2011/11/26 - 2011/12/04
1041位(同エリア4515件中)
mahaさん
旧東欧の国々は行ってみたい気持ちと、どこか遠い遠いところのような気がして、行くのをためらっていました。
今回ベルリン、ドレスデン…と、旧東独だったところへ行くことになり、ならばプラハは近い…と行くことにしました。チェコ人の狂言師オンジェさんが日本で活躍なさっていることも、プラハへの旅の後押しになりました。
冬の枯れた寒い景色の中でも、暖かな人々を感じた旅になりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ドレスデンからプラハへはDBのHPから、予約しました(2人で38ユーロと予約料金5ユーロ)
2時間ほどの旅程とはいえ、一応国境を超えるので。
ただ、必要はなかった位、空いていました。 -
車窓から見えるエルベ川
夏だと良いのでしょうが、冬は物悲しい。
ドレスデンからだと進行方向左側がエルベ川で、並走していきます。 -
着いた!初プラハ!
心躍ります!
プラハ本駅 -
プラハ本駅は意外と近代的でした。
レートが悪いのは知っていましたが、100ユーロ両替しました。 -
ホテルまでどのように行こうというのが、悩みでした。
旅行書には、タクシーはぼられるので、乗らないほうがいいと書いてあるし、地下鉄は大きな荷物はダメ…と書いてある。
どうしたらいいの〜と切符の販売機の前で迷っていたら、そのホテルなら歩いて行ったって大したことはないよ、節約のためにもなるし歩いていけば?・・・と教えてくれました。節約にもなるという言い方で教えてもらったのは初めてでした。チェコの方たちって堅実なんですねぇ -
プラハ・マサリク駅
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マサリク駅のほうから見たアールデコインペリアルホテル
一階角が、カフェインペリアル -
アールデコインペリアルホテル
プラハ本駅からはマサリク駅を通り越して徒歩で15分ほど。
トラムの通り沿いにありますが、音は気になりません。
ツイン2泊で30450円でした。
部屋での心残り一つ…毎日夜7時から始まる「ヴェチェルニ−チェク」という長寿アニメを見られなかったこと(当たり前だ。その時間は外でうろついていた)
もしかしたら、もう終了している番組かもしれませんが、1965年からやっていて、「ドブリ―・ヴェチェル!」と新聞配達の男の子が丁寧にお辞儀をして始まるのだとか…
いい年して〜と言われそうですが、見たかった(T_T) -
写ってはいませんが左下のところに靴磨き機があって、毎日汚れたブーツがきれいにできたので、助かりました。
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朝食は一階にあるカフェ・インぺリアルで。
内容は非常に充実していました。
(翌朝の写真です) -
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早速街へ出ます。
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市民会館と火薬塔
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お昼を市民会館で食べることにしました。
地下のお店に入る予定だったのですが、間違えて一階のレストランに入ってしまいました。美味しかったからいいや・・・・
まずはチェコビール…美味しい… -
天井が高くてゆったり
窓の外は共和国広場。
中国人のツアー客が多く通り過ぎていく。 -
初めて食べるチェコ料理。
なかなかに美味しいです。
これは本日のランチの一品
クネドリーキ、どうせ蒸しパンのようなものでしょ…と、侮っていましたが、どうして、どうしておいしいです。
柔らかく、しっとりしています。 -
右の建物は市民会館。
その左隣は火薬塔
塔の高さは65m -
火薬塔から旧市街広場へ続くツェレトゥナ―通り
両側はお土産屋さんなどのショップが並んでいる。 -
旧市街広場
-
ティーン教会。
正式な名前は「ティーン(税関)の前の聖母マリア教会」
反カトリック系であるフス派穏健派の拠点になっていたが、「ピーラーホラの戦い」以降プラハのカトリック化が進められて、ティーン教会もカトリック教会にされてしまった。そのことに抗議した反カトリックの市民は、もともとティーン教会のものだった教会前の土地に建物を建てて抵抗した。
その為、教会へ行くには建物(現在はレストラン)の中を通らなければならない・・・のだとか。 -
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聖ミクラーシュ教会
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天文時計
からくりが複雑で短いので、動くところはあえて見ませんでした。 -
天文時計前からカレル橋方面へ。
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ヴルタヴァ川をはさんで、遠くにプラハ城 -
旧市街橋塔
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この塔の向こう側がカレル橋
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カレル橋
1406年に完成してから1度も架け替え工事が行なわれていない・・ということにびっくり!
それ以前にユーディット橋という橋があったが、新しい橋を頑丈に作るため、卵白を混ぜたモルタルを使うことにした。これには大量の卵が必要であり、ボヘミア中から卵がプラハに運ばれてきた。
ヴェルヴァリという町の人々も荷車に卵を積んでやってきたが、途中で卵が割れるのを恐れて、ゆで卵にして持ってきた。
この為、ヴェルヴァリは長いことボヘミア中の笑いものになったという・・・。
カレル橋、卵白が使われているのかぁ…ぴんとこない。 -
主だった像は触っていく人が多い
-
ヴルタ川の中州、カンパ
カレル橋から下りた広場、ナ・カンピエ
マラー・ストラナとの間にはチェルトフカ(小悪魔)と呼ばれる水路が流れる。
奥の黒いのが水車
ブルタ川が氾濫するのは水車に住むこの小悪魔の仕業と言われていたそうな… -
プラハを守る伝説の騎士「ブルンツヴィーク」
プラハの街が襲われると、山の地下に隠れている彼の軍隊「ブラニ−ク」を呼び寄せて敵と戦うという。
プラハ市民にとっては大切な騎士なのに、この立ち位置は可哀相・・・
橋からちょっと下がっているので、見落としそうになっちゃったもの… -
旧市街に戻ってきた。
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ちょっとセクシーな彼女。
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少し暗くなってきたので、きれいになってきた旧市街広場のクリスマスマーケット。
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ちょっと時間があったので、カレル通りに面した「王の道のマリオネット劇場」で、人形劇を見ることにしました。
両替をあまりしなかったので、どうしようかと迷ったら、ユーロでもOKと言われ、2人で40ユーロ+30コルナでした。 -
狭い階段を上って行った二階が劇場になっていました。
中途半端な時間だったせいかもしれませんが、観客は10人ほどでした。 -
ドン・ジョバンニを見たのですが、動きが単調で、途中でふっと眠気が襲ってくるのを堪えるのが大変でした(>_<)
国立マリオネット劇場のほうが、よかったかなと選択誤りを少々後悔。 -
外へ出ると楽しいクリスマスマーケットが始まってました。
ドレスデンの華やかなクリスマスマーケットと比べると質素です。
全体的に暗いです。 -
トゥルデルニ−ク
ちょっと甘〜い香りが漂っている。
焼き立て、暖かくて甘くて、ほっとする。 -
トゥルデルニ−クはサクサクと甘いパンのような感じ
一個50コルナでした。お気に入りです。 -
名前わからず。
ジャガイモの炒め物145コルナ
我が家では主人がジャガイモ嫌いな為じゃがいも料理をすることがないので(T_T)、外だとこうして思う存分ジャガイモ料理が食べられます(^^)v -
クリスマスマーケットのワイン
ドイツと違って、プラスチックのカップなので、味気ない。
一杯45コルナ -
ヴァ―ツラフ広場
正面が、国立博物館 -
ナ・プシ−コピェ通り
両サイドにお店が連なっていますが、暗いですね。
治安は良いです -
プラハ二日め。
アールデコインペリアルホテル前を走るトラム
ホテルから停留所までは微妙な距離がありましたが、3,24番はホテル前を曲がってマサリク駅前を通りヴァ―ツラフ広場を通るので、利用価値がありました。
ホテルのコンシェルジュのところ(だったかな)で一日フリーパス券を買って、プラハ城へ出かけます。 -
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トラム22番でプラハ城へやってきました。
チケットは入口左のチケット売り場で、カード使えました。 -
第二の中庭
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交代してきたのかな・・・
この衛兵はチェコでもかなり人気があるらしく、近年は女性の応募もあり、実際に数名女性がいるとか。
会いたかったけど、今回は任務に就いていなかった。 -
聖ヴィート大聖堂
楽しみに来たのに、今日は閉まっていました。
明日また来よう。 -
第3の中庭にあったクリッペ
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旧王宮
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梁が肋骨状の模様になっているヴラディスラフホール
今でもここで大統領選挙が行われているそうですが、修理中立ち入り禁止で、残念でした。 -
黄金の小道
小さなお土産物屋さんや、展示室などがありました。
カフカはわずか半年ほどしか通ってなかったのに、今ではここの一番の売り・・・ -
聖イジ―教会
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聖ヴィート大聖堂裏側
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プラハ城正門での衛兵の交代式
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マラー・ストラナ方面の眺め
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帰りは正門を背に階段を下りていきます。
眺めがいいですが、登ってくるのは大変そうでした。 -
プラハ城を下りたところにある地下鉄A線の駅。名前わからず。
一見したら、とても地下鉄の駅とはわかりません。 -
昼食は、ウ・メドヴィードク
トラムの道から一歩横にそれたところにありました。 -
店内
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チェコのビールはとっても美味しい!
あまりに美味しくて、料理が来る前に飲み終えてしまい、もう一杯飲もうかな、どうしようかな…と迷っていたら、頼む前に持ってこられてしまった。
断るのも悪いから…という理由をつけて、2杯目も飲み干してしまった。 -
-
店内
トイレットに行く途中ビールのタンクがありましたが、さすがにカメラは携帯していなかったので、写せず。 -
辛そうですね・・・
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ユダヤ人地区。カフカの像
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チェコ語、世界で最も発音の難しい言語と言われているそうな。
チェコ語とスロバキア語は非常に似ているので、お互いの言語で会話をしても約80%は理解しあえる。ということは、チェコスロバキアだった当時20%は理解できなかったってこと?
「rの上に・」の発音はチェコ語を母国語とする人でも発音が難しく、現地の小学校では、この発音ができない子供たちは特別授業を受けることになっているらしい・・・う〜ん 苦労してるのねェ・・・ -
地下鉄はかなり深いです。
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国立博物館とヴァ―ツラフの騎馬像
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地下鉄C線ムゼウム駅を出たところにある聖ヴァ―ツラフの騎馬像
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地下鉄ムゼウム駅入口。
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ヴァ―ツラフ広場という名前ですが、広場というよりは大通りです。
ムゼウム駅からムステク駅方面までは下り坂になっています。 -
プラハの春で犠牲になった両ヤンさんを偲ぶ記念碑。
このような多大な犠牲の上に今のチェコがある。 -
ホテルの近くのスーパーマーケットで、主婦目線になる。
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共和国広場(だったと思う)
ここにもクリスマスマーケットが少し出ていましたが、終わるのが早い -
夜のカレル橋。
かなりの数の物乞いがいて、胸が痛くなりました。
皆座っているのではなく伏していて顔はわかりませんが、雨も降ってきた寒空の中、犬を連れた物乞いもいました。
チェコの社会保障制度を知らないので、何とも言えませんが、見ていてつらいです。 -
旅行中ずっとクリスマスマーケットでの夕食だったので、最後の夜だけは暖かい屋根の下で食べようと、ワインレストランに来ました。
探していたところとは店が代わっていてウロウロ探しましたが、めんどくさくなってエイっと入ってしまいました。 -
お腹が空いていなかったので、チーズフライとワインだけ。
何処で食べてもチーズフライは美味しいですね。 -
最後の夜のクリスマスマーケットを楽しみつつ、ホテルに戻りましたが、私がジャケットを先ほどのワインレストランに忘れてきたことが判明!!!
急いで取りに戻り、事なきを得ましたが、帰路、道を一本間違えた為にホテルからどんどん遠ざかってしまい、危うく遭難しかかりました(';')
旧市街は細い道がくしゃくしゃしていて、夜は間違えないようにしないといけません。
ただ、女性が一人で歩いていても怖さは感じなかったので、治安は悪くないということでしょうね。 -
プラハ3日め朝。
昨日入れなかった聖ヴィート大聖堂の見学のため、プラハ城を再び訪れました。
勿論22番のトラムで。
このトラム、狭いぎりぎりの道路や建物の下をくぐったり、楽しいです。 -
チェコの総本山なので、大聖堂
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ムハのステンドグラスが美しい
入口までは無料で入れますが、ムハのステンドグラス正面へは別の料金になります。
居合わせた日本のツアーの方々は、時間がないからここで…と、中には入らないようでしたが、中が素敵なのに…とちょっとお気の毒でした。 -
ムハの作品「聖キリルと聖メトヴィウス」は約4万枚のガラス片を使用しているとか…
-
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空港へ行くまでにほんの少し時間がありました。
どうしても最後のチェコビールが飲みたくて、ウ・フレクーに寄りました。 -
午前中からビールは旅行の楽しみ。
最終日なので、空港まで行くお金を残したら、現金がほとんどないのに、カードで支払えばいいや・・・と。
本当は10ユーロ以上じゃないとカードは使えないらしいのですが、現金ないの〜と言ったら、OKしてくれた。
帰国してカードの請求が来て、600円程の金額だったので驚いた。
本当に申し訳なかったです。ごめんなさい。
ウ・フレクーのお兄さん、そして他のチェコの方々、みなさん本当にいい方々でした。わがまま言ってすみません -
-
プラハ本駅3階
年代を感じさせられます。 -
本駅裏側
-
ここから空港行きのバスに乗ります。
-
プラハ・ルズィニェ国際空港
-
首都の空港とは思えないほどローカルです。
-
チェコ航空
日本の空港では見られないので、一枚・・・ -
ドバイ経由で、帰ってきました。
ベルリン、ドレスデン、プラハ、駆け足だったので一面しかわからなかったけど、とてもとても素敵な素晴らしい街でした。
ぜひ再訪したいと、心から思わされました。
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この旅行記へのコメント (3)
-
- わんぱく大将さん 2013/02/12 10:42:42
- 大好きなチェコ
- mahaさん
いいでしょう?チェコ。私も好きで、同じ年に3回も行ってしまいました。
その割には食事はしてないのです。
1回目は、ブタペストから列車で。2日目はロンドンから直に(ロンドンにいましたので)、その時はチェコ航空で。機内食が、もう、何十年前かの食事と言う感じの、質素なものでした。 3日目はイ―ジジェットですかね。
あっ、後になりましたが、温泉の見ていただいて有難うございます。
週末は田舎にカーニバルを見に行っとりました。
大将
- mahaさん からの返信 2013/02/13 12:05:39
- RE: 大好きなチェコ
- 大将さん こんにちわ
メールと投票、ありがとうございました。
チェコ、素朴な素敵な国でいいですねぇ・・・
昨秋から狂言師の茂山宗彦さんが留学(?)なさっていて、私も現地で狂言など見てみたいと再訪を願っていたのですが、なかなか難しそうです(T_T)
1年に何度も訪れられる大将さんが、うらやましい限りです。
お料理もおいしかったのですが、チェコビールのおいしさの記憶のほうが勝っていて、チェコ=ビールです(笑)
ワインについては、大分以前にグラナダで樽からついでくれたトロッとしたワインが未だに人生ナンバーワンですが・・・
BCN近郊の村々も素朴で美しいところがたくさんあるようですね・・・
優しい物語を読むように拝見し、心がふっと温まる・・そんな時間を過ごさせていただきました。
雨で1週間遅らせたらお祭りに出会った…とおっしゃっていましたが、私はその雲にイタリアで出会ってしまいました。しかも、雷まで連れて…
また旅行記にお邪魔させていただきたいと思っています。
ありがとうございました
maha
-
- 空飛犬quillさん 2012/11/23 15:29:12
- ありがとうございます
- mahaさん
こんにちわ。
プラハまで仕上げていただきありがとうございます。
今頃は台北ですよね。
私たちもプラハは「アールデコインペリアル」に宿泊するんですよ。
奥様が「カフェへ行かなくっちゃ」と張り切っていましたが、朝食がカフェでいただけるなら改めて行くことはないですかねえ。
これからクリスマスマルクト行きスケジュールを完成させます。
それではまた。
空飛犬quill
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