2010/09/04 - 2010/09/14
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menhir(メンヒル)さん
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スペイサイド地区にある蒸留所。日曜日だったので、見学受け入れが無く、外からの見学ばかりになりました。
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A95を中心に、スペイサイド地区を走る主な道路は、whisky-Roadと呼ばれています。街道沿いには様々なウィスキーの蒸留所があります。今日はこの街道沿いにある、あまりメジャーでない蒸留所を訪問します。
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グランタウンスペイ(Grantown-on-spey)からA95を進むと最初に現れる蒸留所がトーモア(Tormore)蒸留所です。トーモアはロング・ジョン(Long John)の原酒の一つです。
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この蒸留所は、日本で言えば芸大に当たる王立芸術院(Royal Academy)の学長であった、アルバート・リチャードソン卿(Sir Albert Richardson)が設計しました。
アート色の強い蒸留所なので、地元の教会をそのまま活かした鐘楼や時計台などがあります。 -
時計台を生かした貯蔵庫。定期的に鐘が鳴るので、ちょっと驚きます。
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A95をさらに東に進むと、左側にクラガンモア(Cragganmore)蒸溜所の看板が見えて来ます。その案内に沿って進むと蒸溜所の入り口に到着します。クラガンモアはオールド・パー(Old Parr)の主要な原酒です。
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貯蔵庫の周辺は程良いアルコール香が漂い、すっとここに佇んでいたくなります。
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ここには昔ストラススペイ鉄道(Strathspey Railway)の引き込み線が有りました。当時の駅舎もしっかり残っています。
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A95からダフタウン方向にA941に入る。すると道路脇左手に見えてくる蒸留所がクライゲラヒ(Craigellachie)蒸留所です。デュワーズ(Dewers)の原酒として使われるため、自社モルトとしてお目にかかることは、殆どありません。
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夏場の蒸留室はサウナ状態です。換気のために開いていた窓からポットスチルを覗きます。
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ダフタウンの南西にディアジオ系の蒸留所モートラック(Mortlach)があります。スペイサイド地区のウィスキーとしてはとても柔らかい味わいです
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とてもきれいなキルン塔が印象的です
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ダフタウンからキースへ向かう途中にある蒸留所グレンデュラン(Glendullan)。シングルトンというモルトウィスキーは、日本向にはグレンオード(Glen ord)欧州向けにはダフタウン(Dufftown)米国向けにはこのグレンデュランが仕込まれています。国ごとに仕様が異なる不思議なモルトです。
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綺麗な川が直ぐ側を流れています。
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付近の畑では、丁度大麦の収穫間際です。
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グレンキース(Glen Keith)蒸留所はキースの町にある蒸留所。既に創業を止めています。
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創業は止めているが、施設内はとても綺麗です。
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入口部分には蒸留釜がガラス越しに見て取れます。
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こちらはキースの町にあるもう一つの蒸留所ストラスミル(Strathmill)
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使い古しの樽がたくさん並んでいます。
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綺麗な川の辺りに蒸留所が有りました。
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こちらはオルトモア(Altomore)蒸留所。キースの町からA96で北上し、途中B9016で右折します。途中、鉄道路線の上を通過しますが、キース駅の方を見るとシーバス社の巨大なウェアハウス群を見ることができます。
オルトモアはデュワーズの原酒の一つになっています。 -
綺麗なポットスチルが並んでいますね。社のシンボルにも描かれている通り、この蒸留所は昔ながらの3基の蒸留器を用いています。
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昔使っていたスチームエンジンが綺麗に展示されています。
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一度キースへ戻りA95でスペイサイドへ移動する途中にある蒸溜所、Glentaucherです。
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こちらも日曜日なので休業していました。ガラス窓越しに綺麗なポットスチルが並んでいました。
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2つのキルン塔が美しいですね。
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次に見えてくる蒸溜所がオスロスク(auchroisk)蒸溜所です。
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白い壁、赤い門。円錐状のエントランスも美しいですね。
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スペイサイドの戻って来ました。帰りはスペイ川の対岸を走るB9012沿いにある蒸溜所を巡ってゆきます。
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最初に登場するのはご存知マッカラン(Macallan)蒸溜所。日曜日もビジターを受け入れていますが、撮影制限があるので立ち寄りはしませんでした。
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続いて登場するのはインペリアル(Imperial)蒸溜所です。
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蒸溜所の前に美しい芝生が広がっています。ピクニックにピッタリです。
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続いてはカデュー(Cardhu)蒸溜所。看板にある通りジョニウォーカーの原酒になるウィスキーです。
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夕方遅くの訪問でした。
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蒸溜所の脇にある池にコンデンサーで温まった排水を逃していました。ですからこの池は温かいです。
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蒸留器が美しい。3セット6器が並んでいます。
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最後はタムデュー(TAMDHU)蒸溜所です。
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蒸溜所の脇には廃線の駅が残っています。
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蒸溜所に沿って昔の線路の跡が残っています。
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貯蔵庫の黒カビが美しいですね。
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今日も楽しめました。夕闇近くのスペイサイドはとても美しかったです。
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翌日はバルミナック(Balmenach)蒸溜所を訪ねました。
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この蒸溜所も一般公開していませんので、屋外からの見学です。
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たくさんの空き樽が放置されていました。持って帰りたいですね。
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今日はグランタウンオンスペイ(Grantown on Spey)からA939でトミントール(Tomintouk)蒸溜所やグレンリベット(Glenlivet)蒸溜所へ向かいます。
この付近もウィスキーロード(Whisky-road)になっていますね。 -
B9136でトミントール蒸溜所に向かう途中に、古戦場跡が有りました。こういう古い施設を巡るのも楽しいです。
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