2012/05/03 - 2012/05/07
5617位(同エリア8640件中)
tabilerさん
- tabilerさんTOP
- 旅行記25冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 13,284アクセス
- フォロワー2人
長年のあこがれ「アンコール遺跡群」。
日本からの直行便がないこともあり、なかなか実現しなかったけれど、
「えぇい、行ってしまえ!」と2012年5月の連休、ついに旅立った。
vol.4は、3日目。今日は郊外に足を伸ばします。
さすがに長距離だとトゥクトゥクではつらいので、ツアーに申し込んで、エアコンの効いたバンでの移動です。
目指すは、美しいレリーフで有名なバンテアイ・スレイと遺跡発見の様子がそのまま見られるベン・メリア。個性の強い2大遺跡です。
- 旅行の満足度
- 5.0
PR
-
朝、6時ころ。
ストゥン・シェムリアップ新館に朝日が差す。 -
レストラン。
やさしい日差しが心地いい。
今朝はクリーム温野菜が特においしかった。 -
廊下。
派手すぎず、地味すぎず、落ち着いたいい雰囲気。 -
7:55、ツアーのバンがホテルに到着。その後2件ほど他のホテルをピックアップしてまわります。特に渋滞もないのでホテルめぐりと思えばそれもまた楽しいです。シェムリアップには新しい、リゾート感覚あふれるホテルが多いです。
さて、バンは、昼のお弁当や冷たいミネラルウォーターを積みながら、少しずつ郊外へと向かいます。
写真は、ガイドのウィトウさんがクーラーボックスを運んでくれているところ。 -
9:30、バンテアイ・スレイ到着。
早い時間帯だからなのか、郊外だからなのか、それほど暑さを感じない。
人も少な目な感じで、嬉しくなる。 -
稲作水田。
実験用?観光用?だそうです。 -
赤土(ラテライトというそうです)の道を進みます。
期待が高まります。 -
入口の東門。
紅色砂岩に掘られた見事なレリーフ。
カーラ(中央下)がリアル。生きているみたい。 -
絵画の額縁のような門が幾重にもつづきます。
-
窓の向こう側でポーズを決めれば、名作の主人公になれますね!
-
東門をくぐって参道を進みます。
左右にはリンガが並んでいます。 -
ガイドのウィトウさんから説明を聞きます。
デジカメで有名なレリーフを写して、ポイントを拡大表示して説明してくれたりもしました。 -
左の環濠からの塔門の眺め。
-
しばらく、美しいレリーフの観賞タイム。
怪鳥ガルーダ。 -
ヴィシュヌ神の妻、ラクシュミーがゾウの聖水で身を清めてもらっている。(「地球の歩き方」より)
-
柱には、マカラ(かな)。
-
中央上にシヴァ神と妻のパールヴァアティ。シヴァ神の額にはもうひとつの目がある。(写真ではほとんど確認できません・・・)
-
上の一部のアップ。
ユーモラスがライオンのしぐさ。
怖がっているのだそう。 -
見事な破風。
-
斜めから拡大。
本当に彫りが深くて精巧。
神様のお顔は盗まれたのだとか。 -
遺跡を守る動物神。
左はお猿さん顔だから、ハヌマーン、
正面はくちばしがあるのでガルーダ。かな。 -
バンテアイ・スレイといえば、「東洋のモナリザ」。
窓越しに見るとありがたみが増す。
ちなみに「東洋のモナリザ」のある第三周壁の内側は
遺跡保護のため立ち入り禁止です。
そう言えば、成田からの機内で隣り合わせた方は、
その対応策として小型の双眼鏡を持ってきたと
おっしゃっていました。 -
カーラの口からナーガが飛び出す。
このころからこうした動物神たちに愛着を感じ出し、
見つけて楽しめるようになってきた。 -
象さん、ナーガ、鳥、驚く人、・・・。
意味はわからないけど、、、楽しい。 -
仁王立ちしているのは、シンハでいいのかな?
-
角にナーガ。
枯れ草が渋い。 -
今日はツアーなので、集合時間を気にしつつ、
第二周壁の中を2周ほどまわって楽しむ。
最後は、東洋のモナリザをアップでもう一度。
ちなみに、まわりから聞こえてくる声に
聞き耳を立てていると、必ずしも
「これが東洋のモナリザ」
と決まっているわけではないみたい。
自分が「美しい!」と思えばそのデバターが
自分にとっての「東洋のモナリザ」。 -
第二周壁を出たところの環濠。
石塊中心の遺跡ばかりみていると、
こういう風景がいいアクセントになります。 -
自由時間が終わり、西門を出たところで集合して、出口に向かいます。
ここは一方通行らしく、周壁の外側の遊歩道を遺跡を遠巻きにして
戻ります。
例えば、「参道で写したいものがあったので帰りに撮ろう」なんて
ことができないので注意が必要です。 -
駐車場に向かう途中の土産物屋さん。
他の遺跡のテキトーっぽい土産物屋さんと
違って、センスがいい感じ。(あるいは
造られている、とも)。 -
バンに乗って、次なる遺跡、ベン・メリアに向かいます。
車窓の風景。
高層のすじ雲と低いところにポッカリ浮かぶわた雲の競演。
のどか。 -
10時30分に出発して、11時40分、ベン・メリアに着きました。
遺跡に向かう小橋からの風景。ぎっしりの睡蓮と地元の人。
ここも普通に生活の場なんですね。 -
小橋を渡り、参道?を歩きます。
すると正面に、いきなり崩壊した石塊の山。
どうやってはいるんだ!? -
参道脇のナーガ。
きれいすぎ。
近年、修復されたものでしょう。
でも、周囲の緑に溶け込んで爽やか。 -
正面にきて、右にまわりこんだところ。
いったいどうなったらこういう状態になるのだろう。
崩れたのが先か、木が生長したのが先か? -
こちらは遺跡と樹木が一体化。
-
第三回廊をあがったところ。
遺跡巡り用の木道もありますが、
私たちのグループは自己責任了解の上で、
左の十字回廊の中に分け入っていきます。 -
十字回廊に入る前に、興奮気味にあちこちを撮影。
木道の右側の経蔵。
ぐしゃっと崩れています。 -
十字回廊の壁。
まさに苔むしています。 -
完全に遺跡を踏み台にして樹木が繁茂しています。
-
さて、ここから先はいよいよ自己責任の世界。
第二回廊の方に進入していきます。
これらの石塊を踏み越えて写真右上の空間を抜けます。 -
暗い回廊に外から光が差し込む。
明るい緑と崩壊した石塊の対比に複雑な心境。 -
今回の旅行で、すっかりお気に入りになった連子窓。
実にいい雰囲気を演出してくれています。 -
回廊と回廊の間に崩落した石塊。
この辺では、どこをみても、驚き、感慨、感嘆、・・・。
ツアーできているのでみなさんの進むペースにあわせるため、
ひとつところにぼーっとしている余裕はなかったので、
夢中でシャッターを切っていました。 -
ベン・メリアのレリーフは写真のように、角がとれたというか、丸みを帯びているものが多かったように思います。
もともとなのか、年月と共に角がとれてきたのかはわかりませんが。 -
大崩落。
ちなみに写真の向こう側が、はいってきた正面の方向です。 -
血管のように伸びて遺跡に活着した根。
生命力を感じる。 -
木道に復帰してきました。
-
有名な?"アンパンマン"。
-
植物の静的なイメージが打ち砕かれそうになる。
-
かと思えば、爽やかな緑の葉を見て癒されたりもしました。
こうしてベン・メリア探検は終了。
いつかまたフリーで来てみたいと強く思いました。
バンテアイ・スレイとベン・メリアはそれぞれ個性が強いので、
観光の順番としては、今回のようにある程度アンコール・ワットや
アンコール・トムの遺跡を見た後にこっちにやってくるのが
よいと思います。その方が、個性を味わえるように思います。 -
少し車で移動して、13:00ころ。お弁当をレストランでいただきます。
ワンドリンクオーダ制。
ここでは、レストランの坊や?にレンズを向けました。 -
帰りの車窓から一枚。
ホントはこういうところもぶらつきたい。 -
ホテルで休憩後、"ご近所"に夕食にでかけます。
今夜は、裏パブ・ストリートのテラス席に腰掛けて、
カンボジアBBQにしました。 -
これがそうです。
つゆだくのジンギスカンという感じ。
豚、牛、鶏、イカ、ヘビ、(あとカエルもあったような・・・)を
すこしずついただきました。ヘビはホルモンみたい。牛はくたびれてた感じ。イカが一番おいしかった。
その他、揚げ春巻きとバナナシェーキで合計$16.75。 -
お腹を満たして、ホテルにお帰りです。
だいたいこうして、トゥクトゥクが待機していますね。
構図のアクセントにちょうどよいので助かります(^_^)v -
ロビーにて。
フロントの人と「今日は、こういうのを見てきたよ」
ということを英単語でコミュニケーション。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
tabilerさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
57