旅記録国内編2010　高知・愛媛〔16−四国八十八ヵ所霊場巡拝第６弾：竜串観光編〕

2010/03/12 - 2010/03/12

【四国八十八ヵ所を巡る第６弾！高知県と愛媛県を打ち終える一人旅】
春になるのを待って、３泊４日を目一杯走り回る四国巡拝の第６弾。
１日目は高知龍馬空港からスタートして、６カ寺参拝＆１カ所観光後に高知市内で宿泊。２日目は、高知市内から足摺岬まで５カ寺に参拝。足摺岬で朝を迎えた旅の３日目、今日もスケジュール通り目的地へ辿り着けるように頑張ろう。

【メンバー】
一人旅。

【ルート】
3/10　伊丹空港−＜ＡＮＡ＞−高知龍馬空港−
　　　〔レンタカー〕＜県道１３・県道３６４・県道２２＞−大日寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10593709/）
　　　−＜県道２２＞−龍河洞
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10594836/）
　　　−＜県道２２・Ｒ１９５・県道４５他＞−国分寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10596198/）
　　　−＜県道４５・Ｒ３２・県道３８４他＞−善楽寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10596421/）
　　　−＜県道３８４他＞−高知IC−＜高知自動車道＞−土佐IC−清瀧寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10603395/）
　　　−＜Ｒ５６・県道２７９＞−種間寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10608023/）
　　　−＜県道２７８・県道３６＞−雪蹊寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10614439/）
　　　−＜県道３４他＞−高知
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10616937/）
3/11　高知−＜Ｒ３２・県道３５他＞−竹林寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10619104/）
　　　−＜県道３５９・県道３２・県道２４７他＞−禅師峰寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10627336/）
　　　−＜県道１４・県道２３・県道４７他＞−青龍寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10636652/）
　　　−＜県道４７・県道２３・Ｒ５６＞−道の駅あぐり窪川
　　　−＜Ｒ５６他＞−岩本寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10640585/）
　　　−＜Ｒ５６＞−道の駅ビオスおおがた
　　　−＜Ｒ５６・県道４２・Ｒ３２１・県道２７＞−金剛福寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10643723/）
　　　−＜徒歩＞−足摺岬展望台
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10644109/）
　　　−〔レンタカー〕＜県道２７・県道３４８＞−足摺岬
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10645111/）
3/12　足摺岬−＜県道３４８・Ｒ３２１＞−竜串海中公園
　　　（以上の旅行記⇒本編）
　　　−＜Ｒ３２１・県道２８・Ｒ３２１・Ｒ５６他＞−延光寺
　　　−＜Ｒ５６・Ｒ３２１＞−道の駅すくもサニーサイドパーク
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10647155/）
　　　−＜Ｒ３２１・Ｒ５６他＞−観自在寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10647330/）
　　　−＜Ｒ５６・県道５７・県道３１他＞−龍光寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10647490/）
　　　−＜県道３１＞−佛木寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10647728/）
　　　−＜県道３１・県道２９・県道２３７他＞−明石寺
　　　−＜県道２３７他＞−西予宇和IC
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10651241/）
　　　−＜松山自動車道＞−松山IC−＜Ｒ３３・Ｒ１１他＞−道後温泉
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10682879/）
3/13　道後温泉−＜県道１８８＞−石手寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10686637/）
　　　−＜県道４０他＞−浄土寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10686900/）
　　　−＜県道４０・県道１９３・Ｒ３３他＞−大寶寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10687295/）
　　　−＜県道１２＞−岩屋寺
　　　−＜県道１２・県道２１２・Ｒ３３＞−道の駅みかわ
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10694564/）
　　　−＜Ｒ３３・Ｒ１９６・県道１８４＞−圓明寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10695183/）
　　　−＜県道１８３他＞−太山寺
　　　−＜県道１８３・県道２２他＞−松山空港−＜ＡＮＡ＞−伊丹空港
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10695558/）

【表紙の写真】
竜串海中公園にある足摺海底館。

エリア 土佐清水・大月(高知)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

■足摺岬から北上
国民宿舎足摺テルメを出発すると、海岸沿いの県道には戻らずに、かつて「足摺スカイライン」という有料道路だった県道３４８号線で北上する。
山の中を走る道、ほんのしばらくは海の景色ともお別れ。

四国最南端　絶景リゾートホテル　足摺テルメ 宿・ホテル

■土佐清水市街
土佐清水市の中心部に出ると、国道３２１号線を西へ。

■8:53　竜串海中公園に到着
そのまま宿毛まで抜けるかと思いきや、いやいや折角足摺まで来たのだから、近隣の観光もしなくちゃ勿体ない。
地図を眺めつつ、ここならそんなに時間をかけずに観光できそうだと選んでいたのが竜串。
（⇒クチコミ「竜串海中公園−巨岩・奇岩や弘法大師の史跡も」
http://4travel.jp/domestic/area/shikoku/kochi/shimanto/tosashimizu/tips/10227609/）

竜串海中公園 自然・景勝地

■レスト竜串
竜串には何ヵ所か観光できる施設があるようだが、観光船など時間が決まっているものは遍路旅のスケジュールに大きく影響が出ると思い、「レスト竜串」の周辺に的を絞った。
そろそろ９時になるが、駐車場はまだガラガラで観光バスも停まっていない。
混雑はしていないだろう。

レスト竜串 グルメ・レストラン

■遊歩道へ
レスト竜串の中は、かなりの種類の土産物が所狭しと並んでいた。
中を通り抜けて海側に出ると、そこから海岸沿いに遊歩道がある。
おや、あれは・・・。

レスト竜串 グルメ・レストラン

■お大師様の史跡
そう、ここ竜串にもお大師様のエピソードがあるのよ♪
お大師様の足跡を追いかける遍路旅、立ち寄り観光スポットとしては最適じゃない？(笑)

■天然記念物
竜串一帯は国立公園の中、しかも海岸の地層は天然記念物にも指定されているのだとか。
残念ながら、今立っている辺りは「多く見られる」エリアからは外れているけれど(汗)。

■グラスボート乗り場
遊歩道を歩き始めると、船が何隻か停泊していた。
海上から海岸線を眺めたり海中を覗き込めるグラスボートの乗り場。

■串本に続き
その乗り場を過ぎると、前方に赤と白の建物が見えてきた。
海中展望塔の「足摺海底館」。
海中展望塔は、沖縄では機会を逃したが（⇒http://4travel.jp/traveler/poi/pict/13480464/）、並行している日本百観音巡拝の西国第１番・青岸渡寺へ参拝するついでに観光した串本で体験している（⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10504532/）。
手軽に海中を覗けるので、ここでも行ってみようというわけ。
んー、巡拝と海中展望塔はセットなのか・・・、見に行く時間がなかった沖縄の海中展望塔も、何か巡拝と組み合わせれば見に行けるのか・・・、そんなアホな(笑)。
（⇒クチコミ「足摺海底館−服を着たまま濡れずに魚とご対面」
http://4travel.jp/domestic/area/shikoku/kochi/shimanto/tosashimizu/tips/10227610/）

足摺海底館 名所・史跡

■奇岩・巨岩①
「足摺海底館」への遊歩道周辺は、大きな岩や形が変わった岩が多く見られる。
中には名前が付けられたものもあり、少し黄色い岩は・・・。

足摺海底館 名所・史跡

■奇岩・巨岩②
「竜の波がえし」と名付けられていた。
波の“彫刻”ですね～。

■奇岩・巨岩③
遊歩道の海側にのた～っと横たわるこの大きな岩は・・・。

■奇岩・巨岩④
「鯨のひるね」だそうで。

■奇岩・巨岩⑤
他にも、小学校の修学旅行で行った伊勢・二見の海を思い出させる「夫婦岩」があったり・・・。

■奇岩・巨岩⑥
名前はないけれど、これなんてハマグリに似てない？(笑)

■奇岩・巨岩⑦
波の彫刻技って結構細かいのね～と感心する「千のこしかけ」。

■奇岩・巨岩⑧
「竜の卵」が孵るとタツノオトシゴ・・・(笑)。

■奇岩・巨岩⑨
自分で名付けながら歩くのも結構楽しかったり。

■見残し①
そんな奇岩・巨岩だらけの遊歩道脇に、まだ新しい石碑や仏足跡がある。
室戸から足摺にやって来たお大師様、竜串の景色の中で見残しちゃった場所があるそうで。

■見残し②
それが、石碑の向かい側に位置する「見残し」と呼ばれる海岸。
お大師様のエピソードからその名が付いたのだとか。
遍路道中の観光、私も“見残す”ことにしよう(笑)。

■足摺海底館①
グラスボートの乗り場辺りから見えていた海中展望塔の「足摺海底館」に到着。

足摺海底館 名所・史跡

■足摺海底館②
一直線に伸びる橋を渡って早速中へ。
ホームページの割引情報を提示すると、入館料を100円引いて下さった♪

足摺海底館 名所・史跡

■足摺海底館③
ここでは、龍宮城の乙姫様が迎えて下さる・・・ってことは、タイやヒラメが踊っているのが見えるのかしらぁ？(笑)

足摺海底館 名所・史跡

■海中へ①
螺旋状の階段を降りて行くと・・・。

■海中へ②
串本（⇒http://4travel.jp/traveler/poi/pict/20272763/）と同様に、丸いガラス窓が並んでいる。

■魚と対面①
まだ入館者は他におらず、私一人の貸切状態♪
早速窓から覗いてみると・・・。
タイやヒラメが舞い踊り・・・というわけにはいかないが(笑)、海の中からもこちらが気になるのか、一斉に向けられた視線を感じる(爆)。
階段を下りる頃を見計らって上からエサを撒くのだそう。
串本で見たのと同じ種類の魚かな？（⇒http://4travel.jp/traveler/poi/pict/20272765/）
釣りをしないので魚の名前がよく分からないけれど、確かメジナと聞いたような・・・。

■魚と対面②
縞模様がはっきりとした魚や・・・。

■魚と対面③
青く見える水中でも鮮やかな魚もいて、結構カラフルな景色。

■魚と対面④
ちょっぴり眠そうなイカツい魚(笑)。

■魚と対面⑤
あの白いトゲはウニでしょう。

■魚と対面⑥
口を尖らせて、何かご不満でも？(笑)

■魚と対面⑦
はーい、真打登場(笑)。
ガラスの際までやって来て「何してんのぉ～？」と覗き込むのは、串本の親戚（⇒http://4travel.jp/traveler/poi/pict/20272768/）に教わったらしい(爆)。

■魚と対面⑧
ハ「この中にいる人間、串本でボクの親戚に会ったらしいで」
メ「それならオレのイトコにも会ったはずや」
私「“親戚”や“イトコ”の写真、持って来てあげれば良かったわねぇ(爆)」

■魚と対面⑨
スクランブル交差点状態の魚たちが・・・。

■魚と対面⑩
散り散りになるとエサの効力切れ。
こちらも撤収することにしよう。

■海上へ
螺旋状の階段を上がって・・・。

■両陛下もご来館
受付があった海上部分は、小さいスペースながら周囲の風景を眺めることができるようになっている。
その窓より高い位置に飾られた写真は、現在の天皇皇后両陛下がお越しになった時のもの。

■眺望①
窓からは、対岸の竜串海岸や・・・。

■眺望②
「見残し」も望むことができ・・・。

■眺望③
その景色が見える窓の上に、イラストと地名が掲げられているのがとても分かりやすい。

■撤収
結局、私が立ち去るまで他の入館者はなく。
平日はこんなものなのかな。

■海岸①
これから戻る遊歩道、岩の多い風景だ。

■海岸②
橋の左側は南西方向。
波は穏やかだが、風は結構強く吹いている。

■駐車場へ戻る①
岩を左右に見ながら遊歩道を戻り・・・。

■駐車場へ戻る②
お大師様の石碑の辺りで、バスツアーと思われる一団とようやくすれ違った。

■9:55　竜串を出発
グラスボート乗り場・レスト竜串と、駐車場に近付くに連れて観光客の姿が多くなってきた。
早目の時間帯に訪れたことで、貸切状態を満喫できたらしい。
ハリセンボンと話し込み過ぎて(爆)、予定を２５分もオーバーしてしまったが、今日もきっと帳尻が合って夕方の参拝終了に間に合うと信じながら。

レスト竜串 グルメ・レストラン

■今回のルート
１日目：伊丹空港〜高知龍馬空港〜大日寺〜龍河洞〜国分寺〜善楽寺〜清瀧寺〜種間寺〜雪蹊寺〜高知市（赤色線）。
２日目：高知市〜竹林寺〜禅師峰寺〜青龍寺〜道の駅あぐり窪川〜岩本寺〜道の駅ビオスおおがた〜金剛福寺〜足摺岬〜足摺（青色線）。
３日目：足摺〜竜串（黄色線）。

この旅行記へのコメント （2）

• ゆっこさん 2012/02/17 11:57:04

  私も見残しました（笑）

  Poppyさん　こんにちは。
  
  お久しぶりです（＾＾）
  最近やっと冬眠から覚めつつあるフラニーです。
  
  竜串の奇石や巨石凄いですよね。　
  
  私達も６年前に訪れたんですけど
  自然が造り上げた芸術に圧倒されました。
  
  レスト竜串よりもちょっと先のＰに停めたので
  歩いた範囲は違うようですけれど
  竜串海岸一帯はどこも素晴らしいです。
  
  私達もちょっと寄って行こうか〜って
  ノリだったので見残しまで足を延ばさず・・・
  
  次は見残しも含めじっくり散策したい！と思ったんです。
  足摺海底館もお魚をまじかに眺められていいですね。
  でも入館したら餌まいているとは〜
  お魚も餌がなくなると撤収しちゃうんだ（笑）
  串本の親戚もしっかりクリックしちゃいました（＾＾）
  
  今やすっかり温泉巡りに明け暮れているので
  中々四国に足が向かないのですが
  Poppyさんの旅行記を拝見して
  やっぱりもう一度訪れたい！と思いました。
  
  寒い日が続いているのでPoppyさんも
  お身体ご自愛くださいね。
  
  それでは　また。

  Poppyさん からの返信 2012/02/17 13:32:33

  RE: 私も見残しました（笑）

  フラニーさん、こんにちは！
  
  ご無沙汰していて本当にごめんなさい<(_ _)>
  最近になって、やっと４Ｔにアクセスしたり旅行記の作業を進められる
  時間の余裕が出て来ました。
  
  “見残した風景”(笑)に、メッセージとご投票を本当に有り難うございます！
  
  > 私達も６年前に訪れたんですけど
  > 自然が造り上げた芸術に圧倒されました。
  >
  > レスト竜串よりもちょっと先のＰに停めたので
  > 歩いた範囲は違うようですけれど
  > 竜串海岸一帯はどこも素晴らしいです。
  
  おぉ〜、フラニーさんも行かれたのですね！
  竜串周辺の風景は、太平洋の荒波が打ち寄せて
  見ても分からないぐらいずつ削っていったもの、と想像が膨らみますね。
  
  > 私達もちょっと寄って行こうか〜って
  > ノリだったので見残しまで足を延ばさず・・・
  
  足摺周辺まで行けば「竜串」という地名をあちらこちらで見ましたが、
  あまり知られていない観光地なのかもしれませんね。
  私も、時間が取れる旅で、「見残し」の先端まではゼヒ行ってみたいと思っています(^▽^)
  
  > 足摺海底館もお魚をまじかに眺められていいですね。
  > でも入館したら餌まいているとは〜
  > お魚も餌がなくなると撤収しちゃうんだ（笑）
  
  串本でも同じでした(^^;)
  周囲に網を張って“飼っている”状態ではなく、
  自然に海を泳いでいる魚たちですが、
  やっぱり食い気なんですねぇ(⌒▽⌒)
  
  > 今やすっかり温泉巡りに明け暮れているので
  > 中々四国に足が向かないのですが
  
  ご無沙汰している間に、ステキな温泉をたくさん開拓されたことと思います。
  四国は・・・ちょっと温泉が少なめ、かなぁ？
  それでも、宿泊場所を探す時、
  地図に描かれた“温泉マーク”はとっても重要！ですww
  フラニーさんが行かれた温泉やお宿、
  参考にさせて頂ければ、と思っています。
  
  またフラニーさんのページにもお邪魔させて頂きますね！
  今週末はまた冷え込むそうですので、
  フラニーさんもどうぞご自愛ください♪
  
  Poppy