四月の「隅田川お花見クルーズ」で、浅草浅草寺で御朱印をいただいた時、浅草寺が坂東三十三観音の一つであると知りました。<br /><br />その旅行記はこちら<br /><br />http://4travel.jp/traveler/tahtan/album/10659452/<br /><br />坂東三十三観音公式サイト<br /><br />http://www.bandou.gr.jp/index.php<br /><br />ＧＷ中の5月5日、鎌倉にある坂東三十三観音にお参りしてきました。<br /><br />今回は、パピーにしては、かなり渋めの旅行記です。<br /><br /><br />

坂東三十三観音霊場巡り～鎌倉編①～

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2012/05/05 - 2012/05/05

826位(同エリア7311件中)

#寺社

エリア

鎌倉(神奈川)

同行者: カップル・夫婦（シニア）

交通手段: 自家用車

今回は、第一番「大蔵山杉本寺（杉本観音）」、第二番「海雲山岩殿寺（岩殿観音）」、第三番「祇園山安養院田代寺（田代観音）」をまわります。

http://www.bandou.gr.jp/temple/temple1-10.php

ＧＷ中で、渋滞が予想される第四番「海光山長谷寺（長谷観音）」は、次の機会にします。
朝9時ごろ家を出て、40分ほどで順調に鎌倉に到着。

最初は、三十三観音には入っていないけれど、杉本寺のすぐ近くの報国寺に寄りました。

報国寺と杉本寺の組み合わせは、冬にも来ています。あの時は寒かった。

http://4travel.jp/traveler/tahtan/album/10420515/
「しゃが」の花がきれいに咲いていました。
あまりたくさんはありませんでしたが、ツツジもきれいでした。

向こうに見える、茅葺き屋根は鐘つき堂。
重厚な造りの茅葺き屋根

本堂
御朱印はこちらでいただきます。

少し時間がかかるそうなので、その間にお庭を見学します。
裏もみじ
報国寺と言えば、やっぱり竹。

孟宗竹の竹林です。
あちこちに筍が出ています。

庭園内のお茶席「休耕庵」で抹茶をいただきます。

ここでお茶をいただく時は、あらかじめ入口でお茶券を買ってください。
お菓子も竹の形。
人物が白飛びしてますが、筍の高さを測る物差替わりなので、気にしないでください。

2メートル以上はあるね。

ここまで大きくなると、もう筍とは呼ばないのかな？

それとも、皮をかぶっている間は、筍でいいのかな？
竹林と言えば定番のこのショット。
竹林に日が射して、緑がきれい。

「おおでまり」も満開でした。
いただいた御朱印です。

ここは、鎌倉観音第十番なんですね。
報国寺から歩いて5分ほどで、杉本寺です。
杉本寺は、鎌倉幕府成立よりも500年も前の、734年に僧行基が開いたと言われる、鎌倉最古のお寺なんです。

坂東三十三観音、鎌倉三十三観音とも第一番です。
急な階段を上ります。

やっと山門に着きました。
山門内の仁王像は運慶作

向かって右が、阿形像。
左が、吽形像。
山門の先も、まだ急な登り。

でもこの苔むした階段は、危ないので通行できません。

左側の道を上ります。
本堂の中は撮影できませんが、十一面観音が五体、地蔵菩薩が二体などが安置されています。

本堂に上がってお参りして、お線香をあげることができます。
御朱印は四種類

坂東三十三観音の第一番
御詠歌

たのみある　しるべなりけり　杉本の　ちかいはすえの　世にもかわらじ
　
　
鎌倉地蔵尊第四番　身代り地蔵尊
鎌倉地蔵尊第六番　尼将軍地蔵尊
今日は五月五日

鯉のぼりの代わりに、滑川の鯉

次は、坂東三十三観音　第三番　安養院に行きます。
車で15分くらいで到着です。
安養院は、北条政子の法名なんですね。
本堂
本堂の裏手にあるのが、・・・
右側が鎌倉に現存するもっとも古い、宝篋印塔（ほうきょういんとう）

左側が、北条政子の墓と伝えられるそうです
宝篋印塔（ほうきょういんとう）

補修されているので、そんなに古くは見えないです。
北条政子の墓

こちらの方が古びています。
安養院は、ツツジが有名だそうですが、この木以外はまだ満開ではありませんでした。

鎌倉三十三観音の第三番でもあるので、鎌倉の方の印を押してくれちゃいましたね。

聞いてくれればいいのにね。
次は、第二番の岩殿寺。

ちなみに「がんでんじ」と読みます。
所在地は、鎌倉ではなくて、逗子市になります。

逗子のマンホール
地図で見て、もっと大きな道かと思っていたら、これが一車線半ぐらいの細い道で、対向車が来ませんようにと祈りながら、やっと到着。

途中の道は狭いけど、お寺の駐車場は広いです。
杉本寺よりさらに長くて急な階段が続きます。
山深く、いい感じでしょ。
縁起を見ると、花山法皇御行幸、後白河法皇御行幸、源頼朝御参詣、徳川家康御参詣とか書いてあります。
下を見ればこの高さ。
逗子の海が見えます。
観音堂の由来

観音堂

現在は、中は空っぽです。
観音堂の裏の奥の院
灯篭についている飾りがおもしろい。

狛犬か、竜なのか？
結構いい雰囲気。
他の参詣の方から、まだ上があるよと、教えてもらい、観音堂の横を更に登って行きます。
だいぶ高く登ってきました。

昔、頼朝が参詣する時に使った巡礼道の一部かもしれない。
眺めもいいです。
御朱印もいただいてきました。

道が混まないうちの、岐路に着き1時半頃には帰ってきました。

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#寺社

この旅行記へのコメント（11）

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DHCさん 2012/06/14 21:17:44

パピーさんこんばんは。

素晴らしい写真ですね、見ていると目が覚めるみたいです、Ｄ90を使いこなしていますね、それから相変わらず朱印にはまっていると言うか益々はまりこんでいますね。

パピーさんからの返信 2012/06/15 06:52:55

RE: パピーさんこんばんは。

> 素晴らしい写真ですね、見ていると目が覚めるみたいです、Ｄ90を使いこなしていますね、それから相変わらず朱印にはまっていると言うか益々はまりこんでいますね。

DHC. さん

お褒めいただき、ありがとうございます。

そんな使いこなす迄にはいっていないおで、恐縮です。d(^_^o)

10月にまたハワイに行かれるとのこと、うちが御朱印にハマったように、すっかりハワイにハマっちゃいましたね。(笑)

実は、今マルセイユに来ています。

旅行記になるのはまだ先になりますが、またご覧ください。

パピー

DHCさんからの返信 2012/06/15 09:46:32

RE: パピーさんこんばんは。

凄いですね、フランスのマルセイユですね、マルセイユはあまり行く人は少ないみたいな感じでブログも見た事が無いですね、ブログ楽しみに待っています、アップしたら教えて下さい。

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たらよろさん 2012/05/17 21:38:07

杉本寺のご朱印

こんばんは〜パピーさん。

新緑美しい素敵な春の風景ですね。
鎌倉はどこを切り取っても綺麗で絵になります。
報国寺に初めて行った時に、
京都にはない独特の雰囲気を感じて、
とても好きになりました。

杉本寺のご朱印、
いっぱいありますね〜〜

ご詠歌のご朱印をまだ頂いたことがないので、1度頂いてみたいなぁ〜〜

　　たらよろ

パピーさんからの返信 2012/05/18 00:50:05

RE: 杉本寺のご朱印

> こんばんは〜パピーさん。
>
> 新緑美しい素敵な春の風景ですね。
> 鎌倉はどこを切り取っても綺麗で絵になります。
> 報国寺に初めて行った時に、
> 京都にはない独特の雰囲気を感じて、
> とても好きになりました。
>
> 杉本寺のご朱印、
> いっぱいありますね〜〜
>
> ご詠歌のご朱印をまだ頂いたことがないので、1度頂いてみたいなぁ〜〜

たらよろさん

報国寺に行かれたことがあるんですか。

やはり京都のお寺とは、雰囲気が違うんですね。

御詠歌もなかなかいいですよね。

安養院も岩殿寺にも、後で調べたら御詠歌があるようなので、お願いすれば書いてもらえたかもしれないです。ちょっと残念。

　　　　　パピー

さすらいの食いしんぼうさんからの返信 2012/05/31 22:25:29

割り込みごめんなさい。

パピーさん、たらよろさん、

とつぜん割り込んでごめんなさい。
無知なヤツとお笑いになるかもしれませんが、おふたりが語っておいでの御朱印って何ですか？察するにお詣りさせていただいた証明書みたいなものか、と思っているのですが.....御札とはどう違うんでしょうか？それに見たところ1枚1枚手書きのようでもあるし。札所霊場のものでしょうか？

初夏という季節は、鎌倉という土地はぴったし感覚があうような気がします。つつじもきれいだし、竹の青さも鮮やか。すりへったきざはしの苔の緑....。「雅」より「武」の古都だからか、海のきらめきがそれをかんじさせるのか。パピーさん、タイムリーな旅行記をありがとうございました。

さすらいの食いしんぼうより

パピーさんからの返信 2012/06/02 11:19:35

RE: 割り込みごめんなさい。

さすさん、書き込みありがとうございます。返事が遅くなりました。

> とつぜん割り込んでごめんなさい。
> 無知なヤツとお笑いになるかもしれませんが、おふたりが語っておいでの御朱印って何ですか？察するにお詣りさせていただいた証明書みたいなものか、と思っているのですが.....御札とはどう違うんでしょうか？それに見たところ1枚1枚手書きのようでもあるし。札所霊場のものでしょうか？

そうなんですよ。御朱印とは本来はお寺に納経した証しだったそうですが、現在はお寺や神社に参詣した証しに、書いていただくものになっています。

朱の部分は判ですが、墨の部分は1枚1枚手書きです。目の前で書いてもらうと、筆さばきの見事さに感動しますよ。（ちょっと大げさかな）

>
> 初夏という季節は、鎌倉という土地はぴったし感覚があうような気がします。つつじもきれいだし、竹の青さも鮮やか。すりへったきざはしの苔の緑....。「雅」より「武」の古都だからか、海のきらめきがそれをかんじさせるのか。パピーさん、タイムリーな旅行記をありがとうございました。
　　　　
ＧＷ中天気は不安定でしたが、鎌倉に行ったこの日は、もう初夏のような日差しと暑さでした。雰囲気が伝わればうれしいです。

　　　　　パピー

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わんぱく大将さん 2012/05/17 08:39:50

かまくら　？　かすてら？

パピーさん

ずっと、もらわれたご朱印、文字が“かすてら”に見えて。　　
竹の寺は竹を意識して、竹の右を伸ばされてる。　すみません、文字ばかり気になって。　で、皆さんよく、こんなの集めていらっしゃるけど、意味はなんですか？　まじで。

　大将

パピーさんからの返信 2012/05/18 00:40:41

RE: かまくら　？　かすてら？

> パピーさん
>
> ずっと、もらわれたご朱印、文字が“かすてら”に見えて。　　
> 竹の寺は竹を意識して、竹の右を伸ばされてる。　すみません、文字ばかり気になって。　で、皆さんよく、こんなの集めていらっしゃるけど、意味はなんですか？　まじで。

大将さん

確かに、「かまくら」より「かすてら」の方が自然に読めますね。（笑）

御朱印の由来は、参詣者がお経を書写して寺社に納めることに始まっているそうです。それがいつの頃か簡略化されて、お写経を納めなくとも参詣の証しとして、「ご印」をいただくことになったようです。（浅草寺でいただいたしおりより）

写真では、あまりうまく表現できていませんが、現物は筆文字の迫力に圧倒され、見飽きないんですよ。

　　　　　パピー

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crossさん 2012/05/17 00:04:01

妖気が漂う表紙の写真♪

パピーさん、こんばんは♪

緑もキレイ、青い空も覗いてるんですが、何故か妖気が漂ってるような雰囲気が感じられる。
そんな感じで見てました。

でも、自分が言うのも何ですが、会社の写真部に入部されたからなのか、
写真がいいですね♪
この表紙の写真も竹やぶを下から煽ったのも花も...キレイなのが一杯ありました。

パピーさん的には地味目の旅行記ですか？
多分それは妖気のせいですよ...。

cross(^_^)v

パピーさんからの返信 2012/05/18 00:23:12

RE: 妖気が漂う表紙の写真♪

> 緑もキレイ、青い空も覗いてるんですが、何故か妖気が漂ってるような雰囲気が感じられる。
> そんな感じで見てました。
>
> でも、自分が言うのも何ですが、会社の写真部に入部されたからなのか、
> 写真がいいですね♪
> この表紙の写真も竹やぶを下から煽ったのも花も...キレイなのが一杯ありました。
>
> パピーさん的には地味目の旅行記ですか？
> 多分それは妖気のせいですよ...。

crossさん、毎度投票＆書き込みありがとうございます。

そんなに妖気を感じましたか。
杉本寺の縁起によれば、文治元年に火事になった時、本尊三体自ら庭内の大杉の下で火を避けたので、杉の本の観音と呼ばれるようになったそうなので、妖気があるのも当然かもしれないですね。(*_*;

　　　　　　パピー

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