2012年3月1日、雨の太宰府

2012/03/01 - 2012/03/01

ピーチの第1便で福岡空港に着いた後は、その足で地下鉄と西鉄電車を乗り継ぎ太宰府に向かいました。

あいにくの雨でしたが、午前中は太宰府天満宮にキャリアアップを祈願し、その後九州国立博物館の見学を楽しみました。

エリア 太宰府(福岡)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

福岡空港から福岡市営地下鉄空港線の電車で天神へ。

天神到着。車両は少数派の福岡市交通局2000系でした。

福岡市営地下鉄の各駅にはシンボルマークが設定されています。
天神駅は梅、福岡空港駅は飛行機でした。

地上に上がり、西鉄福岡(天神)駅の入り口へ。ここから商業ビルの中を長く歩くことになります。

改札を抜けると、8000形の大牟田行き特急が出て行くところでした。
仕方が無いので、次の急行に乗ることにします。

西鉄天神大牟田線を代表する通勤電車5000形。筑紫行きの普通電車です。

写真撮影を楽しんでいると、流線形の顔をした最新鋭車両3000形が到着。
この車両が、折り返し花畑行きの急行になるので乗車します。

二日市で下車。太宰府へはここから太宰府線に乗り換えです。

太宰府駅の駅名標には、太宰府に因み梅の花があしらわれていました。

太宰府線の普通列車は、新型通勤車両の7000形でした。

あいにくの雨ですが、駅前の案内図を頼りに太宰府天満宮を目指します。
ちなみに、奈良・平安時代に九州を治める役所だった「大宰府政庁(都府楼)」はここからやや離れた、西鉄天神大牟田線都府楼前駅近くにあります。

梅が枝餅などを扱う土産物屋が並ぶ参道を歩きます。

スターバックスコーヒーも参道の雰囲気に合わせて、木材を多用した建物でした。

太宰府天満宮の境内に入ります。辺りを見回すと韓国人の観光客がたくさん。

心字池にかかる太鼓橋を渡ります。

雨の心字池を、うっとり眺めます。

楼門をくぐれば本殿です。

本殿で、仕事のキャリアアップと資格試験の合格を祈願してきました。
左には皇后の梅が、右には有名な飛梅が植えられています。

今年の冬は例年に比べ寒かったため、3月1日の時点で飛梅はまだ満開には至っていませんでした。

参拝後におみくじを引いてみました。
仕事、恋愛面の運勢は微妙な感じでしたが、諦めずに精進することにします。

麒麟と鷽(うそ)の像。

太宰府境内には飛梅の他にもたくさん梅の木がありますが、あいにくの寒さのためかほとんど開花していませんでした。

雨で寒かったので、ちょっとこの辺りで休憩します。

名物の梅茶と梅が枝餅。元々梅こぶ茶や小豆入りの餅は好きな方ですが、入れたての梅茶と焼き立ての梅が枝餅の味は格別でした。

一休みして、茶屋を後にします。

太宰府天満宮境内のはずれ、だざいふ遊園地の近くに九州国立博物館への連絡通路の入り口がありました。

九州国立博物館へは、まず長いエスカレータを登ります。

長いエスカレーターの先には動く歩道が。

動く歩道の中には特別展「特別展　珠玉の永青文庫コレクション　細川家の至宝」の広告が。これから観に行くことにします。

長い通路を抜けた先に、ガラスを多用した九州国立博物館の建物が見えてきました。

ロビーでは、博多祇園山笠の山車の実物展示が目を引きました。

山車は鎌倉時代の元寇の際に活躍した武将・竹崎季長をモチーフにしたものでした。

常設展示室の前に展示されていた手漕ぎの船。

沖縄県北部のお祭り「ハーリー競漕」に使われていた船だそうです。

大宰府政庁の遺跡から出土した建物の柱。

大宰府政庁の門の復元模型。

床面にプリントされていた、太宰府市付近の航空写真。

こちらは、今朝降り立った福岡空港付近の航空写真。

アジアとの交流をテーマにした展示が特徴の常設展示室。
石器時代から江戸時代までの日本はじめアジア各国から集めた貴重な考古資料がたくさんありましたが、残念ながら内部は撮影禁止です。

常設展示を見終えたら、特別展示を見学します。
細川家の家宝や、現当主である細川護煕元首相の祖父・護立氏が収集した美術品の数々を堪能しました。
ここも内部は撮影禁止です。

九州国立博物館の見学を終え、また長い連絡通路を通って太宰府天満宮の境内に戻って来ました。
「だざいふ遊園地」は西鉄と太宰府天満宮の合弁です。

太鼓橋を横から写真に収めます。この曲線がまた美しいです。

御神牛を撫でてから、参道に向かいます。

昼ご飯は西鉄太宰府駅前のラーメン「暖暮」でいただきます。
九州ラーメン総選挙で1位を獲得した名店です。

「暖暮」のラーメン。スープが美味しかったので、替え玉もいただきました。