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このたびの車種は、プジョーのオートマ車であった。<br />そういえば「のだめカンタービレ」で千秋とのだめが乗っていたのもプジョーであった。<br /><br />うんうん。気分は千秋サマとのだめだなワシら。<br />ややデブ、ややハゲ、やや汚物系チューネンではあるが、同じ日本人、同じカップル、同じプジョーだもんナ。<br /><br />まずは西に向かい、ニーム郊外の古代の水道橋・ポン・デュ・ガールを目指す。<br />ここは配偶者が、今回の旅で唯一「行きたい」とゆっていた場所だ。<br /><br />彼女は「ローマの古代遺跡」が大好きなヒトである。<br />過去、エボラでもニューカッスルでもバースでも「ローマ遺跡」にビビビと反応したのである。<br /><br />ちなみに国内の「古墳」「竪穴式住居」「火炎式土器」「土偶」などに反応するヒトである。<br />さらに驚くべきことに体型もまた、亀ヶ岡遺跡出土の土偶に近いのであった。<br /><br />カーナビを頼りに国道を走る。<br />「右側通行・左ハンドル」は人生初体験だが、周りが全部ソレであるから、次第にカラダが慣れてくる。<br />うんうん、これならダイジョーブだナ。<br /><br />道路標識もわかりやすい。<br />ランドアバウトに差し掛かると、もれなく<br /><br />「⇒Pont du Gard」<br /><br />と教えてくれる。<br />のみならず、カーナビが英語で<br /><br />「ネクスト・ランドアバウト・サードコーナー・ライト」<br /><br />なーんて、中学2年程度の英語で教えてくれる。<br />ワシの英語力に合わせてくれているに違いない。ありがたくて落涙しそうだ。<br />フランスドライブ、おそるに足りず。いざやゆかんいざいざ。<br />

なんちゃってプロヴァンス・尾根道で軽く死にかける

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2011/12/22 - 2011/12/22

22位(同エリア47件中)

旅行記グループ なんちゃってプロヴァンス

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8

鯨の味噌汁

鯨の味噌汁さん

このたびの車種は、プジョーのオートマ車であった。
そういえば「のだめカンタービレ」で千秋とのだめが乗っていたのもプジョーであった。

うんうん。気分は千秋サマとのだめだなワシら。
ややデブ、ややハゲ、やや汚物系チューネンではあるが、同じ日本人、同じカップル、同じプジョーだもんナ。

まずは西に向かい、ニーム郊外の古代の水道橋・ポン・デュ・ガールを目指す。
ここは配偶者が、今回の旅で唯一「行きたい」とゆっていた場所だ。

彼女は「ローマの古代遺跡」が大好きなヒトである。
過去、エボラでもニューカッスルでもバースでも「ローマ遺跡」にビビビと反応したのである。

ちなみに国内の「古墳」「竪穴式住居」「火炎式土器」「土偶」などに反応するヒトである。
さらに驚くべきことに体型もまた、亀ヶ岡遺跡出土の土偶に近いのであった。

カーナビを頼りに国道を走る。
「右側通行・左ハンドル」は人生初体験だが、周りが全部ソレであるから、次第にカラダが慣れてくる。
うんうん、これならダイジョーブだナ。

道路標識もわかりやすい。
ランドアバウトに差し掛かると、もれなく

「⇒Pont du Gard」

と教えてくれる。
のみならず、カーナビが英語で

「ネクスト・ランドアバウト・サードコーナー・ライト」

なーんて、中学2年程度の英語で教えてくれる。
ワシの英語力に合わせてくれているに違いない。ありがたくて落涙しそうだ。
フランスドライブ、おそるに足りず。いざやゆかんいざいざ。

同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
レンタカー
旅行の手配内容
個別手配
利用旅行会社
エアトリ
  • 駐車場に、キュルキュルとクルマを入れる。<br />遺跡見物は無料だが、この駐車場は15ユーロ。実質入場料みたいなものである。<br /><br />しばらく歩くと、谷をわたって、三層の水道橋があらわれる。<br />最初は真下から見上げてみる。でかいなぁ。<br />土色の恐竜が、谷をまたいでいるように見える。<br /><br />でかいだけでなく、建築物としてもずいぶん美しい。<br />周囲の風景に溶け込んで、違和感がない。そのまま上をローカル・トレインなんぞが、トコトコ通っていきそうだ。

    駐車場に、キュルキュルとクルマを入れる。
    遺跡見物は無料だが、この駐車場は15ユーロ。実質入場料みたいなものである。

    しばらく歩くと、谷をわたって、三層の水道橋があらわれる。
    最初は真下から見上げてみる。でかいなぁ。
    土色の恐竜が、谷をまたいでいるように見える。

    でかいだけでなく、建築物としてもずいぶん美しい。
    周囲の風景に溶け込んで、違和感がない。そのまま上をローカル・トレインなんぞが、トコトコ通っていきそうだ。

  • さすがにここは観光客がぽつぽつといらっしゃる。<br />アジア系の団体さんが仲良く写真を撮り合っている。<br />地元のピクニックのおじさん・おばさんが、仲良くお弁当を使っていた。<br />

    さすがにここは観光客がぽつぽつといらっしゃる。
    アジア系の団体さんが仲良く写真を撮り合っている。
    地元のピクニックのおじさん・おばさんが、仲良くお弁当を使っていた。

  • ポン・デュ・ガールからは、一転東を目指す。アウィニョンも通り過ぎ、山間部に入っていく。<br />アビニョンから40キロの山中に、ゴルドという「鷹の村」がある。<br /><br />鷹の村、とは。<br />中世、領主間の戦いが耐えなかった時代において。<br />武装と防衛のため、村ごと高台に移住した名残の村である。<br />フランスの山中には、そんな村がいくつもある。<br />そのうちのいくつかは、「フランスの美しい村」に指定され、観光地としてにぎわっているという。<br /><br />国道からローカル道路にそれると、「美しい村」の標識。<br />それを頼りに坂道を上がっていくと。<br />突然といった感じで、目の前にゴルドの町並みが現れた。<br /><br />丘の頂上に、教会。<br />その周りに赤い屋根の民家が密集し、丘のふもとまでを覆っている。<br /><br />「すげー」<br /><br />クルマを降りて絶句する。<br /><br />そろそろ夕焼けだ。教会の尖塔が光っている。<br />町をひと歩きして、絵ハガキをお土産に買う。<br />シーズンオフで観光客は少ない。<br />とはいえ、日差しはしっかりあり、風もないので「鷹の村」は暖かいのであった。<br /><br />ちなみに「フランスの美しい村」は、勝手に名乗って言いわけではなく、協会があり、いくつかの基準があるという。<br /><br />・人口が2000人を超えないこと<br />・2つ以上の遺産・遺跡があり、保護のための政策が行われていること<br />・自治体の議会で同意が得られていること<br /><br />鯨的にはこれに<br /><br />・住民が景観の保護と維持に合意し、実行していること<br />・景観が主人公ではなく、主人公は住民であり、それぞれの人生がその村で営まれていること<br />・拝金主義ではないこと<br /><br />などの要素も付け加えたい。<br /><br />景観や遺跡を守ることによって、村は観光をなりわいとできる。<br />村に現金収入がもたらされれば過疎化も防げる。<br />なにより、村に住まう誇りも保てる。

    ポン・デュ・ガールからは、一転東を目指す。アウィニョンも通り過ぎ、山間部に入っていく。
    アビニョンから40キロの山中に、ゴルドという「鷹の村」がある。

    鷹の村、とは。
    中世、領主間の戦いが耐えなかった時代において。
    武装と防衛のため、村ごと高台に移住した名残の村である。
    フランスの山中には、そんな村がいくつもある。
    そのうちのいくつかは、「フランスの美しい村」に指定され、観光地としてにぎわっているという。

    国道からローカル道路にそれると、「美しい村」の標識。
    それを頼りに坂道を上がっていくと。
    突然といった感じで、目の前にゴルドの町並みが現れた。

    丘の頂上に、教会。
    その周りに赤い屋根の民家が密集し、丘のふもとまでを覆っている。

    「すげー」

    クルマを降りて絶句する。

    そろそろ夕焼けだ。教会の尖塔が光っている。
    町をひと歩きして、絵ハガキをお土産に買う。
    シーズンオフで観光客は少ない。
    とはいえ、日差しはしっかりあり、風もないので「鷹の村」は暖かいのであった。

    ちなみに「フランスの美しい村」は、勝手に名乗って言いわけではなく、協会があり、いくつかの基準があるという。

    ・人口が2000人を超えないこと
    ・2つ以上の遺産・遺跡があり、保護のための政策が行われていること
    ・自治体の議会で同意が得られていること

    鯨的にはこれに

    ・住民が景観の保護と維持に合意し、実行していること
    ・景観が主人公ではなく、主人公は住民であり、それぞれの人生がその村で営まれていること
    ・拝金主義ではないこと

    などの要素も付け加えたい。

    景観や遺跡を守ることによって、村は観光をなりわいとできる。
    村に現金収入がもたらされれば過疎化も防げる。
    なにより、村に住まう誇りも保てる。

  • シーズンオフである。村を歩いても人通りは少ない。<br /><br />村を出るとき、もう一度クルマを降りた。<br />多分、もう二度と来ることはないだろうと思いながら、その景色をたのしんだ。<br /><br />ふただひクルマに乗り、走り出す。尾根をとおる道はせまい。左手にゴルド。<br />すると、配偶者が、かぼそい声で<br /><br />「左だよ、左」<br /><br />という。<br />うんうん。すばらしいゴルドの景観。<br />キミも感動したのネ。よかったね。<br /><br />「左、左」<br /><br />もう一度配偶者がいう。<br />ふと見ると、目の前に対向車がいるではないか。<br /><br />しもうた。<br />景色に見とれて、対向車線に入ってましたがな。<br /><br />ゴルドの夕空に、ゾーキンを引き裂くごとき絶叫がこだます。<br /><br />「左走ってるのよぉぉぉぉーーーー」<br /><br />単語でいうなよ、最初からそういいなさいキミ。<br /><br />かろうじて衝突は免れた。<br />対向車を運転していた白人のおじさんの、驚愕の表情までよーくみえたけどね。<br /><br />そのまま天国まで走るところであった。<br /><br /><br />

    シーズンオフである。村を歩いても人通りは少ない。

    村を出るとき、もう一度クルマを降りた。
    多分、もう二度と来ることはないだろうと思いながら、その景色をたのしんだ。

    ふただひクルマに乗り、走り出す。尾根をとおる道はせまい。左手にゴルド。
    すると、配偶者が、かぼそい声で

    「左だよ、左」

    という。
    うんうん。すばらしいゴルドの景観。
    キミも感動したのネ。よかったね。

    「左、左」

    もう一度配偶者がいう。
    ふと見ると、目の前に対向車がいるではないか。

    しもうた。
    景色に見とれて、対向車線に入ってましたがな。

    ゴルドの夕空に、ゾーキンを引き裂くごとき絶叫がこだます。

    「左走ってるのよぉぉぉぉーーーー」

    単語でいうなよ、最初からそういいなさいキミ。

    かろうじて衝突は免れた。
    対向車を運転していた白人のおじさんの、驚愕の表情までよーくみえたけどね。

    そのまま天国まで走るところであった。


  • とゆうわけで、なにはともあれ、お口直しをしなくてはいけない。<br /><br />ゴルドのすぐ近くに、ラベンダー畑で有名なセナンク修道院があるという。<br />地図を見ると確かに近い。<br /><br />そのままクルマを走らせ、狭い崖道を抜け、15分ほどで到着。<br />岩山囲まれた、静かな盆地だ。<br /><br />修道院の前は、なるほど一面のラベンダー畑だが、なにしろ12月であるから、景色としては単色である。(⇒当たり前)<br /><br />それでも未練たらしく「紫色」を探すと、お掃除のおばちゃんが、紫の帽子をかぶっているのであった。<br />写真を撮るべきかどうか悩む。(悩むなよ)<br /><br />時計を見る。午後4時半。快晴ではあるが、そろそろ日没が近い。<br />夕日を正面から浴びながら、ゆっくりと山道を下る。<br />今夜の宿は決めていない。このクルマの返却はあすまでだ。<br /><br />つまり、どこに泊まってもいいし、どこに行ってもいい。<br />街道沿いにはモーテルもぽつぽつと営業していた。<br />とはいえ、深夜に郊外のホテルにたどり着いても夕飯は期待できない。

    とゆうわけで、なにはともあれ、お口直しをしなくてはいけない。

    ゴルドのすぐ近くに、ラベンダー畑で有名なセナンク修道院があるという。
    地図を見ると確かに近い。

    そのままクルマを走らせ、狭い崖道を抜け、15分ほどで到着。
    岩山囲まれた、静かな盆地だ。

    修道院の前は、なるほど一面のラベンダー畑だが、なにしろ12月であるから、景色としては単色である。(⇒当たり前)

    それでも未練たらしく「紫色」を探すと、お掃除のおばちゃんが、紫の帽子をかぶっているのであった。
    写真を撮るべきかどうか悩む。(悩むなよ)

    時計を見る。午後4時半。快晴ではあるが、そろそろ日没が近い。
    夕日を正面から浴びながら、ゆっくりと山道を下る。
    今夜の宿は決めていない。このクルマの返却はあすまでだ。

    つまり、どこに泊まってもいいし、どこに行ってもいい。
    街道沿いにはモーテルもぽつぽつと営業していた。
    とはいえ、深夜に郊外のホテルにたどり着いても夕飯は期待できない。

  • ふたりで相談。もうひとつだけ、イナカの村を訪ねよう、と決める。<br />できればそこに泊まってもいい。<br />ガイドブックをひっくり返すと、30キロほど西に走るとボニューという小さな村がある。<br /><br />「行ってみようか」<br /><br />「そうしましょ」<br /><br />衆議一致し、走り出す。<br />ここからは夕日と競走だ。

    ふたりで相談。もうひとつだけ、イナカの村を訪ねよう、と決める。
    できればそこに泊まってもいい。
    ガイドブックをひっくり返すと、30キロほど西に走るとボニューという小さな村がある。

    「行ってみようか」

    「そうしましょ」

    衆議一致し、走り出す。
    ここからは夕日と競走だ。

  • 国道をそれ、坂道を登りきると、行く手に小さな丘と、教会の尖塔が見えてきた。<br />あれだ、とひたすらクルマを走らせる。<br /><br />村に入り、駐車場にクルマを突っ込み。<br />丘の上の教会にたどりついたとき、ちょうど日没の時間だった。<br />村の赤屋根が、夕日に光って美しい。どうやら間に合った。<br />空の色がザクロのような赤紫になり、それからゆっくりと暗くなる。金星があらわれる。<br /><br />夕焼けなんてどこで見たって同じだけど、きょう見る夕焼けはきょうだけのものだ。<br /><br />満足して坂道を下ると、ツーリスト・インフォメーションがあった。<br />もう5時を回っているが、中を覗くと、お姉さんがヒマそうに座っている。まだ営業中らしい。<br />こんな小さな村にもインフォがあるんだなぁ、と、感心しながらドアを開け、<br /><br />「ウィ・ウオント・ツインルーム・イン・ジスビレッジ」<br /><br />と叫ぶ。<br />村の中で、何件か民宿とホテルの看板を見かけていたのである。<br />しかし、お姉さんは残念そうにワシたちに告げた。<br /><br />「村にホテルはない。全部クローズしている」<br /><br />プロヴァンスは4月から10月までが観光シーズンだ。<br />大きな町はともかく、こんな片隅の村は冬は宿も閉じてしまうのだ。<br /><br />うむむ、とうなりつつ、坂道の途中にあるカフェに入り、一休みする。<br /><br />そこは地元のワルガキ共の巣になっているらしく。<br />男子高校生・女子高校生がおもしろくなさそうに集い、タバコなどを吸っているのだった。<br /><br />シーズン・オフなんで頑張って不良してます、という風情である。<br />しかし全員がスマートフォンを持っているところなんぞは今ふうだ。

    国道をそれ、坂道を登りきると、行く手に小さな丘と、教会の尖塔が見えてきた。
    あれだ、とひたすらクルマを走らせる。

    村に入り、駐車場にクルマを突っ込み。
    丘の上の教会にたどりついたとき、ちょうど日没の時間だった。
    村の赤屋根が、夕日に光って美しい。どうやら間に合った。
    空の色がザクロのような赤紫になり、それからゆっくりと暗くなる。金星があらわれる。

    夕焼けなんてどこで見たって同じだけど、きょう見る夕焼けはきょうだけのものだ。

    満足して坂道を下ると、ツーリスト・インフォメーションがあった。
    もう5時を回っているが、中を覗くと、お姉さんがヒマそうに座っている。まだ営業中らしい。
    こんな小さな村にもインフォがあるんだなぁ、と、感心しながらドアを開け、

    「ウィ・ウオント・ツインルーム・イン・ジスビレッジ」

    と叫ぶ。
    村の中で、何件か民宿とホテルの看板を見かけていたのである。
    しかし、お姉さんは残念そうにワシたちに告げた。

    「村にホテルはない。全部クローズしている」

    プロヴァンスは4月から10月までが観光シーズンだ。
    大きな町はともかく、こんな片隅の村は冬は宿も閉じてしまうのだ。

    うむむ、とうなりつつ、坂道の途中にあるカフェに入り、一休みする。

    そこは地元のワルガキ共の巣になっているらしく。
    男子高校生・女子高校生がおもしろくなさそうに集い、タバコなどを吸っているのだった。

    シーズン・オフなんで頑張って不良してます、という風情である。
    しかし全員がスマートフォンを持っているところなんぞは今ふうだ。

  • 店を出ると、夕日は終わり、すっかり暗くなっていた。<br /><br />村の通りは電飾がかかり、控え目にまたたいていた。<br />12月22日だ。クリスマス直前。<br />小さな村にふさわしい、小さなイルミネーションを飾っていた。<br /><br />なるほどなるほど。<br />リゾートの村だから、冬場のお祭りは「自家用」なんだ。<br />よそ者が紛れ込んではいけない。<br /><br />とゆうわけでふたりはクルマでアビニョンへ戻っていった。<br />

    店を出ると、夕日は終わり、すっかり暗くなっていた。

    村の通りは電飾がかかり、控え目にまたたいていた。
    12月22日だ。クリスマス直前。
    小さな村にふさわしい、小さなイルミネーションを飾っていた。

    なるほどなるほど。
    リゾートの村だから、冬場のお祭りは「自家用」なんだ。
    よそ者が紛れ込んではいけない。

    とゆうわけでふたりはクルマでアビニョンへ戻っていった。

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