2012/01/05 - 2012/01/10
4831位(同エリア6775件中)
ちえぽんさん
ローマ旅行3日目。テルミニ駅周辺のサンタ・プラッセーデ教会、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂、マッシモ宮を散策。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
8:45
今日も朝は教会巡りから。
テルミニ駅周辺へ来ました。
Cavour通りを通って
サンタ・プラッセーデ教会へ -
小さな教会なのですが
ビザンチンの影響を受けた
ローマモザイクで有名な教会です。
キリスト教迫害の時代に彼らをかくまって
殉教した聖女プラッセーデにまつわる教会です。 -
こちらが有名なサン・ゼノーネ礼拝堂。
入り口はキリストと12使徒、
聖母とキリスト、聖人たちのモザイクで
飾られています。 -
入り口にコイン式のライトがあるので
それをつけて礼拝堂へ。
小さな礼拝堂全面にモザイクがあり
光り輝きます!とってもキレイ!
みんな入り口でそわそわしているので
?と思っていたら誰かがライトを
付けてくれるのを待ってたんですね笑 -
プラッセーデやその姉妹プデンツィアーナ
達のモザイク。この礼拝堂を建てた教皇の
母、テオドラもいます。 -
聖母とキリスト。両サイドは
プラッセーデとプデンツィアーナがいます。
やさしい微笑の聖母です。 -
ほんとうに美しい礼拝堂。
小さいのでモザイクの小宇宙的な造りです。 -
奥にもう一つ小さな部屋があって
大理石の柱の一部が飾られています。
これはイエスが鞭打ちの刑にあったときに
使われたものだそう。びっくりです! -
アプシスにもキリスト、プラッセーデ姉妹、
聖ペテロ、聖パウロなどが描かれています。
椅子に座ってしばし見とれてしまいました。
青い色みが美しいです。
以前イスタンブールでも自分の立てた建造物
の小さなモデルをキリストに捧げるべく持つ
聖人のモザイクを見たことがあって
おもしろいなぁー好きだなぁーと思ったのですが
同じ様式かな、と思いました。
小さな教会なので訪れる人も少なく
教会そのものの静謐な雰囲気を味わえるので
とってもおすすめの教会でした。 -
9:30
近くのサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂
に来ました。 -
ここは聖母にささげられた教会で
ローマ4大聖堂に数えられています。
敷地はヴァチカン市国に属するようです。
すごいですね〜 -
奥には大きな天蓋がありました。
祭壇の下にはキリスト誕生時の
飼い葉おけの木片という聖遺物が
あるみたいです。
外側からはちょっとわかりません。 -
-
ベルニーニのお墓がある、と
ガイドブックにあったので探してみました。
これかな? -
「マリアの戴冠」というモザイク。
先ほどのプラッセーデ教会より
色味が豊富でより現代的な印象です。 -
教会自体はずどーんとした
バシリカ様式の造りです。
朝のミサが始まったので少し見学しました。 -
10:45
教会巡りを終えてテルミニ駅前のバールへ
大好きなカプチーノとコルネットの
甘い朝ごはん。2ユーロほどで大満足。
席に座ってもいい雰囲気だったけど
立って食べました。
その後ローマ国立博物館のマッシモ宮へ -
がらっ!と変わって
この博物館には紀元前から4世紀くらいの
ローマ彫刻やモザイクがたくさんです。
実は古代ローマの歴史や美術に
全く詳しくなくローマに来た私。
良い機会だと思ってお勉強です。
まずは入り口にミネルヴァ、
ギリシャ神話ではアテナ、
の大きな彫像がありました。
首にはメドゥーサのネックレス。 -
1階は中庭をぐるっと彫刻の回廊が
飾っています。
アフロディーテ -
足元にギリシャ語で何か彫られているようです。
-
噴水の装飾に使われた
リュトン型の像 -
多分、メルポメネの像。
music、 museum などの語源となった
ミューズ、ムーサと言われる女神の一人で
悲劇を司る女神ということです。 -
傷ついたニオベの娘
-
ボクサーのブロンズ像。
古代からボクシングってあったんですね。 -
顔をアップにすると
傷なんかが細かく表現されています。
あんまり近づくとビーっと
音が鳴ります -
これはローマンカレンダー
と言われる古代のカレンダー! -
狼の乳を飲むロムルスとレムスの彫刻
があるのがわかりました。 -
アウグストゥス帝。
ローマ帝国の初代皇帝です。
シーザーの養子でオクタヴィアヌス
と呼ばれていました。
8月のAugustは彼に由来するそうです。
かっこいいですねぇー -
ティボリの将軍。
老いた顔に対して体は若々しく作られています。 -
素敵なヘアスタイルの女性の像が
たくさんあります。
この方はピアスの穴も開いていて
一番おしゃれでした。 -
2回も彫刻のセクション。
私はこれまで彫刻をあまりいいと
思ったことはないというか
見方が良くわからなかったのですが
この博物館はとっても気に入りました。
部屋に彫刻がうまく配置してあって
前からも後ろからも堪能できるので
置かれた彫刻を見ていたらしみじみ
彫刻って美しい!って単純に思えました。 -
女性のようなヘアスタイルの像。
着ている衣の質感がうまく表現されてるなぁ…!
と思いました。 -
これはなんだかすごすぎて
見ていて気持ち悪くなるほどでした... -
ゼウスかな、と思ったけど
デュオニュソスの像でした。 -
3階のモザイクコーナー
天井まで届く大きなモザイクが
たくさん展示されています。 -
近くで見ても美しいです。
色使いがとってもきれい。
気の遠くなる作業ですね -
海のフレスコ画。
こちらも色使いがとっても気に入りました。
マッシモ宮はあまり混んでいなくて
のんびりと自分のペースで見学できて
とても満足しました。
ただとっても見たかった
ヘルメス・アフロディーテが
貸し出し中でそこは残念でした。
続きます。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ローマ(イタリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
37