ミャンマー放浪の旅2（世界三大仏教遺跡バガン初日編）

2011/12/31 - 2011/12/31

前からずっと行ってみたかったミャンマーへ、年末年始の休みを利用して一人旅に出た。
バンコク経由でヤンゴンに入り、ヤンゴン⇒バガン⇒マンダレー⇒インレー湖と主要な街を巡って、のんびりした街の雰囲気と優しいミャンマーの人々との触れ合いを楽しんできた。

2日目はヤンゴンから飛行機でバガンへ。
高台から見るおびただしい数の仏塔を目の前に、しばし絶句・・・
諸事情により世界遺産には登録されていないが、そんなことはどうでもいいと思えるくらい、本当に絶景だった。

しかし、夕方遅くまで張り切りすぎたせいで帰り道が真っ暗になってしまい、しかも体力が限界にきた状態で、延々チャリンコを数kmこぐハメになり、もう半泣き状態（笑）。いやぁ、本当に辛かった(^_^;)

エリア バガン(ミャンマー)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自転車 タクシー 飛行機

6:15ヤンゴン発バガン行きのエアバガンに乗るために、朝4時半頃にチェックアウト。
タクシーが捕まるか少し心配したが、大通りのマハバンドゥーラ通りに出たら、簡単に捕まった。
行きが6,000チャットだったので試しに5,000チャット（約500円）と行ってみたら、即ＯＫ。
ミャンマーはあまりボッタクリが無いのがいいな^^

空港は外国人観光客でいっぱい。

国内線はよく遅延すると聞いていたが、ほぼ定刻どおりに離陸。
空からの景色。

1時間ちょいで、バガンのニャンウー空港に到着。

バスも何もなく、飛行機から歩いて空港に移動（笑）。

空港に着くと、入域料として9,000チャット（900円）徴収された。
ドルだと$10なので、ドル払いの方がお得。

空港の到着ゲートには民族衣装を着た地元民がお出迎え。
いい感じ^^

ここでも乗合いソンテウを探したが見つからず、仕方なくタクシーに乗る。
よく見たら、値段は決まってるみたい。
（ニャンウー中心部5,000チャット、オールドバガン6,000チャット、ニューバガン7,000チャット）

グダグダ言わず、さっさと乗ればよかった(-_-;)
誰かとシェアしようと思ったけど、個人旅行者が全くいない！

15分ほど乗り、バスターミナルで降ろしてもらう。
観光地なのでもっと栄えてるかと思ったけど、想像以上にすんごい田舎。
昭和初期の日本にタイムスリップしたみたいな感じで面白い♪

動画
http://youtu.be/8xUTZ-_NN80

馬車もある。

街の真ん中に早速仏塔が。

事前に目星を付けていたNew Heaven Guesthouseに行ったのだが満室とのこと。
その後、少し高いNew Park Hotelに行ったら、ここも満室。
ヤバイ・・・

その近くにGolden Village Guesthouseというのがあったので、行ってみたら$20の部屋なら空いてるとのこと。
うーん・・・

まだ時間が早く、これからチェックアウトする人もいるだろうと思い、とりあえず朝飯を食べに行くことにした。

レストラン通りにある適当な店に入る。

ボディランゲージでやり取りして（笑）、なんとかヌードルを注文。
汁麺は無いようで、米麺に具を和えたような麺が出てきた。
味はまあまあ。

500チャット（50円）

おばあちゃん、お母さん、子どものスリーショット。
言葉は通じないが、おばあちゃんがしきりに「うまいか？」みたいな感じでニコニコしてきて、なんかすごく心が和む。
いいなぁ、ミャンマー。

再度、New Heaven GuesthouseとGolden Village Guesthouseをトライするも結果は同じ。
仕方なく、Golden Village Guesthouseに決めることに。

しかし、部屋に入った途端、宿のスタッフがノックしてきて、$15の部屋が空いたとのこと。
言わなければわからないのに、すごく親切だ。
喜んで安い方の部屋に移る。

$20の方の部屋は無駄にテレビやバスタブがあったが全く不要なので、安い部屋に移れて良かった^^

ホットシャワーとトイレ付き。
十分、十分。

宿でチャリンコをレンタルして（1日1,500チャット＝約150円）、早速バガンの街に出る。
ロンプラにも書いてある"The Map of Bagan"というのを、航空券を買った旅行会社からたまたまもらっていたのだが、これは地図が細かくて本当に便利だった。

街中、こんな仏塔だらけ。

途中すれ違った地元民の家族。
お母さんの笑顔がめっちゃ素敵！

撮りだすとほんとキリがないが、どれも素晴らしくてどんどんシャッターを切ってしまう。

のどかやなぁ〜

街角にあった仏像。
なんかかわいい（笑）

北側の大通りであるバガン・ニャンウー通りを西に向かい、途中にある仏塔に立ち止まっては写真を撮る。

ミャンマーの仏像はどれも表情が優しくて、見ているだけで心が癒される。

U-pai-thein
中に壁画があって、管理人はいるが無料で見れる。

動画
http://youtu.be/ZPq3YaBWav4

だーれもいない。
一体、今自分がいつの時代のどこにいるのかわからなくなるような錯覚に陥る。

動画
http://youtu.be/adQHME82HAA

こっちの仏像は金色だ。

変わったデザインの仏塔発見。

象が彫られている。

こっちは、猿？人間？？

喉が渇いたのと腹が減ってきたので、地元系レストランでランチ。
モヒンガーが食べてみたくて注文したのだが無いらしく、結局朝と同じような麺になってしまった。
相変わらずミャンマービールが激うま。

3,000チャット（300円）

アジアでおなじみの光景（笑）

ここからオールドバガンになる。

オールドバガンの入り口にあるTharaba Gate
オールドバガンは明日見学することに。

Ananda Paya

ピラミッドのような形をした巨大で荘厳なDhammayangyi Pahto
すげー・・・

Dhammayangyi Pahtoの門を反対から。

どれも、本当に立派な仏塔だ。

Sulamani Pahtoに行くはすがどうやら道を間違ったらしく、気がついたらDhammayazika Zediに来ていた。

玉虫色の仏塔が他とは違い、とても特徴的だ。
しかも、デカい！

これもすごい！

Dhammayazika Zediの上に登ってみる。

これはすごい！
あまりのすさまじい景色に声が出ない。
バガン最高。

動画はもっと圧巻。
http://youtu.be/qhBIoSyhA5o

http://youtu.be/ta1MGzCAiqs

暑いので、またビール（笑）

1,500チャット（150円）
観光地ボッタクリ料金やな。

お店の子どもたち。

南にある大通りへ出たので、今度は東へ進むことにした。
しかし、走れど走れど何もない・・・

道も微妙にアップダウンがあるし、ショボいチャリなのでペダルはやたら重いし、炎天下で日陰は無いし、疲れた・・・

1時間ほどチャリで走って、ようやく寺院が見えてきた。
Izagawna Pagoda

これを建築したせいで世界遺産登録できなかったという、いわく付きの？Bagan Viewing Tower

休館とのことで上には登れず。残念。

仕方ないので、中にだけ入らせてもらい、写真を撮る。
日が傾いてきて、いい色になってきた。

Payathonzu

Tayok Pye Paya

日本が保存の関して、何らかの支援をしてるんかな？

細かいレリーフが素晴らしい。

上からの眺め。
いいねぇ〜

かなり日が傾いてきた。
ロンプラにSuper sunset spotと書いてあったPyathada Payaに早く向かわねば！

途中、小高い丘があって、外人2人が景色を見ていたので、同じように登ってみる。
おぉ〜、ここも絶景やなぁ〜

夕陽に映える仏塔。素晴らしい・・・

けもの道のようなところなので、結局Pyathada Payaは見つけられず（涙）、宿の方面に戻ることに。
しかし、道が砂地なのでタイヤが沈んで、めっちゃこぎづらい・・・
何度かチャリを押して進むハメに。うー、しんどいぞー。

夕陽に照らされるSulamani Pahto

太陽を目印に北へ北へと向かう。
太陽が沈む前に何とか大通りへ出ねば！

ヘトヘトになって、ようやくAnawrahta通りに出る。

ライトに照らされる黄金の仏塔。

しかし、宿が遠い・・・
道も少し坂になってるし、真っ暗になってきたし、寒くなってきたし、サドルが硬くて股間は痛いし、もう泣きそう(T_T)

ほうほうの体で、ようやく宿に到着・・・

夕食を食べにレストラン通りへ。
ロンプラに載っている店は避け、地元レストランに入る。

ミャンマービールの生がある！
嬉しい！

無難にチャーハンを頼む。
味はまあまあ。

こっちは酢豚。
うーん、イマイチ・・・

最後に野菜炒め。
カリフラワーが入ってるのが日本人的にはいただけないなぁ。
味も中途半端で、半分以上残してしまった(-_-;)

5,900チャット（590円）
やっぱり安いなぁ。

今日はめちゃめちゃ疲れた・・・
明日もバガン散策なんで、早く寝よう。

あ、何気に今日は大晦日やったんやな（笑）

（世界三大仏教遺跡バガン2日目編に続く）

この旅行記へのコメント （2）

• るなさん 2012/04/08 22:06:37

  大晦日

  こんばんは、Johnnyさん。
  先週は中国江南エリアに行って来ました！なんと全部食事もついたフルツアーでやんしたよ！まぁびっくりでしょ？
  
  Johnnyさんがへとへとな大晦日を過ごしていた頃、私はクアラルンプールにいたんだなぁ〜って思って旅行記見てました(*^o^*)私も人混みのブキッビンタンで、クタクタになってましたよ。
  
  それにしても、相変わらずなアジア放浪記ですね（笑）
  やっぱ私にはJohnnyさんみたいなアジア旅は出来ないなぁ(^◇^;)現地で宿を探すってことが、まず無理な気がします。どちらかと言うと旅だけは用意周到なんで、行き当たりばったりがあかんです！(◎_◎;)
  
  夕陽が当たり出した頃の風景は、圧巻ですね。
  
  るな
  
  

  Johnny Asia Travellerさん からの返信 2012/04/08 23:25:06

  RE: 大晦日

  るなさん、まいど。
  
  > 先週は中国江南エリアに行って来ました！なんと全部食事もついたフルツアーでやんしたよ！まぁびっくりでしょ？
  
  さっき旅行記見させてもらったよ。
  相変わらず写真が上手やね〜。
  でも、ペース乱されたり、辛い料理で苦しんでるのが結構笑えた（笑）。
  
  > Johnnyさんがへとへとな大晦日を過ごしていた頃、私はクアラルンプールにいたんだなぁ〜って思って旅行記見てました(*^o^*)私も人混みのブキッビンタンで、クタクタになってましたよ。
  
  そっか、お互い海外におったんやねぇ〜。
  たぶん、今度の年末年始も日本には帰らんやろな〜
  
  > それにしても、相変わらずなアジア放浪記ですね（笑）
  > やっぱ私にはJohnnyさんみたいなアジア旅は出来ないなぁ(^◇^;)現地で宿を探すってことが、まず無理な気がします。どちらかと言うと旅だけは用意周到なんで、行き当たりばったりがあかんです！(◎_◎;)
  
  オレはああいう行き当たりばったりな旅自体を楽しんでるところもあるから、女性っていうのもあるし、るなさんにはちょっとしんどいかもね〜。
  まぁ、旅のスタイルは人それぞれってことで^^
  
  > 夕陽が当たり出した頃の風景は、圧巻ですね。
  
  いやぁ、あれは凄かった。ずーっと見てたかったもん。
  人生で見た景色で、一番感動したかも知らん。
  死ぬまでに見れてよかったよ（笑）
  
  Johnny