シアトル間の通勤列車もこの駅に停車します。

  • 海沿いに建つ家。休日はボートで楽しむことができます。

    海沿いに建つ家。休日はボートで楽しむことができます。

  • 車窓から見えているのはチッテンデン水門。レイクユニオンという湖と海をつなぐ水門です。海と湖で水位が異なるため、船が通る際はパナマ運河のように水門を閉めて水位を上下させます。シアトル近郊の観光スポットの一つになっているのだそうです。いよいよシアトルが近づいてきました。

    車窓から見えているのはチッテンデン水門。レイクユニオンという湖と海をつなぐ水門です。海と湖で水位が異なるため、船が通る際はパナマ運河のように水門を閉めて水位を上下させます。シアトル近郊の観光スポットの一つになっているのだそうです。いよいよシアトルが近づいてきました。

  • 貨物駅が見えます。いかにもアメリカといった機関車が止まっていました。

    貨物駅が見えます。いかにもアメリカといった機関車が止まっていました。

  • シアトルのダウンタウンに入りました。踏切を渡ります。遠くにはスペースニードルと呼ばれる塔が見えます。

    シアトルのダウンタウンに入りました。踏切を渡ります。遠くにはスペースニードルと呼ばれる塔が見えます。

  • 11:22。17分遅れでシアトル・キングストリート駅に到着。ほとんどの乗客が降りました。ステップは無く、踏み台で降ります。

    11:22。17分遅れでシアトル・キングストリート駅に到着。ほとんどの乗客が降りました。ステップは無く、踏み台で降ります。

  • 2階建ての車両が止まっています。ポートランドに向かう列車でしょうか。

    2階建ての車両が止まっています。ポートランドに向かう列車でしょうか。

  • シアトル・キングストリート駅の構内は人々がごった返していました。意外と歴史を感じさせる重厚な作りです。<br />それにしてもあっという間の4時間半でした。景色がいいですし、飽きない路線ですね。乗る価値は充分にあります。飛行機は速いですが味気ないですし、時間がかかってものんびり景色を眺めるのがいいですよ。<br /><br />さて、次回はシアトル観光。野球観戦の前にダウンタウンを巡ります。<br />

    シアトル・キングストリート駅の構内は人々がごった返していました。意外と歴史を感じさせる重厚な作りです。
    それにしてもあっという間の4時間半でした。景色がいいですし、飽きない路線ですね。乗る価値は充分にあります。飛行機は速いですが味気ないですし、時間がかかってものんびり景色を眺めるのがいいですよ。

    さて、次回はシアトル観光。野球観戦の前にダウンタウンを巡ります。

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