秋のドロミテ・エンガディン～チンクエ・テッレのツアー旅　３．ベルニナ線でサンモリッツまで

2011/10/11 - 2011/10/11

５日目。ボルツァーノからティラーノまでバスで長い移動。郊外のブドウ畑風景やら美しい山村、雪山などの変化に富んだ風景が展開し、車窓からの眺めも飽きずに楽しんだ。
到着後、駅近くのレストランで昼食を摂ったのち、ティラーノからサンモリッツまでベルニナ線に乗車する。普通車両1両貸切だったので、みんな遠慮なく窓を開け、左右の車窓からの景色を堪能しつつ写真を撮ることができた。

天気にも恵まれて沿線の車窓風景はどこも素晴らしかった。


宿泊はサンモリッツ cervus。

ボルツァーノ7:30→（休憩）ティラーノ11:40着/（昼食）12:50ティラーノ発→サンモリッツ15:10着～シルスマリアとマローヤ→サンモリッツホテル17:40着

エリア サンモリッツ(スイス)

• 旅行の満足度: 5.0

• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

今日はティラーノからの列車に乗るので、遅れないよう7時半と早い出発。

ここはボルツァーノを出て1時間ほど経った辺りの景色。ここまでずっとブドウ畑がたくさんある風景が続く。天気は雲が多め。

出発から2時間ほど経過。田園風景から山岳風景に変わって雪山を見ながら山中の道をくねくねと行く。

ティラーノの町は嬉しいことに青空だった。車窓より見えた教会。ベルニナから見た教会とは違うようだ。

ティラーノ駅前広場。

バスは休憩を入れて4時間ちょっとで着いた。駅に続く通りにはレストランが多い。そのうちの1軒で昼食。トマトパスタかピザを期待したが、ごく普通の肉料理だったのがちょっと残念。

左はベルニナ線の出るスイスのレーティッシュ鉄道駅。

こちらはイタリア国鉄のティラーノ駅。

ベルニナ線のホーム。左の12時50分発の普通車に乗車する。ティラーノの標高は429m。標高1856mのサンモリッツまで2時間余り、途中最高所2253mのオスピッツ・ベルニナを含む標高差を年度も折り返しつつ登っていく。

ティラーノの町中を通り抜け15分余り、最初の見所のブルージオのループ橋が見えてきた。この橋は修復作業により9月30日まで青いシートがかかっていたが、この時はちょうどそれがとれていた。

それなのにループ橋の列車の写真はタイミングが合わず撮れずじまい。以下車窓風景。

道路と並行して走るベルニナ線。私たちのバスは荷物を積んでこの道路をサンモリッツに向かってくれている。もうとっくに通り過ぎているかな。

右手にポスキアーヴォ湖が見えてきた。空より濃いブルーの美しい湖。湖畔南すぐそばにミララーゴ駅がある。

ポスキアーヴォ駅かな。昨年2010年はベルニナ線誕生100周年の記念年だった。その記念車両が反対側に停車していた。

車窓右手。貸切で寒くはなかったし気兼ねなく窓も開放。左に右にと次々展開する景色を見るやら写真を撮るやら忙しい。

ぐんぐんと高度を上げ、ポスキアーヴォ湖が遠くに見えている。

パリュ―氷河が見える。下にあるはずの湖はそうとすぐには分からないほど水量が少ない。

ラーゴ・ビアンゴの堰堤を過ぎ、線路は湖に沿ってしばらく走る。白っぽいという湖も青みがかっていてとても美しかった。

線路に並行しているハイキング道路。こんな日のハイキングなら最高に気持ちいいだろうな。

ラーゴ・ビアンゴを過ぎてすぐ、レイ・ネイル

車窓左手、行列したように石が並んでいる。

モルラッチあたり。カラマツは全体にドロミテよりも色づいていた。

サンモリッツ駅に近づいている。町の標高は高いから日陰は雪が結構残っている。

午後３時１０分頃サンモリッツ駅に着いた。

この後待っていてくれたバスに乗り込んでエンガディンの2つの村へ行くがそれは別記で。

村巡りから戻りホテルへ。ウッディですてきな部屋はキッチンもついていた。窓からは東のほうの山が見える。

5時半過ぎホテルの部屋の窓から。バード地区西側高台のこの周辺はホテルなどのビルがたくさん立ち並んでいる。今日はゆっくりホテルで夕食。