2012/05/03 - 2012/05/07
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長年のあこがれ「アンコール遺跡群」。
日本からの直行便がないこともあり、なかなか実現しなかったけれど、
「えぇい、行ってしまえ!」と2012年5月の連休、ついに旅立った。
vol.3は、2日目午後です。アンコール・トム周辺をめぐり、プノン・バケン山で夕暮れ時を過ごします。
- 旅行の満足度
- 5.0
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-
アンコール・ワットからは、しばらく森の中の1本道を進みます。
見えてきました南大門。アンコール・トムの入口です。
せっかくなので、トゥクトゥクを降りて、歩いて橋を渡り、門をくぐります。 -
橋の手前の土産物屋さん。どこも似たような造りと品揃え。
-
環濠の方を見渡す。
ここから舟も出ているようだ。そんな寄り道もしてみたいものだ・・・。 -
南大門をくぐって振り返る。
自転車で遺跡めぐりとは!
体力&時間的ゆとりの両方が必要だ。 -
いったんバイヨンや象のテラスなどの有名どころを通過してプリア・ピトゥ近くの食堂に向かう。
ヘイさんの知り合いの店とか。
ここで空腹を満たして、午後に備えて体力を回復しよう。 -
オーダーしたのは、揚げパイナップルと牛肉の唐辛子炒め。酢豚にパイナップルは経験したことがあるけど、「パイナップルを揚げるってどういうこと!?」っと好奇心を抑えることができませんでした。味の方は、パイナップルのジューシーさと全体的な甘酸っぱい味付けがマッチしておいしかったです!マンゴージュースと合計で$7。
午後まわりたいところをガイドでチェックしたり、ゆっくりしたあと、トイレ(ここの近くのトイレは遺跡チケットを見せると無料になり、こぎれいでした)で日焼け止めをしっかり塗り直し。そして13:30に食堂を出発しました。 -
食堂から午後最初の訪問遺跡のバイヨンまで、再び、広々としたテラス前広場をトゥクトゥクで通過。ここは何回いったりきたりしても飽きない、いい雰囲気をもっています。
写真は、北門を少しのぞいたところ。
後世に持ち込まれたという仏像が鎮座しています。
連なる門が作り出す空間で、不思議なオーラを放っていました。 -
柱に刻まれたレリーフ。
アンコールワットのものとはまた雰囲気が違いますね。 -
正面である東門の方にまわります。
石版のレゴで組み立てたような印象。 -
連なる門をくぐります。
一歩一歩進む毎に視界に変化が。
アンコール・ワットでもそうでしたが、入口から参道を経て中央祠堂に至るまでの過程が楽しめる?ように工夫されているなぁと感じました。 -
無造作に転がる石塊。
こういうのはアンコール・ワットではみられなかった。
(旅を終えて振り返ると、ほとんど復元されているアンコール・ワットの方が例外で、遺跡全体では、こうした復元を待つ、あるいは手が回らない遺跡の方が多かった。) -
バイヨンといえば大きなお顔の観世音菩薩さま。
よくみるとそれぞれで大きく表情が異なっている。 -
深い彫りのレリーフ。斜めに差すやさしい自然光が味わいを深める。
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こちらも自然光がうまい具合に差し込んで、リンガの威厳を高めている。
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コーナーに所狭しとレリーフが掘られる。
バイヨンは、庶民や貴族の生活がモチーフになったレリーフが多いとか。 -
回廊から出て振り返る。
まさに遺跡の中の遺跡という感じ。オーラを感じる。 -
表情豊か。
いい天気だった。 -
柱のレリーフ。
クメール文化の代表、アプサラの踊り。
こうしておよそ1時間、バイヨンを堪能しました。
昼休みで復活した体力ですが、すでにかなり消耗(>_<)
ちなみに、方向に迷ったら(←自分だけか!)、バイヨンの北(西より)の隣りに森の中に大きな大仏があるので、これを目印にするといいかもです。
(とガイドブックを見直すと、南の西よりにも大仏があることになっている・・・。のであまりあてにしないでください。) -
続いてはパブ−オン。ここは空中参道が特徴。
時間と体力の節約で、遠景を楽しむのみ。 -
パブ−オンの沐浴場(ぱっと見は浅くて広めの水たまり)。
2人の方が手にしているのは網か?魚でも捕っているのか!? -
パブ−オン入口を通過して、象のテラスへ。
テラス上からシンハ像越しに、勝利の門方面を見渡す。
シンハが、勝利の門から帰ってくる軍?のお帰りを待っているよう。
この一帯は、アンコール遺跡群全体の中でもっとも広々として見通しのよい地区ではないでしょうか。
テラスとは反対側の綱渡りの塔ともいわれるプラサット・スゥル・プラットなどの雄大な塔群なども見渡せる。 -
テラスの壁のレリーフ。
石塊の色がいろいろなのは、復元が段階を経て徐々に行われたためか。
一番目立っているのは、「カーラ」。時間を象徴する神だとか。 -
ライ王のテラスには内部があって、狭い迷路のような空間にレリーフがぎっしり。ここだけが切り取られた別空間のようだ。
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こちらも内部空間。狭いので差し込む光も部分的になり、いっそう神秘性を増す。
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テラスにあがり、ライ王像を背中越しに記念撮影。
広場を上から見守ってくれている。 -
テラスめぐりを終えて、15時。大きな樹の木陰のトゥクトゥク待ち用の?広場でヘイさんと合流。
トゥクトゥクは王のテラスを進路を東にとります。
約1kmで勝利の門に到着。例によってトゥクトゥクを降りて、歩いて門をくぐります。樹木に囲まれた門。その上部には柔和なお顔。この風景はおよそ千年前とそう変わらないのでしょうね。 -
さらに進むと渓谷っぽい川を渡る短い橋にさしかかります。
ジャングル探検っぽい雰囲気。
この川、位置的にはシェムリアップ川のはず。街を流れているのと同じとは思えない。ちょっと意外。 -
トゥクトゥクはさらに進んでタ・ケウを通り過ぎて、タ・プロームへ。
西塔門からはいります。すこし林道のような参道を歩いて西門へ。
この写真はたしか西門から内部を見た時のもの。
これから先に遺跡を飲み込むスポアン(榕樹)があると思うと、ドキドキ。 -
太い根がはいまわってますねぇ。
好き放題って感じ。
この樹の裏に、根のくぼんだところに立つと樹にしめつけられているように見えるスポットがあったそうだが、まったく気付かず。(>_<) -
倒壊した石塊に閉じ込められたデバター。
ちょっと哀しそう。 -
「東門の木」といわれるスポアン。
回廊を浸食しているように見えます。 -
東門を抜けて振り返る。
樹木が勝ち誇っているかのような枝ぶり。
30分ちょっと、駆け足で西門から東門にタ・プロームを抜けてきました。
有名なスポアンを見逃したり、美しいデバターを通り過ぎてしまったり、ちょっと後悔の残る探訪になってしまいました。全体の概要がわかったので今度はもっとじっくり巡りたいです。 -
タ・プローム東塔門を出たところで、ヘイさんと合流。
時刻は16時過ぎ。本日最後のイベントのプノン・バケンからの夕陽を見に移動します。通称「小周りコース」をトゥクトゥクを飛ばします。
途中、アンコール・ワット前に来たので、急遽、止ってもらいました。
午後の順光のアンコール・ワットを見たかったからです。 -
午前の逆光とは違って、強烈な青空の下、「遺跡色」のアンコール・ワットをクリアに見ることができました。
こういう臨機応変なことができるのは、貸し切りトゥクトゥクめぐりだからですね。
ちなみにトゥクトゥクは、事前に日本で、スケッチトラベルカンボジアに予約しました。料金は、8時間チャーター$20+3時間延長$12=$32でした。 -
16:30、プノン・バケンの登り口到着。「上には売店がないよ」という売り子さんのすすめに素直に従って、水を調達。(確かに売店はなかった。買っておいてよかった。)
さぁ登り始めます。写真のように象の乗って登ることもできるようです。(おそらく予約が必要だと思います。) -
高さ60mほどを30分弱かけて登ります。
夜明け前から活動してきて、かなりヘバリ気味。
木が茂って日陰なのがありがたい。 -
写真は、途中にある休憩コーナー兼展望所からの眺め。
西バライ方面が見渡せます。 -
山道を登りつめ、プノン・バケンに到着。
360°のパノラマを楽しむためにあと少し。
階段を上がります。 -
さぁ、カンボジアの大地を眺めましょう!
ポッコリまあるいお山はプノン・ボック(のはず)。 -
アンコール・ワット方面。
こうしてみてみて、ほんとによくこんなジャングルの中に、あんな大規模な建造物をつくったものだ、と改めて感心。 -
こちらはシェムリアップ市街方面。
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境内にはドラマチックな時間帯を待つ人たちでごったがえし。
ほとんどの人は暑さをさけて日陰に腰を下ろしています。
夕陽が沈む方角は、当然、この反対側。 -
その太陽が沈む方角はというと、雲が出てきて、太陽が隠れ気味になってきた。
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時間が経過して、徐々に夕陽を見渡せる方に人が移動してきました。
太陽が再び顔を出してくれるか心配そうな雰囲気。 -
17:50。
おっ、雲の下から太陽が現われるか!? -
アップでも撮影。
結局、この日は、このあたりが夕焼けのピークでした。 -
夕焼け観賞を一休みして、周りを見渡す。
デバターに弱い夕陽があたって、いい雰囲気。 -
石の窓?門?から月が顔をのぞかせる。
芸術作品っぽい眺め。 -
アンコール・ワットの方面はというと、、、
ジャングルの中に赤い火と煙が!
自然発火なのでしょうか? -
もう一度、日の沈む西バライの方角を名残惜しんで見てみます。
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さきほどの月の方角です。
この風景も千年前とかわらない風景なんだろうな。
などと思い浸りながら山を下りました。 -
さて、ホテルに戻ってさっと汗を流して、今夜もパブストリートにお出かけです。こういう時、徒歩1,2分で出かけられるのはホントに助かります。
2階のテラス席からの眺め。 -
今夜は、角にあるスープ・ドラゴンでカンボジア鍋をいただきました。
small(といっても2人分)$11.5。お腹いっぱいになり、カンボジア2日目は予定終了となりました。
郊外にでかけた3日目の様子はvol.4でご紹介します。
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