2011/02/24 - 2011/03/01
1034位(同エリア17008件中)
ちーやさん
フランス全土と近隣国、そして元宗主国の「おいしいもの」を一堂に集めたパリ国際農業見本市(Salon international de l'agriculture)。夫と期末テスト中の娘を置いて、一人で行ってきました。去年に続き今回で2回目です。
Porte de Versailles駅目の前の会場はもうむちゃくちゃ広く、どこもおいしいもので埋め尽くされていました。夫がこよなく愛するフランスチーズを買い、さまざまなdegustation(試食)を楽しみました。
場内での買い物は現金なのでご注意ください。品物は当然フランス語表記なので、好きな食べ物のフランス語名は事前にメモして臨むと(fromage=チーズ、poire=ナシ、peche=モモ、miel=はちみつ、boeuf=牛肉、thon=マグロ、confiture=ジャムなどなど)楽しさ倍増です。ほとんどフランス語を話せない私はもっぱら筆談でした。量り売りも多く、値段を早口のフランス語で言われても聞き取れないので、書いてもらいました。英語が通じるお店の人もいましたが、基本はフランス語です。フランス語に自信のない方はメモとペンもご用意ください。もちろん「○○ 200g」と書けば理解してもらえますが、見せながら“Bonjour madame. Ca, s'il vous plait.”くらいは言いました(つづり記号は表記できないので省いています)。
2012年は2月25日から3月4日まで開催します。詳しくはhttp://www.salon-agriculture.com/
この時期パリを旅行される食いしん坊さんは、農業祭にもぜひ足をのばしてみてください。
2010年、初めてこの農業祭を案内してくださったKさんに心よりお礼を申し上げます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- ショッピング
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
成田発エールフランス深夜便を利用しました。
機内食です。夜中の12時過ぎ(日本時間)にも関わらず、
豚肉のフリカッセ(マスタードクリームソース)
タリアテッレパスタ、さやえんどう
スモークサーモンとエビのロシア風サラダ
カラメルアーモンドケーキ
パン、チーズ、スナック菓子、飲み物
と充実した内容。
間食用に置いてあるカップラーメン、ハーゲンダッツの棒アイス、スナック類も豊富でした。
JALの機内食よりボリュームがあると思います。
もちろん朝食もしっかり出ました。
ハム、チーズ、クロワッサン、オレンジジュース、ジャムなど簡単なものです。
映画は3本楽しみました。日本語対応ありです。 -
フランス時間明け方4時少し前にシャルル・ド・ゴール空港に到着しました。
トランクを受け取った後、同乗者は三々五々散って行きました。
だ〜れもいません。どうしよう…。 -
出発ロビー前のillyでコーヒーを飲んで、パリ行きのエルフラバスが動き出すまで時間潰し。6時前からお店が開きました。
「明け方の空港は人が少なく危険」「早く市内に移動してホテルで荷物を預けた方がいい」と、こちらのQ&A掲示板でもアドバイスをいただきましたが(ありがとうございました!)、早朝の暗い中ホテルに行くのは気が引け、1時間半ほど、イスに座って休みました。 -
illyすぐ近くの待合コーナー。結構人がいて安心しました。
-
近くに座っていた日本人の女性の方にトランクを見ていただいてトイレに。
とても清潔でした。女性には感謝です! -
空港からエルフラバスでGare de Lyon前下車。朝の7時頃ですが、まだ真っ暗です。ここから地下鉄に乗ってホテルに到着したとき、ようやく明るくなってきました。
フロントに“Please keep my luggage.”とお願いして、身軽になっていざ出陣! -
やって来ました! フランス農業祭の入り口チケット売り場です。
入場料 大人12ユーロ・子ども(6歳まで)6ユーロ
PARIS EXPO PORTE DE VERSAILLES
Ile-de-France, 1 place de la Porte de Versailles, 75015 Paris,
地下鉄12号線Porte de Versailles駅は、ウシをあしらったポスターだらけで迷うことはありません。出たらすぐです。 -
広い! 8つあるパビリオンのうち5つで開催しています。
-
各パビリオンをつなぐ汽車ポッポ。もちろん歩いて移動も可能です。とにかく歩くので、スニーカーなど履きなれた靴と、買い物目当てなら両手が自由になるリュックは必携です。
-
パビリオン1の全景。おいしい食べ物の元となる動物中心に展示しています。会場全体が人と動物の熱気と、農場のかほりに満ちています。
-
ヒツジの親子。おいしいのは肉でしょうか、乳でしょうか。
-
耳垂れブタの親子。種類は分かりません。
-
家禽類。
-
ウサギ。「かわいい」ではなく「おいしそう」という視点で展示されているのかな?
-
かわゆい子牛。これが大きくなると…。
-
成牛はとにかく大きくてビックリしました。肉牛なのか乳牛なのか、種類は分かりません。
-
民族衣装を着たお姉さんが、ブルーチーズの一つ、Bleu du Vercors-Sassenage(ブルー・デュ・ヴェエルコール・サスナージュ)を勧めてくれました。さっそく試食。うみゃい!
-
試食コーナーです。
眼光鋭いシェフの後ろに燦然と輝くdegustasion(デギュスタシオン 味見・試食)の文字。
“le bouillon!!!"と何度も絶叫していました。「料理の命はブイヨンだよ」と言ってたのかも。魚や昆布の出汁に慣れた私の舌にとっては、薄味過ぎて微妙でした。 -
パビリオン2は、果物と野菜の展示コーナーです。
さっそく赤リンゴを試食。国光のような甘酸っぱい味でした。 -
リムーザンの青リンゴ。こちらも試食。
-
フランスの野菜さまざま。展示の仕方が目を引きます。
-
パビリオン3では、フランスや近隣諸国のおいしいものをたくさん売っています。
ハム、サラミ、ベーコンなど肉類は、パックされたもの以外は日本に持ち帰れないのでご注意を。小さな切れ端を次々試食しました。 -
頭の先までみっしりとハム状態なのでしょうか。
-
パン作り実演。おいしそう!
-
お肉を焼いています。いい匂いが漂っています! お腹すいた〜〜(^o^)丿
-
パルマハムのサンドウィッチ。
-
溶けたチーズがかかったホットドッグ。
-
好きなお肉を選んで、写真に写っていませんが隣にあるバゲッドに挟んでもらいます。
-
イタリアのオリーブ各種。もちろんしっかり試食。買いたかったけれどトランクが重くなるのであきらめました。
ほかにもピクルス、ジャム、はちみつなど瓶詰め類が豊富でしたが、帰国時のことを考え、ほとんど見送りました。
地下鉄とRERを乗り継いでのド・ゴール空港までの道のり(大きい駅以外エスカレーターもエレベーターもないし)、成田から自宅までも、瓶詰めの詰まったトランクを運んで帰るには、道は険しいので…。 -
魚介類も豊富。昨年はカキをまるまるひとつ試食しました。今年も試食コーナーを探しましたが見つからず、残念。
-
イタリアブース。グリーンサラダ、生ハムとパテの盛り合わせ。どちらも1ユーロだったかな。
-
同じくイタリアブース。サラミ、パテなどの盛り合わせとフルーツの盛り合わせ。
-
ブラックとホワイトのチョコレート。ナッツやドライフルーツがちりばめられています。金槌でたたき割って量り売りしていました。
-
洋ナシ、はちみつ、モモ、マンゴーなど色とりどりのキャンディー。100gどれでも3,5ユーロ。
-
マシュマロです。ちょっと色がな〜〜。
-
こちらはヌガー。バナナ、木イチゴ、カシスほか味も色もとりどり。
-
さっぱりと口直しにアイス。レモンを食べましたがおいしかったです。
-
日本でみかけるスムージーでしょうか? 色がどぎつい!
腰かけて冷たいものでも飲みたかったのですが、ちょっと休める場所、ベンチがなくて疲れました。
上で紹介したお惣菜は立ち食いが基本です。もちろん、15〜20ユーロくらいでゆっくり座って食事を楽しめるブースもたくさんありましたよ。
その2は、農業祭で売られていたチーズをご紹介します。 -
疲れきってホテルに戻りました。
Grand Hotel Amelot Paris(グランド ホテル アムロー パリ)
54 rue Amelot. 75011 PARIS
http://www.hotelamelot.com/
バスティーユの朝市に近い、日曜日も営業しているお店が多いマレ地区に近い、そして安いを最優先。朝食なしシングル一泊6,000円(Hotel Clubから予約)くらいでした。
最寄駅の地下鉄8号線Chemin Vert駅からは3分くらい、1号線のBastille駅やSt-Paul駅へも徒歩10分かかりません。
まったく期待していませんでしたが、ベッドはセミダブル、トランクを2個余裕で開げられる広さでした。フランスのホテルには珍しく、エレベーターも日本のマンションくらいの広さ。カードキーなので、なかなか開かずイライラすることもありません。
フロントは英語が通じます。トランクの預かり料は無料だったので帰国日も15:00まで預かってもらいました。 -
バスタブ。清潔でした。お湯の出もよく、よくある「排水溝から臭いが…」ということもなく快適でした。
-
トイレも清潔でした。タオルは毎日交換されていました。
石鹸などのアメニティはなかったので、近所のスーパーで買いました。これもフランス土産ですね。
ホテルに面しているAmelot通りの一本隣、Beaumarchais通りは大きな通りでレストラン、カフェ、深夜営業のスーパーがあるので何かと困りません。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- むんさん 2012/01/18 00:00:51
- フランス農業祭!
- ちーやさん、こんにちは。
はじめまして。
このたびは我が家の旅行記に投票いただき、
ありがとうございました!
フランス農業祭!
とても楽しく旅行記拝見しました。
野菜やフルーツ、肉類や魚介類etcと
美味しい食材がいっぱい。
そして動物たちも勢ぞろい!
見て回るだけですごくワクワクしそうですね!
- ちーやさん からの返信 2012/01/20 11:33:27
- RE: フランス農業祭!
- むんさん
はじめまして!
コメントをありがとうございます。
もっといろいろなブースの写真を撮りたかったのですが、一番の目的はチーズだったので〜〜〜。
とにかく楽しいイベントです! パリに居ながらにしてフランス各地のおいしいものを楽しむことができます。試食だけ回ればお腹いっぱいになるかも? 機会がありましたらぜひ遊びに行ってみてください! 娘の大学受験がいち段落したら、また続編をアップしたいと思います。
むんさんの楽しい旅行記もまた楽しみにしています。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ちーやさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
41