ミャンマー放浪の旅5（マンダレー近郊編）

2012/01/03 - 2012/01/03

前からずっと行ってみたかったミャンマーへ、年末年始の休みを利用して一人旅に出た。
バンコク経由でヤンゴンに入り、ヤンゴン⇒バガン⇒マンダレー⇒インレー湖と主要な街を巡って、のんびりした街の雰囲気と優しいミャンマーの人々との触れ合いを楽しんできた。

マンダレーがあまりに見所が無かったため、2日目はロンプラに載ってあったマンダレー近郊のアマラプラ、サガイン、インワを前日のマンダレーヒルで使ったバイタクに乗って周ることに。
アマラプラでのお坊さん数百人の朝食風景やウーベイン橋はなかなか見ごたえがあったが、それ以外はマンダレーの延長で特に強い興味を惹く場所は無かった。バイタクも姑息なやり方で小銭を稼ごうとしたので、それも後味悪く、嫌な印象として残ってしまった。

エリア マンダレー(ミャンマー)

• 旅行の満足度: 2.5
• 観光: 2.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルの朝食。
相変わらず同じようなメニュー。
品質が悪いのか、ミャンマーはバターがまずい。

ホテル近くの旅行代理店で空港まで4,000チャット（400円）というのを見つけたので、明日の乗合タクシーを予約した。

看板に「No joke, only 4,000 kyat!」と書いてあったのが笑えた（笑）。

旅行代理店から戻ると、バイタクのドライバーが既にホテル前で待っていた。
チェックアウトを済ませて、いざアマラプラへ。

長距離を走るためか、申し訳程度の安物のヘルメットを渡された。たぶん、事故ったらオダブツやな(-_-;)

途中、石工職人の店に立ち寄る。
お土産も売っていたが、インドみたいに買え買え言わないし、全然買わなくても問題なし。

これも有名な寺らしいが、名前は不明。
ここも狛犬がデカい！

途中、また土産物屋に。
うーん、インド人みたいにいちいちこういう店に寄るなぁ。
お茶も出してくれたし、インド同様、運ちゃんにマージンが入る仕組みなんやろうな。

1時間ほどでアマラプラに到着。
これは、Shwe Mote Htaw Mahatein....なんとかっていう寺。名前が長い！（笑）

Maha Ganayon Kyaungでのお坊さんの朝食風景が10時半らしく、それまで少し時間があるので、近くの茶店でお茶を飲むことに。

バイタクが、既に使われていないミャンマーの硬貨を見せてくれた。
I give you.というのでThank youというと、10ドルと言う。
なんか、Thank youって言ってしまったし、この後なんとなく気まずいムードになるのもイヤだったので、勢いで買ってしまった。
チャットしかなかったので、8,000チャット（800円）
うーん、高いのか安いのかよくわからん。

10時半になったので寺に向かう。
お坊さんがぞろぞろ出てきた。

その後、何百人ものお坊さんが列をなしてやってきた。
これは圧巻！

動画
http://youtu.be/g-Ak-YikQvQ

地元の信者たちが、食事を寄進していた。
しかし、観光客多すぎ！

・・・ってオレもか（笑）

お坊さんの行列が延々続く。

全員揃ったところで朝食開始。

皆、一言も話さず、黙々と食べる。

動画
http://youtu.be/z_xedEgM8o4

朝食はこんな感じ。
思ったほど質素ではなく、意外に種類も多くて美味しそう。

次に向かうは、アマラプラ一番の見所ウーベイン橋。
チーク材でできた世界で一番長い木橋らしい。
全長1.2km！

橋から眺める風景。
いいなぁ〜

釣りをする地元の漁師。

画になる風景やなぁ・・・

せっかくなんで、向こう岸まで歩いてみよう。

田植え風景。

水墨画のような素晴らしい風景。
ここは、なかなかええわ〜

対岸に到着。
Shin Pin Shwe G.U. Pagoda

ここは、タウンタマン村というらしい。

何も見所は無いが奥に寺があったので、入ってみる。
象の上に仏陀が乗ってる変わった像。

戻る途中にすれ違ったミャンマーの女の子たち。
恥ずかしがるので、なかなかうまく写真が撮れなかった（笑）

橋の近くのレストランでバイタク運ちゃんとランチ。
ビールに合うよと勧めてくれたのが、このレッペットという野菜とナッツを和えたもの。
味が濃厚で確かにビールに合う。めちゃうま！

その後、なぜかバイタク運ちゃんも缶ビールを1本（笑）
飲酒運転やろ！って言ったら、大丈夫大丈夫って。
このユルさがアジアなんやろうけど、こいつと一緒に死にたくないなぁ・・・

麺も1皿頼んで２人で6,000チャット（600円）
観光地プライスなのか、かなり高い。

ミス・アマラプラ？
よくわからんが、写真を撮らせてもらった。

さっきのお姉さんと一緒にいた子どもたち。
皆、かわいいなぁ〜

サガインに行く前に、ヘビの寺？というのがあるから行きたいか？と聞かれたので、連れて行ってもらうことにした。
名前は、スータゥンピームィペイヤというらしい。
（何度聞いても、こうしか聞こえないｗ）

道中の動画
http://youtu.be/YqQ1MM9k45k

天気がいいから、バイクがなかなか気持ちいい。

仏像の横には本物の巨大ニシキヘビが！！

う゛・・・気持ち悪い・・・
肩にかけて写真も撮れるらしいが、それは丁重にお断りした（笑）

そこらじゅうヘビだらけ（笑）

ヘビを祀っているというのが、なかなか面白い。

なかなか圧巻。

ほんとヘビだらけ^_^;

ヘビ寺を出て、2人で立ちション（笑）
しかし！ミャンマー人は男でも座りションをするのであった。
インド人が座りションをするというのは聞いたことがあったが、ミャンマー人もするらしい。
世界ふしぎ発見（笑）

途中、タイヤが磨り減ってきたので交換したいんだが、お金が無いから一旦出してくれという。
この代金を抜いた分しか払わんぞ、と確認してタイヤ代を払う。

今度はシルクの店に。
もうええっちゅうねん（笑）

せっかくなので見学してみる。
まぁ、買え買え言われないから、ええんやけど。

次にサガインに向かう。
サガイン橋を通って、エーヤーワディ川を渡る。

サガイン・ヒルの入り口に到着。
ロンプラにも書いてあった裏口なのか、チケット代は不要だった。

階段を延々上る。

運動不足の体にはキツいなぁ〜＞＜

フーフー言いながら、休み休み上る。
あーしんど。

20分ほど上って、頂上に到着。
なかなかええ景色だが、やっぱりバガンの後だと・・・

ここにも黄金の仏塔が。

最後はインワへ。
インワへ行くにはボートで川を渡る必要があるので、バイタクの運ちゃんにはここで待ってもらう。

ボート乗り場にいた物売りの少女。
まぶしいせいでこんな顔になってしまってるが、めちゃめちゃかわいい子だった。

しかもこの子、なかなかのおしゃまさんで、「舟で渡って、馬車で２時間くらい周るんだよ〜」「お兄さん、ハンサムね。どこから来たの？」みたいなことを英語でペラペラと話す。

日本語でbeautifulとhandsomeはなんていうの？と聞くので教えてあげたら、何度も「キレイ」「オトコマエ」と復唱していた（笑）
日本人相手に使うんやろうな。

ボートが来たので、乗り込む。
1,000チャット（100円）

動画
http://youtu.be/30BzvI1pQOI

対岸には馬車乗り場があって、料金は一律5,000チャット（500円）。
一人だからディスカウントしてくれといってもダメだった＞＜

生まれて初めての馬車。
なかなか楽しいけど、結構ガタガタして乗り心地はあまりよくない。

動画
http://youtu.be/Cb_4niko238

周るコースは決まってるようで、主要な見所で降ろしてくれる。

地元民。

ずーっと、こんな風景。
和むねぇ〜

馬車のオッサンがいちいち、ライス！ライス！と教えてくれる（笑）

ずっとこんな道なので、馬車はガタガタ(^_^;)

インワで一番の見所？らしいBagaya Kyaung
マンダレーの主要スポットに入れる共通チケット（10ドル）で入れるのだが、オレは買ってなかったし、既にこんな寺は山ほど見て特に興味も無かったので、中には入らなかった。

乗ってきた馬車。

古いストゥーパ。

遠くには黄金の仏塔が見える。

バガンにあったような古いストゥーパ。

昔の城壁の跡？

Nanmyin
ピサの斜塔じゃないけど、微妙に傾いている。

上まで登ってみた。
現在のインワは、かつて都があったとは思えないのどかな農村。

結局、1時間半でツアーは終了。
うーん、大した見所はなかったな。
わざわざ来るほどのところではないかも。

バイタクが帰り道に寄った寺。
もう、寺はお腹いっぱい(^_^;)

バイタクがエーヤワディ川の近くで停めてくれて、夕陽を見ることができた。
日本ではあまり見る機会がないので、意外に感動。

マンダレーの街に戻ってきた。
ホテルで降ろしてもらい、約束の12,000チャットを払おうとすると、「最初に言ってなかったヘビ寺にも言ったから、もっとくれ」とぬかしやがる。
だったら、最初に追加料金がいるって言えよ！と思ったが、行ってくれと頼んだのはオレだし、値段を聞かなかったオレにも非があるので、結局14,000チャット（1,400円）払った。

金額は大したことないのだが、どうもこういう姑息なやり方は好きじゃないな。
ミャンマーに来てから、ずっといい感じだったんで、街のつまらなさも含めて、マンダレーの印象は非常に悪くなった。

チャットがあと3,200チャット（320円）になってしまったんで、両替しようとロンプラに書いてあった両替商の場所まで行ってみたが、潰れたのか全く見当たらない。
ミャンマーにはATMが全く無いし、どうしようもない。うーん、困ったなぁ・・・

晩飯をガッツリ食べれる金が無いので、道端に売っていた200チャット（200円）のとうもろこしでまずは空腹をしのぐ（笑）。
残るは3,000チャット・・・

その後、昨日も行ったLashio Layへ。
オカズ1品とビール1本で3,000チャットで収まるかなと思ったが、3,100チャットだった(T_T)
3,000チャットしか手持ちが無いので、3,000チャットならどれを食べれるか聞いたら、100チャットまけてくれた。
ありがとう！！

ご飯は大量にあるので、昨日食べて気に入ったブタのモツ煮込みをご飯にかけて、ご飯２皿分食べる（笑）。
我ながら情けない(-_-;)

無事お腹もいっぱいになったが、明日インレー湖に着いてからのチャットが全く無い。
でも、悩んでも仕方ないし、何とかなるだろうと思って寝ることにした（笑）。

写真は、今回泊まったナイロンホテル。

（インレー湖編に続く）

この旅行記へのコメント （2）

• るなさん 2012/05/10 15:05:52

  蛇苦手？

  Ciao♪Johnnyさん。相変わらずマニアックな旅してますね（笑）
  
  こんな仏像？？？この前シンガで見たな。
  デカーイやつ。
  
  蛇嫌いなの？大蛇、首に巻いてもらえば良かったじゃなぁい！！きっとひんやり冷たかったと思いますよん（笑）
  
  お坊さんのてんこ盛りがいると思えば、のどかな田園地帯。
  ミャンマーも行ってみたいようなみたくないような....
  眩しそうな表情の女の子、可愛い♪
  
  そういや、シロアリ軍団は退治出来た？
  
  るな

  Johnny Asia Travellerさん からの返信 2012/05/10 23:59:25

  RE: 蛇苦手？

  まいど^^
  
  > Ciao♪Johnnyさん。相変わらずマニアックな旅してますね（笑）
  
  マニアックかな？　単にアジアの僻地が好きなだけやけど。
  それがマニアックか（笑）
  
  > 蛇嫌いなの？大蛇、首に巻いてもらえば良かったじゃなぁい！！きっとひんやり冷たかったと思いますよん（笑）
  
  最初はノリで巻いてもらおうかと思ったけど、間近で見るとさすがに怖気づいた(-_-;)　あれはちょっとムリ・・・
  
  > お坊さんのてんこ盛りがいると思えば、のどかな田園地帯。
  > ミャンマーも行ってみたいようなみたくないような....
  > 眩しそうな表情の女の子、可愛い♪
  
  本当の「アジア」の良さを味わうなら、タイ北部やミャンマーは絶対行くべきやね。なんか、とても懐かしい気持ちになるよ。昭和初期ってこんな感じやったんやろなぁ〜って。
  
  あのボート乗り場の女の子、今まで出会った子どもの中でダントツにかわいかった！おめめもパッチリやし、しゃべり方がなんかおませさんな感じでかわいいねん（笑）
  
  > そういや、シロアリ軍団は退治出来た？
  
  ヨルダンから帰ってきたら、「一応は」収まってたけど、まだ１日に４〜５匹は殺してるよ。これは、ここに住む限り避けれんね。早く引越ししたい！
  
  Johnny