フランケン(06) 城郭都市、ニュルンベルク ～2012年 冬～

2012/02/17 - 2012/02/22

バイエルン州第2の都市であるニュルンベルクは、現在も旧市街は中世の城壁で囲まれています。
カーニバルを垣間見たり、博物館巡りをサクッとしたり、美味ヴルストに舌鼓を打ったり、歴史を感じたり……。

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【行程】
2/17(金) Haneda - Würzburg
2/18(土) Würzburg - Nürnberg
2/19(日) Nürnberg
2/20(月) Nürnberg - Frankfurt
2/21(火) Frankfurt -
2/22(水) Haneda

（106円/EURO）

エリア ニュルンベルク(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

ニュルンベルクの旧市街は全長約5kmの城壁に囲まれています。

高くはないけれど、分厚く、ごっつい感じの城壁。

城壁の上は歩けないのかな〜？

重厚感ある円筒型の監視塔も残っています。

旧市街の北に位置するカイザーブルク麓の街並み。
木組みにドイツを感じます。

公衆トイレかと思ったら、


Historische Felsengange 地下ビール醸造所入口。
面白そうだけれど、閉まっています……。

一気に夜に飛びまして…。


ニュルンベルク中央駅を出ると目に入る Königstor ケーニヒ門の監視塔



の奥手に、Handwerlerhof 職人広場があります。
中世の職人広場が再現され、レストランや雑貨屋などがあるそうなのですが、閉まっていました。

Königstrasse ケーニヒ通りを歩いて見かけた建物。
壁の模様が面白い。


そういえば、ニュルンベルクの昔ながらの家の窓はこんな模様の分厚いガラスがよく使われていました。

闇夜に浮かぶ、St. Lorenz Kirche 聖ローレンツ教会。
13〜15世紀にかけて建てられたゴシック建築。


中世、ニュルンベルクは町を東西に流れる Pegnitz ペグニッツ川を境に、この聖ローレンツ教会を中心とした南の地区と、聖セバルド教会を中心とした北の地区とに分かれていました。

似てるけど、、、


こちらはペグニッツ川の北の地区の中心、
Kirche St. Sebald 聖セバルド教会。

13世紀に建てられた当初はロマネスク様式でしたが、のちに後期バロック様式で増改築されました。

中央広場からこの教会へ向かうと、まずは内陣側の重厚感に圧倒されます。

ゴシックな聖堂。

高い柱に、大きなステンドグラス。

こちらは Hauptmarkt 中央広場に建つ Frauenkirche フラウエン教会。


14世紀前半に城壁ができ、2つの地区が一緒になって一つの都市になってのち、この教会が建てられました。

ものもとこの辺りはユダヤ人の居住地区で、シナゴーグがこの場所に建っていたそうです。
それを破壊して、キリスト教の教会が建てられました。

正面玄関の上部 時計台には16世紀に作られた仕掛け時計。
毎正午、回るそうです。

1945年の空襲で、一部を除いて破壊。
20世紀に入って、全面修復されました。

内陣の床ほぼ中央に、銅製のダビデの星（ユダヤの星）が埋め込まれています。

ここにシナゴーグがあったこと、迫害をしたことの記憶をとどめるために、でしょうか。

中央広場のシンボル？ Schöner Brunnen 美しの泉。

このリングを3周回しながら願い事をすると、叶うのだとか。

Weißgerbergasse ヴァイスガーバーガッセ

中世の佇まいが残る通りです。

Pegnitz ペグニッツ川に架かる Kettenbrücke 鎖橋。

ニュルンベルク最古の石橋らしい、15世紀に建てられた Maxbrücke マックス橋。

ペグニッツ川中州に架かる Henkersteg ヘンカー橋

屋根付きの木造の橋です。

中州から、今度は石橋が伸びています。

こちらも Henkersteg ヘンカー橋 というそうな。

途中、小雨も降ってきたりして凍るような寒さだったニュルンベルク。

部屋の明かりがとても温かそうでした。

愛嬌ある表情のキンクロハジロ、女性陣を

殿方が追いかける？

駐車場を散歩するは、クロウタドリさん？

旧市街の最も高いところに位置する Kaiserburg カイザーブルク。

神聖ローマ帝国の居城でした。

高台に基礎が築かれたのは12世紀。

現在のような作りになったのは15，16世紀とのこと。

円筒形の Sinwellturm シンヴェル塔

中はぐるぐる螺旋階段。

旧市街で最も高いところに建つ塔の上ですから、眺めは抜群。


ペグニッツ川を挟んだ2つの地区の中心だった、
Kirche St. Sebald 聖セバルド教会（手前）とSt. Lorenz Kirche 聖ローレンツ教会（奥）。
双子のよう。

カイザーブルクのHeidenturm越しに、城壁や監視塔が見られます。

屋根裏部屋に小窓付き。

中世の頃とあまり変わらない眺めか・・・？

ぐるぐる下ります。

カイザーブルク裏手（北）は、

これぞチッタデッラ！

と思える深い濠と堡塁でぎざぎざした城壁。
これは堅固だ。

堀の一部はクラインガルテンとしても活用されているようで、鳥さんたちの憩いの場(*^。^*)



アオガラさん。
枝の影になっちゃったね。

クロウタさんも気儘にお散歩。

つぶらな瞳のあなたは、、、だぁれ？