2011/09/13 - 2011/09/14
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ケロケロマニアさん
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2011年夏は、北海道東日本パスの有効期限が長く、青春18切符の使用が出来なくなって以降も、9月30日まで利用できる設定になっていました。そこで、夏の名残と秋の気配を探す放浪旅に出ることにしました。実はハローワーク巡りの旅でもありますが…(汗)。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2011年9月11日、米の同時多発テロから10年、東日本大震災から半年の節目の日に、色々なことに思いを巡らせつつ、旅を開始です。朝、和寒町を出発、自転車で旭川の永山に向かい、PCで作業した後、当麻町へ。途中、同町にある道の駅へと立ち寄ります。何も買いませんが…(笑)。
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収穫を前にした黄金色の田園と、大雪山系のコントラストが美しかったです。
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愛別駅に到着。本当はきのこの里フェスティバルにでも行こうかと思っていたら、意外と早く終了してしまうことを知って、取り敢えず、駅前で祭りから帰ってきた人達を恨めしそうに見ながら、一旦やる気をなくして和寒に戻ります。
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和寒の国道40号沿いで向日葵が綺麗に咲いていました。セシウムの除染効果は期待薄のようですね…。
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和寒にて2晩不貞寝(?)した後、13日の午前2時前に出発。真っ暗な道を自転車で進むのはなかなか怖いですが、この日は月明かりに助けられて比較的楽にゆったりと進むことが出来ました。愛山駅に着く頃には、ようやく明るくなりましたが、やはり9月は朝が遅いですね…。(これで午前5時頃です。)
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安足間駅にも立ち寄りますが、生憎の工事中。
駅だか何だか判らない風情です。 -
6:16発の網走行き普通列車に乗り込むために、先を急ぎます。5時半頃にようやく上川町域に突入です。
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朝の上川町の風景が、ちょっと幻想的でした。
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因みに、これが上川町のマンホールです。
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上川駅に到着しました。急いで自転車をパッキングします。
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6:16上川発網走(正確には遠軽行きかな?)行きにぎりぎりで乗り込みます。これに乗り遅れると、普通列車で網走方面に向かうのが夜になってしまいますので、昼に網走に着くためにここまで自転車で来た訳です。
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車内の様子です。上川から上白滝まではかなりの距離がありますが、2両の中でお客は自分ひとりだけ。何とも贅沢な空間を約1時間堪能します。
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かつての駅舎も見えます。今は廃駅になってしまいました。
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白滝の風景です。
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天気は良さそうで気分が高揚してきました。
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上白滝駅に到着です。この駅は恐ろしく停車する列車が少なく、一日1往復しかありません。通年営業駅の中では日本最少なのかもしれません。
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この駅で地元の方が一人乗車されました。ようやく一人ぼっちから脱出です。
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上白滝付近の風景は裏大雪の山並みがとても綺麗でした。
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旧白滝駅に到着です。この駅も下りは1日1本、上りでも3本しか停車する列車がありません。
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下白滝駅も同様です。次の白滝駅ではたくさんのお客さん(主に学生)が乗車してきて、一気に賑やかになりました。
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遠軽駅に到着です。遠軽といえば、あの岩を思い出します。
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遠軽のマンホールです。カエルさんが!!!
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小さい方ではこんなカエルさんも!!!
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遠軽といえば、やはりこのかにめしは外せません。
何だか外見が豪奢な駅弁が群雄割拠の時代にあって、この昭和の風情の駅弁は私の大好きな駅弁のひとつです。いつまでもこの風情を大切にしてほしいです。 -
そして北見駅に到着。100周年写真展示がされていました。
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北見駅前ではラベンダーが咲いていました。富良野の7・8月のイメージが強いですが、ラベンダーも色々な品種がありますので、9月でも十分楽しめました。
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北見のマンホールです。この町には色々なデザインのマンホールがありますので、下を見て回るのも楽しいですよ。
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網走駅のひとつ手前、呼人駅で下車します。宿がこの駅の近くにありますので。
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呼人駅にはこんなポスターが貼られていました。
そのまんまの曲名ですね。そのうち聴いてみたいです。 -
宿に荷物をデポして、網走市内までサイクリングです。
途中、国道39号線は、網走湖沿いを走ります。 -
レールも平行していますので、国道沿いから特急オホーツクを撮影できました。
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網走湖のキャンプ場です。ここは無料で利用できますので、夏のキャンプにはお勧めですね。きれいなトイレも整備されていますし、女性の方でも安心だと思います。
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網走刑務所入り口に到着しました。
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市街地のちょっと手前に、網走ハローワークがあります。
ここでマニアックな仕事を探しますが、手応えを得られず…。
でもここの職員はとても親切でした。 -
網走駅の有名な縦書き看板です。
刑期を終えた受刑者が、”二度と横道に逸れないように”という思いが込められているそうです。 -
取りあえずオホーツク海を見ようと、海沿いの道を走ります。途中、網走の道の駅にて、パソコンを利用します。無料で使用できますが、色々とアクセス制限がかけられているのが不便でした。
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そして、何だか激しい上り坂を経由して、網走のマクドナルドに到着。もしかすると、ここが本土最東端のマクドナルドかな?(北方領土内にマクドナルドがなければ、日本最東端と言えるかも?)
ちゃんと無線LANが使えました。 -
9月の北海道の日暮れは早く、マクドにて6時過ぎまでPCで作業しているうちに、真っ暗になってしまいました。宿までの約10キロの道のりは、昨夜同様、暗闇サイクリングです。
途中、網走湖畔にあるホテルの夜景がきれいでした。別に自分が泊まるホテルではないですが…(汗)。 -
さて翌朝、再び約8キロの道を網走駅までサイクリング。前日に続いて、結構ぎりぎりでしたが、10:01発の釧路行き快速しれとこ号に何とか間に合いました。
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原生花園付近の風景は、オホーツクエリアを代表する景観でしょうか?
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知床斜里駅に到着です。停車時間が5分ほどでしたが、売り子さんが車内に現れるなど、なかなか現代の日本離れした風情です。駅構内には、東日本大震災の復興を願うねぷたが飾られていました。
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続いて清里町駅にて約9分の停車。同町のマンホールはこんなデザインです。
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次いで標茶駅に到着です。天気が悪くなる予報でしたが、何とか持ちそうな雰囲気でした。
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釧路湿原の風景が続くようになると、終点が近いですね。
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さて、列車は釧路終点でしたが、釧路駅では根室行きに乗換えが間に合いませんので、東釧路駅で下車します。約2分の乗り継ぎ時間。この駅では後ろのドアを開けてもらえないので、湿原観光で沢山乗り込んだお客さん達の顰蹙を買いながら(汗)、自転車を前方に運び、そして何とか根室行きに乗り換え。こちらの運転手からも、邪魔なので後ろに持っていくように嫌味を言われます。解ってますよって…(涙)。
尚、JR北海道の名誉のために、運転手さんの対応も色々で、とても親切に対応して下さる方も多いですが、こういう慌しい乗り換えの時に限って、ちょっと…、な乗務員に出会ったのが残念でした。 -
厚岸が近づくと、ようやく海が見えてきます。一番後ろで愛車とともに過ごしていましたが、景色を楽しむにはやはり最後尾ですね。
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厚岸駅で結構下車した人が多かったですが、やはり景色を自由に楽しみたいので、座席には移動せずに、引き続き最後尾で過ごします。
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厚岸を過ぎてからの風景もしばらく海が続きます。この辺りが花咲線上では、一番美しい景色が楽しめる沿線かもしれません。
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厚岸の町が大分遠くになりました。
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糸魚沢を過ぎ、秋っぽいうろこ雲に旅情をそそられました。
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ちょっと疲れたので、座席に移動します。花咲線の座席のデザインはとても可愛らしいですね。
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列車は根室半島先端部を更に目指して走り続けます。谷地坊主的なものも見えてきて、道東の他地域ともまた異なる、独特の風景を楽しみます。
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牛さんと風力発電のコラボもありました。
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そして乗換えから約2時間で、ようやく根室の町並みが見えてきました。
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日本最東端の駅、東根室駅に到着です。
この辺りでは、北方領土にありそうなものは、同じ最東端でも”本土最東端”と記されますね。北方領土上には鉄道は敷設されていない、という認識から、日本最東端、と公言できるんでしょうね。 -
そして遂に根室駅到着。
根室には何度か来ていますが、こんな快晴に恵まれたのは初めてです。
予報があまりよくなかっただけに、感慨は一入でした。 -
有人日本最東端駅の看板です。
東根室駅があるだけに、稚内の最北端とはまた違った風情がありますね(笑)。 -
時刻は15時半過ぎ、急いで自転車を組み立てて根室駅を出発します。
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根室らしく、町にはロシア語看板が結構見られます。
(上から、納沙布岬・花咲港・根室港と表記されています。) -
さて、一応”諸事情”により、根室ハローワークに立ち寄ります。
ここが日本最東端のハローワークでしょうか?
北方領土に職安があっても、ロシア人はハローワークとはきっと呼んでいないでしょうから・・・(笑)。 -
ハローワーク根室のキャラクター「ねっくん」です。
てかっ、ハローワークにキャラクターなんてあるんかいっ、と、突っ込みたくなりました。
ネーミングセンスもイマイチな気がします。 -
さて、せっかく天気に恵まれたので、ハローワークでの就活は足早に済ませて、納沙布岬を目指すことにしました。距離は往復で50キロ弱です。途中、カエルさんの壁画を発見。急ぐ道のりですが、ついつい足を止めてしまいます。
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因みに、根室のマンホールはこんなデザインです。
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根室タイエーを発見。(ダイエーではありません(注)。)
一応セイコーマートと提携していますので、クラブポイントカードをお持ちの方は提示をお忘れなく!
何のこっちゃ…。 -
やきとり弁当看板です。
これを見る限り、函館のハセストと全く区別がつきませんが、根室では根室名物やきとり弁当として売られています。
因みに有名な話ではありますが、”焼き鳥”ではなく、”焼き豚”ですので、道外の方はお間違いなく…。 -
なんだかんだで寄り道をし過ぎました。
日が短い時期なので先を急ぎます。 -
でもこういうのがあるとすぐに止まってしまうのが悲しい性かしら…。
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上と同じ動物看板でも、こちらの訴えは厳しいですね。
やはり”国境”を意識させられるエリアです。 -
最果ての風景ですが、あまりゆっくりと浸っている暇はありません。
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振り返ると夕闇が迫っています。急げ!
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でも、最果ての地の夕暮れの景色もなかなか良いものです。
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歯舞集落に到着です。
日本最東端の大手コンビニかっ???
Edyで精算してコーヒーなどを購入しましたが、Edyが使える、という意味では間違えなく日本最東端のお店でしょうね。 -
最東端目白押しか?んっ、でも本日って???
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本土最東端の郵便局?
かと思いきや、後で調べると、隣の読み方が難しい集落に郵便局があったみたいですね。暗闇で気づきませんでしたが…(涙)。」 -
最東端の寿司屋?
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本土最東端のお店か!
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こんなのあるから、これは確実でしょう(笑)。
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遂に月が昇ってきてしまいました。赤いのが不気味です。
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暗闇の中、漸く納沙布エリアに到着。本土最東端の駐在所を発見しました。
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岬のエリアを探訪しますが、照明が殆どなく、手探り状態で”観光”します。何やら色々碑っぽいのが建っていますが、暗くてよく判らないので、一つ一つ近づいて確認しました。
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そしてようやく納沙布岬灯台の入口に到達しました。
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タイエーで購入した焼きさんま寿司を急いで食べていると、目前に車のヘッドライトが向かって来て、私の方を見るや否や、足早に去って行きました。こちらからは眩しさでよく見えませんでしたが、先方はさぞ驚いたことでしょう。そりゃ、暗闇の中でアラフォーのおっさんがさんま寿司を食ってりゃねぇ〜(大汗&恥)。
さて、帰り道を急ぎます。出発時間は18時30分。根室発釧路行きの最終列車、その名も快速ノサップの発車時間は21時10分です。果たして間に合うのか…。 -
でも夜道を急ぐと危ないので、取りあえずどこかでフラリ休憩を取ろうと思っていたら、お誂え向きの場所が…(爆)。
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20時45分に根室駅到着。何とか間に合いました。急いで自転車をパッキングして車内に乗り込みます。
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疲労をお土産にシートでぐったり…。
先ほども紹介した花咲線の座席ですが、デザインをよく見ると、灯台も描かれていたんですね。 -
しかし結局根室から釧路まで乗車したのは自分を含めて2人だけ。途中乗降の延べ人数でも、10人ほどにしかならない状況でした。
この時間に快速列車を運行するとは、何とも…。 -
そして23:18に終点の釧路駅に到着。自転車を組み立てて、また夜業(?)のため釧路の24時間営業マクドに向かいました。
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釧路には2011年9月現在、二軒の24時間営業マクドがありますが、私がこの町でよく利用するのは、国道38号沿いのこの店舗です。
今回の旅では、和寒から比布までは国道40号、愛別から上川、呼人から網走までは国道39号にお世話になりましたが、今度はちょっとだけ国道38号を走りました。
ここで朝が来るのを待ちました。 -
そして、このマクドから最寄のJR駅、新富士駅に向かいます。
多くの方は、静岡の同名駅を連想されるかと思いますが、こちらの新富士駅はとてもマニアックです。普通の歩道橋と間違ってここを上ってしまい、辿り着いたらホームだった、という”事故”もよくあるようです(笑)。
でも、この駅の魅力は、自転車をそのままホームまで押して運んで、ここで折り畳めるので、持ち運ぶ手間が省けることにあります。なので、敢えて釧路駅には戻らず、こちらの駅から始発の滝川行きに乗車します。 -
釧路→滝川って、物凄く長時間のローカル線旅なので、寝るには最適の路線ですね(笑)。昨晩徹夜しているので、眠くてさっさと寝てしまいます。帯広とか通った筈なんですが、全然気付きませんでした…(汗)。
目が覚めた時には、幾寅駅まで到達していました。 -
この辺りでは、タマネギやジャガイモの収穫をしている光景をよく見かけました。もうそんな季節なんですね。
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かなやま湖が見えてきました。人造湖とは思えない程、ダイナミックな景観ですが、このようにすっきり見える場所は殆どありません。多くは目前の木々に阻まれて、邪魔されてしまいます。
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そして富良野に到着です。滝川まで乗車して乗り換えても良かったんですが、乗り継ぎ時間が長い上、天気もあまり良くない為、さっさと和寒にカエルりたくなり、観光客で混雑するのがおっくうだとは思いつつ、富良野線に乗りカエルことにしました。
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でも平日でしたので、混雑もそれ程でもなく、後方シートに座りながら、また景色を撮ったり座ったりを繰り返します。
だんだんと雲行きが怪しくなってきました。山腹には、この地を舞台にした有名な某ドラマで共演し、そのまま結婚したものの、すぐに離婚、という別のドラマも演じてしまった、某カップルの結婚式が行われたホテルが見えています…。
何のこっちゃ…。 -
途中、美馬牛駅で待ち合わせ時間がありましたので、降りてみました。この路線では上富良野や美瑛などの駅舎が話題となりがちですが、この美馬牛駅はちょっと観光地離れしたローカル風情が残っていて、個人的に好感を持っている駅です。
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そして昼過ぎに旭川に到着。サイクリスト的視点から申しますと、かつての旭川駅における富良野線ホームは異常に遠くて、自転車を運ぶのが大変でした。それだけの理由で、旭川乗換えを敬遠していたことを思い出しますが、駅舎が新しくなって、乗りカエルのがとても便利になったのは喜ばしい限りです。
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少し前まで、雪の結晶が光り輝いていた旭川駅の表玄関でしたが、それもなくなってしまい、奥に新設の無機質な建物が漸く姿を現すようになりました。手前では、17日から始まる食いしん坊食べ歩きイベント?(興味がないので、正式名称は忘れましたが…)の準備が始まっていました。
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最後に、旭川駅から徒歩数分のところにあるマクド前にて、再びネットサーフィン。今にも雨が降り出しそうでしたが、何とか列車待ち合わせ時間の間は大丈夫でした。
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そして和寒に戻って、北海道東日本パスを使用した前半の旅は終了(切符の使用開始日は9月13日でしたので、この時点で3日分使用)です。
この旅日記を丁度100枚の写真で終わらせるために、最後に、旭川駅付近での工事現場にたむろ(?)していたカエルさん軍団と、 -
旭川のマンホール(ナナカマドバージョン)をUPして終わりとさせて頂きます。最後までご覧下さり、どうもありがとうございました。
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