2011/08/13 - 2011/08/19
297位(同エリア352件中)
けんたさん
ストラスブールからコルマールまでは、ヴォージュ山地の山裾に
アルザスワインの畑が連なり、電車からも良く見えます。
3日目はコルマールからワイン街道巡りのツアーに参加し、
リクヴィル・コルマールなどを回りました。
寒気のためコルマールでは思わぬ豪雨に会いましたが、アルザス
花とぶどうの村々でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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アルザス三日目はワイン街道の旅。ストラスブールから普通電車で約40分、朝のコルマールの駅です。因みにトイレに行こうと思ったら、駅の人に言わないと鍵を開けてくれません。
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参加したのはLCAツアー。ネットで申し込んでおきました。ブドウ畑の向う、山の上に見えるのがオークニクスブール城です。
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オークニスクブール城の城壁から眺めるアルザスの平原。この左側に目を移すとライン川とその向こうのドイツ・シュバルツバルト(黒い森)が見渡せます。
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お城は急峻な斜面に建てられた石造りの大きな建物。この城門をくぐって入ります。歴史好きの欧州のひとで夏はたいへんな混雑だそうです。確かに10時すぎにはもう駐車スペースがありませんでした。
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お城の内部は夏でもひんやり。なかなか豪壮な内装です。ゆっくり回ると1時間ぐらいかかりそうですが、サクサクと見学。ヨーロッパのお城や宮殿って似てるんですよね。
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グランクリュ畑の向うのリボーヴィレ村。お城からコルマールに戻る形になります。アルザスのブドウ畑は急斜面に作られているので、村々が山のふもとに沈んで見えます。
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リボーヴィレ村の入り口。コウノトリの巣がある村です。色とりどりの建物と花々の美しいメインストリートです。観光化しているといえばそれまでですが、ドイツ・ロマンティック街道の村々と似ているのではないでしょうか。
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ワイン蔵の看板。赤いゼラニウムとワイン樽の看板が青い空に映えます。
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笛吹きの像のついた街角。ここはブレーメン?おとぎの国ですね。
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食材店の店先。こうして至る所に花々が飾られていて、心をなごませます。観光用と言ってしまえばそれまでですが、この努力に敬意を表したいと思います。
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アルザスの特産チーズと言えばマンステール。ウォッシュ系の強いチーズですが、味わいは深く、慣れればこんなに美味しいチーズはありません。街角の食材店にもてんこ盛りです。
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リボーヴィレの見張り塔。村の入り口からここまで200Mほどでしょうか。ワイン畑の海に浮かぶ、小さな宝石のような村です。
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ほどなく見えるリクヴィルの村。ここはグランクリュの畑に囲まれた典型的なアルザスのワイン村。上から見ると城塞都市である様子がわかります。
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街の入り口は意外に地味。実はオテル・デュ・ヴィーユ/村役場です。
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試飲で訪れたドップ&イリオン。村の入り口近くのカーブです。こんなカーブ・ワインショップがたくさん、そこかしこに庇を並べています。
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試飲した6本。スパークリングから始まって、リースリング、ピノグリ、ゲヴェルツトラミネールなど、近郊のグランクリュ・プルミエクリュのワインを堪能。夏のアルザスワインは、爽やかな気分になります。
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村のパン屋。シュニッツエルのようなものが飾ってありますが、これでもかという可愛らしいデコレーション。おもわず微笑んでしまう光景です。
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かかしのような人形の飾られたレストランの入り口。鮮やかなゼラニウムに彩られた街角です。
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リクヴィルのメインストリート。観光客がそぞろ歩いていますが、特にカラフルな建物の色使いが印象的でした。
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ちょっと裏通りに入ると静かな昼下がり。趣のあるビストロが席を広げています。夕暮れになり、電灯にあかりが灯ると、ロマンティックでしょうね。
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アルザスの葡萄。品種は忘れました。ぶどう栽培の北限に近いためちょっと背が高いのが特徴です。
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ワイン街道ツアーの最後はコルマール。写真はいわずと知れたコルマールのプティット・ヴニースです。実はこの前に突然の豪雨で、当然オープンエアにはお客さんはゼロ。どんよりとした雲行きですが、その美しさはお分かりでしょう。やっぱり必見の価値ありです。
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やはりプティット・ブニース。この水面を小舟が行き交います。
ちょうど中心地の橋からの眺めです。それにしても水面は雨の後ですね〜。 -
プティット・ヴニースの中心地近くのカフェ・レストラン、ラ・クルテゥノー。ガイドの人の話によると、タルトフランベの名店とのこと。お昼ごはんはここに決定。
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次々と注文されるタルトフランベ(薄焼きピザ)を窯で焼いていきます。カットは店先で行います。美味しそうな匂いがそこかしこに漂います。
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今回の旅行5食目はコルマールのタルトフランベ。さすが名物だけあって、絶品でした。お薦めです。3種類ほどありますがそれほど変わりません。いずれもシンプルで素朴です。
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雨が降って肌寒かったため、今回のワインはピノ・ノワール。アルザス初の赤で攻めてみました。深みはありませんが爽やかな赤ワイン。
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店内の様子。実は再びスコール即ち暴風雨がやってきて、私たちも店内に逃げ込みました。お店の人やお客さんたちも、非常時にはとてもフレンドリー。
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そうこうするうち天気も回復し、コルマールの旧市街をぶらぶら。コルマールの街は意外と広く、道も斜め左右に交差しているので解りにくいといった印象でした。実際道を間違えて目的地の逆方向に進んでしまい、地元の人に聞いて助かりました。でも街並みはキュートです。
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旧税関の建物。この裏側にアルザスワイン広宣のための露店ワインバーが開かれていました。椅子席はそのお客さんのためのもの。豪雨の後でまだお客さんはまばら。
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木造のタバコ屋さんの上のコウノトリのオブジェ。アルザスらしいひとコマです。
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とことこ歩いてやっとウンターリンデン美術館到着。13世紀の修道院だった建物です。すっかりあたりは夏の青空。
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グリューネヴァルドの傑作は他の方の旅行記にある通り。こんな風にさりげなく置いてあります。これは必見!イーゼンハイム祭壇画はおそらく海外に貸し出されることはなく、ここでしか見れません。デューラーと並ぶドイツ絵画のひとつの頂点です。感激!
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美術館中庭。修道院だった様子がよくわかります。アルザスからブルゴーニュにかけては、中世美術のメッカです。
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有名な「頭の家」と言われる17世紀初頭の建物。実は小さな頭の彫刻がたくさん飾られています。現在はシックなホテル・レストラン。花が飾られ、デコラティブですが、いにしえを思い起こさせる建物でした。
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かくして波乱含みのアルザスワイン街道巡りも終了。ストラスブール駅に戻ってきました。旅行者も多く、こうしてみると、なかなか趣のある駅ですね。いよいよ翌日からはブルゴーニュへ出発です。
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この旅行記へのコメント (1)
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- TSUNEさん 2014/02/14 12:21:34
- コルマール発ツアー
- こんにちは、けんたさん。
コルマール発ツアーの内容拝見させていただきました。
実は私、5月休みが取れたら参加を検討していました。
けんたさんが参加されたのは午前中、それとも終日ツアーのどちらでしたか?
けんたさんの写真は見所がたくさんありましたので時間が足りるのかな?
と思いました。
グルメ情報も参考になりました(笑)
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