Solitary Journey ［1008］ 想い出いっぱいの‘長崎’にて ＜居留地の坂をすべてオランダ坂と呼んだそうです＞長崎市東山手町

2012/03/11 - 2012/03/12

■長崎･佐賀･福岡県〜想い出さがしの旅・その６〜

◆オランダ坂
　オランダ坂とは、大浦海岸通電停側から石橋電停側の誠孝院（じょうこういん）前の坂までの切り通し、活水坂、英国聖公会会堂跡前の坂一帯の総称です。
　江戸時代から明治時代にかけては、東洋人以外の人がよく通行していた。当時はその人々をオランダさんと呼んでいたのでこの名前があります。特に、活水女子大学入口にある坂がよく知られています。

【手記】
　このたび大学の１年先輩殿がめでたく？定年退職をされます。大学時代からわたくしたち夫婦といっしょに青春を過ごしてきた無二の先輩で、新婚１年目、結婚２０周年旅行、そして奇遇にも「最後になったふたりの旅行（2006年３月）」と節目節目でお会いさせていただいてきていた方です。その地はいずれも長崎なんです。

エリア 長崎市(長崎)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 自家用車

■長崎･佐賀･福岡県

　長崎想い出さがしの旅〜その６〜編です。

◆長崎市内電停赤迫
　長崎市内を走る路面電車は1914(大正3)年に設立されたそうです。赤迫は浦上街道の北側終点です。

◆旧長崎英国領事館

　グラバー園からテクテクとウォーキングしてきました。
　この建物は長崎英国領事館本館として明治40年（1907年）に竣工した西洋館で、大戦中の昭和17年（1942年）頃まで当初の用途で使用されました。

◆旧長崎英国領事館

　敷地手前側に本館が建ち、その奥には南北棟の附属屋。

◆旧長崎英国領事館

　領事館の小径とある。ここを潜り抜けてオランダ通りに出ました。

◆旧長崎英国領事館裏オランダ通り

　手前建物は領事館の一部で使用人部屋と職委員住宅として使われていました。

◆旧長崎英国領事館裏オランダ通り

　現在はＮＰＯ法人長崎市美術振興会の事務局および会議室になっています。

◆旧長崎英国領事館裏オランダ通り

◆旧長崎英国領事館裏オランダ通り

　オランダ坂へ

◆オランダ坂／長崎市東山手町

　

◆オランダ坂／長崎市東山手町

　昔、長崎の人は東洋人以外の外国人をオランダさんと呼び、居留地の坂をすべてオランダ坂と呼んだそうです。

◆東山手十三番館

　オランダ坂沿いに建つこの洋館は、明治２７年（１８９４）頃、賃貸住宅として建設され、旧香港上海銀行長崎支店支店長のイギリス人やアメリカ人などが居住していました。

◆東山手十三番館

　オランダ坂の石柱

◆東山手十三番館

　東山手十三番館は昭和初期から中期にかけてはフランス代理領事アンドレ･ブクリ氏が住み、領事館としての役割も果たしていました。

◆東山手十三番館

　

◆東山手十三番館

　

◆東山手十三番館

　

◆東山手十三番館

　

◆東山手十三番館

　２階からオランダ坂を写。東山手十三番館横のオランダ坂は、おそらく長崎で一番有名なオランダ坂でしょう。

◆オランダ坂／長崎市東山手町

　

◆オランダ坂／長崎市東山手町

　オランダ坂とは、江戸時代から明治時代にかけては、東洋人以外の人がよく通行していました。当時はその人々をオランダさんと呼んでいたのでこの名前があります。

◆旧居留地私学歴史資料館（東山手十二番館）

　ロシア領事館として明治元年に建てられたこの建物はその後、アメリカ領事館やメソジスト派の宣教師住宅などに利用されて、現在は県指定の文化財として管理されています。

◆旧居留地私学歴史資料館（東山手十二番館）

　広い廊下や大きな居室、３面に付けられたベランダなどが、領事館建築の特徴を現しています。

◆旧居留地私学歴史資料館（東山手十二番館）

　現在は、旧居留地私学歴史資料館として、居留地時代、東山手にあったミッションスクールの歴史を紹介。

◆旧居留地私学歴史資料館（東山手十二番館）

　内部は昔の私学に関する写真がパネルに貼って紹介されています。

◆旧居留地私学歴史資料館（東山手十二番館）

◆旧居留地私学歴史資料館（東山手十二番館）

◆旧居留地私学歴史資料館（東山手十二番館）

　木造平屋建てです。

◆オランダ坂（活水女子大学前）

　オランダ坂をのぼった東山手の丘には活水女子大学があります。江戸時代から明治時代にかけては、東洋人以外の人がよく通行していました。

◆オランダ坂（活水女子大学前）

　当時はその人々をオランダさんと呼んでいたのでこの名前があります。特に、活水女子大学入口にある坂がよく知られています。
　写真は活水学院の門。異国情緒漂う大学ですね。
　

◆オランダ坂（活水女子大学前）

　

◆東山手十三番館

　オランダ坂を下って行きます。

◆長崎市稲佐山登山口

　天候が良くなかったですが、少し時間があったので稲佐山へ登ってみることに。

◆長崎市稲佐山展望台

　稲佐山は標高が333m、長崎港を見下ろす位置にあるため長崎市街一面を見渡すことができます。特に山頂（展望台）から見えるパノラマ夜景は抜群です。

◆長崎市稲佐山展望台

　天候不順、靄っています。夜は飲み会で来ることができないので残念。

◆長崎市稲佐山展望台

　放送局の電波塔

◆長崎市稲佐山展望台

　ガスが多く遠景を撮ることができません…。

◆長崎市稲佐山展望台

　展望台建物内に夜景の写真が並べられています。

◆長崎市稲佐山展望台

　やっぱ夜景のもんですねー。ナイスフォトばかりです。

◆長崎市稲佐山展望台

　100万ドルの夜景と言われるだけあってきれいですねー。

◆長崎市稲佐山展望台

　女神大橋方面を望む・・・よく見えないな。

◆長崎市稲佐山展望台

　大波止ターミナル方面を望むが、モヤモヤ〜。
　夜は飲み会があり無理なので明朝また来てみることに。

◆長崎市電停

　消化不良で稲佐山から下りてきました。
　出島付近だったかな？長崎市のシンボル花はアジサイです。

◆長崎水辺の森公園近く

　懐かしい場所へ、、、１５年前に妻と二人で宿泊した元ホテルです。今は出島交流会館になっています。

◆長崎水辺の森公園近く

　この景色も懐かしいです。

◆出島ワーフ散歩

　長崎港や稲佐山が一望できる素敵なベイサイドスポットです。

◆出島ワーフ散歩

　龍馬ゆかりの蒸気船「観光丸」が係留されています。
　

◆出島ワーフ散歩

　水際に面した、飲食店やカフェなどが並ぶ複合商業施設です。
　さてさて、どのお店に入ろうかな。

◆出島ワーフ散歩

　　三（◎＿◎）三

◆台湾料理「老李」（ラオリー,Lao Lee）にて

　この夜は定年退職祝いで飲み会でした。
　世話をしてくれたやさしいお姉さんです。
　老李特選おまかせコースを注文・・・。何でも持ってきて〜。

◆台湾料理「老李」にて

　このたび大学の１年先輩殿がめでたく？定年退職をされます。大学時代からわたくしたち夫婦といっしょに楽しかった青春を過ごしてきた無二の先輩です。

◆台湾料理「老李」にて

　新婚１年目、結婚２０周年旅行、そして奇遇にも「最後になったふたりの旅行（2006年３月）」と節目節目でお会いさせていただいてきていた方です。
　やはり学生時代の話で盛り上がりましたが、もう定年のおじいちゃん同士のむかしむかしのことです。飲んだ・飲んだ・・・　

◆台湾料理「老李」にて

　楽しかった青春時代、もう終わったんですねー。
　ふと上を見上げると、有名人のサイン色紙がたくさん飾られております。

◆台湾料理「老李」にて

　中村雅俊・宮川大輔・久本雅美・・・

◆台湾料理「老李」にて

　プロレスラーの武藤敬司のサインがありました。

　先輩！長い間ご苦労様でしたー。

◆翌朝

　出島オランダ商館跡へ続きます。


　　それでは〜　　ＴＨＥ　ＥＮＤ．