旅記録国内編2010　高知・愛媛〔07−四国八十八ヵ所霊場巡拝第６弾：第３３番札所・雪蹊寺編〕

2010/03/10 - 2010/03/10

【四国八十八ヵ所を巡る第６弾！高知県と愛媛県を打ち終える一人旅】
春になるのを待って、３泊４日を目一杯走り回る四国巡拝の第６弾。
高知龍馬空港から四国入りし、龍河洞での“ついで観光”も楽しみながら、高知市と周辺エリアの参拝を進める。“交通の難所”の噂スポットをクリアし、タイムスケジュールの誤差も徐々に縮まって、次は本日のラスト参拝♪

【メンバー】
一人旅。

【ルート】
3/10　伊丹空港−＜ＡＮＡ＞−高知龍馬空港−
　　　〔レンタカー〕＜県道１３・県道３６４・県道２２＞−大日寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10593709/）
　　　−＜県道２２＞−龍河洞
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10594836/）
　　　−＜県道２２・Ｒ１９５・県道４５他＞−国分寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10596198/）
　　　−＜県道４５・Ｒ３２・県道３８４他＞−善楽寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10596421/）
　　　−＜県道３８４他＞−高知IC−＜高知自動車道＞−土佐IC−清瀧寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10603395/）
　　　−＜Ｒ５６・県道２７９＞−種間寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10608023/）
　　　−＜県道２７８・県道３６＞−雪蹊寺
　　　（以上の旅行記⇒本編）
　　　−＜県道３４他＞−高知
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10616937/）
3/11　高知−＜Ｒ３２・県道３５他＞−竹林寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10619104/）
　　　−＜県道３５９・県道３２・県道２４７他＞−禅師峰寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10627336/）
　　　−＜県道１４・県道２３・県道４７他＞−青龍寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10636652/）
　　　−＜県道４７・県道２３・Ｒ５６＞−道の駅あぐり窪川
　　　−＜Ｒ５６他＞−岩本寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10640585/）
　　　−＜Ｒ５６＞−道の駅ビオスおおがた
　　　−＜Ｒ５６・県道４２・Ｒ３２１・県道２７＞−金剛福寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10643723/）
　　　−＜徒歩＞−足摺岬展望台
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10644109/）
　　　−〔レンタカー〕＜県道２７・県道３４８＞−足摺岬
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10645111/）
3/12　足摺岬−＜県道３４８・Ｒ３２１＞−竜串海中公園
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10645769/）
　　　−＜Ｒ３２１・県道２８・Ｒ３２１・Ｒ５６他＞−延光寺
　　　−＜Ｒ５６・Ｒ３２１＞−道の駅すくもサニーサイドパーク
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10647155/）
　　　−＜Ｒ３２１・Ｒ５６他＞−観自在寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10647330/）
　　　−＜Ｒ５６・県道５７・県道３１他＞−龍光寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10647490/）
　　　−＜県道３１＞−佛木寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10647728/）
　　　−＜県道３１・県道２９・県道２３７他＞−明石寺
　　　−＜県道２３７他＞−西予宇和IC
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10651241/）
　　　−＜松山自動車道＞−松山IC−＜Ｒ３３・Ｒ１１他＞−道後温泉
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10682879/）
3/13　道後温泉−＜県道１８８＞−石手寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10686637/）
　　　−＜県道４０他＞−浄土寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10686900/）
　　　−＜県道４０・県道１９３・Ｒ３３他＞−大寶寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10687295/）
　　　−＜県道１２＞−岩屋寺
　　　−＜県道１２・県道２１２・Ｒ３３＞−道の駅みかわ
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10694564/）
　　　−＜Ｒ３３・Ｒ１９６・県道１８４＞−圓明寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10695183/）
　　　−＜県道１８３他＞−太山寺
　　　−＜県道１８３・県道２２他＞−松山空港−＜ＡＮＡ＞−伊丹空港
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10695558/）

【表紙の写真】
第３３番札所・雪蹊寺の大師堂。

エリア 高知市(高知)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

■16:25　雪蹊寺に到着
種間寺を出発する段階で、タイムスケジュールからの遅れは約５分。
それが、特別急いだわけでもないのに、ピッタリの時刻に到着できちゃったのだから、我ながら素晴らしい(笑)。
集落の中の、決して広いとは言えない道路に面していて、門前の道路沿いが駐車スペース。
団体参拝ツアーを乗せた大型のバスは、門前まで乗り入れができないのか、手前の少し広い場所で乗客を降ろしていて、それを追い越して門前に辿り着いた。
種間寺の広い駐車場とは比較にならないが、それでも２台分の空きがあったことにホッとして「南無ちゃん」を停め、いざ、本日のラスト参拝へ向かおう。
（⇒クチコミ「雪蹊寺−眼病祈願のエピソード」
http://4travel.jp/domestic/area/shikoku/kochi/kochi/kochi/tips/10206425/）

■境内入口
山門も仁王門も見当たらないのは、先程の種間寺と同じ。
石段の下で境内に向かって挨拶しよう。

種間寺 寺・神社・教会

■案内看板
史跡巡りのコースにあるためか、寺の縁起や境内の見取り図が書かれた案内板があり、手持ち資料を広げなくて済むのは有り難い。

■鐘楼
境内に入ると、右手に鐘楼が建ち・・・。

■太玄塔
左手の一番手前には、石碑と胸像が並ぶ。
後に雪蹊寺の住職を継いだ山本玄峰師は、目の病に罹り失明を宣告されて、眼病祈願のために四国遍路の旅に出た。
７回目の遍路道中、雪蹊寺門前で行き倒れたところを当時の住職・山本太玄師に救われ、「心眼を開け」との言葉を貰い弟子入りした。
このエピソードで、眼病祈願に訪れる人も多い・・・とくれば、我が母の眼病祈願もしっかりしておかないとね(笑)。
玄峰師が師匠・太玄師を讃えるために建てたのが太玄塔なのだとか。

雪蹊寺 寺・神社・教会

■山本玄峰師
弟子である玄峰師は、鈴木貫太郎首相の相談役を努め、終戦の詔勅の文言も進言したのだとか。
「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」、戦争を知らない世代の私でも聞いたことのあるこの一節。
へぇー、この人が・・・と、しばし胸像に見入っちゃった。
おっと、先程追い越した団体さんが境内到着、急がなくちゃ(汗)。

■手水舎①
続いて左側に建つのが手水舎。

■手水舎②
手水鉢の大きさに比べて柄杓の数が多いような(笑)。
これでも団体さんの参拝では足りないわよね。

■本堂①
境内入口から真っ直ぐ伸びる通路の突き当たりに、大きな本堂。

■本堂②
境内の露店でも売られていた柑橘類が、早速お供えに変身している(笑)。

■大師堂
私より先に到着していたバスの団体さん＆グループ参拝さんで賑わう大師堂前。
なぜグループ参拝さんと分かったかって？
本日の２カ寺目・第２９番の国分寺（⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10596198/）でお見かけした方が、この中にいらっしゃるのですよ(笑)。
私は第３０番の後、第３５番からの逆打ちでここ第３３番へ来たけれど、順打ちの方との交差点みたいなもので。
しかも、明日も数カ寺でお見かけすることになり、正に「同行二人」ならぬ「所により同行多数」(爆)。

国分寺 寺・神社・教会

■観音堂
境内入口から本堂に向かって左側、大師堂とは対称の位置に建つのが観音堂。
馬頭観音を祀り、観音霊場の札所にもなっているようだ。

■納経所
観音堂の隣、本堂寄りにある納経所。
バスツアーのお世話係が、またもや大量の納経帳などを抱えておられたが・・・。

■ご朱印
ここでも「個人参拝は先にどうぞ」とのことで、お先に頂いたご朱印。
有り難うございます♪

■境内①
正面に本堂、左に納経所。

■境内②
バスの団体さんが読経する本堂と、右に大師堂。
とてもシンプルな境内だ。

■16:55　雪蹊寺を出発
タイムスケジュールきっちりに旅の初日・６カ寺の参拝＆龍河洞観光が終了♪
気持ちの良い春の日差しも随分と傾いてきた。
明日も天候に恵まれて順調に参拝できるようにお願いしますよ〜、お大師様！

■今回のルート
１日目：伊丹空港〜高知龍馬空港〜大日寺〜龍河洞〜国分寺〜善楽寺〜清瀧寺〜種間寺〜雪蹊寺（赤色線）。