2011/06/03 - 2011/06/12
1845位(同エリア2971件中)
ゆきさん
「最後の晩餐」、「スフォルツェスコ城」に行きました。
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前日は成田から12時間かけてローマにはいり、そこからミラノに飛ぶ飛行機が遅れて、へろへろになりながらミラノの空港に着いたら、もう夜中でポーターが帰ってしまっていたので、自分で荷物を運ぶはめになり、やっとホテルについたのが現地時刻の深夜0時半、という過酷なスケジュールでした(笑)。
それからおふろにはいって大急ぎで寝て、早起きをしたのは、「最後の晩餐」見学の予約が朝いちばんだったからです。わたしは2時ごろに寝ましたが、3時、4時まで寝られなかった人続出。そんなわけで、ふらふらだったのが、時差ボケか寝不足かわかりませんでした(笑)。 -
写真でわかる通り、ドさめが降っております。朝起きて、全員がロビーでボーゼンとしていました。で、晴れ女軍団が「まさか雨が降るなんて!」とここでさんざん愚痴っていたわけですが!
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着いたら晴れました(笑)。わしらの執念。
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中は撮影禁止なので、絵はがきをば。
実は、ここに行くまでは、「フレスコ画1枚(単位は枚でいいのだろうか)のために、わざわざミラノに行くのもなー」と思っていたのですが、行ってよかった! この1枚のために行く価値はある!
実際に見るまでわからなかったのですが、この絵は近くで見るものじゃないです。この絵が描かれているのと反対側の壁際に行って振り返ると、3Dになって、背景が奥にひっこみ、人物とテーブルが浮き上がって見えるのです。
「3DSみたいだ!!」という感想は、社会人としてどうかと思いますが、ほんとにそんなふうに見えるんですよ。いやー、びっくりした。3次元の絵だとは思わなかった。
ところで、イタリア語でヨハネはヨハンネという発音が本当みたいです。どのイタリア人ガイドさんもヨハンネと言っていました。
ガイドさんによれば、ダビンチは心理学者だったので、絵で人物の内面や精神状態を表現したそうです。それで、食卓の人々が驚きや戸惑いを手の動きで表しています。
そしてヨハンネは心の優しい人だったので、女性のような優しい顔で描かれているそうです。 -
15分間の鑑賞時間が終わると、次のグループと入れ替えられるので、強制的に部屋を追い出されます。中庭がきれい。
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なんの花かなあ。
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イタリアの古い教会はとてもきれいです。
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観光客が集まる場所には、朝早くからおまわりさんがたくさん待機していました。
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警察犬も。
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おとなしそうな犬だなあ。ほんとに警察犬なのかなあ。麻薬犬かも。
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最後の晩餐」を見たあと、バスに乗って次の名所に移動です。
これはミラノ駅前のオブジェ。
なんだかわかりますか? -
針と糸です。こちらは糸のしっぽ。
ミラノは縫製の街、産業の街、というのを表しているそうです。 -
ガリバルディ将軍の像。
そろそろ、目的地です。 -
ミラノの名所、その2。
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スフォルツェスコ城です。ここにはミケランジェロの未完のピエタ、「ロンダリーニのピエタ」があります。後期の作品なので、わざと表面をざらざらにした、現代的な作品です。
まー、ぶっちゃけ、わたしは初期の作品であるバチカンのピエタの方がきれいで好きでした。俗物ですまん。 -
ここに行くまでは、「ミラノには『最後の晩餐』とガレリアとドゥオモしか見るところはないだろう」と思っていたのですが。
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この中世の城が!
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中世ファンタジーシミュレーションゲーム(主にファイアーエムブレム)大好きなわたしに、激はまりでした!
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あああ、このお城、好きだー。ゲームの世界にはいったみたいだー。
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というわけで、ゲーマーにおすすめです。ぜひ、ミラノに行こう!
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はいります。わくわく。
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スフォルツェスコ城の中庭です。
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すてきすぎる。
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いままで訪れた城の中で、いちばんゲームの舞台っぽい城だ。
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ここで2、3時間、過ごさせてくれないだろうか。
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ツアーなので、そんなわがままは許されないんですが。
この中庭は、むかし騎士たちの修練場として使われていたそうです。
騎士が! 本物の騎士がここで!
じーん。
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そんなことばかり考えていたので、ガイドさんの解説はさっぱり覚えていません(笑)。
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この玉ころは、大砲の玉です。
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城内は「ロンダリーニのピエタ」のあたりは撮影禁止なので、はいってすぐの像を撮影。
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こんな感じの像があちこちにあります。
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なかでも、これがいちばんりっぱで、側面にはイエスの生涯のレリーフが掘られています。
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ああ、本当に中世っぽくて、よいなあ〜。絵画もありましたが、ビザンチン特有の、目の焦点のあっていないうつろな表情の絵ばかりで、それがまたいい!
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お墓。きれいです。
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この部屋はタピストリの部屋で、四方の壁が織物でおおわれていましたが、それらはどれも、えーと、ベルギー?だったような、とりあえず輸入品だそうです。
そして、この1枚はちゃんと、当時から残っている、この地の作品だそうな。たしかに、ちょっとテイストが違って、荘厳なタピストリでした。
で、このあと写真がないのは。
ここから先にロンダリーニのピエタがありまして、「ノーフラッシュでも写真はダメ!」と係の人たちにばっちり釘をさされたので、怖くてカメラを出せなくなったという(笑)。
でも、あとで考えたら、あのピエタのところだけだったんじゃないかなー。
そのピエタ部屋を出ると、出口までいくつか部屋を通過するんですが、そこには!
本物の甲冑が! ポーズをとった甲冑マネキンが! すっごくたくさん!!!
うおおおおお! かっこいい!!
写真! 写真撮りたい!!
でも、怒られたらいやだし!
と、迷っているうちに、ツアーの人たちは、甲冑にはまったく興味がなかったようで、すたすたすたすた、と出口から出ていってしまいました。
むーん。正直、ピエタよりも甲冑部屋の方がすてきだったのだが!
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