嵯峨野哀話の里ウォーク

2012/03/25 - 2012/03/25

京都府ウォーキング協会主催の「源氏と平家シリーズ」の２回目です。
今回は平家全盛の時に起こった哀話を嵯峨野に訪ねて歩きます。

エリア 嵐山・嵯峨野・太秦・桂(京都)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル

スタートは、ＪＲ花園駅です。
今回も６００名を越える参加者が集まりました。

広沢池まで約１時間かかりました。
３月下旬でも気温は１０℃位と寒い日です。
桜の季節は美しい景色が楽しめますが
今日は休憩も取らずに歩き続けます。

清涼寺（嵯峨釈迦堂）までノンストップで歩き続けました。
ここは光源氏のモデルといわれる源融の別荘があったところだそうです。
拝観料も無料で、ここで昼食をとりました。

紅白の梅がきれいに咲いてました。

祇王寺のすぐ上に滝口寺があります。どちらも拝観料３００円です。
今回は滝口寺をお参りしました。

平重盛に仕えた斉藤時頼（出家して滝口入道となる）と建礼門院に使えた女官の横笛の身分違いの恋の逸話が残ってます。
２人の木造が安置されています。

嵯峨野の竹林の中を歩いていきます。

平家物語で知られる小督を祀る「小督塚」です。

小督局は美人の誉れ高く高倉天皇の寵愛を受けますが、
平清盛の娘の建礼門院が中宮となったことから
清盛の怒りを恐れ嵯峨野に身を潜めたと言われています。

渡月橋の河畔に「琴きき橋」の石碑があります。

高倉天皇の命令で小督の行方を捜した源仲国が
小督が奏でる琴の音を法輪寺で聞き、居所を突き止めたそうです。

渡月橋から嵐山を眺めます。

天気がよければもっときれいなのですが‥

法輪寺の展望台から見た嵐山・嵯峨野
法輪寺には小督の草庵があったと言われています。

今日は途中で雪まじりの雨も降るあいにくの天気でした。
もう２週間後だと桜がきれいだと思います。