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杭州の歴史は、秦の始皇帝がここに銭塘県を設置したのが始まりで、2200年以上も前に遡ります。610年には、隋の煬帝によって北京と杭州を結ぶ京杭大運河が開通し、交易の要衝として発展しました。9〜10世紀には呉越国、12〜13世紀には南宋の都が置かれています。元の時代に杭州を訪れたマルコ・ポーロは、「世界で最も美しく華やかな都市」と褒め称えています。現在の人口は680万人で、最大の見どころは、中国十大風景名所のひとつ「西湖」です。北宋の詩人蘇東坡は、この湖をこよなく愛し、その詩の中で中国古代の美女西施にたとえて「西子湖」と詠んだことから、西湖と呼ばれるようになったといいます。面積5.6k?、周囲15km、水深は深いところで3mで、中国では決して大きくない湖ですが、数多くの景勝地を持っています。「三潭印月」を始め、「断橋残雪」、「蘇堤春暁」、「雷峰夕照」、「曲院風荷」、「花港観魚」、「南屏晩鐘」、「柳浪聞鶯」、「平湖秋月」、「双峰挿雲」の十ケ所が、「西湖十景」と呼ばれています。「杭州西湖文化景観」は、この6月に世界遺産に登録されました。<br /><br />紹興は、長江デルタの南側に位置する、人口440万人の水郷都市です。歴史は古く、4000年以上前に夏王朝の初代王、禹が治水のためこの地を訪れており、禹王の陵墓も残っています。春秋戦国時代には、ここに越の都が置かれ、越国の政治文化の中心となっていきます。苦難の末に呉国に復讐を果たした越王、勾践の武勇伝「臥薪嘗胆」の故事の舞台でもありました。また、紹興は、日本にゆかりの文豪魯迅や周恩来など、多くの文化人や政治家を輩出した「文化都市」として知られています。魯迅記念館は電気工事のため閉館していましたが、幼少期から青年期まで住んでいた魯迅故居と、12〜17歳まで学んだ三味書屋を見学することが出来ました。紹興の地酒である「紹興酒」の蔵元のひとつである、「咸亭酒業」にも立ち寄りました。

中国江南の旅(4)・・杭州(西湖遊覧、西冷印社、六和塔)と魯迅の故里紹興を訪ねて

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2011/11/18 - 2011/11/19

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YAMAJI

YAMAJIさん

杭州の歴史は、秦の始皇帝がここに銭塘県を設置したのが始まりで、2200年以上も前に遡ります。610年には、隋の煬帝によって北京と杭州を結ぶ京杭大運河が開通し、交易の要衝として発展しました。9〜10世紀には呉越国、12〜13世紀には南宋の都が置かれています。元の時代に杭州を訪れたマルコ・ポーロは、「世界で最も美しく華やかな都市」と褒め称えています。現在の人口は680万人で、最大の見どころは、中国十大風景名所のひとつ「西湖」です。北宋の詩人蘇東坡は、この湖をこよなく愛し、その詩の中で中国古代の美女西施にたとえて「西子湖」と詠んだことから、西湖と呼ばれるようになったといいます。面積5.6k?、周囲15km、水深は深いところで3mで、中国では決して大きくない湖ですが、数多くの景勝地を持っています。「三潭印月」を始め、「断橋残雪」、「蘇堤春暁」、「雷峰夕照」、「曲院風荷」、「花港観魚」、「南屏晩鐘」、「柳浪聞鶯」、「平湖秋月」、「双峰挿雲」の十ケ所が、「西湖十景」と呼ばれています。「杭州西湖文化景観」は、この6月に世界遺産に登録されました。

紹興は、長江デルタの南側に位置する、人口440万人の水郷都市です。歴史は古く、4000年以上前に夏王朝の初代王、禹が治水のためこの地を訪れており、禹王の陵墓も残っています。春秋戦国時代には、ここに越の都が置かれ、越国の政治文化の中心となっていきます。苦難の末に呉国に復讐を果たした越王、勾践の武勇伝「臥薪嘗胆」の故事の舞台でもありました。また、紹興は、日本にゆかりの文豪魯迅や周恩来など、多くの文化人や政治家を輩出した「文化都市」として知られています。魯迅記念館は電気工事のため閉館していましたが、幼少期から青年期まで住んでいた魯迅故居と、12〜17歳まで学んだ三味書屋を見学することが出来ました。紹興の地酒である「紹興酒」の蔵元のひとつである、「咸亭酒業」にも立ち寄りました。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.0
グルメ
4.0
ショッピング
3.5
交通
3.5

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  • 杭州の西湖の船着場。<br />手漕ぎの遊覧船が並んでいます。

    杭州の西湖の船着場。
    手漕ぎの遊覧船が並んでいます。

  • 我々が乗った遊覧船です。あいにくの小雨模様でした。

    我々が乗った遊覧船です。あいにくの小雨模様でした。

  • 遊覧船の船上。船着き場のある弧山が遠ざかります。

    遊覧船の船上。船着き場のある弧山が遠ざかります。

  • 孫文や魯迅も訪れた「楼外楼」です。

    孫文や魯迅も訪れた「楼外楼」です。

  • 西湖十景の「蘇堤春暁」の地。<br />北宋の詩人で杭州知事も務めた蘇東坡(そとうば)が、1090年に築いた堤防が、西湖を南北に貫く全長2.8kmの「蘇堤」です。春霞のかかる朝、しだれ柳の枝でウグイスが泣く様子が、美しいことから名付けられました。

    イチオシ

    西湖十景の「蘇堤春暁」の地。
    北宋の詩人で杭州知事も務めた蘇東坡(そとうば)が、1090年に築いた堤防が、西湖を南北に貫く全長2.8kmの「蘇堤」です。春霞のかかる朝、しだれ柳の枝でウグイスが泣く様子が、美しいことから名付けられました。

  • 蘇堤の「洪春橋」です。

    蘇堤の「洪春橋」です。

  • 西湖は、面積5.6k?で周囲15kmあります。

    西湖は、面積5.6k?で周囲15kmあります。

  • 沖の小島「湖心亭」です。

    沖の小島「湖心亭」です。

  • 湖心亭の建物です。

    湖心亭の建物です。

  • 西湖十景の「雷峰夕照」の地。<br />雷峰山の雷峰塔に、夕日が重なった時に見せる、輝くような美しさから名付けられました。

    イチオシ

    西湖十景の「雷峰夕照」の地。
    雷峰山の雷峰塔に、夕日が重なった時に見せる、輝くような美しさから名付けられました。

  • 「雷峰塔」にズームアップ。

    「雷峰塔」にズームアップ。

  • 三譚印月は西湖で一番大きな島です。

    三譚印月は西湖で一番大きな島です。

  • 西湖十景の「三譚印月」の地。<br />月夜の晩に、明かりが灯る石塔を、船上から眺めた景観美を指しています。

    西湖十景の「三譚印月」の地。
    月夜の晩に、明かりが灯る石塔を、船上から眺めた景観美を指しています。

  • 「石塔」です。

    「石塔」です。

  • 石塔が3つ見えるのが、判るでしょうか・・。

    石塔が3つ見えるのが、判るでしょうか・・。

  • 手漕ぎボートで遊覧する人も多い。

    手漕ぎボートで遊覧する人も多い。

  • 西湖新十景の「呉山天風」の地。<br />呉山の山頂に建てられた、「城隍閣」が見える。呉山からは、西湖を始め杭州の街並み、銭塘江が眺められます。

    西湖新十景の「呉山天風」の地。
    呉山の山頂に建てられた、「城隍閣」が見える。呉山からは、西湖を始め杭州の街並み、銭塘江が眺められます。

  • 杭州の街並みが見えてきた。

    杭州の街並みが見えてきた。

  • 杭州の街並みも霧の中です。

    杭州の街並みも霧の中です。

  • 白堤が見えてきた。

    白堤が見えてきた。

  • 「白堤」。全長約1kmの西湖で最も古い堤防です。

    イチオシ

    「白堤」。全長約1kmの西湖で最も古い堤防です。

  • 西湖十景の「断橋残雪」の地。<br />積雪の後に、橋の中央から雪が解け、橋が中央から折れて見える風景です。

    西湖十景の「断橋残雪」の地。
    積雪の後に、橋の中央から雪が解け、橋が中央から折れて見える風景です。

  • 西湖新十景の「宝石流霞」の地。<br />宝石山の山頂に、「保俶塔」が見える。宝石山の岩石は酸化鉄を含み、光を受けると山肌が光輝くという。

    西湖新十景の「宝石流霞」の地。
    宝石山の山頂に、「保俶塔」が見える。宝石山の岩石は酸化鉄を含み、光を受けると山肌が光輝くという。

  • 西湖十景の「平湖秋月」の地。<br />満月の夜「平月台」から湖を望むと、月が湖面に浮いて見えるという。

    西湖十景の「平湖秋月」の地。
    満月の夜「平月台」から湖を望むと、月が湖面に浮いて見えるという。

  • 水墨画の世界が広がります。

    水墨画の世界が広がります。

  • 杭州の「西冷印社」の入口。<br />1904年に設立された、金石篆刻の研究施設です。

    杭州の「西冷印社」の入口。
    1904年に設立された、金石篆刻の研究施設です。

  • 庭園と柏堂です。

    庭園と柏堂です。

  • 庭園の楠木の古木です。

    庭園の楠木の古木です。

  • 仰賢亭への階段

    仰賢亭への階段

  • 「仰賢亭」。書や中国画、印章、印鑑を、買うことができます。

    「仰賢亭」。書や中国画、印章、印鑑を、買うことができます。

  • 杭州の六和塔の山門です。

    杭州の六和塔の山門です。

  • 「六和塔」。970年に、銭塘江の氾濫(逆流現象による)を、鎮めるために建造されました。

    「六和塔」。970年に、銭塘江の氾濫(逆流現象による)を、鎮めるために建造されました。

  • 六和塔の入口です。

    六和塔の入口です。

  • 塔の内部です。

    塔の内部です。

  • 塔の階段、内部は7階になっている。

    塔の階段、内部は7階になっている。

  • 銭塘江と「銭塘江大橋」です。

    銭塘江と「銭塘江大橋」です。

  • 川岸には展望スペースもありました。

    川岸には展望スペースもありました。

  • 列車も通っている銭塘江大橋です。

    列車も通っている銭塘江大橋です。

  • 逆流で有名な銭塘江は霧の中・・。

    逆流で有名な銭塘江は霧の中・・。

  • 紹興の魯迅故里。<br />紹興は、中国近代文学の創始者、魯迅が生まれ育ったところです。

    紹興の魯迅故里。
    紹興は、中国近代文学の創始者、魯迅が生まれ育ったところです。

  • 魯迅故里の大通りです。

    魯迅故里の大通りです。

  • 臭豆腐の専門店です。

    臭豆腐の専門店です。

  • 筆を始め書や画を売るお店です。

    筆を始め書や画を売るお店です。

  • 「魯迅記念館」。電気工事のため閉館でした。

    「魯迅記念館」。電気工事のため閉館でした。

  • 魯迅が生まれ育った「魯迅故居」、周家の住居です。

    魯迅が生まれ育った「魯迅故居」、周家の住居です。

  • 徳壽堂です。

    徳壽堂です。

  • 徳壽堂の内部です。

    徳壽堂の内部です。

  • 徳壽堂は、お客様の接待や催事を行った客間です。

    徳壽堂は、お客様の接待や催事を行った客間です。

  • 周家の中庭です。

    周家の中庭です。

  • 魯迅の部屋。魯迅が寝た寝台も残っていました。

    魯迅の部屋。魯迅が寝た寝台も残っていました。

  • 食事をしたり、友人と逢ったりした居間です。

    食事をしたり、友人と逢ったりした居間です。

  • 周家の台所です。

    周家の台所です。

  • 周家の廊下です。

    周家の廊下です。

  • 百草園への道です。

    百草園への道です。

  • 幼い魯迅が遊んだ百草園です。

    幼い魯迅が遊んだ百草園です。

  • 魯迅故里の街並みです。

    イチオシ

    魯迅故里の街並みです。

  • 雄の獅子、鞠を押さえています。

    雄の獅子、鞠を押さえています。

  • 雌の獅子、子供を押さえています。

    雌の獅子、子供を押さえています。

  • 魯迅故居の近くの狭い運河です。

    魯迅故居の近くの狭い運河です。

  • 運河と鳥蓬舟です。

    イチオシ

    運河と鳥蓬舟です。

  • 魯迅が学んだ「三味書屋」、寿家の住居です。

    魯迅が学んだ「三味書屋」、寿家の住居です。

  • 思仁堂です。

    思仁堂です。

  • 思仁堂の中、寿家の客間です。

    思仁堂の中、寿家の客間です。

  • 魯迅が学んだ教室、三味書屋です。

    魯迅が学んだ教室、三味書屋です。

  • 魯迅が使った机と椅子が、一番奥に見えます。

    魯迅が使った机と椅子が、一番奥に見えます。

  • 「咸亭酒業」。<br />紹興の地酒「紹興酒」の蔵元です。

    「咸亭酒業」。
    紹興の地酒「紹興酒」の蔵元です。

  • 壺に詰める様子です。

    イチオシ

    壺に詰める様子です。

  • 封をして直ぐの紹興酒です。

    封をして直ぐの紹興酒です。

  • 倉庫で年を重ねる紹興酒です。

    倉庫で年を重ねる紹興酒です。

  • 紹興酒の出来るまでを描いた素描です。

    紹興酒の出来るまでを描いた素描です。

  • 紹興酒の説明を聞き入る我がツアー客です。

    紹興酒の説明を聞き入る我がツアー客です。

  • 利き酒用の紹興酒です。<br />5年物と10年物の試飲です。

    利き酒用の紹興酒です。
    5年物と10年物の試飲です。

  • 紹興酒20年物、1リットル、600元(8,100円)です。

    紹興酒20年物、1リットル、600元(8,100円)です。

  • 紹興酒30年物、500ミリリットル×2本、1,600元(21,600円)です。

    紹興酒30年物、500ミリリットル×2本、1,600元(21,600円)です。

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