2011イタリア旅行　５日目（４）　シエナにて

2011/06/03 - 2011/06/12

　シエナの街を歩き回りました。ひざががくがくです。街じゅう、いしだたみの坂道です。

エリア シエナ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

大聖堂を出て、ちょっと街歩きです。
　

　サンジミニヤーノと違って、町ではなく街という感じ。

　大きめの街なんですが、山の中なので、アップダウンが激しい。
　ずっと坂道です。

　かわいいお菓子屋さんがありました。100周年だかなんだかで、こんな形のお菓子。

　ガイドさんによると、これがイタリアの名物お菓子のパンフォルテで、断面が黒と白のがあるそうです。黒がむかしながらの、スパイスびしばしの味。白がマイルドで食べやすいそうな。

　切り売りしているものもありますが、こんなふうにおみやげ用に、ラッピングされているものがあるので、おすすめですよ〜、と教えてもらいました。たしかにかわいい。このあと、どこかで買おう！（ここでは買わせてもらえなかった）
　と思ったのですが、こんなふうに小分けラッピングにしてあるお店は一件も見つからなかった‥‥というわけで、買えませんでした。切り売りしてあるのはちょっと、おみやげとしては貧相だったので‥‥

　そして、右端の小石に砂糖をまぶしたようなころころしたお菓子ですが。
「あれはおいしくないです」とガイドさんにきっぱり言われました。「まあ、気に入る人もいますが、大きいので、２つ３つ食べたら飽きます。残りは捨てるしかないので、おすすめしません」
　だそうです（笑）。カヴァルッチというお菓子だそうな。

　お菓子屋さんの前をはなれて、てくてくてく。
　

　このあたりにあるのが。

　双子に乳を与える雌狼。

　双子はロムルスとレムスです。
　ローマを建国したのが、このロムルスで、レムスはロムルスに殺されてしまいます。

　で、実はレムスにはセニウスという息子がいたのですが、ロムルスから逃げて、この地に新しい町を作りました。
　

　セニウスの作った町なので、シエナという名前になったそうです。

　というわけで、この町はローマと同じく、雌狼と双子がシンボルとなっています。

　だいぶ足がつかれてきたころ、中庭のようになった建物の前に到着。

　この像は‥‥誰だったか‥‥
　

　とりあえず、ここはサリンベーニ広場です。

　そして、ここの上の方にずら〜っと顔がくっついているのですが、

　このまんなかの難しい顔をしている人がダンテだそうです。
　ここの建物は「神曲」にも出てくるとかなんとか。

　ところで、シエナの町が、動物の名前がつけられた地区に別れている、ということは、競馬の地区対抗レースのところでお話したと思いますが（ここはライオン）

　イモムシ地区もあります。

　なぜ？

　シエナの観光も終わり、ぞろぞろと駐車場に向かいます。町の中に糸杉が普通に見られるようになってきました。

　そしてここから、あのしましま大聖堂が見えます。

　糸杉さえなければ、ばっちりなのだが‥‥
　どうがんばっても、この糸杉のせいでうまく撮れない。
　

　そして、バスに乗って、この日の最終目的地にむかいます。