2011/10/22 - 2011/10/22
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SPIRANさん
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鹿屋航空基地史料館で飛行機をいっぱい見た後は、内之浦宇宙空間観測所へロケットを見に行きました。
大型ロケットは種子島宇宙センターから打ち上げられていますが、観測ロケット等は、今でもここから打ち上げられています。
実物大のロケットと巨大なレーダーは大迫力でした。
でも、そこでショックなことが。
駐車場で当て逃げされて、バンパーが凹んじゃいました。
初日から腰が痛くなったり、今回の旅行はついてないかな。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 船 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
鹿屋を12時前に出発、南東へ向かいます。
内之浦湾へ出て、国道448号を南下して肝付町に入ります。
内之浦宇宙空間観測所の案内標識があちこちにあるので、わかり易いと思います。
内之浦ロケットセンターと書かれていることもあります。
肝付町に入ると、あちこちでロケットや人工衛星の模型や看板を見かけます。
肝付町は「黒潮とロケットのまち」です。
この橋の欄干は、日本初の人工衛星「おおすみ」です。
他にも何種類かありました。 -
道路を上って行くと、巨大なアンテナが見えてきました。
-
13時ちょうどに、内之浦宇宙空間観測所に到着。
-
道の向かい側にあるSF的な建物。
レーダーみたいなのもあるし、これはロケットの監視所か何かでしょうか?
トイレでした・・・
内之浦宇宙空間観測所の中にはトイレや自販機は少ないです。 -
まずは、入口ゲート近くの空きスペースに車を停めて、門衛所(受付)で入場手続きをします。
門衛所というのも変わった呼び方ですね。
そこで住所、氏名を記入して、許可証をもらいます。
見学時間は8:30〜16:30、見学は無料です。
年中無休ですが、ロケットの打ち上げがある時など、不定期に入場できない日があるので注意して下さい。 -
これが許可証。
車のフロントガラスにくっつけておきます。
記念に欲しいところですが、帰る時に返さないと出られません。 -
入ったのはいいけど、どうすればいいんでしょう?
勝手に車でうろうろしていいのかな?
いいみたいですね。 -
日本初の人工衛星「おおすみ」の記念碑があります。
「おおすみ」は、ここから打ち上げられました。
まずはパラボラアンテナが見たいので、観測ロケット発射場は後回しにして、テレメーターセンターへ行きましょう。 -
道を上って行くと、巨大なパラボラアンテナが見えてきました。
-
ここはテレメーターセンター。
レーダーで衛星を追跡する施設です。
駐車場があったので、車を停めて見学します。 -
イチオシ
34mパラボラアンテナ。
すごくでかい、でかすぎ!
これが動くところは、すごい迫力でしょうね。
後から知ったのですが、年に1回くらい特別公開があって、このアンテナを動かしてくれたり、ミューロケット発射装置を動かしてくれたりするらしいです。
今年は10月30日、来週だよ〜。
知ってても来れなかっただろうけど、くやしいな〜。 -
こんなアンテナもありました。
てっぺんにキノコみたいなのがいっぱい付いてる。 -
はて、これは何でしょう?
どこかで見たことがあるような。 -
なるほど、パラボラアンテナの真ん中の尖がった部分ですか。
撤去された18mパラボラアンテナの部品です。
これは、副反射鏡というそうです。
裏側を見ることなんか普通できないですよね。 -
ここから海が見えます。
-
あれが20mパラボラアンテナかな?
それでは、ここで一番高い所にある、衛星ヶ丘(ほしがおか)展望台と20mパラボラアンテナ台地へ向かいましょう。
ここの施設はそれぞれ○○センター、そして○○台地という独特の呼び方になっています。
そして、気がつかなかったけど、この時すでに私の車は可哀想なことになっていたのでした。 -
衛星ヶ丘展望台と20mパラボラアンテナへ行く道は、残念ながら通行止めになってました。
ついてないな〜。
他のアンテナは真上を向いてるけど、このアンテナだけ横を向いてる。
稼働中ってことなのかな?それで通行止め? -
仕方ないので、10mパラボラアンテナへ。
まるで秘密基地のような光景。 -
くねくねと狭い道を上って、10mパラボラアンテナ台地に到着。
敷地内は、結構上り下りが多いです。
稼動中だと、やっぱり危険みたいですね。 -
イチオシ
10mパラボラアンテナです。
10mでも、大きいなぁ。 -
意外なことに、シースルーです。
-
次は、KSセンター台地(観測ロケット発射場)へ。
これはS−520型ロケット、全長7.9mと、ちょっと小さ目。 -
このちょっと変わった形の建物がロケット発射ドームです。
この中からロケットが打ち上げられます。
天井が開いたりするんでしょうか。
日本初の人工衛星「おおすみ」も、ここから打ち上げられました。 -
イチオシ
M−3S型ロケットの実物大模型。
全長23m、直径1.4m、でっかいです。 -
ロケットを切り離す繋ぎ目でしょうか?
ずいぶん弱っちく見えますけど。 -
じゃぁ次は、ミューセンターへ行きましょう。
と思ったら、何か車が変ですね。
こんなデザインじゃなかったような・・・
えーっ、何故凹んでるの〜!ぶつけた覚えは無いよ〜。
34mパラボラアンテナの所に停めてる間に当て逃げされちゃったか?
それ以外にありえないよね。
なんてこった、やっぱり今度の旅行はついてないよ〜。
車が凹むと、気分も凹みます。
呆然としながら、M(ミュー)センター台地へ向かいます。 -
Mセンター台地へ行くには、外に出ないといけません。
門衛所で許可証を返して、ゲートを開けてもらいます。
外に出てすぐ左側に2本の橋があります
手前の橋は美宇橋、ミュー橋と読みます。
M−V型ロケットが作られた時に、美宇橋ではM−V型ロケットの部品の重さに耐えられないため、新たに奥側の橋、五運橋が作られました。
左の建物は宇宙科学資料館です。
奥にパラボラアンテナがありますね、後で見に行きましょう。 -
これが五運橋。
M−V(ミュー五)型ロケットの部品を運ぶために作られた橋なので五運橋らしいです。
こっちはゲートとかありませんが、見学するのには門衛所での受付を済ませておかないといけません。 -
道を下って行きます。
本当にこっちで良いのかなと思う頃に、Mセンターに着きます。
ここの駐車場で、バンパーを裏側から、えいやっと押してみたらポコッと元に戻りました。
しっかり跡は残ってますが、見た目はマシになりました。 -
駐車場にはL−3H型ロケット実物大模型が置いてあります。
全長17mです。
駐車場と書きましたが、Pマークも駐車区画も書いていない、やたらと広い広場です。 -
Mセンターは海に面しています。
ロケットに事故が起こったりしたら、すぐ海に落とせるようにと言うことらしいです。 -
M−V型ロケットとM整備塔。
とにかく広い敷地です。
この広さを見るだけでも、値打ちがあります。 -
イチオシ
M−V型ロケットの地上試験機。
地上試験機とは、打ち上げ前の設備の確認や訓練のために、実機と同じ様に製作されたものです。
全長31m、直径2.5mと、ひときわ巨大です。
あの探査機「はやぶさ」を打ち上げたのがM−V型ロケットです。 -
そびえ立つM整備塔(Mロケット発射装置)。
この中にロケットランチャーがあるのかな? -
発射台の近くのフェンスが曲がってます。
ロケットの噴射で曲がったらしいです。 -
高さは、全長31mのM−V型ロケットが入るんだから、50mくらいでしょうか。
特別公開日にはロケットランチャーの駆動実演もあるみたいです。
いいな〜、見てみたかったな〜。
来年か再来年か、またまたその先には見に来るぞ〜。 -
美宇橋へ戻ってきました。
美宇橋の突き当たりにある、ロケット追跡レーダーアンテナです。
直径4mと、他のアンテナと比べると全然小さいけど、日本初の本格的なロケット追跡レーダーアンテナとして、内之浦から打ち上げられた380機余りのロケットを見守ったアンテナです。 -
アンテナの手前に宇宙科学資料館があります。
ここから見ると小さな建物に見えたので、たいしたことないかなと思ったのですが、せっかくなので入ってみました。 -
これは、日本初の人工衛星「おおすみ」と日本初の科学衛星「しんせい」。
人工?科学?、どっちも日本初?
う〜ん、違いがよくわからん。
どうやら「おおすみ」は、観測とかの目的があって打ち上げたのではなくて、衛星打ち上げのためだけの実験機で、「しんせい」は初の実用衛星ということみたいですね。 -
小さい建物だと思ったけど、中に入ったらずいぶんと高さがあります。
中央が吹き抜けになっていて、Mー3S型ロケットがそびえ立っています。 -
上から螺旋状になった通路を下りながら見学します。
いろいろな人工衛星やロケットの模型や、部品等が大量に展示されています。
しっかりそれぞれの説明も書いてあります、すごく専門的な難しい説明もあります。
これはM型ロケットの一部。 -
Mロケット発射装置の模型があった。
-
ボタンを押すと動きます。
巨大な扉が開いて、ロケットランチャーが旋回。 -
ロケットランチャーが傾き、ロケットが発射されます。
といっても。ちょこっと飛び出すだけですが。
よくできてる。
こんなプラモ売ってないのかな。 -
人工衛星「おおすみ」の実物大模型。
他にも「ぎんが」「じきけん」「はくちょう」「あけぼの」「きょっこう」などの人工衛星の模型(たぶん実物大)が展示されています。 -
下から見たMー3S型ロケット。
KSセンターにも展示されていたけど、こっちは建物の中にあって、そして立てられているので、いっそう巨大に見えます。 -
宇宙科学資料館の全景。
出口は一番下です。
下りた分、外の道を歩いて上らないといけません。
道は緩やかですが、エレベーターが使えないのはお年寄りには辛いかも。 -
2時間少し見学して、内之浦宇宙空間観測所を後に。
今日泊まる国分へ向かいます。
来る途中で見た、ジュピターブリッジの欄干の「おおすみ」です。
ちょっとデフォルメされています。 -
国道448号を北上して国分へ向かいます。
内之浦湾とトンネルを通り過ぎたあたりに、海蔵休憩所があります。
休憩所と言っても、駐車場とトイレがあるだけですが。
街灯がロケットになっていたので寄ってみました。
ここにもまたまた「おおすみ」があった。
もう何も見なくても「おおすみ」の絵が描けそうです。
向こうの方にも、展示されている赤と青のレーダーアンテナが見えています。 -
ここには、こんな戦争遺跡もあります。
内之浦砲台跡。
中には入れません、というかちょっと入りたくない感じ。 -
今日の宿はアーバンホテル国分。
今日は車が凹まされたりしましたが、宇宙の壮大さに比べれば、どうってこと無いですね・・・と無理やり思い込みましょう。
明日は、今回の旅行最終日です。
えびの高原あたりへ、お出かけの予定です。
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大隅半島(鹿屋・垂水・志布志・肝属)(鹿児島) の旅行記
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