2012/02/13 - 2012/02/13
688位(同エリア1307件中)
TMBSさん
千葉ロッテマリーンズのキャンプを見学した翌日は、石垣港離島ターミナルから高速船に乗り竹富島へ。
赤い瓦屋根の家々が並び、沖縄の原風景が残る島と言われる竹富島を、午前は自転車で、午後は水牛車で見て回りました。
貸自転車屋のおじぃ、海岸沿いの林でのんびりする島猫、素敵な出会いに心癒されたサイクリングの模様をお届けします。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 船 タクシー ANAグループ 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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宿泊していたホテルから歩くこと5分で、石垣港の離島ターミナルに到着しました。
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石垣島から竹富島、西表島、鳩間島、小浜島、波照間島などの離島に向かう航路を運行する安栄観光のカウンター。
こちらで竹富島までの往復乗船券を購入します。 -
安栄観光の他、八重山観光フェリーも同様のルートで離島航路を運行中。
両社のチケットは共通で利用できます。 -
9時30分発の竹富島行き高速船がもうすぐ出るということで、急いで乗船場に向かいます。
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横に2列+2列の座席が並ぶ高速船の内部。
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いざ、出港。
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離島ターミナルのカウンターでもらってきた安栄観光の時刻表。
離島好きにとっては欠かせない航路がいくつも掲載されています。 -
石垣港からものの15分で竹富港に到着。
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石垣港からお世話になった安栄観光の「あんえい18号」。
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竹富港から竹富島の市街地や各観光施設へはやや距離があるため、バスか観光施設の送迎車を利用する形になります。
まずはレンタサイクルを借りるべく左に進むことに。 -
レンタサイクル屋さんや水牛車観光の送迎車がずらり。
料金を比較した結果、どこも同じ値段ということで、一番右側で出迎えてくれたおじぃのワゴン車に乗り、レンタサイクルの置き場に向かいました。 -
おじぃの軽妙な観光案内を聞きながら、送迎車で移動します。
この美しい海の向こうは、つい30分前までいた石垣島。 -
送迎車はものの5分もかからずに、自転車置き場に到着。
港から歩いてもそんなに時間はかからない便利なレンタサイクル屋さんでした。
ちなみにレンタサイクル屋のおじぃは、「嶺本館」なる民宿も経営されているそうです。 -
この小屋の中で手続きを済ませ、自転車をお借りします。
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軒先に並ぶ自転車たち。
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ひとまず自転車を南に走らせます。
まず目についたのが、この救急患者搬送用のヘリポートです。
大きな病院が無いため、救急患者は石垣島で診てもらわないといけない。のどかな離島が直面する現実を垣間見ました。 -
こちらは墓地です。沖縄特有の亀甲墓が並びます。
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さらに南に進み、東地区の集落に入りました。石積みの塀が並ぶ、竹富島らしい風景が続きます。
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郵便局もご覧の通り、竹富島の古民家に合わせた建築になっています。
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住宅街の中にあった「東パイザーシ御嶽」(あいぱいざーしおん)
「御嶽」とは神様を祀る場所のことです。 -
古民家「旧與那国家住宅」
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国仲御嶽。大体の御嶽は緑の多いところに立地しています。
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国仲御嶽の中には、何故か本土風の鳥居がありました。
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南国らしく、色とりどりの花で飾られた竹富小学校・中学校の校門。
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島南部の「ンブフルの丘」までやって来ました。
「ンブフル」の名前の由来は牛の鳴き声とのこと。 -
仲筋井戸。1976(昭和51)年まで、竹富島には水道が引かれておらず、それまではこの井戸が貴重な水源でした。
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水道の開通を記念した碑。
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水道記念碑の隣にあった、人頭税廃止百周年記念碑。
1903(明治36)年まで、人頭税なる税金が課せられていたそうです。 -
再び自転車に乗り、田舎道をひた走ります。
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とある交差点に出ました。
「星砂浜」と書かれたポップな標識が目に付いたので、そちらの方向に向かいます。 -
この先に広がる光景に胸躍らせながら、曲がりくねった道を急ぎます。
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突きあたりに、碧く美しい海原が見えてきました。
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自転車置き場に自転車を停め、星砂浜に向かいます。
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星砂浜の正式名称は「皆治浜(カイジ浜)」といいます。
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白い砂浜とコバルトブルーの海のコントラストが美しい星砂浜(カイジ浜)。
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イチオシ
「星砂浜」というだけあって、カイジ浜では星の砂が採れます。
パッと見た感じよく分からないかもしれませんが、ちょっと砂を掬ってみただけでも、これだけ星の砂が採れます。(赤で印をつけているところが星の砂) -
星の砂を採取するために、砂浜の砂を持ち帰る行為は禁じられています。
星の砂を持って帰りたい場合は、自分で砂浜の中から星の砂だけを選んで拾うか、お土産屋さんで購入するかいずれかの方法しかありません。 -
波打ち際には海藻がたくさん。
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小ぶりなもずくも流れ着いていました。
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海原の向こうに見えるのは黒島?でしょうか。
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自転車置き場に戻る途中、白い島猫と遭遇しました。
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お土産屋さんのテントの屋根が、島猫たちの憩いの場になっているようです。
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自転車置き場の隣には、ガジュマルの木立がありました。
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ガジュマルの木立のあるところには、琉球王朝時代に役所があったそうです。
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太陽の下、再び田舎道を自転車で走り始めます。
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途中道に迷いながら、島の西海岸にあるコンドイビーチに到着。
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見渡す限りの白い砂浜が広がっていました。
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イチオシ
カーブした海岸線と、青々と茂る亜熱帯林が、ビーチの風景に彩りを添えます。
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波打ち際での一枚。
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このビーチを含む竹富島など石垣島周辺の島々は、国立公園に指定されています。
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イチオシ
コンドイビーチの近くで見つけたハイビスカス。
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こちらは朝顔。小学生時代を思い出し、懐かしく感じました。
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イチオシ
コンドイビーチから西海岸を北上し、西桟橋にたどり着きました。
かつて西表島との間の海運に用いられた桟橋です。 -
西桟橋からコンドイビーチ方面を望む。
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石垣島への旅客船が発着する北側の港が綺麗に整備されたのに対し、西桟橋は昔のままの姿を残しています。
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西桟橋から東に自転車を走らせ、市街地に戻って来ました。
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小高い土地の上に、謎の構造物?が建っています。
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謎の構造物とは、昭和28年に島民の手により建てられた「なごみの塔」。
現在は観光客向けの展望塔として親しまれています。 -
観光客向けの塔とはいえ、階段の傾斜が急なので上り下りには注意が必要です。
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階段への注意を促す掲示。
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足を震わせながら登った展望台での一枚。
赤瓦の家々が並ぶ市街地を一望できます。 -
イチオシ
運が良ければ、前の道を走る水牛車を見ることができますが、あいにくタイミングが合わず。
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塔を降りて自転車を返しに行く途中に水牛車と遭遇しました。
昼ご飯を食べてから乗りに行きますか。 -
嶺本レンタサイクルの事務所に戻り、自転車を返します。
嶺本レンタサイクルを切り盛りするおじぃは、その昔出羽海部屋の幕下力士だったらしく、事務所の中にその当時の写真や番付を飾っていました。 -
事務所の中に飾られた思い出の品の数々を目にし、おじぃの歩んできた道のりに思いを馳せた後、お礼を言ってから次の目的地に向かいました。
気さくで人懐こいおじぃにいつの日かまた再会することを願いつつ、竹富島めぐりはまだまだ続きます。
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旅行記グループ 2012年2月石垣島2日間
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