2011/11/26 - 2011/12/04
390位(同エリア917件中)
mahaさん
今回の旅行を決めた時に最初から決まっていた行きたい街がドレスデンでした。
ドイツ最古のクリスマスマーケットであり、町中がクリスマス一色に染まる街。
そして第二次世界大戦時壊滅的な爆撃を受け、東独に入ってしまった為、東西ドイツ統一までそのままにされていたフラウエン教会がある街。
生涯心に残るような素敵な町でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ベルリンから約2時間。
とてもとても来たかったドレスデンに着きました。
国内線なので、空いていると踏んで予約はしてきませんでした。
簡素な駅です。 -
ホリデーインエクスプレスドレスデン シティーセンター
ベルリンから着いて進行方向左側から延びているフラーガー通りをまっすぐ来て、最初の信号右前方にあります。
私はアルトマルクト広場に面していると思い込んでいて、スーツケースを引きながら広場を一周してしまい、同行者から大ブーイングを浴びました(^_^;)
クリスマスマーケットで賑わっているこの時期、道を間違えると大変な目にあいます。 -
ビジネスホテルです。
この時期としては安かったです。
最初2泊しかしない予定で取リ(ツイン2泊142ユーロ)、後で1泊追加した為(1泊79ユーロ)、チェックアウトをしていないと思われて3日目の午後にカードキーをロックされてしまうハプニングもありましたが、スタッフの対応は良好でした。 -
翌朝、朝食風景
ベルリンNHフリードリッヒシュトラッセの食事がすごく良かったので、かなり簡素な朝食に感じました。
でもでも、普段の私の朝食はトーストにコーヒーのみ。
それに比べたら、パンもチーズも飲み物も結構な種類あります。
2人で日本円にして8000円程の宿泊費ですから、文句言っちゃいけません。
アジア人はほとんどいませんでした。 -
ビジネスホテルのようで1人の宿泊客も多いのか、カウンター席がありました。
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ホテルの場所を探し回ったり、ホッカイロを貼りまくったりしていたので、予定より1時間ほど遅くなってしまいました。外は比較的暖かかったので、ホッカイロ貼りすぎて、じわーっと汗ばんでしまった。
もう真っ暗です。
でも、クリスマスマーケットのわくわく感は暗くならないと味わえません(^o^) -
エルベ川
フラーガ―通りをまっすぐ歩いてくるとエルベ川に出ました。
ブリュールのテラスなのですが、暗いのと人が多いので昼間に出直します゚(゚´Д`゚)゚ -
ドレスデン城の中のクリスマスマーケット
暗いので足元を気を付けるのが大変です。 -
中世風のクリスマスマーケットもあります。薄暗いので、写真がうまく撮れませんが、どれも結構安くて美味しそう。
ドレスデンの夕食はグリューワインとクリスマスマーケットでの一品で済ませるので安上がりです。
本日の夕食グリューワイン2.5ユーロ×2杯、ジャガイモに何かかけたもの(かなりいい加減ですが)^o^()3.5ユーロ -
なんだか焼く前のお好み焼きのようですが、まあまあおいしかったです。
名前は、わかりません。
量があるので、あれこれ食べ歩けないのが、難点です。 -
クリスマス前なので、幼な子はいません。
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ドレスデン城中庭はあまり大きくありませんが、こんな演奏もしていて幻想的でした。
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フラウエン教会を背にノイマルクト広場のマーケット
ドレスデンは街中がクリスマスマーケットでつながっています。
手作りのリンゴの芯抜きを買いました。2.8ユーロ。
果物の輪切りが入った特大ろうそくも買ったのですが、飾っておいたら2012年(今年)の夏に暑さで先端が曲がってしまい、そのままにしておいたら全体的に曲がってきてしまったので、今は横にしてもとの形に直しています。
ドレスデンで特大ろうそくを買ったら、夏は横にしておくか、涼しいところに避難させておくことをお勧めします。
でも、ろうそくからはふっといい匂いがします。 -
こーんな歌声が聞こえてきたり、
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世界最大といわれているクリスマスピラミッドがあったり、子供だけではなくて大人もわくわくもぐもぐ、おいしい楽しいドイツのクリスマスマーケット。
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実演販売です
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ドレスデン2日め
文化宮殿からエルベ川方面 -
エルベ川に向かって進む。
左がドレスデン城(宝物館)、右がシュタルホーフ(武芸競技場) -
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真ん中が、シュタルホーフの壁画「君主の行列」
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空襲の大火にも耐えられた、101mにも及ぶマイセン陶磁のタイル。
93名が描かれていますが、アウグスト王と製作者のヴァルターしかわからなかった(>_<) -
文化宮殿北側からツヴィンガ―宮殿方面に向かう。
右はドレスデン城(宝物殿)、左前方はケンピンスキーホテル -
ツヴィンガ―宮殿
右アルテマイスター絵画館
1513年ラファエロ作「システィーナのマドンナ」を見に来ました。
「フォリーニョのマドンナ」も特別展示されていて、非常にラッキーでした。
ほかにも素晴らしい絵画の数々でした・・・
撮影禁止なのが、残念 -
アルテマイスター絵画館入口
-
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今日の昼食は、フラウエン教会北側にある「プルファー・トゥルム」
コーゼルパレーと同じ建物の地下にあるレストランです。 -
まずはアルスターヴァッサー
レモン味の少し甘いビールです。 -
ザウアーブラウテン・・・だったかな
美味しかったです。 -
店の中は中世風
翌日ケンピンスキーホテル内の「ソフィンケラー」に行ったらあまりに同じ雰囲気だったので、失礼して出てきてしまいました。すみません('_')
値段も安く(ビール2杯、料理2皿で37.8ユーロでした)お薦めのレストランです。 -
昼食を終えて、フラウエン教会北側の広場
-
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どうしても見ておきたかった「フラウエン教会」
前から歩いてきた老婦人の顔がハッと輝いたのでその方向を見ると、フラウエン教会が見えました。
見えた瞬間のその表情…気持ちが表れていて、今でも忘れられません。 -
中は白い・・・
これが、すべての瓦礫に番号が付けられて整理され、「世界最大のパズル」と言われた作業を経て、再建された教会・・・
フランスやイタリアの教会の歴史やその内装には及びませんが、人々の思いが痛いほど伝わってきます。 -
柔らかな雰囲気です。
-
2005年10月30日に再開
ドレスデン市民(わずかな瓦礫をはめ込んだ時計を買ったりしたらしい)や世界中からの寄付によって、気の遠くなるような作業ができたのもドイツ人そのものですね・・・
モニュメントとして放置されていた…という風に書かれているものもあるけど、実際は東ドイツに組み込まれてしまった為、財政難で、再建できるようになる日を信じてそのままそっとしておいたらしい。 -
空襲で3日ほど燃え続けて崩れてしまったものを、小さなかけら一つからコンピューターで計算し、足りないところだけ新しく作りいれたとは思えないほど素晴らしい建物です。
-
明るいうちはあまり盛り上がらないわ〜
といっても、朝10時前には開いているお店もあり、グリューワインを飲んでる人もいました。どれほど酒好き〜!? -
ホテルに戻って休憩後、アルトマルクト広場に面した「聖十字架教会」の塔に上る。
256段はさすがにきつく、後ろから上ってきていたおば様たちはだんだん遅れて、先頭を行っていた一人のおじ様がいなかったら、私たちはかなり不安になったと思う。 -
アルトマルクト広場のクリスマスマーケット。
写真でおなじみの風景。
ドイツのクリスマスマーケットというと、ここの写真が出ていることが多いですね。
階段はきつかったけど、来て良かったと、しみじみ思う。
写真は暗いですが、実際はもっと明るくキラキラしています。 -
塔の上は風が強くて大変でしたが、街中が見渡せ苦労して上ってきたかいがあります。
しか〜し、降りるのも意外に大変で、降りた後教会のイスに座って、しばらく休んでしまいました。
体力の無さを感じた瞬間でした(T_T) -
アルトマルクト広場
正面の建物は、アルトマルクトギャラリー -
アルトマルクトギャラリー
アルトマルクト広場に面しています。 -
アルトマルクトギャラリーは地下にレストランや食料品店、スーパーマーケットなどがあり、便利でした。
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ドレスデン3日め朝
ブリュールのテラス
少々霧雨が降っているのが残念。 -
アウグストゥス橋からアルベルティーヌム方面
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ゼンパーオーパー前には何本かのトラムが通っていますが、広過ぎて停留所がどこにあるのかよくわかりません。
ドレスデンは小さな町でほとんどが徒歩で回れる為、トラムに乗ったのはこの往復だけでした。 -
-
旧東独側の都市は道路が広い!
帰路はこのアウグストゥス橋の西側の橋を渡ったのですが、旧市街方面がまるで絵画のように見えてとても素晴らしい景色でした。
あまりに素敵な景色に見とれていた為、トラムの中から写真を撮り忘れてしまいました。
時間のある方は、ぜひそちらの橋を渡ってみてください。 -
ゼンパーオーパー前からトラムに乗ってアウグストゥス橋を渡り、新市街へ。
金のアウグスト強王の像 -
アウグスト王の像の隣になぜかプラム人形(笑)
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自転車の信号機
日本にもあればいいな…無理か・・・ -
新市街アルベルト広場でトラムを乗り換えました。
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世界一美しいと言われる牛乳屋さん「モルケライ・ブフント」
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旧市街から市電で来てPulsnitzer Str・で降りると、左前方にあります。
中は装飾タイルがとてもきれいですが、写真撮影は禁止。
1ユーロで牛乳を飲みましたが、味はごく普通でした。
乳製品を売っているのでおみやげになりそうですが、日本での知名度がないのでもらっても感激性がないのと、これからまだ先があるので、買いませんでした。 -
店の少し先に観光バスが停まっていました。
日本人は見かけませんでしたが、店内は混雑していました。
帰りは11番のトラムに乗ると旧市内へ回り込むような路線になるので、楽しいです。 -
旧市街にもどって、ドレスデン城の歴史的緑の丸天井見学。
ネットで予約していきました。(1人19.5ユーロ、2枚で日本円4235円でした)
ザクセン選帝候国は、規模も財力もプロイセン王国には到底及ばなかったけど、プロイセンの兵隊王が軍人養成につぎ込んだ分だけ、アウグスト強王は財宝を集めた…とのこと
今、アジアからこんな私が訪れ、素晴らしい財宝の数々を堪能できるのもアウグスト強王のおかげなんですねぇ・・・
警備は厳しく、好きで預けた訳じゃないのに、クロークでは0.5ユーロ取られた。仕方ないか・・・ -
ドレスデン城入口。
あまりに小さいので、何度も前を行き来していたのに、気づかない程でした。 -
ドレスデン城入口
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本日の昼食
ホットビールがあったので、飲んでみました。
美味しい!!
苦味もなく、飲みやすい!また、飲みたい! -
行列していたパン
かなりずっしりです。 -
何度通っても感慨深いフラウエン教会
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アルベルティーヌム。
ノイエマイスター絵画館ですが、アルテマイスターを見てしまっているので、あまり感激性はありませんでした。
広い -
一階は彫刻展示室。
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文化宮殿
壁画に、東ドイツだったのね・・・・と、感じさせられる。 -
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文化宮殿側から見た、アルトマルクト広場と聖十字架教会。
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ゼンパーオーパーのほうから見たカトリック旧宮廷教会?ケンピンスキーホテル?
思い出せないので、間違っているかも・・・ -
夜のゼンパーオーパー
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ゼンパーオーパー内
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オペラ「ヘンゼルとグレーテル」を上演。
しかし、今回つくづく、私はオペラには向かない・・・と実感させられました(T_T) 今頃!?って感じですが・・・
ヘンゼルとグレーテルでさえ、後半寝てしまった・・・ -
ネットで予約しました。
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終演後は歩いて帰りました。
安全な街で、危険さは全く感じませんでした。 -
4日め
フラガー通りを駅に向かって。
さすがに朝はマーケットは開いていません。
左側カールスタッド -
朝のフラーガ―通り
-
ドレスデン中央駅にも悲しい歴史があるようです。
フラウエン教会と同じ1945年2月13日夜から翌日未明にかけて、東から逃げてきていた学童や女性たちを満載した列車、ベルリンから逃れてきた人々を乗せた列車が立ち往生しているところに連合軍による大空襲があったようです。
ドレスデンの戦後の歴史を読んでいると(少しですが)、ドイツ国民の被害がいかに大きかったか、胸を締め付けられます。 -
素晴らしい街だったドレスデンを後に、プラハへ向かいます。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 空飛犬quillさん 2012/10/29 08:15:48
- さっそくありがとうございます。
- mahaさん
おはようございます。
早速の投稿ありがとうございます。
益々ドレスデンが身近に感じられました。
私たちも今回の食事は、基本クリスマスマーケットでと考えています。
でも、寒そうなので外ばかりという訳にはいかないでしょうね。
どのタイミングで暖も兼てレストランorカフェに入るかですね。
やっぱりトイレも兼てかな?!
ところで、我が家が旅行中は近所の犬仲間にsalaの面倒を見ていただいています。
逆にご近所さんが旅行される時は我が家でワンコの面倒を見るといった具合です。
salaも何とか理解してくれているようです。ペットホテルにお願いするとどうしても運動不足になりがちですし、salaも仲間のところのほうがやや安心しているような気がします。
実は今週の木曜からちょっくら台北に行くのでsalaはその時黒ラブ2頭の家にお泊り保育です。
12月のドイツ行の時はイングリッシュ・コッカースパニエルの家にお泊り保育、といった感じで都合のいい人が面倒を見るシステムですから、安心です。お互い様ですからねえ。
ご近所で助け合うことができているので幸せです。
空飛犬quill
- mahaさん からの返信 2012/10/31 11:10:50
- 行ってらっしゃい
- 空飛犬quillさん
ご近所でお留守番犬の面倒を見合うのは良いですね(^^)v
うらやましい助け合いです。
クリスマスマーケット巡りではランチはレストラン、夕食はクリスマスマーケットでという計画でしたが、ドレスデンではつい機会を逃してしまって、一回しかレストランに入りませんでした。私たちは午後に一度ホテルに戻って昼寝をするので(旅行中に疲れを残すと帰国後の仕事がつらいという理由をつけて)カフェに入る機会もなく、ほとんどクリスマスマーケットでの食事でしたが、様々な店があるので、飽きませんでした。
昨年は暖かかったので、夜でも楽でした。
木曜日から台北ですか?!
私も11月22日から台北に行く予定です。
ツアーなので自由はきかないと思い、何も調べていません(^_^;)
帰国後台北の旅行記をアップしていただき、拝見させていただくことを楽しみにしております。
気を付けていってらっしゃいませ。
maha
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