2011/09/03 - 2011/09/10
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funasanさん
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9月7日、コスタルミノーザはバルト海を横断しフィンランドの首都「ヘルシンキ」に向かう。ただし、朝は洋上で迎えお昼頃にヘルシンキに到着する。この日は港からシャトルバスで市内中心部まで行き、徒歩で自由に市内観光をする。
写真:白亜の壮大な「ヘルシンキ大聖堂」
注:私の友人がフェイスブックのプライベートグループ『アートシェア&トリップ倶楽部』を運営しています。こちらは、アート(芸術)と旅(トリップ)がお好きな方の真面目なサイトです。ここに私は毎週の日曜日「ヨーロッパ美術の旅」を投稿しています。現在、私の4トラ旅行記の中から北欧クルーズを連載しています。
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私のホームページ『第二の人生を豊かに―ライター舟橋栄二のホームページ―』に旅行記多数あり。
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6時30分、起床。1人でベッドから抜け出し、早朝の展望デッキに上がる。日の出は06:24、今まさにバルト海から太陽が昇ろうとしている。
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30分くらい展望デッキで日の出の風景を楽しみ、ビュッフェ・レストラン(写真)に行く。今日は洋上で朝を迎えるので、皆さん朝寝坊である。
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我々夫婦の朝は早い。7時30分にはレストランに行き、各自お好みの「朝食メニュー」(写真)を作る。
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食事の後、部屋に帰ってのんびりする。太陽が出てきて寒さが和らいできたので、バルコニーの椅子(写真)に座って海の香りを楽しむ。何もしないクルーズの醍醐味!
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しかし、30分もしない内に飽きてきて船内探検に出かける。どうも日本人はせっかちだ。デッキ2にある中央アトリウムのバー(写真)カウンターに座る。
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バーカウンター上のガラスケースの中に美味しそうなデニッシュ類が多数陳列されている。バーテンダーに聞いてみると無料という。そこで、エスプレッソ(写真:1.3ユーロ、143円)を注文し、コーヒータイムにする。
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2階船尾に特別レストラン「サムサラ」(写真)がある。ここでも朝食・昼食・夕食がとれるが、サムサラパッケージの客専用レストランとなっている。しかし、追加代金(カバーチャージ)を払えば一般客も利用可能という。
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森と湖の国フィンランドが近づいてくる。さて、ヘルシンキ(写真)はどんな街なのか?期待が大いに膨らむ。
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入港シーン(写真)を見ようと多くの人が展望デッキに上がっている。ヘルシンキ入港は12:00である。
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お昼前の11時から9階中央プールサイドで何やらパーティーがはじまっている。デザート類のオンパレード(写真)である。
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ブタの丸焼き(写真)、その他、様々な料理がプールサイドに並ぶ。
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我々はデザートだけ取り分けて、いつものビュッフェレストランで早めのランチ(写真)にする。全く食べてばかりいる。体重計がないのが幸いである。
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12:30下船し、コスタクルーズ専用のシャトルバス(往復7ユーロ、770円)に乗ってヘルシンキ中心部(写真)に行く。写真左の古風な建物はオールド・マーケットホール。
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オールド・マーケットホール(写真)に入る。古くからある食品市場で様々な魚介類を売っている。
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特産のサーモン(写真)や大型の白身魚、フィンランド産キャビア、…。マーケットホール内は広く、カフェもあり、バケットにスモークサーモン、チーズを挟んだサンドイッチが並んでいる。地ビールもある。
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港に面した「マーケット広場」(写真)に行く。ここは庶民の暮らしがそのまま垣間見られる楽しい場所である。
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新鮮な野菜や果物が並びお祭り広場の雰囲気である。写真:ベリー類の店
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食料品だけではなく民芸品や衣類・雑貨店もある。写真:きのこ類の店
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屋台のカフェや簡易レストラン(写真)もあり、ここで食事ができる。目の前の鉄板で魚介類を焼いてくれるので美味しそうな匂いがしてくる。
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ただし、1プレートのサーモンステーキ(写真)が12ユーロ(1320円)。屋台のレストランでこの値段なので、やはり北欧は物価が高い。参考までに、フィンランドの付加価値税は標準23%、食料品・飼料は13%、映画、書籍、医薬品、交通機関などは9%。
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フィンランドは2002年にユーロを導入、他方、北欧のスウェーデン、ノルウエー、デンマークは未だにユーロを拒否している。写真:大統領官邸
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フィンランドは隣国の大国スウェーデンに約650年間、ロシアに約100年間支配され続けた。そして、1917年のロシア革命と時を同じくしてフィンランド独立を勝ち取った。弱小国家フィンランドはユーロに望を託したのか?写真:ウスペンスキー寺院
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ウスペンスキー寺院は北欧最大のロシア正教の教会である。教会内部(写真)は中央のシャンデリア、正面祭壇の金色の画像など、見応えがある。
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「バルト海の乙女像」(写真)が素晴らしい。マーケット広場を背にして道路を1本横切れば乙女と出会える。写真をクリックし、拡大写真をクリックすると「はじらう乙女像」の大画像が見れる。
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バルト海の乙女像から真っ直ぐに北に1ブロック歩くと元老院広場に出る。ここは約3000?の広さがあり全面石畳でおおわれている。広場の中央にはロシア皇帝アレクサンドル2世の立像(写真)がある。フィンランドになぜロシア皇帝なのか?
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実は、ロシア皇帝アレクサンドル1世が1812年、ロシアの首都をここに構え、それ以来、ヘルシンキは帝政ロシアの首都として、貿易港として栄えてきたという。写真:元老院広場に面して建っているヘルシンキ大学
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白亜の「ヘルシンキ大聖堂」(写真)は元老院広場・ヘルシンキ市街を見下ろすように悠然と建っている。30年の歳月をかけて1852年に完成した。大聖堂前の階段は絶好の休憩場所で、ここでサンドイッチでも食べれば最高のランチタイムになる。
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ヘルシンキ大聖堂の内部(写真)は意外とシンプルである。華美な装飾はなく壁面は白で統一されている。椅子に腰掛け目を閉じてしばらく祈りを捧げる。(休憩する)この後、大失敗する。
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元老院広場前の「Aleksanterin通り」(写真)を西方向に歩く。古風な建物が並びヨーロッパらしい街並みが続く。この途中、サブザックを大聖堂の椅子に忘れたことを思い出し、駆け足で取りに帰る。セーフ!聖堂内で忘れたことが幸いした。(お互いリラックスし過ぎていることを反省する)
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妻の強い希望で「ムーミン・ショップ」(写真)へ行く。見知らぬ外国の街で特定の店を探すのは結構面倒だ。やっと見つけたムーミン・ショップで妻は喜びいさんでムーミンのお土産を買う。私は全く興味がないので近くのカフェでカフェラテ(2.9ユーロ、319円)を注文してコーヒータイムにする。
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ムーミン・ショップはヘルシンキ中央駅(写真)近くにあったので、ついでに中央駅見学をする。ここから北欧諸国、ヨーロッパ諸国へ国際列車が出ている。国際特急列車の旅(下記参照)はロマンを誘う。
http://www.e-funahashi.jp/train/index.htm -
ヘルシンキ中央駅東側に広い「駅前広場」(写真)がある。駅周辺をぶらぶら歩いていて偶然ここにやって来た。
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駅前広場の北側には重厚な「国立劇場」(写真)がある。オペラ・コンサート等が開催されるのであろう。
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中央駅からエスプラナーディ公園に行く途中に歩行者専用道路があり、その建物の外壁(写真)とカフェが素晴らしい。
外壁の素晴らしさはウィーン(以下参照)が一番であろう。
http://www.e-funahashi.jp/city/vienna/index.html -
エスプラナーディ公園(写真)は西の「スウェーデン劇場」から東の「バルト海の乙女」まで400mくらい続く。広い公園内には大木が茂り、グリーンの芝生に花が咲く。
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ポホヨイスエスプラナーディ通りに面して建つ宮殿のような建物(写真)。これはデパート?
本日の客船への最終乗船時刻は17:30。乗り遅れたらとんでもないことにになるので16:30頃までには船に帰る。 -
タイミングよく、デッキ9のビュッフェレストランにて16:30〜17:30までデザートバイキング開催中である。フルーツ、ケーキ(写真)を取りそろえ豪華なティータイムにする。ヘルシンキ観光中は何も食べていないので、実にうまい。
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ここらで熱いシャワーを浴びて休憩する。バルコニーに出てみるとタリン行きのフェリーが停泊している。
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夕方から黒い雲が出てきて風も強まる。それでも果敢にヨット(写真)に乗っている。
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本日は「イタリアン・ディナー」ということで、レストランスタッフ全員がイタリア国旗風の服装で決めている。
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前菜?「サラダに乗せたブレサオーラサラミとクリームチーズ、レモンとオイルかけ」。普通の味。
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前菜?「モッツァレラチーズのフライ、トマトソース添え」。非常にうまい。
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スープ「ナポリ風パスタと豆のスープ」。これもGood.
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リゾット「ミックス野菜入り焼き飯」。淡泊なチャーハンの風味で悪くない。
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メイン料理?「メカジキのグリル、バジルオイルかけ、ズッキーニサラダ、オリーブとケーパー添え」+「ミックスサラダ」Very Good.
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メイン料理?「仔牛のもも肉のロースト、ポテトのオーブン焼きと温野菜添え」+「ミックスサラダ」Good.
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ディナー後半、突然、レストランに音楽が流れ、ウェイターの1人が「オーソレミオー」を歌い出した。何と、彼は我々のテーブルのウェイター(写真)であった。
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しかも、驚くほどうまい。全身で情熱を表現する熱唱である。お客は総立ち(写真)で拍手する。私も大感激した。
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歌の興奮が冷めた後、デザートを食べながら、妻と「彼の歌」について話しあい、疑惑が出てきた。何故、あんなに上手いのか?何故歌手にならないのか?何故ここでウェイターをやっているのか?
写真:デザート?「ナポリのケーキ『パスティエラ』」Good. -
そこで、疑惑解明のために隣のイタリア人母子に尋ねてみた。「彼は本当に歌っていたのですか?」と。その母はしらけた表情で「歌っている訳ないよ、クチパクだよ」と。「だまされた〜」
写真:デザート?「新バージョンのティラミス」Good
(クルーズ5日目終了)
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