2005/04/02 - 2005/04/02
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ドクターキムルさん
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犬山祭は針綱神社の行粧式である。針綱神社は、犬山城の一角に鎮座する古社である。例祭は寛永12年(1635年)尾張徳川家家老・犬山城主成瀬隼人正正虎(なるせはやとのしょうまさとら)公の沙汰で、氏子が行粧の車山・ねり物を出し、以来今日まで継承されてきた歴史ある祭りである。
犬山祭は4月の第1土曜・日曜に行われている。年によっては桜が満開の中で行われる場合もあるが、この年(2005年)は桜が咲き始める頃であり、1週間後でないと満開にはならないであろう。
犬山祭の主役は各町内から曳き出される13輌の車山(やま)で、いずれも三層からなる。これら13輌の車山は「愛知県有形民俗文化財(愛知県指定1号)」に指定されており、江戸時代から伝わる「からくり人形」を操り、「奉納からくり人形」を披露する。修理が済んで13輌の全部の車山がからくり奉納ができるようになったが、からくり奉納は2時間半も続いた。からくり人形は高山祭や古川祭などで奉納されるが、その数は1つか3つであった。これほどの数のからくり人形があるのは全国一であろう。まさに、からくりを満喫できた。
夜山(夜祭り)では、山車に提灯・末広・行燈を取り付け、本町通をぬって練り歩くのであるが、からくり奉納が終わった直後から雨になり、山車にビニールを被せ始めた。これでは今夜の夜山(夜祭り)は無理であろうと思い帰った。どうやら、この日はからくり奉納前にも雨が降り、からくり奉納後からまた雨になり、夜山(夜祭り)の準備が終わって巡行し出すとまた雨になってしまったようだ。規模を縮小して行われたこの年の犬山祭も雨が追い討ちをかけ、さらに祭もからくり奉納だけといった状況だったようだ。
(表紙写真は犬山祭でのからくり奉納)
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