２回目のソウル旅行【韓国版新幹線 ＫＴＸ １等席車乗車《ソウル→釜山》編】（２０１１年１０月）

2011/10/19 - 2011/10/19

今回のソウル旅行は、４泊５日の比較的余裕のある日程で行ったので、この期間中に、韓国版新幹線であるＫＴＸに乗って、釜山に日帰りで行きたいと思っていました。

ネットで検索すると、ＫＯＲＡＩＬのＨＰからＫＴＸの予約が簡単に出来る事を知り、１９日に乗る事に決めて、そのＨＰから予約しました。

なお、予約完了とともに、運賃（料金）をクレジットカードで事前決済する必要があります。

また、欧米の場合は、チケットをプリントアウトして、そのまま列車に乗れる場合もありますが、ＫＯＲＡＩＬの場合は、予約の控えをプリントアウトして、それとパスポートを乗車前に切符売り場に持って行って、正規のチケットを発券してもらう必要があります。

釜山行きの往路は、ソウル駅発９時４５分発の、ＫＴＸ００１号で、釜山駅までノンストップで行き、最速の２時間１３分で走破する列車です。

ネット上では座席の指定までは出来ないのですが、５号車の２Ｃ席が事前に指定されました。

運賃（料金）は、片道（平日）、７２，５００ウォン（約５，０００円）と、日本の新幹線に比べるとかなり安いです。なお、普通席の場合は、（平日）、５１，８００ウォン（約３，６００円）と、たった１，４００円の違いなので、ゆったりとしてる１等席の方がお勧めです。

このＫＴＸの座席に関してネット検索した所、１等車席（ファーストクラス）は、座席が１−２配列になっており、それに対して割り当てられるローマ字は、Ａ−ＢＣとなるので、ＡとＣが窓側になると分かり、また私の場合は、２席並び席の窓側だと分かりました。

なお、普通席の座席は、２−２配列になり、ローマ字配列では、ＡＢ−ＣＤとなるので、ＡとＤが窓側になります。

乗車時間が、たかが２時間１３分なので、１等席でなく普通席でも良かったのですが、これもネットから情報を得たのですが、フランスのＴＧＶの車両規格をそのまま持って来ている為、普通席の座席間隔がかなり狭いと知ったので、それが嫌で１等席にしたのです。

確かに、昨年、タリス（ブリュッセル〜アムステルダム間の往復）の普通席に乗った際、シートピッチが余りにも狭いのに驚いた経験があったので、それを思い出したのです。タリスの普通席のシートピッチは、国内線の飛行機の普通席のシートピッチより狭かったので、多分、ＫＴＸの普通席もそんな感じだと思います。

そんな、韓国版新幹線ＫＴＸ１等席のソウル駅→釜山駅の乗車などの様子です。


ＫＯＲＡＩＬのＨＰ（ここからＫＴＸの予約が出来ますが、サイトは英語のみです。）

http://info.korail.com/2007/eng/eng_index.jsp

エリア ソウル(韓国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

ソウル到着日に、ソウル駅の切符売り場で、予約控えとパスポートを提示して発券してもらった、ＫＴＸのチケット（往復分）です。

日本のＪＲのチケットと違って、レジのレシートのような薄い紙です。

ソウル駅の２Ｆ構内です。

ＫＴＸの乗り場は、この上（３Ｆ）との表示がありました。

３Ｆにやって来ました。

３Ｆから見た２Ｆの様子です。

ソウル駅構内の案内板です。

３Ｆには待ち合い席があったりします。１等席専用の待合室もあるようですが、結構ギリギリに行ったので探しませんでした。

ＫＴＸの乗り場の案内表示です。

ここがＫＴＸの専用入口になります。

韓国は信用乗車制になったので、改札はないのですが、列車発車の１５分前からホームに入れるようになっています。

ただし、入口で職員によるチェックがある訳でもないので、時間前に入ろうと思えば入れてしまうのですが、皆１５分前までじっと待っていました。

発車列車の案内板です。自分が乗る列車の右横に赤いランプが点滅し始めるとホームに入る事が出来ます。

ＫＴＸ００１号のランプが点滅したので、専用入口から入りました。

３Ｆから１Ｆにあるホームを見渡す事が出来ました。

エスカレーターで２Ｆに降ります。

２Ｆのコンコースです。

ちょっとした売店もあります。

更に１Ｆの所定のホームに降ります。

隣のＫＴＸ車両です。

ホームには売店もあります。

まずは、先頭（実際は最後尾）車両を見に行きました。

カラーリングは違いますが、正しくフランスのＴＧＶなどと同じって感じです。

シネマカーも連結されているようです。

ＫＴＸの入口です。

連結部分です。

１等席は無料のミネラルウォーターがあるのですが、色んな人がやって来て一人で何本も持って行くので、私が操作した時は品切れになっていました。

イヤホンとキャンデーも置いてあります。

１等席（２等席も？？）では、オーディオサービスがあるので、それを聴く為のイヤホンです。

トイレです。

１等席（５号車）の車内です。

１等席のシートです。日本の新幹線のグリーン車席に比べると、ちょっと安っぽいです。

発車後、この一番後ろの席が空いていたので、この席に移りました。

１席側です。

２席側です。

ミネラルウォーターはゲット出来ませんでしたが、イヤホンはゲット出来ました。

前席の様子です。

足元の広さは、こんな感じです。

前席の背にテーブルが付いています。

窓上にあるパーソナルライトです。

定刻（９時４５分）にソウル駅を発車しました。

ソウル駅構内から外に出たので、車内が明るくなりました。

ソウル駅行きのＫＴＸです。

ソウル市内の高層ビルです。

龍山駅だと思います。

漢江が見えて来ました。

漢江に架かる鉄橋を渡っています。

対岸のハナリゾートホテル６３ビルなどが見えました。

窓には、上下出来るブラインドとカーテンもあります。

普通電車なのでしょうか？

ソウル市街を通り抜けて行きます。

まだ、スピードはそんなに出ていません。

オーディオサービスの操作パネルです。

一昔前の飛行機と同じダイヤル式でした。

ただ、どうもプラグの接触が悪く、ステレオの片方が聴きにくい時がありました。音楽（歌）が、４チャンネルほどあったように思います。

暫くするとスピードも出て来て、風景も一変しました。

時折、大きなマンション群もあります。

車窓から見られる風景は、日本とそっくりです。

最高速度は、時速３００Ｋｍでの営業運転ですが、実際に３００Ｋｍ出しているだろうと思われる区間はかなり限られていて、時間的にも思っていたより短かったです。

また、一部区間では、在来線と併用になっている為、その区間を通過する際には、かなり減速しての走行となりました。

何処かの駅を通過しています。

この駅を発車したＫＴＸです。

隣に在来線の線路が通っていました。

シートのリクライニング角度は、かなり浅いです。

隣のシートとの差を見ても、こんな感じです。

釜山駅の手前では、かなり長いトンネルがありました。

そのトンネルを出た所です。

釜山の街並みが見えて来ました。

反対側には、港町らしくコンテナが見えて来ました。

釜山駅が見えて来ました。

釜山駅に到着しました。

定刻なら、１１時５８分着ですが、途中減速箇所があった為か、６分遅れの１２時４分の到着でした。

釜山駅到着後に、普通席を撮りに行きました。

シートピッチが狭く、シートが反転出来ないので、車両の真ん中でシートの向きが逆になっています。（旧ＮＥ’Ｘの車両と同じです）

なお、進行方向に向かって逆向きの席になる場合は、割引になるようです。

普通席のシートピッチは、このようにかなり狭いです。

デッキにある荷物置き場です。

釜山駅に到着した、ソウルから乗って来たＫＴＸです。

連結部分に車輪があります。

釜山駅のホームです。

エスカレーターで２Ｆのコンコースに上がります。

２Ｆのコンコースです。

コンコースの端から、港と海が見られます。

出口に向かいます。

釜山駅の２Ｆから見た駅前広場です。

帰りの、ソウル駅行きＫＴＸ００２号の釜山駅発車時刻は、１３時５０分です。

ちょっと時間があるので、地下鉄に乗って南浦洞のロッテデパート光復店に行こうと思います。

この旅行記へのコメント （2）

• カスピ海さん 2013/09/14 00:50:54

  はじめまして

  masapiさま
  
  こんばんは。
  韓国旅行の記事、拝見いたしております。
  ソウル駅でのA'REXからKTXの乗り換え、詳しく書いてくださっている
  masapiさんの記事の通りに行きました。おかげでスムーズに、余裕を持って行けました。
  少し不安だったので、この案内はとても心強かったです。
  ほんとうにありがとうございます！
  
  カスピ海
  

  FIRSTさん からの返信 2013/09/14 07:55:14

  RE: はじめまして

  カスピ海さん
  
  こんにちは。
  
  
  私の拙い旅行記が少しでもお役に立てて良かったです！！
  
  最近は、現在の仕事の関係で旅行にはほとんど行けなくなって
  しまいましたが、今後もお役に立てるような旅行記の投稿を
  心掛けたいと思っています。
  
  ご訪問頂きまして有難うございました。
  
  masapi