2012/06/10 - 2012/06/10
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eahawkさん
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今回は、ビシュケクから車で約8時間のところにある、タシュラバットというキャラバンサライ(隊商宿)に行ってきました。今回の旅行は私が日本語を教えている生徒に「タシュラバット行きたいんだけど、行き方知ってる?」と聞いたことから始まりました。
彼の生まれ故郷がナリンという町で、タシュラバットはそこから近いので連れて行ってあげますよとの嬉しいお言葉。
当初の予定は3泊4日、それが2泊3日に変更になりついには1泊2日で落ち着いていました。しかし出発前日の夜電話が鳴り、計画は日帰りになったと・・・まぁ行けるだけ良しとしよう!
そして、同行者は生徒の父親と今回企画した生徒のイマンベク君と同じく生徒のアマナット君と自分の4名との事でした。しか〜し朝車が来て「あれっ・・」そうです同行者も変更です、父、母、妹さんと、イマンベク君と自分という家族旅行に自分がついて行く形に、しかも助手席に座らされたので、あまり仮眠も出来ずでかなり疲れました。
しかし、現地の人たちだからこそ体験出来る事を体験できたので、結果としては大満足でした!!
ここは今まで行ったキルギスの各地の中でも1番良かったです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 3.0
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ビシュケクを朝5時に出発して、1時間程走ったところで飲料水等の補給と小休憩を取りました。
街の名前は分かりませんでしたが、湧水が湧いており、イマンベク君のお父さんも顔を洗っていました。私も手を洗ってみましたが、少し生ぬるかったです。 -
休憩した場所の周りは、もう自然が一杯です。
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川は雪解けの水が大量に流れ、木々は緑全開で、冬とは全く別の世界だなと感じました。
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最初の休憩から1時間程、朝食を摂るという事になり一家行きつけのコンテナ車レストランへ、ご覧のように沢山のコンテナ車が置かれており、それぞれがレストラン等の商店で各コンテナ車の入口上部付近にお店の名前が書いてありました。私たちが入ったお店の名前は残念ながら忘れてしまいました。
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中はこの様な感じになっています。
この辺は魚が採れるようで、このお店はその専門店で、揚げたての魚をいただきました。
魚は鮎のような魚を開いてそのままフライパンで揚げるというシンプルなものでしたが、とても美味しくいただきました。
私が骨ごとバリバリいくと、一家全員が「危険だ!」と言いましたが、「これくらいの骨のフライは日本人なら食べてしまうよ」と答えると物凄く驚かれました。ちなみにここのお店は食器は皿のみなので、手掴みで食します。
ここでお父さんがウオッカを注文、いきなり栓を開けます。あ〜またウオッカ攻撃かと思いながら眺めていると、2杯注ぎます。まさかお父さん飲まないよね!まだ山道が続くのに!!
その思いも虚しく、都合3回乾杯をしました・・・
無事に着けるのか・・・ -
このように、外で揚げてくれます。
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出来上がりの魚です。
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途中トイレ休憩で寄った付近の景色です。
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川は少し濁っていますが、雪解けの水で溢れています。
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イマンベク君にポーズ指示されて撮られた写真です。
決まっていますか? -
ナリンへの車窓からの風景です。
他の地域に比べ、馬の放牧をしている家族が多かったです。 -
ナリンで妹さんを下ろし、我々4人はタシュラバットへ向かいます。
ここまで6時間・・・さらに2時間・・・
妹さんはナリンの実家で遊んでいるという事でした。
車窓からの眺めです。
野生の鷹を多く見ることができました。写真に収めたかったのですが、コンデジでは無理ですね・・・残念!
野生の鷹は本当に気高く格好良かったです。 -
タシュラバットへの車窓からの眺めです。
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途中、大きな川を超えました。
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さらに素晴らしい景色が広がります。
今までに訪れたキルギスの地域の中で、ここは一番素晴らしいと感じました。 -
広大な風景の中を更に進みます。
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「タシュラバット左折15km」の看板を左折し進むと、この様な雄大な景色が眼前に迫ります。
草原には現地語で「スローク」と呼ばれるプレーリードッグのような野生の動物が沢山いました。 -
いよいよ、タシュラバット保護区域入場です。
入場料は、キルギス人20com(約40円)、外国人60com(約120円)のようです。今回の必要経費すべてイマンベク家持ちだったので、はっきり何が幾らかは分かりませんでした。イマンベク家ありがとう!
でっ、お父さんの「サングラス掛けろ!目を隠せ!」という指示を受けキルギス人に変装です。 -
ついに到着です!
11世紀頃造られた、隊商宿です。
少し感じる淋しさと、周りの景色がマッチしてとても良い雰囲気でした。 -
入口付近をアップで。
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イマンベク君プロモーションで写真を撮ります、飲まされたウオッカのせいで顔に覇気がありません(笑)
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中の様子です。
電灯等の灯りは無く、天井から差し込む太陽の光だけです。
それが、幻想的な雰囲気を醸し出していました。
中には冬に振った雪が残っており、実際にここに宿泊するのも大変だったのでないかと思います。 -
中の様子です。
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中の様子です。
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中の様子です。
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中の様子です。
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中の様子です。
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中の様子です。
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中の様子です。
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中の様子です。
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周囲の風景です。
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周囲の風景です。
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周囲の風景です。
本当はあのユルタに宿泊の予定だったのですが、日帰りです・・・ -
遺跡周辺でも放牧します。
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タシュラバットの天井から周囲を眺めます。
本当に良い景色です。 -
天井はこの様な感じになっています。
山の斜面に造られているので、背部から簡単に上がることが出来ます。 -
天井部からもう1枚!
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近くの丘に登りながら景色を堪能します。
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すこしづつ高度を上げながら、タシュラバットや景色を撮影します。しかし、高度がこのあたりでも3000m程なので空気が薄く感じます、なので少し登っては休みつつ進みました。
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本当に素晴らしい景色です。
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大自然を満喫します。
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高山植物でしょうか、植物には詳しくないのでよくわかりませんが小さな可愛らしい花が沢山咲いていました。
(どなたか、詳しい方がおられましたらご教授ください。) -
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そろそろ下ります。
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下りたついでに、記念撮影です。
本当に来て良かったです。 -
ビシュケクからは遠いし、あまり知られていない場所ですが途中とても綺麗なソンクル湖を見ることが出来たりと、本当に素晴らしいルートですので、是非おすすめします。
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麓には川も流れていて本当に素晴らしい場所です。
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結構な水量でした。
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旧ソ車と建物の写真が堪らなく大好きです!!
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ここに泊まりたかったな〜、夜の星空を夢見ていたので。
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タシュラバット保護区域を出発し1km程の川沿いでランチを摂ります。
対岸にはヤクが放牧されていました。 -
ランチの準備が始まりました。
このあと山ほどの料理が並びました。
もちろん、ウオッカも・・・ -
準備に励む、イマンベクくん!!
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さあ食事も終わり、妹さんを拾いにナリンへ出発です。
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イマンベクくんの実家には、2人のいとこがいました。ちょうど2つ板チョコがあったのでプレゼントしました。
イマンベクくんの実家を訪問した最初の外国人という名誉をいただきました。
地方都市の民家に入ることができ、とても貴重な体験をすることが出来ました。 -
さあビシュケクに向けて出発です。
途中でお父さんから「クムス(馬乳酒)を飲もう、胃腸の弱い奴は直ぐ下痢になるけどな(大笑い)!」と提案されました。
えっ大丈夫かなと思っている私にOKだよなという不敵な笑みを見せるお父さん・・・私は「カニエシュナ!ダバイ、ブウジェム!!(もちろんですとも!さあ、ご一緒しましょう!!)」と答えるしかありませんでした。 -
この緑のバケツから酌まれます・・・
益々高まる不安・・・
以前、マッコリの歴史は東アジア征服に奔走していたモンゴル軍が、馬乳酒に代わるものをということで開発したと聞いていましたが、なるほどマッコリを獣臭くした感じです。
でも大丈夫かな、藁のカスとか思いっきり浮いてるし・・・
数時間経った今のところ特に問題ないので大丈夫だと思います。 -
「クムス」はもちろん産地直送です(笑)
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「クムス」屋さんの自宅コンテナ車です。
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朝5時に出発して深夜1時に終了した弾丸ドライブも無事に終了です。
しかし、中々外国人では味わえない濃いキルギスを身をもって体験することが出来たのはとても良かったです。
お父さんからは、キルギスの民芸品のお土産までいただいてしまいました!!
でも、疲れた(o´Д`)=зな・・・
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旅行記グループ
キルギス滞在記2
この旅行記へのコメント (4)
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- ムロろ~んさん 2012/06/17 23:22:59
- 隊商宿って結構、高さがあるんですね。
- eahawk殿
ムロろ〜んです。チベット旅行記に投票をして下さいましてありがとうございます。
チベットは乾燥していましたが、キルギスはそうでもなさそうですね。緑が見えます。
隊商宿って中は広そうですよね。寒そうに見えましたけれども、結局マキとか使うでしょうし、風にも強そうですから修理すれば実際には温かそうなのではないですかね?
というか、お父さん、お酒飲んで平気なの?というか、eahawkさんもお酒飲んで大丈夫なんですか?飲酒運転で逮捕されません?
そうでした、日本じゃないですもんね。キルギスの方は酒が好きそうですね。
ムロろ〜ん(-人-)
- eahawkさん からの返信 2012/06/18 03:38:23
- RE: 隊商宿って結構、高さがあるんですね。
- ムロろ〜んさん
コメントありがとうございます!!
> チベットは乾燥していましたが、キルギスはそうでもなさそうですね。緑が見えます。
はい、キルギスは山国で雪解けの水が豊富な国なのでフルーツや野菜など多く取れます。
まさに中央アジアのオアシスです。
> 隊商宿って中は広そうですよね。寒そうに見えましたけれども、結局マキとか使うでしょうし、風にも強そうですから修理すれば実際には温かそうなのではないですかね?
中は意外に複雑です部屋数は40あるとされています!
僕もそう思いました、冬場の宿泊は相当大変だったろうなと思います。
> というか、お父さん、お酒飲んで平気なの?というか、eahawkさんもお酒飲んで大丈夫なんですか?飲酒運転で逮捕されません?
本当に危険ですよ!!ウォッカですよ!!
内緒ですが、お父さんの仕事は警察官です・・・
eahawk
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- まみさん 2012/06/11 21:56:53
- これがレストランなんておもしろーい!
- 片道八時間ですか〜!
もっとゆっくりしたかったかもしれないですが、まさに現地の人たちだからできる体験ですね。
一番良かったって断言できるほど良かった1日でよかったですね。
ずらっと並んだコンテナレストラン、すごいですね。
私はよくわからないながらキャンプ場かジプシーの宿かと思ってしまうところでした。
出来上がった魚もおいしそ〜。
eahawkさん自身の写真決まってますね〜。
馬の放牧のある車窓からの景色は、すごーい、私の中のキルギスのイメージぴったり@@
看板の前の山岳地帯もすてき〜。
サングラスをするとキルギス人のなりすますことができるっていうのも面白いです。
確かにガイドブックなどでちらっと載っているキルギス人はどこか日本人に似てますね。
目を隠せってことは、黒目ではないのかな。
周辺の景色も隊商宿も風情がありますね。
全体を見回した雪山のある景色もすばらしいです。
お花の写真は、3番目の下を向いた毛深い花はオキナグサに見えたけれど、近くの広々とした葉っぱがこの花のものだとすると違いますね。
紫の花はサクラソウの仲間かな。
最初の2つ、すごく可愛らしいけれど、名前は分からないです。
あ〜ユルトだあ。
私も泊まってみたかったけれど、女一人での旅でっていうのはちょっと冒険すぎて、あきらめ、今度の旅程には入れませんでした。
イマンベクくんの2人のいとこの子どもたちも、すごく可愛らしいです@@
- eahawkさん からの返信 2012/06/12 14:39:17
- RE: これがレストランなんておもしろーい!
- まみさん、こんにちは!
沢山のコメントありがとうございます!とても嬉しいです!!
> 片道八時間ですか〜!
> 一番良かったって断言できるほど良かった1日でよかったですね。
いや〜遠かったですよ・・・でも本当に素晴らしいところでした!
まみさんも、ここは行けるといいのになと思っています。
ナリンという地域は、地元の人たちも本当のキルギス人が住むところと言っていましたが、実感しました。
> 私はよくわからないながらキャンプ場かジプシーの宿かと思ってしまうところでした。
> 出来上がった魚もおいしそ〜。
成るほど、ジプシー宿!!確かにそんな感じしますね。個人で行っていたら、まず入ってないです(笑)
完全に揚がっていたり焼いてあるものは、安心して食べることが出来ますね!
> eahawkさん自身の写真決まってますね〜。
ありがとうございます!少しウオッカが入ってますが・・・
> 馬の放牧のある車窓からの景色は、すごーい、私の中のキルギスのイメージぴったり@@
ここは私も、まさにキルギス!と感じた場所です。旅行記にも書きましたが、ほかの地域に比べて馬を放牧してる家が本当に多かったので、そういうイメージも強まったのかと思います。
> 目を隠せってことは、黒目ではないのかな。
はい、その通りで本当のキルギス人は、青い眼をしています。
大学の先生から聞いて初めて知りました!
> 周辺の景色も隊商宿も風情がありますね。
> 全体を見回した雪山のある景色もすばらしいです。
ここの風景は本当に素晴らしかったです!!日帰りなのが心底残念でした・・・
最近、少し花の写真を撮るようになったのは、まみさんの影響です。マクロって面白いなと感じてから撮るようになりました、今まで植物はあまり撮影していなかったので、ここでも違う楽しみ方が出来て楽しかったです。
まみさんの御蔭です!ちなみに、イマンベクくんも私を見てマクロにはまったようです(笑)
結局1年滞在して、ユルタは土産物屋と化している所にしか入りませんでした(-_-;)泊まりたかったな〜それだけが心残りです。
> イマンベクくんの2人のいとこの子どもたちも、すごく可愛らしいです@@
男の子はどこの国でもシャイなんだな〜と再確認、女の子は直ぐに慣れてくれますね。でも本当にいい子達でした!
まみさんのキルギス滞在も素晴らしいものとなると良いですね。
旅行記も今から楽しみにしています!
eahawk
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