2012/02/02 - 2012/02/07
2355位(同エリア16425件中)
おやさいさん
今年の冬は家族で海外!っていうことで秋ごろからネットで行き先を検討。
夏に一人旅したヨーロッパの風景があまりに素晴らしくて感動したので、家族でも行きたいなぁってことになりヨーロッパ行きの航空券を探すことに。
家族でヨーロッパとなると予算が心配になるけど、調べてみると冬のヨーロッパ行きの航空券は意外に安くて何とかなりそうなので、思い切って家族でのヨーロッパ行きが決定!
そして、行き先は嫁さんの希望でパリ+モン・サン・ミッシェルに。
ついでに自分の気になってたブリュッセルも追加して、いつもながらの駆け足日程が完成!
で、後は出発日を待つのみ!!………のはずやったのに、まさかの事態が発生。
なんと嫁さんが仕事の都合で行けなくなったとのこと。
全部キャンセルしようにも、航空券はプロモーション運賃で返金不可。
ついでにホテルも鉄道も早割・返金不可の枠で予約したので、これまた返金不可…。
ということで、仕方なく6才の娘との二人旅ということに。
嫁さんも最初は落ち込んでたけど、また次回に行ければいいや、と温かく見送ってくれました。
【旅程】
2/2 仕事後、関空へ
2/3 (イスタンブール経由)→パリ
2/4 レンヌ、モン・サン・ミッシェル
2/5 パリ、ブリュッセル
2/6 パリ→(イスタンブール経由)
2/7 帰国
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
前回のヨーロッパ一人旅に引き続き、今回もトルコ航空を利用。
トルコ航空を選んだ理由は、冬季限定のプロモーション運賃があったことと、深夜発なので仕事帰りに出発できること。
あと単純にトルコが好きっていうこと(笑)
ちなみに夏に利用した時より出発時刻が1時間繰り下がって、より使いやすくなりました。
パリへの期待を胸に関空に到着すると、なんとトルコ航空は遅延しているとのこと…。
原因はイスタンブールが大雪で飛行機がまだ関空に到着してないらしい。 -
イスタンブールでの乗り継ぎが1時間50分しかないから、無事乗り継げるかかなり心配。
いきなり波乱含みの旅立ちです。
まあ待ち時間もまだあることやし、カードラウンジでくつろごうかと思ったら、カードラウンジは深夜は閉まっているとのこと。
こういう時はマイナスなことが続きます…。
仕方なくイスに座って出発時刻をひたすら待ちます。 -
結局関空を発ったのは0:30ごろ。
単純に計算すると乗り継ぎ時間は50分だけ!
不安を感じながらのイスタンブールまでの旅路になりました。
機内食は2回出たけど、睡眠時間を多くとりたいから1回目はパス。
機内は比較的すいていて自分も娘もぐっすり眠れました。 -
イスタンブールが近づき夜が明けてきます。
娘は機内からの朝焼けに感動している様子。
娘は目が覚めてからはハリーポッターの映画(日本語吹き替えあり)を楽しんだり、窓からの景色を楽しんだりで飽きることなく機内での時間を過ごしていました。
トルコ旅行の時もそうやったけど、娘は長距離移動に対してストレスを感じないらしく、いつも移動中も旅行を楽しんでます。
自分がこんなに旅行を楽しめるのは、娘のおかげやなぁと改めて実感。 -
イスタンブールに着陸すると、そこは一面の銀世界。
雪の影響なのか着陸した後もなかなか機内から出れず、機内から外に出たのは7時25分。パリ行きの出発時刻は7時45分!
かなり厳しいけど、雪でパリ行きも遅れてる可能性があるから、娘を引っ張ってとりあえずダッシュ。トランジットエリアへと急ぎます。
トランジットエリアで案内板を確認すると『PARIS LAST CALL』の文字が。
これを見た時は「ほんまに乗り遅れてしまう…」とかなり焦りました。
結果は、ダッシュした甲斐あってギリギリセーフで乗り継ぎ成功。
搭乗口で大声で呼ばれるのは初めての経験でした。 -
席に座ると飛行機はすぐに始動。
これバスでの搭乗やったらたぶんアウトやったろうな…。
とりあえず無事に乗り継げた喜びを娘と分かちあいます。
でも体は無事に乗り継げたけど、スーツケースは無事に乗り継げたのか…。
まだまだ不安はつきません。 -
そしてようやくパリに到着。
乗り継ぎ含めて18時間の長旅でした。
不安の種だったスーツケースもなんとか乗り継ぎに成功したらしく、無事にターンテーブルを回る姿を発見!
うれしくて思わず娘とハイタッチ!……が、喜びの束の間、スーツケースを開けようとすると、なんとカギの部分が壊れてしまってます。
壊れながらもなんとか開閉が可能やったのは不幸中の幸いやけど、修理代が請求できるかもとの思いでラゲージクレームに申告。
すると新しいスーツケース(といってもソフトタイプのキャリーケース)と交換するのでちょっと待ってくれとのこと。
自分としては修理代が貰えればそれでいいのでその旨を伝えるけど、向こうはちょっと待ってくれの一点張り。
そのうち娘が「壊れてても使えるからいいやん!それより早くパリに行きたい!」と言いだしたので、それもそうやなぁと仕方なく請求は諦めることに。 -
ということで、色々あったけど気を取り直してパリ市内へ。
パリでのホテルはモンパルナス駅近くにとっているので、シャルル・ド・ゴール空港からはモンパルナス駅行きのエールフランスバス(ライン4)に乗り込みます。 -
バス車内から眺めるパリの街並み。
想像してた通りの石造りの街並みにテンションがあがってきます。
【娘が撮影】 -
バスは1時間ほどでモンパルナス駅前に到着。
バス停の目の前には今晩から3泊お世話になるホテル、『プルマン・パリ・モンパルナス』がそびえ立ちます。 -
パリのホテルは値段の割にはいまいちってウワサに聞いてたけど、予約していたホテルは思ってた以上に快適で娘は大喜び。
ちなみにこのホテルはエクスペディアから予約しました。
(早割返金不可プランで1泊1室\15,000程度、ホテルの詳細はクチコミで) -
荷物を置いて部屋でひと息ついてから、いざパリの街へ!
まずはモンパルナス駅の券売機でカルネ(パリ市内のメトロ、バスの共通回数券)を購入。
券売機の使用方法は事前にネット調べていたし、英語の案内表示もあるからスムーズに購入することができました。
このカルネ、大人用も子供用も券面が一緒なので、どっちがどっちかわからなくなるので注意が必要。
さらに日本の改札と違って使用後もキップが出てくるので、使用前と使用後の見分けもつかなくなります。
自分はたまたま輪ゴムを持ってたから大人用と子供用を分けてくくってポケットに保管。で、使用済みのカルネは別のポケットに!っていうふうに、ごちゃまぜにならないようにマイルールを決めて管理してました。
↓カルネの券売機での購入方法は以下のサイトを参考にさせていただきました。
http://homepage2.nifty.com/hiro_otaki/sub4_web10.htm -
パリのメトロはスリ多発!っていう情報を聞いていたので、スリにはかなり警戒して行動しました。
結果として被害にはあわなかったけど、パリ3日目にはスリらしき兄ちゃんにも遭遇したので、警戒して損はないと思います。
自分たちも、常に背後に注意する、地下道は原則早歩き、乗車中はホーム側のドアとは反対のドアに立つ、を実践してスリに目をつけられないよう心掛けました。
↓パリでの犯罪対策は以下のサイトを参考にさせていただきました。
http://france-tourisme.net/p-trouble/p-trouble-metro.htm -
パリで最初に訪れるのはステンドグラスが名高いサント・シャペル。
メトロのシテ駅で下車して地下道を上がると、いきなり美しい街並みが広がります。 -
あぁ、まさにパリ!思い描いてた通りの街並みに感動。
娘と「ついにパリに来たなぁ!」と喜びあいます。 -
サント・シャペルの入り口には行列が。
初めは中も混んでるかなぁと不安になったけど、実際は厳しい手荷物検査による渋滞で敷地内に入るとゆったり鑑賞できました。
ちなみにこの時の待ち時間は20分ほどでした。 -
楽しみしてたサントシャペルの外観。
今日は晴天やし内部のステンドグラスへの期待が高まります。 -
サントシャペルの内部は2階建ての構造になっていて、まずは1階部分を鑑賞することになります。
美しいブルーのステンドグラスが印象的。 -
娘はいろとりどりの宝石?がちりばめられた装飾が気にいった様子。
1階部分をじっくり鑑賞した後は、階段を上ってサントシャペルの一番のみどころになる2階部分へ。 -
2階に上がって景色が開けた瞬間、光の洪水の美しさに思わず鳥肌がたちました。
これは素晴らしい! -
娘はこの光景を見て「なんかうれしくて涙が出ちゃった」とのこと。
何の予備知識のない娘をも感動させてしまうなんて、恐るべしサントシャペル! -
サントシャペルはガイドブックには「ゴシック建築の極致」と表現されてますが、まさに極めてる感じ!
-
2階部分にはイスが置いてあって、ゆっくりとステンドグラスを鑑賞できるようになってます。
ここに座って娘と二人、しばらく光のシャワーを楽しみます。 -
後部のバラ窓も見事!
あぁ至福の時間。 -
ステンドグラスをアップで見てみると美しい宗教画で埋め尽くされています。
-
娘も撮影に力が入っている様子。
いい写真がとれましたか??
ということで、サントシャペルには二人とも大満足。
心に刻まれる光景がまた一つ増えました。 -
サント・シャペルの後はノートルダム大聖堂へ。
ノートルダム大聖堂へは歩いて10分ほどの距離です。 -
壮麗なノートルダム大聖堂。
いかにも『フランスの大聖堂』といったどことなく優美な印象の外観。 -
大聖堂の正面に施されている聖人たちの彫刻。
ここでは自分の首を持ちながら談笑しているサンドニの像が目を引きます。 -
正面の彫刻を眺めた後は内部へ。
ノートルダム大聖堂の内部はさすがの美しさ。 -
大勢の観光客がいるにも関わらず、大聖堂の内部は厳粛な空気に包まれています。
バラ窓はノートルダム大聖堂の見どころの一つ。
写真のは正面に向かって左側にある北のバラ窓。 -
ノートルダム大聖堂も美しいステンドグラスの宝庫。
-
奥の礼拝堂に進むと一段と厳粛な空気に包まれている気がします。
-
中央の祭壇ではちょうど宗教儀式が行われたので、ちょっと様子を眺めてみることに。
-
大聖堂に鳴り響くパイプオルガンの音、たちこめる香炉の煙…。
異教徒の自分をも清らかな気持ちにさせる空間がここにはありました。 -
自分的には大満足のノートルダム大聖堂やったけど、娘はところどころに飾られてる宗教画が不気味で怖かったとのこと。
確かにノートルダム大聖堂には、さっきのサントシャペルにはなかったキリスト教の威圧感のような空気を感じました。
自分はこういう雰囲気は大好きなんですけどね。 -
ノートルダム大聖堂を出ると外はかなり寒い!
さっきまでは日がさしてたからあんまり寒さを感じなかったけど、この日のパリの最高気温は−2度だったのです。
次に目指すのはパリ市庁舎。
二人で「寒い!寒い!」を連呼しながらセーヌ河にかかる橋を渡ります。
橋から眺めるセーヌ河岸の風景もどこかさみしげ。 -
橋の上ではパリにふさわしいオシャレな車を発見。
-
橋を渡るとすぐにパリ市庁舎に到着。
市庁舎前の広場はスケートリンクになってました。 -
極寒の中でも元気にスケートを楽しむパリ市民たち。
-
広場にはメリーゴーランドも出ててちょっとしたお祭りのような雰囲気。
でも寒さの影響かメリーゴーランドは閑散とした様子。
娘も一瞬、メリーゴーランドに心ときめいた様子やったけど「寒いからやっぱりいいや」とのこと。 -
市庁舎からメトロに乗りルーブル美術館へ。
娘には美術館は退屈かなぁと思ったのでルーブルは外観のみの見学。
ガラスのピラミッドが見れただけでも満足です。 -
振り返るとカルーゼル凱旋門があります。
この凱旋門を飾る馬の像はナポレオン時代にヴェネツィアのサンマルコ寺院から奪ってきたもの。(現在、オリジナルはサンマルコ寺院に返還されています。)
夏の一人旅の時にこの目で見たヴェネツィアの馬の像がはるばるパリの地まで持ってこられたんやなぁと思うと驚きです。
ここで歴史のロマンにゆったり浸ろうと思ってたけど、娘が寒がるので遠目から眺めるのみとなってしまいました。 -
その後地下に戻りルーブルの逆さピラミッドへ。
ここはどうもパワースポット的な場所らしく、みんなピラミッドの先を触ってました。
その様子を見た娘は、ピラミッドパワーをもらうべく必死に近づきます(笑) -
そして再びメトロに乗り次は凱旋門へ。
パリといえばやっぱり凱旋門! -
凱旋門を眺めていると、あぁパリやなぁとしみじみ実感できます。
【娘が撮影】 -
この日の本来の予定は、シャンゼリゼ通りをぶらつきながら凱旋門を目指し、その後はエッフェル塔で夜景観賞!っていうプランやったけど、あまりの寒さに予定を大幅にカット。
エッフェル塔は後日にして、シャンゼリゼ通り散策も中止。
なので、シャンゼリゼはチラッと眺めるだけで終わってしまいました。
残念やけど子連れ旅行に無理は禁物やしこればかりは仕方ない。 -
ということで、これにて本日の観光は終了!
凱旋門前にあるピエールエルメのマカロンを買ってからタクシーで一気にモンパルナスまで帰ります。 -
モンパルナス駅まで戻ってきた後は、モノプリ(スーパー)で夕食用の惣菜を買い出し。
モノプリは思ってたより大きいスーパーで地下には食材がいっぱい。
でも地下には惣菜がほとんどなくて、ホテルで調理するわけにもいかないので何を買っていいのかわからず結局何も買わずに地上階に戻ることに。
すると地上階にモノプリエクスプレスっていうちょっとした惣菜屋を発見。
ここで夕食を調達しました。
(写真はモンパルナス駅前) -
夜は惣菜を並べてホテルでプチパーティー。
娘と二人、楽しい時間を過ごしました。
でもやっぱり家族三人で来たかったなぁ。 -
食事の後は窓からの景色を眺めながらスーパーで買ったワインを楽しみます。
あぁ、贅沢なひととき。
こうしてパリ1日目は終了。
スーツケースが壊れたり、あまりの寒さに予定通りにはいかなかったりと、マイナスな点もあったけど、全体的に見れば大きなトラブルもなく楽しい一日でした。
明日は早起きして日帰りでモンサンミッシェルに向かいます。
【2日目 レンヌ、モンサンミッシェル編につづく】
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
51