アジアハイウェイの源流を訪ねて（１３８)アランヤプラテートでの夜。

2010/12/24 - 2011/01/08

タイの小さな地方都市の夜は大体似たようなもので、日本のように居酒屋がある訳でもなし、飲み屋がある訳でなく、ナイトマーケットの一筋の通りだけが煌々と明るく賑やかなものの、ちょっと外れるともう道路の街灯しか点いていない、という、全くの夜の世界になる。

ここアランヤプラテートも同じ状況で、日本で言うスナックやらカラオケやらの看板はどこにも見当たらず、もう８時を過ぎれば通りからも人がいなくなる、といった、夜は何もない町、になる。それでも街灯は明るくついていて、飲み屋ではない普通の商売や薬局などには人もいて、人々の生活を多少は知ることもできる。

中でも目を引いたには「ＫＡＮＧＺＥＮ−ＫＥＮＫＯ」という健康食品を売るのか、健康具又はトレーニングジムなのか、日本語の「健康」を使って宣伝していることであり、この「完全健康」というのが一体どんな会社で、何を商売にしているのか分からないのだが、こんな地方の都市にまで日本語の威力、というか、影響力が及んでいることに多少は誇らしくも想ったりした。

兎も角９時を過ぎたらもう人通りも殆ど絶え、飲み食いするような場所もなく、早々とホテルに引き上げ、画像の悪いテレビを見ながら、余り勉強にもならないタイ語の勉強をテレビ相手にトライしたりし、夜を過ごした。

エリア アランヤプラテート(タイ)

• 旅行の満足度: 4.0

燃えるような夕焼けではないが、この町にも陽が落ちて行く。

食後の町歩き。再びタイ語の勉強です。「ล.การจ้าง」？
最初は何のことか分からなかったが、後で調べると「ล.はลิตร」、「ライター」のこと。「การจ้าง」が「仕事、採用」だから、「仕事に火をつける」→「仕事があるよ」って言った意味か・・

ビールの代わりに食後のジュース。いろんな種類の絞りたてジュースが売られている。

大体どれも１５Ｂから１０Ｂ．この中で知っているのはありますか？　
สัปรด （สับปะรด）、サッパロット、パイナップルなどもありますね。
แครอท（ケロート）、ニンジンが１５Ｂで高いですね。当方は１０Ｂのカボチャにしました。

ジュースの他にもいろいろな飲料水を売っている。この町はビールよりも健康飲料。健康的だ。「ประหยัด」（プラヤット）、「安いよ！」の文字があちこちに見えます。

ああ、本当に健康的なんだ。日本語の「完全健康」なんて店もある。

医者か薬局は遅くまで人の出入りが絶えない。

営業時間が書いてある。普通の日（ウイークデー）は朝の７：３０〜１０時まで。昼の時間は１２時から１時。夜は６時から８時までとなっている。
休日、土日も開いていて、土日休は９時から１２時までと、６時から８時までの２部制。

人の採用なのか、スポーツクラブの会費なのか、こんな看板もあった。１か月、最低でも８０００Ｂ，約２，４万円！