2011/10/14 - 2011/10/28
287位(同エリア1013件中)
youさん
ポーランド鉄道パスを利用して、紅葉が美しい10月のポーランドを15日間かけて周遊しました。コースは下記。ワルシャワ3泊→グダニスク3泊→マルボルク城→トルン1泊→ブロツワフ2泊→クラコフ3泊→アウシュビッツ→ワルシャワ1泊。この旅行記では世界遺産の街クラクフ編を掲載します。表紙の写真は、クラクフの中央市場広場にて聖マリア教会。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ヴロツワフ9時02分発の列車でクラクフに向かいます。途中の停車駅で乗降客があったりし、ほぼ満席状態の区間もあります。
この日は偶然に出会った、欧州を3ヶ月間一人旅している4Trのトラベラーさん(さやさん)と相席し、クラクフまでの約5時間、旅の話等で楽しい時間を持ちました。
列車は定刻通り14時過ぎにクラクフに到着します。 -
クラクフ駅前のHOTEL POLONIAに3泊します。朝食込みで240zL/1泊。部屋は天井が高く、社会主義時代に建てられたような古い建物のようです。
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ホテルのベランダからの眺め。手前は路面電車の停留所、その奥はフロリアンスカ公園で、街歩きや電車で郊外に出るのに便利です。
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ホテルのチェックインを済ませ、さっそく街歩きに出ます。ホテルフロントと公園入口のiにて地図と情報を入手します。
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フロリアンスカ公園の中に残っている円形の要塞バルバカン。この日は日曜日で家族連れが多いようです。
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旧市街を外敵から守っていた城壁の一部です。ここには絵画が並べられていて、ちょっとしたアートギャラリーです。
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ゲートを潜ってフロリアンスカ通りに出ます。両側は商店街で観光客で賑わっています。奥に聖マリア教会の尖塔が見えます。
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中央市場広場に出てきました。広場の中央に織物会館が陣取っています。この広場は総面積は4万?で、中世から残っている広場としてはヨーロッパで1番広いとか。
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聖マリア教会の尖塔はクラクフのランドマークでどこからもよく見えます。尖塔に上りたかったのですが、冬季の10月〜4月はクローズということで諦めます。
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ヴァヴェル城までやってきました。この日は天候もあまり良くないし、街の様子を大雑把に見られればよしとして、夕方まで足早に巡ります。
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ヴァヴェル城からヴィスワ川を眺めます。城は川沿い丘の上にあるのです。この日は、夕方暗くなる6時まで街を散策しました。
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翌日は前日に入手した地図に従って、城壁より外側にあるマテイキ広場から街歩きをスタートします。
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マテイキ広場の北側にある聖フロリアンナ教会。
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朝のミサに参加します。参加すると言っても信者ではないし、ポーランド語も分かりませんので、教会に入って椅子に座り手を合わせて祈るだけですが。でもそうすると、何故か気持ちが落ち着き一日元気で安全に旅が出来そうな気がするのです。
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マテイキ広場の南側奥にバルバカンが見えています。手前は広場の模型で、この街には要所要所にこのような模型が設置されています。
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旧市街の外側から見た1498年建造のバルバカン。
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バルバカンの手前から、1300年頃建造のフロリアンスカ門を眺めます。門の両側は旧市街を囲んでいた城壁の一部です。19世紀に城壁のほとんどが取り壊され、現在は旧市街を取囲む緑の公園となっています。
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ゲートを潜って今度は直進しないで右折し、チャルトリスキ美術館(右側建物)前に出ます。この美術館でダビンチの絵画を見る予定でしたが、残念なことに2012年まで建物を修復中でクローズでした。
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チャルトリスキ美術館の前に建つ、同美術館付属のピジャロウ教会に入ります。漆喰の壁に描かれた祭壇画や後期バロック様式の装飾等が見ものですと・・・教会から出てきた信者の方に説明いただきました。
美術館でダビンチの油絵は見られませんでしたが幻想的な教会内部を見たからよしとします。 -
通りを気の向くまま進むと角に総レンガ造りの教会があります。壁に掛けられていた説明プレートによれば1260年創建の聖マークス教会です。
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教会の前では神父さんが地元の方と普通に会話しておられます。この国の人々は他の近隣諸国に比べ信仰心が厚い気がします。
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通りを進むとシュチェパンスキ広場に出ます。
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広場に面して芸術宮殿が建っています。1898年〜1901年にアールヌーボー派の建築家らにより建立されました。軒下の金色のデザインは近代的な感じです。
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広場には地球温暖化によりヒマラヤの雪が解けて風景がこんなに変わっています・・・との写真が掲示されています。どこのお国でも気にしてほしいメッセージですね。
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通りを一つ越えると中央市場広場に出てきます。教会の尖塔、市庁舎の塔など、中世の美しい街がそのまま広がっています。カフェの椅子に座って、この広場で、何世紀もの間多くの人たちが行き交い、様々な歴史が築かれてきた・・等と色々考えを巡らせながら中世の雰囲気に浸ります。
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広場に面して建つ聖マリア教会に入ります。観光客は正面右側の入口から入ります。正面のヴィオット・ストウオシ祭壇が見もので、後期ゴシック様式を代表する木製彫刻で出来ています。
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他とは少し違った感じのする教会内部に圧倒されます。
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聖マリア教会の脇道を抜けると小市場広場に出ます。
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この小市場広場には、街の歴史を示す多数のパネルが展示されています。クラコフは15世紀にかけてポーランドの首都として栄えた街。大戦時に、連合軍側が歴史的街並みを残すべきとの配慮で攻撃しなかったので、中世の街並みがほぼそのまま残された・・・・とのことです。
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中央市場広場に通じているブラッカ通りを歩きます。正面奥の塔は旧市庁舎の塔です。
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市庁舎の横に建っているフランシスコ修道院、聖フランシスコ教会に行きます。1269年、プラハから来たフランシスコ修道会の修道士達によって建てられた初期ゴシック様式の教会です。
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この祭壇画が有名の様で、大勢の観光客が写真を撮っていました。
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アールヌーボー風の斬新なデザインの美しいステンドグラスが見ごたえあります。花等をデザイン化したものもありました。
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道を隔てた向かい側の大司教宮殿に行きます。中庭にポーランド出身で平和行動の実践や東欧の民主化運動等に大きな影響を与えたヨハネ・パウロ2世像があります。像の前で祈りを捧げていたところ、神父さんが近づいてこられ、どこから来たのですかと聞いてきました。日本からですとお答えすると、東日本大震災と原発事故の復興を祈っているとのお言葉と、ヨハネ・パウロ2世のお写真、祈りの言葉が書かれた小冊子等を頂きました。感謝感激で胸が熱くなりました。
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ヨハネ・パウロ2世が学び、また一時期教鞭をとっておられたというヤギェウォ大学に行きます。回廊に囲まれた中庭は、からくり時計を見る観光客で賑わっています。校舎裏手の庭には、誰でも触って科学実験が出来る器具がいくつか並んでおり、地元の学生さんらと実験に参加し、勉強させてもらいました。
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大学公園を抜けてヴァヴエルの丘に向かいます。紅葉には少し早いようです。
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昨日は東南の坂道を上ったので、今日は旧市街に面する北側の坂道を大聖堂を見上げながら上ります。ゲートを入った右側ブースでヴァヴェル城旧王宮と大聖堂への入場チケットを買います(17zL、12zL)。
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最初に旧王宮の中庭に入ります。周囲を取囲む建物は16世紀創建のゴシックとルネッサンスの複合様式のもので、内部は現在博物館です。
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博物館の中に入ります。1320年以降にポーランド王が収集した豪華な宝物です。他に豪華な部屋、王家の肖像画、武器や武具等が見られます。
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ヴァヴェル城大聖堂に入ります(内部の写真撮影は禁止)。大聖堂をひと廻りして、左手の入口から塔に上ります。最上階に1520年に鋳造された周囲8mの鐘が吊るされています。左手で鐘に触ると幸せが訪れるといわれていますので、しっかりと触ってきます。
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塔の最上階から旧市街方向の眺めです。眼下に美しい中世の街が広がっています。
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イチオシ
大聖堂の地下の墓所や別棟の宝物館等見学の後、広場の一角にあるカフェでヴァヴェル城大聖堂を眺めながら昼食をとります。その間に青空が見えだしました。
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城壁沿いに続くなだらかな坂道を下り、ヴィスワ川沿いに出ます。ヴァヴエル城を南側から見上げた風景です。
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城壁の川べりに近いところに竜の洞窟があります。洞窟の前に建てられている竜の像は時々火を吹きます。竜の口先のオレンジ色がそれなんですが、確認できるでしょうか。
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ヴィスワ川の対岸からヴァヴエル城を眺めます。川沿いには遊歩道やサイクリング専用道路があり、市民の憩いの場でもあります。ヴィスワ川を上り下りする観光船(1時間コース25zL)も停泊しています。日本文化センターマンガ館がこちらの川沿いに建っていますが、こちら側まで来る人は少ないようです。
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カジミエーシュ地区に行きます。ここはユダヤ人に対して寛大なポーランドに、彼らが移住して住み着いた地区です。
川沿いに建てられている教会と十字架がありますが、こちらはユダヤ人とは関係なさそう。 -
聖カタリーナ教会に立ち寄ります。
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教会の中に入ります。観光客が数名訪れていますので由緒ある教会なのでしょう。
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旧市街に戻ります。途中で街並みを描く画家さんに出会います。つい作品覗いて話しかけたくなります。中央市場広場で作品を販売しているので来てください・・と名刺をいただきました。
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聖ペテロ聖パウロ教会。外のフェンスに12人の聖人の像が見られます。この教会内では夕方からコンサートが開かれるようで、祭壇前でチケット(40zL)を販売していました。
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中央市場広場にまた来ます。青空をバックにしたこの風景を撮りたかったのです。
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旧市庁舎の塔。塔の上から街を眺めて見たかったのですが、ここも冬季はクローズでした。
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塔の下に展示されているオブジェです。美人の顔が目玉になってます。
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翌日、改めてカジミェシュ地区を訪れます。ここはユダヤ教会で、現在はユダヤ博物館となってます(8zL)。
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博物館の内部です。礼拝堂の中央に祭壇がありますが偶像崇拝を禁止しているのでシンプルな造りです。続きの部屋には、ユダヤ人の生活や歴史、宝物等が展示されています。
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地区の小さな広場の中央に、ダビデの星と、第二次大戦中にこの地区でナチスにより殺されたユダヤ人65,000人の追悼記念碑がありました。
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広場の回りには、ユダヤ料理のレストラン、土産物店、シナゴーグなどが並んでいます。
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ヴィスワ川べりに出て付近を散策します。ここから眺めるヴァヴェル城が一番いい感じでしょうか。
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イチオシ
夜の広場を散策します。ライトアップされた中世の街もまた素敵です。
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織物会館のアーケードから。
中世に築かれた美しい旧市街、王宮、古城、古い教会等、数多くの歴史的遺産を堪能することができました。また、カジミェシュ地区や別の日に行ったアウシュビッツ強制収容所等での悲しい出来事は決して忘れてはならない負の遺産であると強く思ったクラクフ滞在でした。
クラクフ編 おわり
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この旅行記へのコメント (6)
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- パルファンさん 2011/11/23 21:18:13
- 独特な教会内部
- こんばんは、youさん
かっては首都だった、城壁に囲まれた中世の街、クラコフは、
日本で言えば京都のような存在?
聖マリア教会の内部は、色合いが神秘さをかもしだし異教を思わせる雰囲気ですね。
その他アップされた、教会内部も!(聖カタリーナ教会・ピジャロウ教会・聖フロリアンナ教会)
独特ですね。
広場、教会、市庁舎をみるカフェでスケッチしましたか?
或いは、青空の見えてきたヴァヴェル城大聖堂を眺めながら?
それとも、ヴィスワ川の対岸からお城を眺めるところからかなぁ〜
勝手にyouさんのスケッチ場所推量してしまいました♪
パルファン
- youさん からの返信 2011/11/23 22:24:06
- RE: 独特な教会内部
- パルファンさん
早速のコメント有難うございます。そうですね。クラクフはポーランド王国の首都でしたから、京都と同じような古都です。パルファンさんの旅行記拝見し、フランスやイタリアの教会をしっかり廻られておりますので、私も頑張って廻って見ました。
スケッチポイント・・・あたりです。丁寧に仕上がったらアップします。
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- はなさん 2011/11/23 17:38:57
- またまた内容の濃い旅行記見せていただきました。
- 小広場って数時間のフリータイムがあったときに、迷い込んだ所です。
そうそうパネルがありましたよ。
川から撮ったお城の写真(名前がすぐに出てこない!)同じような構図で撮ってますからyouさんも同じ所にいらっしゃったんだぁと不思議な感じ。
英語力と勇気があればあのフリータイムをもっと有効に使えたのにと改めて思わされました。
アールヌーボーのステンドグラス、撮りたかった(泣)
一人で3ヶ月も欧州を旅してる人!?
すごい人がいるんですねぇ。
youさんもすごいと思ってますが、こんな人もいるんですねぇ。
あ、ブータン国王いらっしゃいましたね。
なんか嬉しくなっちゃいました。
ごめんなさい、関係ないことで。
- youさん からの返信 2011/11/23 22:43:50
- RE: またまた内容の濃い旅行記見せていただきました。
- はなさん
お城の写真は、橋を渡った川向こうからや、はなさんがお泊りになった??川沿いの最高級ホテル付近から等・・歩きまわって撮りました。でも、はなさんがお撮りになった様な、城の塔がシルエットになった幻想的な写真は残念ながらありません・・・。
確かにブータン国王来日で、日本人にとってこのお国が身近になった気がして嬉しくなりますね。グッさんが来日したら会いたいですね。
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- pedaruさん 2011/11/23 06:09:11
- 建物群
- youさん おはようございます。
youさんの旅行記を読んでいて気がつきましたが、それはとても臨場感があることです。 順を追って旅をしている気分になってきます。
それにしても、この建物たちには驚きました。どれもすばらしい建物でヨーロッパの奥深い文化を感じますね。 youさんの旅行記は毎日訪問しても、いつ制覇できるのやら・・・・・楽しみ・・・・・
pedaru
- youさん からの返信 2011/11/23 10:53:37
- RE: 建物群
- pedaruさん
早速の訪問等有難うございます。
旅行記ご覧いただき、旅している気分になっていただけるとのコメント、励みになります。ヨーロッパは石の文化とでも言えましょうか、歴史のある建物が残っていて魅力的な街が多いですよね。日本は木の文化、pedaruさんが訪れている老舗旅館などはとても心温まる感じがします。ヨーロッパの人々が努力して歴史ある街並みを維持しているように、日本も歴史的建物を大切に残しながら、街づくりが出来るといいですよね。
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