2011/11/25 - 2011/11/26
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トミー姫かあちゃんさん
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11月になり、台北滞在も早3ヶ月を過ぎた頃でした。緊張しすぎの時期も過ぎ、だいたいの勝手も分かってきて、言葉にもそれなりに慣れて、季節も雨が降りがちで涼しくなってきたせいか、家族全員で少し体調を崩してしまいました。そろそろ気分を変えたいし、温泉でも浸かってまったりしたいな・・・なんて。昨2010年12月にオープンした加賀屋が気になっていたので、思い切って泊まってみることにしました。新北投温泉は、台北市内(中心部から見れば、郊外ですが。)にあり、MRT淡水線で、拠点とする中山站からは30分ほど。チェブちゃんにも負担をかけずにお出かけしてきました!
硫黄の香りが箱根を思わせ、地熱谷の碧さに感動し、北投公園周辺をお散歩し、温泉でまったり。日頃、チェブちゃんの日増しに増す重みに耐えて、慢性関節痛に悩む私たちにはもってこいの泉質。過剰なまでの和なおもてなしと、完璧で豪華な和食に舌鼓。久し振りの温泉は私達家族を癒してくれました。1泊2日の滞在記録です。
・交通)MRT淡水線「中山」站→「北投」站→新北投線「新北投」站
(通過駅:雙連-民権西路-圓山-劍潭-士林-芝山-明徳-石牌-淇哩岸-奇岩)※悠遊カードを使用。本当に30分ほどで到着。
・宿泊)日勝生加賀屋國際温泉飯店(RADIUM KAGAYA)標準套房A公園/スタンダードパークビュー指定 \58,820-
・観光)地熱谷、北投温泉博物館、禅園内の茶藝館
・番外編)台北牛乳大王(松江店)ランチ
☆天気:くもり
☆台北滞在の背景:夫の仕事の都合で、1歳になりたての赤ちゃんを連れ、台北に半年だけ滞在中の我が家。「半年だけ」と決まっていることと、急だったこと、社内初台湾出張者ということで、勤務先の扱いが微妙で家賃以外の手当てはほとんどナシ、妻子の旅費・生活費は当然自腹。そして、短期だったため現地口座開設が認められなかったため、お給料が全く入ってこないという状況で、金銭的には「か・な・り」厳しいはずの今回の滞在。。。(携帯電話すら支給されず!)ですが、せっかく行ってみたかった台湾!楽しめるだけ楽しみたいです!!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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チェックインできるのは3時からなので、幼児連れでは日帰り温泉巡りも難しいだろうと、のんびりと出かけることに。ご近所の「台北牛乳大王」にてランチしてからの移動に。
「水果三明治(フルーツサンド)」をキウイジュースとセットにして120元。チェブちゃんとシェアします。フルーツサンドなので赤い具は、苺かと思っていたら、(台湾ではフルーツ扱いでよくあることだけど)トマトでした!キウイ+トマト+ゆで卵。キウイをキュウリにしたら、普通のサンドイッチだな〜などと思いつつも、素朴で美味しい。何と言っても、チェブちゃんには食べさせやすい具なのです。 -
夫のオーダーは「和風鮭魚炒飯」を木瓜(パパイヤ)牛乳とセットで150元也。
こちらもチェブちゃんにお裾分けするつもりで頼んでいました。鮭の炒飯にキウイの飾付けが思いもよらず、斬新!
チェブちゃんはキウイも大好きなので、全く問題無し! -
せっかく平日だったので、玉山銀行にて来月分の家賃の振込みをしてから移動しました。チェブちゃんのために可愛いシールをくださいました。シールペタペタが最近の流行なので、相当嬉しかったみたい。夫と私は玉山のこのキャラクターが好き。
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中山站で淡水線を待っていたら、反対側のホームにブラウン珈琲柄のイケてる車両が入ってきました。うおお〜、写真撮りたい〜〜〜(撮り鉄?)!!!
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こちらが新北投線の車両。
単線だと気付かずに、ちょっと内部の写真を撮ろうとしていたら、すぐにドアが閉まって、北投に引き返すことに。ものすご〜く間抜けな瞬間でした。「なんか私達らしいね〜」という感じ。 -
新北投線の外装がカワイイ☆
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ほら。
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ほら。上手く撮れないのが残念だけど、とにかくカワイイ。
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駅にあった温泉の精(?みたいな・・・)ものの1つ。なんだか暢気な顔だったのが気に入って、パチリ。
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新北投站を出たところ。おっ、街だ。おっ、硫黄の臭いだ〜!
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温泉の河沿いをてくてく。偶然足を乗せたマンホールがら蒸気が出ていて、何となく温かい!「あっ、これ、もしや温泉が流れてる!?」
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緑豊かで、硫黄の臭いはするものの、どことなく市中心部とは異なるのんびり感が癒されます。
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電車にも描かれていた、あの人面木はなんだろう???私は「面白カワイイ!」と思ったのですが、夫は「ちょっと気持ち悪い」って。夫婦でも意見が分かれてしまいました。
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このオシャレな木造の建物は「台北市立図書館(北投分館)」です。2006年11月開館だそうで、比較的新しい建物です。屋根にソーラーパネルが取り付けられていたり、雨水を排水用等に再利用したり、化学薬品を塗布していない(白蟻対策は別)など、環境型。オシャレで、環境にも優しい。こういう建物が増えるといいのにな。
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「北投温泉博物館」です。1日目は、横を通過するだけ。こちらもオシャレ!!1913年築の日本統治時代の公衆浴場を修復したものだとか。この建物を修復して、再利用してくれてありがとう、台湾。
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こちらが本日宿泊予定の加賀屋さんです。2010年12月にデビュー!日本でもけっこうワイドショーに、仲居さんへの日本流のおもてなしの指導の様子が取り上げられていて、興味があったのです。。。でも、まだ石川県の本家にお泊りしたことがないのですけど(-_-;)
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地熱谷、一度見てみたかったのです〜!ちゃんと見たことがなかったような気がするので。
日本統治時代には、台湾八勝十二景の一つだったんですって。青湯という泉質の源泉で、世界中にココと日本の秋田県(玉川温泉)にしかないのです!!湯気がモクモク。硫黄の臭いも思ったほどではないけれど、ツーン。お湯の色にちなんで「玉泉谷」とも呼ばれるそう。「地獄谷」と呼ぶ人も。我が夫は、勝手に「地獄谷」って呼んでました・・・。 -
すごく、すごく綺麗なエメラルドグリーンのお湯に、風に流される白い湯気が美しかったのですが、硫黄の臭いがチェブちゃんにはキツイのではないかと懸念されたのと、カメラのレンズがやられちゃいそうな湿度が気になって、ちゃんと写真が撮れませんでした。残念!でも、心の中には、あの色がちゃーんと残っています。
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さすが源泉。モクモク湯気が絶えません。
北投公園を抜けて、中山路突き当り左側です。意外と目に入りにくい気がしました。 -
都会から30分。そこには、こんなに長閑な景色が。
「都会に近い田舎」それが、私達夫婦の理想の地。 -
ホテルかな、それとも居住用マンションかな?分からないけれど、ちょっと惹かれて・・・。
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河を眺めつつ、ちょっと脚を休めて涼みましょうか?
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歩道が確保されていると、子連れは本当に助かるんです!
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「瀧乃湯」を見つけました!
日本統治時代のままの、有名な温泉銭湯です。泉質も強酸性(硫酸塩泉)の青湯で効果も高いと聞きますが、1歳児にはまだ強すぎるかなと思い、残念ながらパス。家族風呂もあるそうです。
同じく今回は入らなかった北投公園の露天温泉も貴重な青湯だそうです。(新秀閣大飯店も。)子供がもっと大きくなったら、水着持参で公共露天風呂にもトライしてみたいです!! -
加賀屋のロビーにて。チェックインしていたら、傍で尺八の生演奏をしていました。
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公園側の部屋を指定して正解です。だって、
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さっき「いいなあ」と思った景色が下に見えて、ずっと楽しめますもの。
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窓からの景色・2
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窓からの景色・3
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ここがメインの和室です。ハイハイが忙しい子がいると畳は助かるんですよね!
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生け花。
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各お部屋に温泉が付いています。温泉用の蛇口がありました。家族3人でも、まあ入れる広さ。
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完全和室を希望していたのですが、予約でいっぱいで・・・仕方なく和洋室に。ノリがパリパリに効いたお布団で、気持ちいいのですが、動くたびに衣擦れの音がして、チェブちゃんを何度か起こしてしまいました・・・。
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お部屋でウェルカム抹茶と和菓子。んふふー、台北でお抹茶をいただけるなんて♪そろそろ和が恋しかったんです〜。
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チェブちゃん用のカワイイ歯磨き・バスセットをご用意くださって、嬉しかったです!さすがっ!!本当は80サイズの浴衣などもあるようなのですが、他にお客さんが多くて、残念ながらチェブちゃんの初浴衣姿は見られませんでした。おあずけ!
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18時から、旅館に泊まればお楽しみのお夕食!台湾で本格的な会席料理がいただけるなんて!出産などもあって、久し振りで嬉しい贅沢。
食前酒はライチ酒でした。 -
虫かごの中に、こんなに可愛らしいお料理が!
レンコンの素揚げが、とても美味しかったです。そう言えば、こちらに来てからレンコンって食べたことがなかったなあ。 -
箸置きのウサギさんがカワイイ。
箸置きは、自宅でも季節や気分で使い分けたいのですが、意外とお気に入りが見つけられなくて・・・年中、ツバメさんを使っているので、売店でこのウサギさんを探したのですが、売り出していませんでした。 -
松茸の土瓶蒸し。たくさんお汁が入っていて、こんなところで松茸をいただけるなんて!!夫と感動。この辺りで、チェブちゃん用のお粥を炊いて持ってきてくださり、チェブちゃんは、ニンジンや椎茸、白身魚の入ったお粥を自分で食べ始めました。有難いサービス!
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お造りなど。美味しい!稲穂も食べられるらしいけれど、食べませんでした。
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煮物の紅いカボチャが台湾らしい?美味しかったけれど、夫は「ちょっと味付けが濃いかなあ」ですって。
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鮑のステーキ。1人に1つずつ。なのですが・・・私、鮑が苦手で、夫にあげました。すみません。
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私達が驚いたのはズワイガニの酢の物。「どうせ蟹はちょこっとでしょう?」と冷めていたら、意外にもたっぷり。これが、サッパリとしていて、私の中では一番のお気に入り。
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栗ご飯はおかわり自由です!栗が自然なお味で、こちらも美味しかったです。チェブちゃんもパクリ。
他にデザートにモンブランとフルーツをいただきました。ゆったりとしたペースで出されるので、「もうちょっと食べたいかな・・・」なんて。夫は満腹で「信じられない!」と驚かれましたが。 -
家族風呂の個室を20:30に予約していました。2時間制です。2,250元にサービスチャージが加算されて2,514元也(7,000円くらい)。ちょっと高いけれど、せっかく温泉に来たのだから・・・と。
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こんな感じ。温泉のお湯は自分で入れます。これが、けっこう時間がかかってしまいました。チェブちゃんの初の温泉デビューは北投・加賀屋になりました!が、3人で入っても、熱過ぎるのか、広い浴室が落ち着かないのか、すぐにNGに。そして、体を拭いてあげている間にカクッと寝てしまいました。
結論から言うと、個室風呂は必要ありませんでした。お部屋のお風呂と公衆浴場で十分でした。外も見られないし、自分でお湯を入れるのも弱冠風情が感じられないし。夫はフルチンで(キャッ☆)20分くらい、やることもなさそうに脱衣所をウロウロしていましたもん。しまった、しまった。。。予約をした時に仲居さんが「お部屋に温泉がついていますよ・・・」と、ちょっと戸惑った表情をした理由が分かりました。 -
お部屋の流しと同じタイプ。これもいけなかったかなあ。。。もうちょっと特別感のある演出が欲しいな。女性用に化粧落としとかコットンを置いておいてくれるとか・・・。ちなみに、公衆浴場の方には、ちゃんと基礎化粧品まで完備されていました。
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チェブちゃん、あんよを引っ掻いちゃった。ソファのような台の上でグースカ寝ていました。おかげで、お母さんも温泉に浸かれました。お湯は白湯です。
ホテルの方からいただいたパンフレットを読むと、硫黄谷から出るのは温泉ではなく硫黄の蒸気であるため、陽明山の山水を引き入れて温泉にしているそうです。100%天然のお湯の色は乳白色ということで、ほのかに硫黄の臭いもあり、「ミルク湯」とも呼ばれているそう。北投にある多くの温泉旅館のお湯は白湯なのだとか。 -
朝は6時に、夫とチェブちゃんが寝ていたので、こっそりと大浴場へ。こちらのお風呂は、日本式なので水着なしでOK!朝が早いおかげで一番乗り☆”日本人のおば様2人組みが靴箱や脱衣場で、コントのような行動を取っていて、ちょっと面白く、少しお話ししてリラックスできました。ゆったりと脚を伸ばして30分。すれ違った人は先ほどのおば様を含めて4人ほど(しかも全員が日本人)。朝のお風呂は格別。
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大浴場の入り口に入ってすぐの所に金魚(?)の大水槽があって、しばし眺めてしまいました。綺麗。
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飾りつけが完全に和の雰囲気です。写真に収めているお客さんがいっぱい。
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朝ごはんはビュッフェ形式。仲居さん達が勢揃いで立たれていたので、何となく遠慮しながら取ってしまいましたが、和食をたくさん食べることが出来て嬉しいです!夫は、かなり控えめにデニッシュなどをいただいていました。小籠包は、まあまあのお味。チェブちゃんはお粥や卵焼き、ミニトマトなどをいただきました。
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フルーツとマンゴーゼリーも。私は普段から朝もバッチリ食べるタイプです。
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朝食をいただいたレストラン。温泉博物館が目の前で、景色が良いです。仲居さんがズラッと並んでフォローしてくださろうとしているのですが、もう少し放任されてもいいかなあ。。。でも、たまにチェブちゃんを抱っこしてくれたので、落ち着いて食べられる時間を確保できたのは、素直に有難かったです。
私達の後ろには、英語圏の西洋人家族がたくさんの幼児連れで忙しそうに食事をしていて、1人1歳児と思しき子もいましたが、そちらには手助けなしでした。チェブちゃんは、やたらと「可愛、可愛〜!!」と何人も仲居さんがやって来られて、かまわれまくりで照れました。でも、親としてやっぱり褒められると嬉しい。 -
私達のお部屋の階のエレベーターホールに飾られていた絵とお花。生花が生けられていると、何だか嬉しい。
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食後はチェックアウトまで余裕があったので、「北投温泉博物館」へ。9時開館なので、朝から多くの人が見学や散策、絵画に訪れていました。絵を描く人や芝生でお昼寝をする人が憩うことで、ますます雰囲気がよく感じられます。温泉には入れませんが、浴場として活気のある頃には昭和天皇が皇太子だった頃に訪れたり、孫文も足を運んだことがあるのだとか。
☆北投温泉博物館HP:http://www.culture.gov.tw/
台北市北投区中山路2號
火曜日〜日曜日→9:00〜17:00開館(毎週月曜日、祝日、旧正月などお休み) -
こちらの施設は当初、1913年に静岡県の伊豆温泉をモデルに、当時の東南アジア最大の「北投温泉公共浴場」でした。その後、時代の移り変わりによって廃れてしまっていたのを、1994年に北投小学校の教師と子供達が郷土学習の最中に発見し、「この浴場を守ろう!」と陳情書を書いたそうです。地元の熱心な方達が大奔走してくださったおかげで、この施設は、1997年2月20日に政府認定の「第三級古跡」に指定、修復も経て、翌98年10月31日に「北投温泉博物館」としてオープンしたとのこと。素晴らしい歴史だと思いませんか?地元の方達のおかげで、今、こんなに雰囲気がよい空間があることに、感動しました。観光地は、やはり地元の人に愛されてなんぼだと思うのです!
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1階の大浴場から見えるステンドグラス。素敵でした。
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素敵な白鳥さんのステンドグラス。
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3枚ともがちょっとずつ異なる絵柄。
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こんな素敵な窓のある大浴場に入ってみたかったな。
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こちらが北投石です。
北投石は、地熱谷の温泉水に含まれる硫酸鉛やバリウム、ラジウムなどの鉱物元素が結晶したものだそうで、世界4000余りある鉱物の中で唯一、台湾の地名で命名された貴重な鉱石(Hokutolite、日本語読みで名前が付いたのですね)です。微量なラジウムが自然に放出されているそうで、「う〜ん、東日本を離れても放射能か・・・」と夫と話していると、観光客の日本人の男性が「微量な放射能は浴びた方が健康にいいんだよ」と一言。う〜ん、そうなのかもしれませんが(根拠も無知で知らないせいもあるけれど・・・)、小さな子がいて、放射能汚染の情報が錯綜し、専門家によっては「あの日(3月11日)を境に、日本は変わったと思った方がいい」として、外出時の服装や遊び方、食べ物にまで色々な注意を促す人もいるくらいなので、ちょっと神経質になっています。あー、日本の我が家が心配だ・・・。 -
河の流れる様子が、朝のお散歩の一時にとても気持ちがいいです。
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お散歩の後は、忙しくチェックアウト。夫が一番お気に入りだったのは、こちらのエレベーターの造り。オシャレです。お年寄りの方が腰をかけられるように、内側に腰掛も用意されていました。中が丸見えなので、エレベーターに乗っても気を抜いちゃダメ。
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本日は、お琴と三味線の演奏をされていました。
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チェックアウト後は、「翡翠軒茶房」を求めて再びお散歩。幽雅路34號を目指しました。心地よく流れる河の音を聞きつつ。
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途中に憩い場を発見。
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中華風の東屋(?)が気になって近づいて写真を撮っていると、ご近所のマンションに暮らしているおじちゃんが気楽な格好(ヨレヨレのTシャツ+短パン&ビーチサンダル)で、マルチーズと近づいてきて「写真を撮ってあげようか?」と中国語で話しかけてくださいました。「日本人(ズーベンレン)?」「楽しんでいってね!」とニッコリ。あー、いい人だったなあ。予期せぬ貴重な家族写真が出来て、すっごく嬉しい。
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写真で見るほどなだらかではない坂道は、けっこうしんどい!夫が、「田舎のばあちゃん家の景色に似ている」と。確かに。。。
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途中のマンションの水辺で、ペットのオウム達が戯れていました。
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はねた水が塩素でも入っていたか、目に入ってしまった時に、筆舌に尽くしがたい痛さ。しばし、のた打ち回りました(でも、坂道は歩き続けたけれど)。
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目指した住所の先は「禅園」でした。あれ?茶藝館は??
ここの入口付近にいる管理人さんに尋ねてみても、日本語で「これは、ココ!」の一点張り。中田桃子さん著の『台湾茶遊』という本で見つけて、どうしても行きたかった茶藝館だったのですが、色々なサイトを当たってみても「翡翠軒茶房」の住所は幽雅路34號との記述。あれ・・・?
禅園のある場所は、日本統治時代に「新高飯店」のあった場所で、第二次世界大戦時に神風特攻隊の接待所として利用されていたところ。しかし、有名なのは、1949年に少帥・張学良氏が軟禁された場所(西安事変で蒋介石を拉致監禁したことに対する処罰として。最初は中国大陸側で軟禁され、その後台湾のここで50年ほど軟禁されたそう。)としてであり、この張学良の父親は日本軍に殺されており、晩年は「私は一生を日本によって台無しにされた」とコメントしていることもあり、なんとなく私にとっては居心地の悪い場所に感じられて・・・。 -
禅園内にあった茶藝館「小六茶舗」にて。チェブちゃんを抱いて坂道を歩き続けて疲れたせいで、階段の多い禅園内を歩き回る気力もなく、管理人室横にある案内図に「翡翠軒茶房」の記載がなかったため、あっさり諦めて、こちらに転がり込みました。落ち着いていて、景色もよく、とにかく座れてホッとしました。
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こちらの席でお茶。ベビーチェアを準備していただきましたが、チェブちゃんが嫌がったので、使わずじまい。
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ドリンクとスイーツのセット。お茶する予定が、冷たい飲み物を飲みたくなってしまい、予定を変更しました。スイーツは甘すぎず、美味しかったです。クッキーにナッツがゴロゴロ。どれを食べても良心的なお味がしました。西瓜汁は季節違いでありませんでした。350元×2人分。
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窓の外を見ると、巫女さん(?)のコスプレをした感じの人達が写真撮影をしていました。かなり気になって眺めてしまいました。
300年も昔、ここ北投に住んでいた原住民・ケタガラン族が北投のことを「パッタウ」と呼んでおり、その意味は「巫女の住む地」なのだとか。それで、巫女姿だったのでしょうか? -
北投の街を見下ろしてみます。本当はバスも出ている(バス230「北投文物館」で下車すぐ。)のですが、時間帯が合わず、再びてくてくと坂道を下っていくことに。駅まで車で10分の距離。歩道が確保されていない場所もあってヒヤヒヤしつつも、歩きました。しかも、時間を見誤ったかバスに1回追い抜かれてしまった!
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北投駅前にゴーーール!!お疲れ様でした。
子供が育ったら、「三二行館」(17歳未満お断りの高級ホテル。客室はわずか5室。16,000元〜)にも泊まってみたいし、「瀧乃湯」や「北投公園の露天温泉」も入ってみたいし、「關渡自然公園」でバードウォッチングしたり、「吟松閣」や「普濟寺」も見学してみたいです。また、今回は行けなかった「北投市場」や北投のグルメも。夫は、「次に台湾に来る時には、台北市中心ではなく、北投に泊まるのがいいなあ。温泉に毎日浸かれるしね。」などという発言も。それ、いいね!!
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