2011/12/30 - 2012/01/02
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harihariさん
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2011年12月。
毎年恒例となった温泉で過ごすお正月。しかも旅館は名建築。
今年は山形県白布温泉・西屋旅館です。
温泉に入って、美味しいものを食べて、お酒を飲んで寝たいときに寝て。
目が覚めると温泉に入って、雪で遊んで、美味しいものを食べて。
1日目と2日目のブログです。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
12月30日 14:00過ぎ。
東京から山形新幹線「つばさ」で米沢駅に到着。
大阪からはほぼ6時間。 -
凍てつく空気。刺すような寒さ。降り注ぐ雪。
初めての山形県にテンションも上がって。 -
ホームには米沢牛の置物。
人が通ると鳴き声をあげる仕掛けになっています。 -
とりあえず、昼ごはんをまだ食べてなかったので、駅の立ち食い蕎麦を。
きのこたっぷりの「きのこそば」。
うん、暖まった。 -
米沢駅からはバスに乗ります。
バスの発車時刻までには時間があったので、雪が降ってなければ駅前を散策したりもしたかったけど、今回は断念。 -
バスからの車窓。
建物は、国宝・上杉家文書や狩野永徳筆の洛中洛外図屏風を所像する上杉博物館。
別の機会に、ゆっくりと訪れてみたいと思います。 -
市街を少しずつ離れていくと、次第に雪深くなって。
-
バスは山へ山へと登っていきます。
-
乗ること50分。
白布温泉バス停で下車。 -
バス停のすぐ前が、僕たちの宿・西屋旅館です。
夕闇の迫る山中の温泉宿に、オレンジの明かりが暖かく迎えてくれる。
16:30 チェックイン。 -
館内の廊下は、籐のゴザに赤いじゅうたんで、スリッパがなくても十分に清潔で温かい。
何より、木の温もりに心がほっこりします。 -
ここが、今日から3日間お世話になる部屋、「吾妻の間」。
10畳プラス踏み込みも縁側もあって、二人には十分な大きさ。 -
部屋の窓から。冬の夕刻は、分単位で暗くなっていきます。
-
部屋で一息ついてから、早速温泉に。
硫黄の香りと温泉の湿っぽい熱気が伝わってくる、寒い廊下を歩いて。 -
男湯と女湯は別々。館内には別に家族風呂もあります。
浴槽は4人ぐらいまでなら、圧迫感を感じないくらいの広さ。
いかにも温泉という匂いと、無色透明の湯に舞う湯の花。
お湯はかなり熱め。屋根はあるものの、天井からは雪が舞い込んでくる。
そして何より、カランやシャワーがなく、桶で湯船のお湯を掬って体も頭も洗います。
最高の雰囲気を持つ山の出湯。 -
お風呂から出ると、外はすっかり真っ暗に。
温泉の満足感と、夕食の期待とで頬が緩みっぱなし。 -
夕食。
食前酒は高畠ワイン。
食前酒ということですが、普通のグラスワイン1杯分ぐらいはあります。 -
先附。
鮭、イクラ、鴨ロース、帆立。
どれも、ワインに合うものばかり。 -
あん肝。
初めて食べましたが、非常にパンチの効いた味わい。
これも間違いなく、お酒と一緒に食べると最高。 -
お造りは、海老と鮪と鰤。
今は鰤が美味しい季節。 -
鮭のバター焼。
日本海から遡上する鮭も、この時期の恵み。 -
そしてメイン料理は米沢牛のしゃぶしゃぶ。
お肉の量の多さに驚き。実際、食べても食べても減らなかった… -
とにかく美味しい。
お腹は一杯なのに、まだまだ食べたくなる。 -
〆は山形の美味しいお米とお漬物。
そして… -
舞茸の香りが最高の土瓶蒸し。
舞茸ってこんなにいい香りだったんだと、改めて感動。 -
デザート。フルーツとチーズケーキ。
もう食べられません…。 -
食後、腹ごなしの散歩から帰って。廊下を歩くと、いくつかの部屋からは年末のテレビ番組の音声が漏れ聞こえてきたり。
さらに、炬燵の中でひと眠りした後、深夜の温泉に入って。
AM 1:00頃就寝。 -
12月31日、大晦日。
AM 7:00起床。 -
木造の窓枠にも雪が積もって。
夜の間に冷え切った体は、熱〜い温泉で暖まるのが一番。
湯船に浸かりながら、な〜んにも考えない、至福の時間。 -
朝食。
納豆や鮭、梅干しなどのおかず少量ずつ大皿に乗っているので、何となく嬉しくなります。 -
お味噌汁は、鍋で暖めながら。
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サラダと煮物、お櫃に入ったごはん。
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そして粟善哉。
素朴な味わいが美味しい朝ごはん。 -
朝食、夕食ともに新館のお食事処で。
ここは床暖房完備なので、食事中もとても快適。 -
僕たちの部屋の入口。
この向こうが10畳の間。 -
昭和初期に建てられた本館は、当時の木造建築の良さを残しながら、モダンな感じにアレンジされているようです。
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1階には、囲炉裏の間もあったりして。
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西屋旅館の母屋は、築200年は経過する茅葺き屋根の建物。
屋根の茅は葺き替えられているのでしょうが、建物自体は江戸時代のもの。 -
それでは、温泉街の散策へ。
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宿によっては、自前の除雪車を持っているようです。
滞在中、たびたび除雪作業を見ましたが、それもう大変な作業です。 -
この山の雪は、湿り気を含んだ独特のパウダースノウ。
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一面の雪は、どこを切り取っても絵になる風景で。
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青空の下の雪山は、見飽きることのない美しい景色。
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こんな場所に小学校の分校が。
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今は冬休みですが、すぐに3学期が始まります。
全校生徒数1500人の小学校で育った僕には、この環境での小学校生活というものが信じられない思いです。 -
この日は終始太陽が出ていたので、実際の気温よりはポカポカと感じます。
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雪の結晶がキラキラ光るのも見えて。
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「スリップ注意」「なだれ注意」「落石注意」。
この道を通る時は、いろんなものに注意しなきゃいけない。 -
お昼ごはんは、宿のスタッフさんに教えてもらった「吾妻軒」というお店。
そば処となっていますが、おススメは「醤油ラーメン」と「味噌ラーメン」だそうで。 -
今日は醤油ラーメンにしてみました。
あっさりスープに縮れ麺。いわゆる米沢ラーメン。
近所にあったら、週一で通いたいぐらい気に入りました。 -
食事を終えて店を出たら、雪がちらついてきたので、ひとまず宿に帰って。
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ロビーはストーブと囲炉裏で温められているので、なんだか居心地のいい場所です。
火箸があれば、灰で遊ぶんだけどな… -
部屋の欄間は、花や風景の透かし彫り。
お腹も一杯になったところで、ゴロリと横になって昼寝。
予定も何もないので、寝たい時に寝られるという幸せ。 -
日も暮れかかる頃、昼寝から目が覚めて。
目ざましに周囲をぶらりと散歩。 -
気温も下がって、痛いほどの冷たい空気。
宿の玄関前には、新たな旅人を迎えるための明かりが灯されています。 -
雪と蝋燭で幻想的な演出も。
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宿の全景と夕暮れにかかる月。
空気も景色も最高に澄んでいて気持ちいい。 -
玄関の上、右側の窓の開いている部屋が僕たちの部屋。
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夕食前に温泉に入って、体も気持ちもポカポカ。
食前酒は高畠ワインのミニボトルを1本。 -
今日は日本酒を飲みたかったので、ワインはお土産に持って帰ることに。
今晩のお酒は、東光の濁り酒。香りの芳醇な甘口のお酒。 -
先附。蟹の足、手長エビ、貝、白子豆腐。
初めて食べた白子豆腐は、日本酒にピッタリ。 -
白魚をカクテルグラスで。
イクラ、飛子のプチプチ感と白魚のツルツルした食感が楽しい。 -
車海老の塩焼き。
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ホタテ、野菜のバター焼き。
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メイン料理は米沢牛のすき焼き。
この日もお肉がたっぷり。 -
この地方のすき焼きは、野菜もお肉も一緒に味噌ベースのたれで煮るような感じ。
それがまた美味しくて。
お肉がいくらでも食べられる。 -
この日は〆のご飯の他に、年越し蕎麦も出てきました。
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デザートのパイナップルで、もうお腹一杯。
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テレビも見ないで、本を読んだり、ぼーっと夜の雪景色を見たりしながら静かな大晦日の夜を過ごして。
あるいは酔いに任せて、うとうとしたり。
目が覚めたのは11時40分。
歌番組やお笑い番組が漏れ聞こえる廊下をそっと歩いて、ひと際寒くて薄暗いお風呂棟へ。
浴場には僕一人。熱いお風呂に身を沈めて、お湯の打つ音を聞きながら新年の瞬間を迎えました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- さすらいの食いしんぼうさん 2012/01/21 07:37:47
- ほっこり温まる旅行記ですね。
- harihariさん、
雪景色、ほんのりと宿の灯り、あがる湯煙、建物のみごとなしつらえ、そして美味しそうな料理。情緒たっぷりの旅行記にボクも芯から温まりました。日本旅館の真髄がここにありますね。
そんなよさが理解できるharihariさん、素敵です。ポチッと一票。そして他の旅行記もこれからゆっくり読ませていただきます。
さすらいの食いしんぼうより
- harihariさん からの返信 2012/01/26 21:48:15
- RE: ほっこり温まる旅行記ですね。
- 渡月庵に続いて、返信いたします。
お湯良し、景色良し、料理良し、建物良しの、さすらいの食いしんぼうさんの言うとおり、日本旅館の真髄を味わえる旅館のひとつだと思います。
こんな旅館をひとつでも多く訪れたいものですね。
ありがとうございました。
では。
harihari
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