2011/10/09 - 2011/10/10
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maki5963さん
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10月7日から15日までのドロミテツアー記録。ドロミテ山中あちこちのうち、後半はポルドイ展望台~ボルツァーノまで。
3日目午後のポルドイ展望台からは一面の雪山風景が広がる絶景で、その写真が多くなってます。ポルドイ峠からは18kmほど下った谷あいの町、カナツェイに宿泊。
4日目、カナツェイからカレッツァ峠を越えカレッツァ湖へ、昼食のため一旦カレッツァ峠へ戻った後、エガ谷を下りボルツァーノへ向かう途中から東へ向かいサンタ・マッダレーナ村へ。ガイスラー山群を望む美しい小さな山村をノンビリ楽しんだ。ここから宿泊地ボルツァーノまでは1時間足らず。ドロミテの西の玄関口となるこの町もこじんまりとしたすてきな町だった。
写真はポルドイ展望台より、マルモラーダなどの山岳風景。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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3時前に着いたポルドイケーブルカー乗り場。
ポルドイ峠はドロミテの中で一番標高の高い2239m。そこから65人乗りのケーブルカーが4分で2950mの展望台まで運んでくれる。団体料金では11.8ユーロだった。 -
ロープウエイより、展望台のある山頂。
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ケーブルを降りて山頂建物の東外側より。遠くの稜線までくっきり見渡せる最高の展望に歓声があがる。
こちらは南東方面。左奥がPelmo、右隣がCivetta、右手の大きな山塊がドロミテ最高峰のMarmolada。 -
左方向ちょっとアップ。Pelmoの左にAntelaoが見える。
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AntelaoとPelmoをズーム。こちらは遠くの稜線までクッキリ見えている。
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南はほぼ正面。奥にマルモラーダ、その右手鋭峰はGran Vernel。
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マルモラーダをアップで。
朝のラガッツォイよりずっと晴れて風も治まっているので寒くはない。 -
西側展望所の崖。峠に続く宿泊したカナツェイ方面の谷筋が見える。こちらは逆光のうえ谷あいで暗め。
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西側展望所で。午後の日差しで影が長い。
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右手はロープウエイ駅の建物。この屋外の東西が展望場所になっている。
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山頂裏側は意外に広々。
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登山者らしき人が歩いている。この周辺にも様々なハイキングコースがあるが雪では難儀でしょう。
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くっきり境目が分かる不思議な雲がここだけにかかっている。これがなければ360度パーフェクトの展望だった。
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ポルドイ峠とマルモラーダ。ロープウエイも見える。
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左、突き出しているのは展望所。ここで他の日本人ツアーグループと会った。日曜だったが人はまばら。週末前の降雪が影響した?かな、、
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16時30分、ポルドイからカナツェイへ向かう。
1時間半展望を楽しんだが、いくら眺めても飽きない絶景で降りるのが名残惜しかった。 -
ポルドイ峠からカナツェイまでは18キロをどんどん下っていく。
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40分ほどでホテルに着いた。
カナッツェイで宿泊したホテルLa Perla。外観もすてきだが部屋も可愛い。ホテルはメインストリートに面していて、裏表ともにまだ陽のあたっている山が見える。 -
部屋は通りより裏側で、外には広いベランダがあり山が見えた。
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谷あいの町はもう陽が陰って暗いが、遠くに連なった雪山が見える。この山はそのうちの一つ。
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ホテルでの夕食までの時間、教会や町をちょっと散歩する。この時期だし、時間も遅いしでクローズのホテルやお店も目立つ。人気も少なくひっそりといった感じだが、ホテルやレストランなども多いし、夏冬のシーズンは賑やかなことでしょう。
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教会の中で。ドームは石造りだった。
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6時過ぎ、夕日に染まるポルドイの岩峰。山頂の建物も見える。
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4日目。カレッツァ湖。
この日の朝はゆっくり。9時半発でカナッツェイからカレッツァ峠を越え、カレッツァ湖へ40分ほどで着いた。バスを降りてトンネルを抜けて少し歩けば湖畔。まだ誰もきていない。なんて素晴らしく美しい水の色!「限りなく透明なブルー」という言葉がぴったり。 -
言いようのない色合いに感動。でも時期的に水量は少ない。多い時はどれほどになるのだろう?
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見る場所によって色はブルーがかったりグリーンがかったりと微妙に変わる。湖の背後の山はラディマーレ山群。
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周囲を針葉樹林に囲まれ、風もない湖面はまるで鏡のよう。木立や空がくっきり写って美しい。
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湖は1周できるというので時計回りに歩き始める。日陰で雪どけ水や一部は雪でちょっとぬかるんでいる。
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干上がっている所が広い・・
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そっくり反転の水鏡。
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同じく水鏡。
遊歩道は半周過ぎくらいの所で通行止めだったので引き返す。 -
朝日のさす湖面。午前は逆光気味だった。
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1周できなかったので反時計回りにも少し歩いてみる。
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日当たりの良い斜面で初めて見るこんな花がいくつも咲いていた。アザミのような鋭いトゲを持つ葉と、ドライフラワーのようなこの花はアカウリス・カルリナ。花期は7〜月というからこれは満開状態だが季節はずれ。中心部の花部分が枯れて茶色になっても花弁の様なガクはそのままで、いつまでも咲いているように見えるらしい。
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これが枯れた状態の花。上以外はみなこんな風だった。
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そうこうしてるうちに展望所に別の団体もやってきて湖畔が賑わいだした。戻る途中にあるお店を覗いたりし、昼食のためにまたカレッツァ峠まで戻る。
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カレッツァ峠風景。昼食をとったホテルレストランと背後の山。他にも数軒のレストランや宿がある。
このあたり、朝通った時はガスが出ていたがそれがとれて晴れてきた。 -
ホテル前にバス停がありちょうどSADのバスが来た。この時期でも運行しているらしい。乗っている客が2人いた。
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ここもは冬はスキー場になるようだ。ハイキングに行く人たちがいる。
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周辺案内図。
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峠に虹が出た。右に半円を描くような大きな虹だった。右手に見えている建物はペンションのようだ。
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昼食後、再び峠を下っていく。
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エガ谷の道は渓流に沿って行き、下流にはこんな崖の間のような所も通る。エガ谷の道路は狭くてすれ違いも大変そうな道だった。
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トンネルを抜け、西に行けばすぐボルツァーノ。でもそれとは反対の東に向かう。シウジよりさらに北、ドロミテ北ルート方向のサンタ・マッダレーナ村。ガイスラー山群に向かう谷筋を登ってきて最奥部あたり。でも実は行った時はどのあたりか分かってなかった。
バスを降りて、展望抜群の場所まで案内します、というTDと正面見えている中腹辺りへ歩き始める。 -
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紅葉はまだだが、ビックリするほどたわわな実をつけたナナカマドの木。村を流れる渓流のほとりで。
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まず目指すはあの教会。帰りに立ち寄らせていただいた。下の斜面ではなにやら工事中。
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放牧場の中を登っていく。
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気持ちよく広がる展望と牧草地の中を歩く。
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この写真と似たような風景のカレンダーの写真が部屋にある。今までそれがドロミテというだけでどこか分からなかったがこれで判明。「サンタ・マッダレーナ村とガイスラー山群」だった。野には薄っすら雪が積もりカラマツが色づき始めている。時期的にも同じ頃らしい。
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でも残念なことに、ガイスラー山群の半分ほどは雲がかかっていて全容を見ることができない。天気もイマイチ雲が多めで、明るく晴れるのも一瞬の間。
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途中のおうちの軒先でくつろいでいた夫婦。この村はドイツ語圏だった。
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教会から下りの道を行くメンバーたち。右にまた少し登ってから左に、、とのどかな風景の中を気持ちよく歩く。
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牧草地の緑の斜面に民家が点在する。
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これがお勧めの絶景ポイントからの景色。教会のある山村と背後に屹立するガイスラーの針峰群。小道の傍らには木のベンチが一つある。
雲さえなければカレンダーよりいいくらい、ホントに絵のような景色だ。ここまで案内してくれたことに感謝! -
教会あたりズーム。
この村で2時間くらいゆっくりできたので、山の雲がとれるのをここでしばらく待ったのだが、ガスはとれずむしろ増えてきてしまった。 -
ボルツァーノ。町の中心ヴァルター広場。ヴァルター像と広場の南角にある14〜15世紀のゴシック様式の大聖堂。
サンタ・マッダレーナ村からボルツァーノへは1時間ほどで着いた。ボルツァーノのホテルはこの広場から南に数ブロックと近く、駅にも近いホテルAlpi。中心部に近い便利な所にあり、夕食までの時間でスーパーに行ったり町歩きができた。 -
日没後のヴァルター広場。中央にあるのは中世ドイツ詩人のヴァルターの像。
夕食は広場の1本北の賑やかな通り、Laubenを入った所にある地ビールレストラン、ブロイハウスで。いつもワインのところ、せっかくの地ビールだから、とお勧めの軽いビールを頂く。ここは地元の人たちでとても賑わっていた。 -
夕暮れに浮かぶドゥオーモのシルエット。今日もいい1日だった。
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